ゼロワン、面白いですね〜!個人的に、不破さんの変身シーンでプログライズキーのロックを力任せに解除するシーンで笑いましたwでもかっこよかった!!
では、本編どうぞ!
夏の日差しが照りつける浜辺に、水着姿の少女達が飛び出す。
真耶「今11時です!夕方までは自由行動ですが、それまでに旅館に戻ること。良いですねー?」
「「「はぁ〜い!!」」」
ついに、IS学園の一大イベント、《臨海学校》がスタートした。
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「ね〜おりむ〜、私たちと一緒に遊ぼう〜?」
「ビーチバレーやろうよ!」
「あ、天道くんと加賀美くんも一緒にやろう?」
水着姿の女子達に囲まれる三人の男子。
一夏「おう、良いぜ!」
大牙「言っとくけど、俺は全力で行くからな!」
が、その直後一夏の背中に飛び乗る者がいた。
鈴「わぁ〜、高い高ーい!」
鈴が一夏の両肩によじ登り、見事一夏に肩車される形になった。
一夏「な、何やってんだよ鈴!降りろって!!」
一夏は慌てて鈴を降ろそうとするが、しがみついているため中々降りない。
大牙「おい一夏、落とすなよ?」
一夏「いや、大牙も見てないで何とかしてくれ!」
そんなやり取りをしている彼らに近づく人影。
「あら総輝さん、こんなところにいらっしゃいましたの?」
青を基調とした水着を着たセシリアだ。
パラソルやシートなど色々なものを抱えている。
総輝「ああ、セシリアか。……ここでするのか?」
セシリア「勿論ですわ。レディとの約束を違えるなど、紳士のする事ではありませんわよ?」
そう言って、セシリアはパラソルをさして、シートを引きそこにうつ伏せになって寝転ぶ。
セシリア「…さあ総輝さん、お願いしますわ」
セシリアは上の水着を外し、総輝の方を見ながらサンオイルを取り出す。
総輝「わかった」
総輝も了承してセシリアの方へ歩く。
鈴「ちょっとアンタ!総輝に何やらせるつもりよ?!」
セシリア「見ての通り、サンオイルを塗って頂くのですわ」
大牙「え?お前そんな約束したの?」
総輝「…ああ」
大牙が驚いた顔で総輝に尋ねる。
総輝は頷きながらサンオイルを手に広げる。
そしてしばらく手で擦り合わせている。
一夏「何やってるんだ?」
総輝「サンオイルを手で温めているんだ。そのままだと少し冷えているからな」
そして、総輝はセシリアの背中にサンオイルを塗り始める。
セシリア「……ん……ふぅ……総輝さん、手慣れていますわね……?」
総輝「そうか?初めてなんだがな」
セシリア「初めてなんですの?それならば尚更凄いですわね……!」
そして、一通りセシリアの背中にサンオイルが行き渡った。
セシリアは何故か「はぁはぁ」と少し呼吸が浅く、早くなっている。
総輝「…こんなもので良いか?」
セシリア「い、いえ!折角ですし、手の届かない所までお願いしますわ!」
セシリアのその言葉に少しギョッとした顔になる大牙と一夏。
一夏「え?」
大牙「手の届かない所って…まさか……」
そして二人の予感は的中する。
セシリア「足の付け根や……その……お、お尻の方も……///」
「「ウェ?!!」」
思わず素っ頓狂な声を出す二人。
そんな二人に対して、総輝は
総輝「分かった。それじゃ失礼するぞ」
そう言って、セシリアの水着に手をかけようとする。
「「ストオオォォォォォォッップ!!!!!!!」」
そんな総輝の両肩を大牙と一夏型掴んで慌てて引き離す。
総輝「何だ。そんなに慌ててどうした?」
総輝は全く悪びれる様子もなく、ため息をつきながら至って普段通りのテンションで二人に尋ねる。
一夏「“どうした?”じゃない!何しようとしてたんだよ総輝!」
大牙「そうだ!!なにしれっと女子の生ケツ触ろうとしてんだお前!!ちったぁ自重しろこのヤロウ!!!」
鈴「アンタが自重しなさいよバカ!!!」
鈴が頬を真っ赤にしながら大牙を引っ叩く。
そんな彼らを他所に、セシリアは総輝を急かす。
セシリア「そ、総輝さんっ!早くお願いしますわ…///」
総輝「わ、わかった。それじゃあ……」
今度こそ総輝はセシリアの水着に手を伸ばすが、それを鈴が制した。
鈴「はいはーい!続きは私がやるね〜!」
鈴は両手をサンオイルで濡らして一気にセシリアの背中に塗り始める。
セシリア「んなぁっ?!ちょ、ひゃああっ!!く、くすぐったあっ!!」
セシリアは擽ったさにジタバタし始める。
鈴はそんなセシリアを押さえつけながらサンオイルを両足、両腕、両脇などまだ塗られていないところをどんどん塗っていく。
鈴「あと、ここもなのよね?」
そして遂に、鈴はセシリアの水着の中に手を入れた。
セシリア「ひゃああぁぁっ!!鈴さんっ!もういい加減に……」
セシリアはとうとう我慢できなかったのかうつ伏せの状態から立ち上がった。だが、彼女はこの時失念していた。
彼女の上の水着は今、外されていることを。
鈴「あっ」
大牙「げっ?!!」
一夏「うわぁっ!」
総輝「おっと」
全員が慌てて後ろを向く。
そんな彼らを見てセシリアもハッとして自身の胸元を確認する。
セシリア「ぁ……い、いやあああぁぁぁぁぁ!!!!」
即座にブルー・ティアーズを部分展開して男三人衆をぶっ飛ばしたのだった。
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大牙「いてて……」
セシリアにぶっ飛ばされ、頭をさすりながら起き上がる大牙。
するとそこへ、
簪「あ、大牙」
簪がやって来た。
大牙「おお、簪……ってええ?!!」
隣にバスタオルを全身に巻いてミイラのようになった人物を連れながら。
大牙「な、何だそのバスタオルお化け?!!」
バスタオルお化けと言われた人物は何も言葉を発さない。
簪「…ほら、大牙に見せたら?大丈夫だよ」
??「…だ、大丈夫かどうかは私が決める…!」
ようやく言葉を発したお化けの声に大牙はハッとした顔になり
大牙「そ、その声……まさかラウラか?!」
簪が困ったような笑顔でお化けの肩をポンポンと叩く。
簪「せっかく水着に着替えたんだから、ちゃんと見せてあげないと」
ラウラ「ま、待て!私にも心の準備という物があってだな……」
そんなラウラの反応に簪は悪戯な笑みを浮かべて
簪「ふーん……それなら、私と大牙だけで遊んじゃうけど……良いのかな?」
ラウラ「そ、それはダメだ!!………〜〜っええい!!」
ラウラは漸く意を決してバスタオルを投げ捨てた。
ラウラが身につけていたのは紺色のビキニだ。
身体はまだ発達の途中だが、軍人であるラウラのその肉体は引き締まっており、スタイルがとても良い。
ラウラ「……わ、笑いたければ笑うが良い……///」
頬を真っ赤に染め、普段の凛とした彼女からは想像もつかないほど恥ずかしそうな態度をとるラウラ。
簪「おかしなところなんてないよ?ねえ大牙?」
大牙「おう!すっげえ似合ってるし、可愛いぞ!」
ラウラ「なっ……!そ、そうか!私は可愛いのか……///」
俯きながら、それでも何処か嬉しそうなラウラ。
するとそこへ、今度は総輝達がやって来る。
総輝「よう。こんなところにいたのか」
彼の隣には、セシリアとシャルロットがいた。
シャルロット「うわぁ、ラウラ!その水着凄く似合ってるね!」
セシリア「ええ、とても。可愛らしいですわよ、ラウラさん」
同い年の女の子達から褒められ、益々上機嫌になるラウラ。
するとシャルロットが簪の方へ駆け寄り、
シャルロット「……ねえ、良いの簪?敵に塩を送るような真似して」
簪「……良くはないよ。でも……そうじゃなきゃ面白くないし」
と、不敵な笑みで返す簪。
大牙「あ、簪!!」
突然、大牙が簪を呼び、簪も大牙の方を向く。
大牙「その……簪もその水着、すげえ似合ってるぜ!」
親指を立てて満面の笑みで言う大牙。
簪も微笑み返し
簪「……言うのが遅いよ。もう……///」
と頬を赤らめながら呟くのだった。
総輝「さて、これだけ人数がいるが、どうする?」
一夏「それなら、ビーチバレーしようぜ!」
総輝の呟きに、何処からか現れた一夏が答えた。
その隣には箒と鈴がいる。
箒「今いるのは9人か……」
箒が周りを見渡して呟く。
「ビーチバレーですか〜、楽しそうですねー!」
そう言ってやって来たのは、黄色のビキニを着た真耶だ。
シャルロット「先生も一緒にやりますか?」
真耶「ええ!……織斑先生、如何ですか?」
真耶に促され、千冬もやって来た。
彼女の身につける黒い水着は、千冬の大人な雰囲気をより一層醸し出し、彼女の魅力を引き立てていた。
周囲の女子生徒も「うわぁ……」だの「織斑先生カッコいい……!」だのと口にしている。
千冬「……では」
真耶「はい!やりましょう!」
箒「千冬さんもやるのか。あーけど、それでも5対6になってしまうな……」
一夏「いや、大丈夫だろ。千冬姉一人で二人分の戦力になるし」
総輝「なら、チームはこれでいいな」
《総輝・セシリア・シャルロット・大牙・簪・ラウラ》
《一夏・千冬・真耶・箒・鈴》
そして、ついにビーチバレーが始まった。
ここにいる皆は運動能力が非常に高く、ハイレベルなラリーが続く。
総輝や大牙が勢いよくスマッシュを打ち、一夏や千冬が持ち前の反射神経でそれをレシーブ、箒や鈴がお返しにスマッシュを打つという流れが続く。
が、ここで異変が起きた。
箒の打ったボールがラウラの方へ飛んできたのだ。
大牙「ラウラ、そっちに行ったぜ!!」
大牙がそう叫ぶが、彼やその他のチームメイトは皆、ラウラなら大丈夫だろうという安心感を持っていた。
ラウラは軍人だ。彼女ならこの程度のスマッシュくらい容易くレシーブ出来るはず。誰もがそう思っていた。
……が、
ラウラ「……可愛い……私が……可愛い……」
ラウラは未だに大牙から言われた事で照れていた。
思考が上の空の状態だったので、ボールが来たことに気づかない。
ボールは遂にラウラの顔面に勢いよく衝突した。
シャルロット「ラウラ?!」
セシリア「ラウラさん、大丈夫ですの?!」
皆が慌てて駆け寄る。
ラウラ「か、かわ……可愛いと言われると……私は……あぅ……///」
簪「……もしかしてまだ照れてたの?」
大牙「おい、大丈夫か?」
大牙がラウラの顔を覗き込んだ瞬間。
ラウラ「ぁ……ぅああ…………ふにゃああぁぁぁぁーーー!!!」
ラウラが顔面を真っ赤にしてそのまま海へ突っ込んでいった。
一夏「追いかけた方がいいかな?」
千冬「放っておけ」
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スコール「……では、皆準備はいいわね?」
亡国企業では、ついにIS学園襲撃の準備が整い、スコールはこれから出撃する者達を見回していた。
マドカ「……問題ない」
青紫の蝶のような形のIS、ブルーティアーズ二号機《サイレント・ゼフィルス》を纏ったMこと織斑マドカはいつも通りの落ち着き払った声で応える。
オータム「いつでもいいぜ」
蜘蛛型のIS《アラクネ》を纏ったオータムもいつも通り男口調でややぶっきらぼうに応える。
彼女達の反応にスコールは満足そうな笑みを浮かべ
スコール「……では、行ってきなさい」
と告げる。
直後、二機のISはスラスターを思い切り吹かせ、大空へ飛び立って行った。
上空で、彼女達に続きもう一機白いISが合流する。
オータム「オイ!手筈は分かってんな?失敗したらタダじゃおかねえぞ?」
オータムは白いISーー《銀の福音》に向けて威圧感のある声で告げた。福音は何も答えない。
マドカ「……オータム、《フェーズ1》を開始するぞ」
マドカがオータムの方を振り向き、静かに告げる。
「「「《クロックアップ》」」」
《Clock-Up》
直後、三機のISは爆風を残し姿を消した。
お待たせしたのに短くて申し訳ない!
それにしても、総輝のイメージはやっぱり水嶋ヒロさんを思い浮かべながら執筆しているのですが、あんな人がビーチバレーなんてやってたら周囲の女性が群がって来ますよね絶対w まあそれがイケメンの力ですが。
さて、遂に始まった臨海学校編。インフィニット・ストラトスの一つのクライマックスであるので、精一杯執筆させていただきますので、よろしくお願いします!