この世界でも僕は正義の味方に憧れる。   作:

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遅れてすみません...


試験

あの事件から半年....僕は雄英高校に入るために必死に努力した。

士郎も雄英高校に入るのが希望だったらしくとても喜んでいた。

 

そして今は実技試験の時間、筆記試験は問題がないだろうから最後まで気を抜かずにいこう。

「兄さん、最後は実技試験だね」

「そうだね士郎。この試験は全員が競い合う仕組みになってるみたいだから、試験を受けてる人全員を敵と思うんだよ?」

 

「分かってるって!兄さんこそ武器がなければ何も出来ないだろ?」

「...僕には起源弾がある」

「本当に大丈夫なのかよ...最近上手く作れてないのか分からないけど弾の形から離れていってた気が....」

 

『今日は俺のライブにようこそー‼︎ エブリバディ、セイ ヘイ‼︎』

 

(ふざけた挨拶だ...ヒーローと言うのは全員こんな感じなのか?)

話を聞く気が失せたので配られたプリントを見てる事にした。

 

(0ポイントの敵...しかもこいつはこの中で1番強い...裏がありそうだ)

この0ポイントの敵について考えていると後ろから色々と聞こえてくる。

 

「おい、そこまでいう必要はないんじゃないか?」

「む...確かに言いすぎだったかもしれん。すまなかった。」

 

(士郎...そんなに首を突っ込まない方がいいのに..本当に損をするタイプの人間だな..)

 

『それじゃ俺からは以上だが...受験生リスナーへ我が校の“校訓”プレゼント!』

 

『かの英雄“ナポレオン・ボナパルト”は言った....』

 

――“真の英雄とは人生の不幸を乗り越えて行く者”だと。

 

『“Plus Ultra”!!――それでは皆、良い受難を!』

 

こうして僕の戦いが始まった。

 

 

「順位で目立たないギリギリを攻めていきたい....それにしても雑魚ばっかり倒してたら受験に落ちてしまう。」

基本的に雑魚は身体能力を上げて機械の関節部分に蹴りを入れれば壊れるくらいに脆い。

 

(そろそろやるか....)

僕は人が多いところに出る、やはりポイントが多く貰える機械はここら辺にいた。

 

「....いい所にいたな。」

そう士郎を探していたのだ、僕は士郎の個性を上手く活用する方法を考えていた。

 

固有時制御・二重加速(タイムアルター・ダブルアクセル)

 

「えっ?!誰だよ?!」

「貰っていくよ、士郎。」

僕は士郎が個性で作った木刀を奪った、汚い手だが合理的な考えだったと思う。

 

そして周りの敵を壊していく...固有時制御の反動で太刀筋がぶれてしまい倒し損ねた敵も数体出てしまった。

 

「休憩終了....そしてそろそろなはずだ。」

 

音がする.....待ってくれ想像より大きい?例の0ポイントの敵だ。

「兄さん....何で俺の剣を....ってやばいやばいどうするのさ?!」

 

すると皆が存在に気づいたらしく、逃げ出して行く。

 

「逃げ遅れ...助けたい...が、こっちの逃げ遅れは1人、あっちは10数人....」

 

考えている暇があれば僕は1人でも多くの人を助けたい、よって1人を切り捨てる。

 

そう思い後ろを振り向くと...誰かが大きい機械に向かって跳ね上がった。

すると少年は、一撃で機械を沈める。

「アレを1発で壊すとは...いい個性だな。」

 

すると周りが盛り上がる、お気楽な奴らだ。今はテスト中だと言うのに。

 

「...!士郎、カバーしてやれ。」

「ええっ?!この距離は間に合わなでしょ?!」

少年は落ちているのだ...体への負担が多いんだろう。

「じゃぁ逆にこの場を任せるよ」

 

身体能力を強化して走る...でも間に合わなかもしれない。

(テストも時期に終わる...なら僕の出せる全力を出す!)

 

ー固有時制御・三重加速(タイムアルター・トリプルアクセル)

少年の襟を掴む。

 

「士郎!」

「えぇっ?分かったから投げるなら優しく投げろよ!」

なかなか重いが全力で投げる、でなければ人は投げる事は難しい。

 

「なんで本気で投げるのさ~!」

まぁ..少しぐらい我慢してくれ、士郎。

 

(さて...僕はどうしようかなぁ)

固有時制御の反動は当たり前だが存在する。

 

(ちょっとの痛みは我慢できるし、別に構わ....)

 

 

 

 

 

ストン

 

「....?何が起こったんだ?」

痛みがなかった上にもう地面についている...それに妙な感覚だった、まるで時間が飛ばされたような感覚、不思議な感覚だ....

 

「兄さん!大丈夫か?!」

すると少年を運んだ士郎が寄ってくる。

 

「士郎....僕がどんな落ち方をしたか見ていたかい?」

「ええっと...見ていたはずだけど..あれ?どうなったんだっけ?」

 

何かがおかしい...なんだこの違和感は?

 

 

『終了〜!』

 

試験の終わりが告げられ、試験を受けていた生徒達は続々と出口へと向かう。

 

(あの奇妙な感覚...調べる必用があるな)

 

 

こうして僕の雄英高校の試験が終わった。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「この俺を働かせるとは...しかもヒーロー側の人間を助けるために高校に潜入させるだと?....ふざけるのも大概にしろ!」

 

「うるさいですね...この世界に連れてこられた人間なら説明は受けているでしょう?」

「分かっている、お前の言うことは聞いてやっただろう!」

 

すると目の前の男はケタケタと笑い質問をした。

「君のその性格でよくバレずに清掃員のフリをして入れましたね?」

「......」

すると男は機嫌を悪くし、自室に入って行くのを確認した仮面の男はホワイトボードを裏返す。

 

「あちらの最初の転生者は衛宮切嗣...それに対しこちらはマフィアのボスですか...カード的にはこちらの方が強いですね。」

 

「楽しくなってきましたね...また君に会うのが楽しみでしょうがない...衛宮切嗣。彼の言葉を借りるなら...」

 

 

 

「過去に打ち勝てという’’試練’’なのかもしれないですねぇ....」

 




最後の敵の名前...分かったらコメントしてくれると嬉しいです!
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