俺は間違っていない
お前を救うためなら
どんな敵も怖くない
世界全部を相手にしても
絶対に
おまえを
助けてみせる
Open Your Eyes For The Next New DANGANRONPA
僕の名前は苗木誠。
それだけだ。僕は頭にあったアンテナと人よりたぶん少し前向きという以外、特にいうところがない普通の高校生だ。
特に説明することのない僕の紹介はこれくらいにしておこう。後々付け加えることがあるかもしれないのでここでいろいろ語っても無駄な時間を作るだけだろう。
今の状況から説明していこう。
僕は今日から『超高校級の幸運』として
『私立 希望ヶ峰学園』に入学することになっていた。
僕個人としてはどんな名誉なことでも嫌以外の他ならなかった。
家族(特に最近ブラコン気味と思われる妹)が強く勧めたり、「行くだけいけ」とまで言われたのでいやいやこの学園に入学することになった。
どんな未来が待ち受けていようと選ばれたものになろうと僕は最後までこの学園に入ることは苦痛のほかにならなかった。くじだけで決められた幸運として入るのも抵抗があったが。
僕が嫌ったのは希望峰というブランドが持つ
話を戻す。
今僕はこの希望ヶ峰の体育館にいる。
これから最低3年は共に過ごすことになる15人の入学生達とともに。
「お、おめーも新入生か」「君、8時集合と知らされてあったはずだろう!」「はぁ、何言ってんの」「ねぇ、君も教室にいたの?」「あの、もしかすると苗木君ですか?」「これで全員そろったわけか」「ふぅむ、15人ですか」「これで全員そろったべ!」「遅刻とは何事だっ!」「こんな訳の分からない状況で遅刻も何もないでしょう!」
うるせぇ。まずそう思った。遅刻したのはこっちが悪いが一人ずつ話してくれ。回答が間に合わない。ただでさえ人との会話程、苦手なものはないんだ。
「僕は苗木誠。幸運です。宜しくお願いします」
そう告げて、前方に丁寧に設置されたパイプ椅子に座る。
「え、それだけ!?もっと何か言うことないの?この状況とかさ!」
褐色の肌と豊満に揺れる胸が目立つ女子がボクに驚く。
「別にボクが話すことはこれ以上無いので」
「何を言っているのだね!自己紹介は人付き合いを行う上では重要なことなのだぞ!」
しつこい風紀委員らしい男にいらつき、声を荒げる。
「うるさいな!後でいいだろ後で!なんでいちいち知らない奴に僕のことを聞かせなきゃならないのさ!」
「んだとっ!テメェ初対面で言うことがそれかよ!」
「ボクは君たちとは関わらない。分かったら終わりだよモロコシヘッド!」
「テメェェェェ!!ぶっ飛ばす!」
「ちょっとここで暴れないでよ!」「け、喧嘩はやめてよ…!?」
余程僕の言葉に苛立ったであろう暴走族は僕に殴りかかる。
555
『Standingby』
「変身!」
『COMPLETE』
疾走する世界、翻弄される希望。
そして世界はまた破壊を繰り返し融合し、分離していく。