GOD SPEED STRATOS   作:ジャズ

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こんにちは、ジャズです!
今回は番外編なので短いです。
そして、衝撃の展開があります!!


番外編 動き出す陰謀

 

ーー《亡国企業》ーーそれは、第二次世界大戦の頃から裏世界で暗躍している組織。その活動目的、組織の規模、構成員の詳細、拠点の場所などが一切不明の謎の組織。

 

そんな時組織の拠点にある、薄暗い部屋にある円卓のテーブル。そこに7人の男女が座っており、全員が同じ軍服のようなものを着用しており、その表情はやや険しかった。

今、亡国企業の幹部会議が行われており、その議題となっているのはーー

 

「ーー本当なのか?IS学園に《仮面ライダー》が復活したというのは?」

 

やや初老の男性が尋ねると、その隣に座る女性幹部がテーブルに搭載されたモニターを操作しながら答える。

 

「間違いありません。こちらをご覧ください」

 

そして、テーブルの中央に映像が流れる。

そこに写っていたのは、クラス代表決定戦の時のカブトとガタック、そして先日IS学園を襲撃した3機の無人機相手にたった一人で圧倒するカブトの映像だった。

 

その映像を見ながら、先ほどの女性幹部が説明する。

 

「分析の結果、個体名は《仮面ライダーカブト》および、《仮面ライダーガタック》と判明。五十年以上前、日本の渋谷に落下した隕石から発生した怪人、《ワーム》に対抗するため、《ZECT》と呼ばれる秘密結社が開発した対ワーム戦用兵器《マスクドライダーシステム》、その第1号と第5号です」

 

「マスクドライダーシステム……そんな昔のシステムが、何故今頃になって……」

 

「理由は不明です。ですが、この映像から察するに、おそらく性能は五十年前と劣化していないかと考えられます」

 

すると、今度は別の幹部が

 

「その、《マスクドライダーシステム》にはどのような能力があるのだね?」

 

「パワーに特化したマスクドフォーム、そして成虫ワームに対抗する為に《キャストオフ》し《ライダーフォーム》となります。この時得られる能力として、身体に流れるタキオン粒子を操作し時間流を変え、常人には視認不可能な速度で行動する《クロックアップ》が使えるようになります」

 

彼女の説明に、会議室の幹部たちから「おおー」と言う声が上がる。

 

「《クロックアップ》……それは恐ろしい力だな。もし、この力を手に入れられたら、我々の戦力も大いに強化されるだろう」

 

「しかし、その《マスクドライダーシステム》は現在どちらもIS学園にあるのだろう?」

 

「そんなもの、IS学園から強奪すれば!」

 

「いけません!お忘れですか?あそこには世界最強の《ブリュンヒルデ》が……」

 

そして会場を沈黙が包む。

するとその時だった。

 

???「ご心配には及びません」

 

会場のドアを開け、金髪の長身の女性と、黒い衣服に身を包んだ少女が入ってきた。

 

「これはこれは……実働部隊指揮官の《スコール・ミューゼル》殿。して、一体何の用かね?」

 

スコールと呼ばれた女性は、その後顔に妖艶な笑みを浮かべてこうつげた。

 

スコール「……我々《亡国企業》は先日、《マスクドライダーシステム》、その入手に成功しました」

 

会場から大きなどよめきが起こった。

 

「そ、それは本当なのかね?!」

 

スコール「ええ……《エム》」

 

スコールは隣に立つ《エム》と言う少女を呼ぶ。

すると、少女はその右手をゆっくり上に上がる。

直後、どこからともなく黒い何かが部屋に入って飛来する。それは会場の円卓のテーブルを飛び回った後、少女の手に収まるーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーそれは、()()()()()()()だった。

 

エム「変……身……」

 

少女は低い声でそう呟くと、、そのカブトムシを腰の銀のベルトにセットする。

 

《HENSHIN》

 

低い電子音声が鳴り、そして少女の体を黒い六角形のパネルが包んで行く。

現れたのは、銀の分厚い装甲に黄色い目の戦士だった。

 

エム「……《キャストオフ》……」

 

《CASTーOFF》

 

再び低い音声が鳴り、銀のアーマーが周囲へ吹き飛ぶ。

 

そして現れたのは、スマートな身体に黒いアーマー、よく見るとその胸部アーマーには電子配線のような赤いラインが走っている。

そして、その顔に黒いカブトムシの角が上がる。

 

《Change Beetle》

 

そしてその目に黄色い光が宿る。その光には、どこか憎しみが宿っているように見えた。

 

会場の幹部たちはあっけにとられている。

そんな彼らを見て満足げな顔のスコールが説明を始める。

 

スコール「……これは、《マスクドライダーシステム》の第0号、全てのマスクドライダーの元になった存在。

黒き太陽……《ダークカブト》です」

 

すると、向かいに座る男性が

 

「……まさかそんなものが……それを使えば、《クロックアップ》やその他の情報も……」

 

スコール「ええもちろん。既に《クロックアップ》の解析を始めております。解析が終了すれば、亡国企業の全ISに《クロックアップ》の搭載を目指しております。

そして、この《ダークカブト》のデータから、かつて《ZECT》に存在した全てのゼクター、及びマスクドライダーシステムの復元作業を行なっているところです」

 

会場はもう何度目か知らない大きなどよめきに包まれる。

 

「…それで、君たちは次に何をするんだい?」

 

スコールはパネルを指差して説明を始める。

 

スコール「我々にとって現在最も邪魔なのは、IS学園に存在する1号と5号です。そこで、IS学園が敢行する夏の合宿……あそこを奇襲します」

 

ーー恐るべき計画が、始まろうとしていたーー

 

 




と言うわけで、エムこと織斑マドカが《ダークカブト》に変身しました!!!
これはこの小説が始まる時から決まっていたことなんです。マドカってダークカブトが合うと思ったので。

では、また本編で!!
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