生まれ変わる先は女尊男卑   作:灰TS

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これが人生初の二次創作小説になります。
表現能力の乏しさ,拙さに関してはあらかじめご了承ください。


第零話「地平線の無い白い世界の中で」

「・・・?」

 

うつぶせの体勢で心地よい眠りから覚めた青少年は,

体を起して立ちつつ現在自分の置かれている状況を確認する。

 

「・・・なんだ此処は?俺は一体どうなっちゃってるんだ?つーかこの場所少し気持ち悪いな。」

 

青少年が気持ち悪がるのも無理はない。なぜなら青少年が今立っている空間は、地球上に必ず存在するはずの地平線がなかったからだ。

自分が今立っている地面さえ白くしかし自然的な暖かさは感じられた。

何十年経過しようと何も変わりそうもない白い空と何時間走り続けようと目的地にたどり着けなさそうな「道」

が青少年の焦燥感,不安,危機感を少しづつ確実に煽り立てている。

 

「俺以外に人がいる気配はなさそうだな。というかなんだこの服?まったくセンスの欠片もないな。」

 

青少年が今着ている服は,下半身がある程度厚く,内側に紐がありチョウチョ結びになっていて着心地が

良いスウェットのズボンと上半身が長袖のヒートテックの上にフード(毛皮付き)付きのジャンパーになっていた。

人目からすれば冬場には適している服装に見えた。

それがすべて「白色」」一つだけで統一されていなければ・・・

 

「酷いもんだぜ。此れはともかく,もしかして誘拐されたのか?いや,ないな,絶対。それと制服何処だ?」

 

「・・・・あ。」

 

そう,青少年は段々と思いだしてきたのだ。自分がここにいる理由を。

何故制服ではなく個性的な服装で居る理由は分からないが。

 

「俺…死んだのか?あのときお婆さんを助けてトラックに撥ねられて,死んだのか?・・・・嘘だろ。」

 

青少年は,頭を抱えてへたり込んでいた。そう,青少年はまだ若い17歳なのだ。

親友や友達と談笑したり,将来を考察する大事な時期に不幸にも交通事故に遭い死亡してしまったのだ。

 

「まさかここが天国なのか?随分と味気ない場所だな。」

 

「お前さんと面と向かって話をするために,わしが作った空間じゃよ。」

 

「!?誰だ!」

 

響く声の主である老人を探すために辺りを見回すが当然誰もいない。

だが青少年の真後ろにどこかのスクエニ作品の扉がどこからともなく表れた光を集約させ出現。

 

その扉が開いた瞬間,ハリー・ポッターのアルバス・ダンブルドアの様な出で立ちの老人が眩い光の尾を引きながら現れ,事情を説明する。

 

「お前さんの死は必然ではなく,儂らが突発的に招いた事故なんじゃよ。」

 

「なん・・・だと・・・」

 

「儂が他の神と人生ゲームをしていたところなんじゃがな。一緒にゲームをしていた連中の一人がビリになり,儂が一番じゃったかのう。

その時に指が滑って何の不幸かは知らないが奇跡的な確率でお前さんに指差しした事が原因で本来ならば早すぎる死を

与えてしまったことが引き金となりこんな事態を起こしてしまったのじゃ・・・面目ない。今更謝って許してもらおうなどとは思わん。」

 

青少年は非常に慌てた。それもそのはず今目の前にいるのは,紛れもない神。その神が自らの過ちを悔み粛々としているのだから,

慌てざるを得ない。

 

「(どんだけスケールのでかい人生ゲームしてたんだよ…)いえいえ,誰だってうっかりとか突発的なトラブルはしちゃうもんですよ。」

 

「…そうじゃ!このお詫びにお前さんを望む世界に転生させてあげよう。転生する前に何か欲しいものがあったら,遠慮なく言ってくれ。

可能な限り応えて見せよう。」

 

青少年は考えた。其処に煩悩など介在する間は無かった。

生前にも二次創作小説を数多く閲覧していたからだ。まさか自分にこんな日がこようとは予想が出来なかった(元々予想出来る訳がないが)。

青少年が出した答えは・・・

 

「IS(インフィニット・ストラトス)の世界に転生したいです!」

 

…前言撤回しよう。「過程」に煩悩は無かったが,「結果」に煩悩があった。

 

「もしあそこの世界に転生できたら,色々とやりたい事があるんですよ。取り敢えず具体的な希望を示したいので、

机と椅子とシャープペンシルと消しゴムとノートを出してくれませんか?」

 

「かなり自信満々じゃな。分かった。ほいっ。」

 

神が指パッチンをした2秒後,青少年の真横に新品同然の机と椅子等が手品の様に現れ、早速添削取り組む。

 

「随分長く書きそうじゃな。」

 

「この調子だと8ページ程度で収まりそうですけどね。」

 

1時間後、細かい設定が描かれた名前付きのノートを紙に手渡す。

 

「出来ました!我ながら想像以上の出来栄えです!惚れ惚れしちゃうもんですよ!」

 

「若干長いが表現が解りやすくて,簡潔じゃから全く問題なしじゃ。心の準備が出来たらいつでも言ってく…

 

「お願いします!」

 

「早!まあ良い…ほいっ。」

 

神が2回目の指パッチンをした瞬間、青少年が立っていた床に、人一人通り抜けられる穴が出現し、真っ逆さまに落ちてゆく。

 

「うぉ!奈落の落とし穴かよ!」

 

「頑張るんじゃぞー」

 

青少年の意識はブラックアウトし体は暗黒の中へ消えて行った…

 

 




誤字、脱字があれば遠慮なく報告してください。私のやる気の糧になります。
ちなみにISはアニメしか見ていません。
アニメで欠落している所があれば教えて下さい。
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