仮面ライダージオウ 〜もう1人の魔王〜   作:ももももると

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※今回は話めちゃくちゃ短いです

アナザークウガに苦戦するディケイドとジオウの前に現れたのは仮面ライダークウガ 五代雄介だった。
クウガ ジオウ ディケイドの3人による攻撃で遂に倒れたアナザークウガ
消えていたライドウォッチの力は再び戻った
一方ティードは仮面ライダーフィフティーンへと変身し、平成仮面ライダーの力を使いながら3人を追い詰めるも何者かの干渉により戦いは中断
2068年に飛ばされたゲイツとリュウトの前に現れたのはオーマジオウだった·····




「最低最悪の魔王 2068」

空にはどこまでも澄んだ青空が

しかし下を見れば荒廃した大地がどこまでも広がっている

ジリジリと容赦なくリュウトとゲイツを照らす太陽。

リュウトが暮らす2019年からは何十年も未来のこの世界も、夏の暑さは変わらないらしい

というかむしろ2019年より暑い·····

 

ってそんなことを考えている場合じゃない!

目の前には未来の俺(?)、オーマジオウが居るのだ。

 

「若き日の私よ·····」

 

「オーマジオウ····· 貴様·····!」

目の前に佇むオーマジオウを目の当たりして、ゲイツはゲイツライドウォッチへと手をかける

無理もない、この世界はオーマジオウが支配している世界

RPGゲームで言うならオーマジオウは魔王、そしてゲイツは勇者と言った所だ

いくつもの仲間を殺られた勇者にとって目の前の魔王は倒す理由しかない。

だがそれよりも····· 何故俺達は2068年に·····?

「待ってゲイツ。 話を聞こう」

ゲイツを制止するリュウト

普段なら簡単には食い下がらないゲイツも思う所があったらしくあっさりとリュウトの制止に従った。

 

「オーマジオウ! なぜ俺達をここに連れてきた!」

リュウトはオーマジオウへと問いかける

「ティードからお前たちを守る為だ」

「俺達を守る為だと·····!?」

オーマジオウからの返答を聞いたゲイツの眉間がピクリと動く

「タイムジャッカーのティード····· 奴がどれだけ厄介な存在かはお前達も身をもって知ったはずだ·····」

ティード·····

オーマジオウの言う通り、奴には1度仮面ライダーの歴史を消された上にさらに力をつけ3対1という劣勢の中でも俺達を圧倒した·····

悔しいが俺達はオーマジオウによる未来からの干渉がなければ、3人まとめてフィフティーンに殺されていた可能性すらあった·····

 

「ただティードから守る為に俺たちをここに呼んだってのか? 理由はそれだけじゃないはずだ。」

「·····」

「その通りって事か」

「若き日の私よ。お前を呼んだのはこれを渡す為だ」

オーマジオウから放たれた光はリュウトの掌へ目掛けて真っ直ぐに飛ぶ

オーマジオウに渡された物、それはジオウの顔が映ったライドウォッチだった

「その力はお前を新たなるステージへと導く力····· 覇道へと近づく·····」

「これを使えばアンタになるってのか? 悪いが俺は魔王にも王にも興味はない! 俺がライドウォッチを集めるのは世界を救う為だ!」

「フハハハハ·····!」

「何がおかしい?」

「その想い、まさしく若き日の私だ。 何も知らないからこそそう言えるのだ·····

お前はその力を必ず使わなければならない時が来る·····」

「この力を····」

「その力を正しく使おうがお前は私となる····· 王となる運命を持つ若き日の私なら·····!」

オーマジオウの一言と共にオーロラの様な物が現れた

「2019年へと戻るがいい····· お前の仲間が待っている」

「·····戻るぞジオウ」

「ああ····· 」

オーロラへと向かっていき2068年から姿を消すゲイツ

その後を追い、リュウトもオーロラへと向かう

 

「若き日の私よ。 あの男には気をつけろ·····」

「あの男·····?」

 

リュウトが答えを聞く前に、オーロラはリュウトを呑み込んだ

 

 

··························································································

 

「ここは·····?」

目を覚まし起き上がって辺りを見渡す男·····

仮面ライダーディケイド事 門矢士だ。

 

士がいつの間にか倒れていたのは森の中だった。

ここに来るまでのことを思い返す·····

仮面ライダーフィフティーンと交戦し、やられかけた所を突然現れたオーロラが包んだ·····

だとしたらジオウとゲイツの2人はどこへ·····

 

「お前は私が呼んだのだ·····」

 

門矢士の元へと黒い服の男が歩みよる

「お前····· どっかで会ったか?」

「フッ····· どうだろうな。」

士からの問いかけにお茶を濁す男

「それで·····俺だけここに連れてくるってのは何の用だ? 手短にな。」

「用事はすぐ済む····· お前が抵抗しなければな·····!」

男はニヤリと笑うと着ている外套からライドウォッチを2つ取り出した。

「そういう事か····· だいたい分かった。」

士も対抗し、ディケイドライバーを取り出すと腰に巻いた

「変身!」

 

カメンライド····· ディケイド!

 

「行け、ライダーよ·····」

男がライドウォッチを起動させると同時にオーロラが現れ、その中から王蛇とサソードが姿を現す。

「ライダーを呼ぶなんて····· どっかの泥棒と一緒だな·····」

ディケイドはライドブッカーを構えるとサソードと王蛇へと向かっていく

森の中で激闘を繰り広げるディケイドと王蛇 サソード

高い能力で2対1という状況でも王蛇 サソードの2人を圧倒していくディケイド。

「クロックアップ·····」

劣勢を挽回すべくサソードはクロックアップすると、持っている剣でディケイドを斬りつけていく。

 

クロックオーバー·····

 

クロックアップ状態が終わり、攻撃を食らった反動で吹き飛ぶディケイドはそのまま近くの木へと叩きつけられる。

しかし2人の攻撃は止む様子は無く、倒れ込むディケイドへと今度は王蛇による攻撃が開始される

「なら····· お前にはこれか」

 

カメンライド 龍騎!

 

ディケイド龍騎へと姿を変えたディケイドは王蛇の攻撃を受け止めると、王蛇の腹部へ蹴りを叩き込む

 

アタックライド····· ストライクベント!

 

ディケイド龍騎の周りを飛び交うドラグレッダーはサソードと王蛇を怯ませると、ディケイド龍騎が放つ炎弾を喰らい、ライドウォッチへと再び姿を戻した。

「諦めろ····· 俺は倒せない」

「別に倒す必要はない·····!」

男の一言と共に、その場の時が止まる。

 

「まさか·····!」

 

動きを止められたディケイド

そんな彼の背後へとスウォルツが歩みよる

「無様な姿だな、門矢士。」

「タイム·····ジャッカー·····!」

 

「私がお前を呼んだ理由はただ一つ お前から力を奪う為だ」

男はディケイドへと近づくと、ブランクライドウォッチを翳してディケイドの力を奪う

力を奪われると同時に、スウォルツが止めていた時が動き出し、門矢士はその場に倒れ込む

「これが····· 私の求めていた力!」

「お前の目的は·····なんだ·····」

「そうだな····· 冥土の土産に教えてやろう 私は全てを手に入れる力を得る為、こうしてタイムジャッカーと協力する事にしたのだ。お前が私の作戦を邪魔するのを分かっていた上でな。 あとは·····あの魔王が全ての力を手に入れるのを待つまで····· お前はもう用済みだ、アナザーワールドの生贄となってもらおう」

 

ディケイド·····

 

男はアナザーディケイドウォッチを自らに埋め込むと、アナザーディケイドへと姿を変える

「さぁ····· 死ね。」

 

アタックライド····· ブラスト!

 

「グッ·····」

アナザーディケイドへと放たれた弾丸は全て命中し、アナザーディケイドは怯みを見せる

 

「ピンチそうだね····· 士。」

「海東·····」

窮地の門矢士を救ったのは海東大樹だ。

「話は後だ、逃げるよ」

 

アタックライド····· インビジブル!

 

「待て!」

スウォルツが時を止めようとするも間に合わず、門矢士と海東大樹はその場から姿を消した。

 

 

··························································································

 

時刻は19時。

眩い夕日が街を照らすこの時間帯に、囚人を載せた輸送車が刑務所をめざして走っている

輸送車の中で刑務所への到着を待つ男。 佐藤修也

罪状は放火殺人。 裁判で死刑判決を受けたばかりだ

これから執行されるまではずっと塀の中、今まで通り暮らすなど無理な話だ。

「俺は····· 必ず·····この復讐を·····」

 

「復讐を望む貴方に 悪い知らせと めちゃくちゃいい知らせがあるの」

 

!?

何故この輸送車の中に女の子が!?

修也の前には乗って居ないはずの人間が立っている

「誰だ····· お前!」

「私はオーラ 貴方を助けに来た」

「俺を····· 助けてくれるのか!?」

「貴方はこのまま刑務所に行って処刑を待ち続ける、でも私と契約すれば····· あなたの恨みを晴らすことが出来る」

「する····· 契約する!」

「いい子ね」

オーラはニコリと笑うと、アナザーウォッチを起動させる

 

ドライブ·····!

 

アナザードライブウォッチを修也へと埋め込むオーラ

修也はアナザーウォッチの力に包まれると、その姿をアナザードライブへと変えた

 

·······················································

 

·············································

 

········································

 

···································

 

大炎上する輸送車。

その輸送車へと乗っていた警官の2人を引きずり出し、その頭部を殴り潰した

 

燃え盛る中、アナザードライブは次なる標的を求めて歩き出す。

 

 

 




警官が次々に襲撃される事件が発生、この事件にアナザーライダーが関わっている事に気づいたリュウトの前へとアナザードライブが姿を現し、重加速でジオウを苦しめる。
そんなジオウを援護するように現れたのは仮面ライダードライブだった。

次回、「フルスロットル!2014」
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