姫に恋した一人の侍   作:賢者

11 / 11
投稿が遅れてしまって申し訳ない

べ、別にメカクシティアクターズとか魔法化高校の劣等生だとかノーゲーム・ノーライフだとか
そう言うのにうつつを抜かして忘れてたんじゃないんだからね‼

その代わりと言っては何だけどこの小説での彼らの崩壊度を見せていこうと思う。








遠山キンジ…我らが主人公であり今作の主人公(?)でもある。この作品では肉体的な超人設定をそのままに似非HSSなんかを開発しちゃってる恐ろしい子、初心紳士であるためHSSにはなりやすい弱点(?)も持つ。サバイバルの経験もあり普通ではないほどのサバイバル能力を持っているため『東京武偵校十徳ナイフ』の一角にも認定されている。(因みにファンクラブも存在しているようで中学校時彼を道具のように扱っていた者たちは全てこのファンクラブによって粛清されたことを彼は知らない。)

レキ…今作のヒロインちゃん、なぜ彼女がヒロインになったのかっていうと単純に作者が漢書の事を好きだからに他ならない。今は彼の後ろを守るために狙撃銃を二丁拳銃のような感じで撃つために猛練習中…人間には越えてはいけない壁があると言うのを彼女に知ってほしいと切に願うことしかできない。

星伽白雪…只今絶賛悩み中の子、取り敢えずアリアの性格は決まってるからそれに合わせてって感じで凶化していくつもり

武藤剛気…一言で表すなら熱血バカ、その昔リポDのCMにもスカウトされた程の熱血バカ。モデルはナンバー7、実力もナンバー7。のくせして乗れるものなら何でも操縦できる奴自転車から宇宙船、
はてはMSからエヴァ、アクエリオンやマクロスまでできる。キンジと同様『東京武偵校十徳ナイフ』の一角に認定されている。…俺はもう何もツッコまんぞ

不知火亮…イケメソ君、リア充マジ爆発しろって中指を立てられるほどのの顔。戦闘技術もさることながら市販のノートパソコン1機で全国の主要大国のメインサーバーを乗っ取れるくらいの腕の持ち主。不名誉ながらも『東京武偵校十徳ナイフ』の一角に認定されている。…何で俺こんなに原作キャラを強化してんだ?


原作開始 接触
原作開始


うららかな春の日差しは全ての人間に安息の二度寝を要求してくる。

 

彼―井吹勇作もその例にもれず布団の心地よいぬくもりを感じながら二度寝の為に態勢を

整えていた。

 

彼はどちらかと言えば寝相はいい方なのだがソレは悪い者たちを比較対象にした場合の話である。

 

シーツは乱れ、布団はかろうじてベッドに張り付いているだけで全くソレ本来の機能を

果たしている…とはいいがたい惨状である。

 

彼は『東京武偵校十徳ナイフ』の一角として武偵としての実力は認知されているもののその他…

例えば炊事、洗濯などは全て機械任せ、人任せのダメ人間なのである。

 

「井吹さん起きてください、朝です。学校に遅れますよ?」

 

「おーい、飯できたぞ~」

 

であるからして事実同棲している彼女―レキや彼―キンジの家庭スキルが上がるのは当たり前と

言っても過言ではない。

 

「寝んむいから後6時間ほど寝かせてくれぇ~…」

 

「ダメです。それで前、綴先生に怒られたの忘れたんですか?」

 

「アレは怒ってるように見えないから全然怖くないんだよなぁ…その代わり周りからはすんげー

責められたけど」

 

綴先生とは東京武偵高校の教師で専門科目は尋問科の所謂ベテラン武偵である。

 

彼女の尋問を受けたものは洗いざらい何でも吐くがその代わり精神的に重大な疾患を

与えてしまうと言うとても恐ろしい女性である。

 

しかし、日常生活ではそんな恐ろしい面は無く逆にドジっ子としての才能を十二分に利用した

ラッキースケベを全ての教員又は男子生徒に与えたり、自分が授業中に寝たりと教師らしくない

その性格からつづりんなんて言うあだ名までつけられている武偵校第3清涼剤の中の一人だ。

 

因みにその中には高天原ゆとり、蘭豹も入っている。

 

この3人にもその清涼剤たる所以はあるがここでは蛇足になるので少し自重しておく。

 

「それが嫌なら早く起きてご飯を食べて下さい」

 

3人は同じ食卓を囲みながら一人は眠たそうに眼を細め、一人はそれを愛おしそうに見つめ、一人

はそれを呆れながら手を合わせ食事を開始した。

 

朝食は日本の家庭では定番である味噌汁、白ごはん、卵焼きの3種である。

 

ソレの他にお茶や漬け物などが横に置いてあり懐かしさをも匂わせる様なそんな朝食の風景だ。

 

お茶を入れ直しに席を立ったキンジだがお茶葉が入っているパックを開けると渋面を作った。

 

「ヤベ、お茶葉切らしてる…まだ時間あるし買いに行ってくるか」

 

「でも、もうすぐでバス来るぞ?」

 

時計は今7時40分を指している、今ここでお茶葉を買いに行けば学校に行って送れること

間違い無しだ。

 

「自転車で行くさ、それよりお二人さんも急げよ?」

 

二人は空っぽのお椀をキンジに見せもう行く準備は出来ているという意思を見せる。

 

いきのピッタリな二人を見てキンジは微笑した後(ソレを隠しカメラで井吹に盗撮されているのを

知らない)彼のいってらっしゃいと言う声を背に(ソレをレキに録音されているのを知らない)

寮を出ていった。

 

(因みに録音、盗撮された音声や画像はファンクラブの中で高値で取引されているらしい)

 

こんな何気ない日常を暮らす彼らの物語は始まる。

 

一人は運命の相棒…パートナーと出会い自身の周りを変え、もう一人はこの世界でのイレギュラー

として世界のありさまを、少女の心を変えていく。

 

彼らの物語は此処から加速する。

 

数十年後レキの隣にあるのはとある男性の安らかな笑みか、それとも灰なのか?

 

それは誰にも分らない……それでも井吹の独唱曲(アリア)は加速し、とある少女の独唱曲

(アリア)は混迷を深めていく。

 

女神は微笑むのだろうか?否それは無いだろう。

 

彼らの近くには神とは無縁の存在である鬼のなりそこないがにこやかな笑みを浮かべながら

のうのうと平和を、幸せを享受しているのだから……




上のキャラ崩壊の詳細設定を書いてて思った事…



俺は人外なんて書いてないんだよな?




▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。