「ここは..どこだ。」
見たことがない景色、周りには物がなくどこか気味が悪い場所だ。
「死後の世界さ」
そこには少年....少女?どうでもいいが僕は死んでしまったらしい。士郎を1人にしてしまった....でも士郎はしっかりしてるから大丈夫かな。
「それで僕はこれから地獄にでも行くのかな?」
「まぁ..本当はそうなる所だったんだけど、少し事情があってね。」
すると目の前の少年は変な窓を作り出した。前までは簡単に歩くことが出来たのに....こんな老体では歩くのも辛い。
「どれどれ...なんだこれは?!」
その窓には1つの町が写しだされていた。
「なんて事だ...何故一般人が普通に魔術を使っているんだ!」
そこでは普通の高校生、普通の社会人誰もが当たり前のように魔術を使用している。
「やっぱりそう思っちゃうよね...まぁ聞いてよ。」
少年は1つの写真を取り出し、渡してくる。
「この世界には1人ひとつの個性って物が存在しててね、君が知ってる魔術と思ってくれていいんだ。」
「で、この写真の男は誰だい?」
「待ってよ、説明はまだ終わってないんだから!」
「分かったよ、済まなかった。」
本当に子供に見えるな、多分かなり偉い人なんだろうけど。
「この世界には正義と悪が存在しててね、その写真の人は正義の象徴なんだ。」
まぁ..見た目からも察する事が出来るな。
「それで、僕に何をして欲しいのかな?」
「この人はもう正義の象徴としての活躍は限界なんだ。」
そうは見えないけど...この少年が言うなら本当なんだろう。
「へぇ...それでこの人の後継者みたいな人はいるのかい?」
「いるけど..まだまだ育ってないんだよ。だから君には転生?をして貰ってこの世界で正義の味方になって欲しいんだ。」
「転生?!もはや魔法の領域じゃないか..」
「それで行ってくれるかな?」
「別に構わない...けれど問題があるだろ。」
「個性の件かな?それなら大丈夫だよ。起源弾と君の魔術を個性にするから」
「分かったよ、ならば起源弾は威力の調整が出来るようにして欲しい。」
「他にも聞きたい事がある、継承者の特徴はなんだい?」
「それは教えられないな、君自身が見つけるべきだよ。」
「起源弾は個性に対して効くのかい?」
「うん、大丈夫だよ。」
「そうか...こんなに物騒な世界なんだ拳銃の持ち込みぐらいは大丈夫だろう?」
「それはダメだよ!拳銃を持ち歩いてたら捕まっちゃうよ。」
「なんだと..起源弾が使えないじゃないか..」
「多分...ヒーローになれば大丈夫だからそれまでは我慢だね。」
「ヒーロー?正義側はそう言われてるのかい?まるで少年が書いた夢の世界じゃないか。」
「まぁまぁ...この世界の人達の事はあまり悪く言わないでよ。」
質問はこれぐらいで大丈夫か..拳銃を使えないのは痛いな..
「じゃぁ行くよ、速くこの世界に慣れなきゃいけないし...」
「そっか....この窓に触れれば行けるよ、頑張ってね正義の味方さん。」
こうして僕は窓を触る...すると意識が奪われる。
(今度こそ..僕は..正義の味方に...なれるかもしれな’....)
「あっ..その世界に行ったら記憶が消えるから説明しても意味なかったかも...それに赤ん坊から始まるし...」
「まぁいいよね!頑張って〜衛宮切嗣さーん!」
これから頑張ります!よろしくお願いします !