姫に恋した一人の侍   作:賢者

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知ってる?原作ってのは壊してる方が書いてる方は書きやすいんだよ?
んでもって今回も短い


実はシリアスなんて続かない

「遠山殿少しお願いしたいことがあるでござる」

 

「おいどうした?お前がネタに走るなんて…なんかあったか?」

 

何故俺は冒頭からこの目の前の同居人遠山キンジに土下座をかましているのかと言うと…

 

「いやね…レキって女の子知ってる?」

 

「知ってるも何も有名だろうが…狙撃科の天才児『ロボットレキ』の事だろ?」

 

「知ってるなら話が早い、頼むその子をここに住まわせてくれないか‼」

 

レキのパートナーになっての初仕事をやっているのであります…

 

「嫌だ!俺は女が嫌いなんだよ‼お前も知ってるだろう?」

 

「そこは何とかお願いします!ムッツ…ゲフンゲフン遠山殿ォ!」

 

「お前今ムッツリって言おうとしたろ!ムッツリって‼」

 

何でこんなことになったかは順序立てて説明しよう。

 

・レキさん「パートナーになってください」って言う

           ↓

・俺「え?どゆこと?それどゆことォォォォォ!?」って混乱する。

           ↓

・レキさん「数週間の間私とパートナーとして組んでください」

           ↓

・俺「あ、そうだったの…」嬉しいような嬉しくないような微妙な感じ

           ↓

・レキさん「少し寒いのであなたの家に泊まらせてくれませんか?」

           ↓

・俺「一日くらいだったらいーよー」軽い感じで言う

           ↓

・レキさん「いえ、一応これからパートナーとして活動していくのであなたの癖を知っておき

      たいので一日ではなく出来れば数週間の間ずっと…お願いできませんか?」

           ↓

・俺「ohマジでか…」寮に戻って土下座確定

 

 

「それで冒頭に戻る」

 

「お前は誰に向かった話とるんだ」

 

うん?なんだか変な電波を受信したような気がする…

 

「まぁそんな感じなので頼む、キンジ」

 

「あのなぁ…俺も事前にあったらお茶菓子位用意できたし掃除もしたんだぞ…それなのにいきなり

なんて無理に決まってるだろ…」

 

「とか言って鏡の前で真剣に髪の毛セットするお前の顔はいつでもウェルカムなんて顔してるぞ」

 

ハァァァァ…この前まで女嫌いだったキンジが懐かしい…

 

実は俺この頃ここに編入してきたばかりの転校生なんです。

 

それで余っている部屋に入れさせてもらいそれでキンジに出会った。

 

このころのキンジは完全に世界は終わったみたいな顔してそれはもうダークな雰囲気真っ盛り

だったが俺の発案した「キンジ君をどうにかこうにか綺麗な元のキンジ君に戻しちゃいましょー」

計画によって女嫌いまで治してしまったと言うミラクル…

 

「つーかお前には白雪と言うフィアンセがおるだろーが」

 

「フン、男は女性が来ると知って起こす行動が二つある…自分の恰好のチェックと部屋の掃除だ…

それを怠るなんて俺は男とは言えない‼」

 

「とか言っといてラッキースケベ起こしたらリンゴよろしく顔真っ赤にするくせに…

この前なんて白雪にラッキー起こして気絶して…俺がもう少し遅く帰ってたらお前襲われてたぞ」

 

「あの時は本当に助かった…ありがとう…」

 

でも肝心なところで狼になれない草食系だったりする。

 

「お前ってどこか残念系男子だよな…」

 

「うるへー…っとレキさん入れなくていいのか?」

 

「おっとそうだった…ん?てーことは?」

 

「いいよ、俺とお前の仲だ、許してやんよ」

 

「おうありがとう…まぁ頑張ってヒスら無いようにしな」

 

分かってらぁ…と言う声を背中で聞きながら俺は玄関に向かう。

 

HSS…ヒステリア・サヴァン・シンドロームと呼ばれる遠山家の人間が持つ特異体質…らしい。

 

らしい…と言うのは又聞きの為自分で裏をとっていないからだ。

 

一応俺も武偵の端くれなので自分で調べられることは調べておきたいからだ。

 

性的興奮を感じると思考力・判断力・反射神経などが通常の30倍にまで向上し

女性の事を最優先で考えることで物事の優先順位付けが正しく出来なくなったり女性にキザな

言動を取ってしまうなどの反作用がある。

 

それのせいで女性不振になってしまったらしいがそれはまた別のお話。

 

因みに何故白雪のときはHSSが発症しなかったのかと言うとただ単に彼の脳のキャパシティを

大きく超えてしまったから…この初心紳士が‼

 

まぁその女性不振を治した俺の事を凄いと思ってくれればそれでいい。

 

さっぱり思わない?さいですか…

 

「まぁ、今はそんな事よりも…」

 

お外で待ってる姫君を俺たちの住処に案内するとしますか…

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