???「(さすが電子的、地理両面に於いて世界一のセキュリティを持っていると豪語しただけの事はあるな。ここまで通路が複雑だと構造図を見ていない人間や土地勘の浅い人間は知らず知らずのうちに元いた場所に戻ってしまう訳か。しかもハッキングしようとすると即座にハッキングを行ったパソコン宛てに、除去不可能な強力なコンピュータウイルスをばら撒いて破壊するシステムもあるとスコールの調査で分かった事だ。
だが詰めが甘いなZEUTH。いくら失敗が重なった所でそこに意味はない。今までのデータを積み重ねれば簡易構造図など容易に作れるのだよ。
……ン?そろそろ居住区画の近くだな。このスペースから予測すると恐らく格納庫だな。生体反応は……無いな。可能ならばパーツの一部でも回収して来いとも言われているし、ここのパーツは他の国とは比較にならないほどの超高性能だ。こちらの戦力として取り込めば戦闘もかなり楽になる。
あいつにも楽をさせる事が出来るな……は!俺は何を考えているのだ!第一あいつの“心からの“笑顔など組織に入ってから一度も見た事がないではないか!
奴がする顔と言えばいつも他人を見下すような目つきばかりで人の気持ちを分かろうともしないじゃないか!くそ!集中だ集中!これではまた笑われてしまう。
……ここは少し狭いな。外からの光も無いようだし未だ地下なのか?部品らしき物も見当たらないようだし別の場所に有るのか?それにしてもこのクレーン車は何だ?何故か人の形をなした肉片らしき物が吊るされているようだが……まさか拷問か?クリーンを謳っていたZEUTHも案外残酷だな。
まあ良い。探索開始だ。どっちみち眼のナノマシンで映像は随時記録しているわけだからな。)」
輝刃「おぉ……来てくれたか整備兵…頼む。俺をこのクレーン車から降ろしてくれ。ちょっと上司と口論になってな。あの人は加減ってもんを知らないから本当に困るぜ。そういえば見ない顔だな。最近入ってきた新人か?宜しくな。俺はテストパイロットの八神輝刃中佐だ。お前は?」
???「(ついさっきまで瀕死の状態だったのに、いつの間にか完治して吊るされた状態から握手しようとしてやがる…)自分は、3日前に配属された弥勒連月《みろくつらづき》であります!輝刃殿の父上でありZEUTHの最高司令官である素戔嗚様の演説に心を絆され、ZEUTHと共に未来を切り開く為に中東の軍を抜け、参上いたしました!この心と体は今やZEUTHの為に粉骨砕身する事も厭わない所存でございます。あ、少々お待ち下さい。今降ろしますから。」
輝刃「よっと。有難うな。一時はどうなるかと思っていたけどそんな事は無かったぜ!ん?俺のスマートフォンが鳴ってやがる。誰からだ……もしもし八神ですけど…え!?もう試験運用の時間だから早く戻ってこい!?分かりました。すぐ戻ります!すまん弥勒。案内しようと思ったけど用事が出来て無理みたいだ。また明日な!」
???「いえいえ、輝刃中佐もお気をつけて…何だったんだあの男は。しかしこうも出鼻をくじかれるとはまさに予想外だ。嗅ぎ付かれると面倒だし、退散するとするか。」
名前:八神マサキ 歳:22
血液型:AB型
身長:189cm
性格:他者に厳しく、自分にも厳しく、『傲慢』や『驕り』を
取り去ったかのような若くも実直な心構えを持つ。
しかしその一方で事の察しに鋭く、且つ気遣いに厚い
輝刃に似た側面もある。
『正義とは何か』という事に心の中で迷いが生じており、任務の際若さ故の
操縦技術の不足と敵パイロットの揺さぶりにより度々危機に陥る事が多々あり、
亡国企業の織斑マドカやオータムに怒られたり侮辱されてしまう。
メンタル面での成長は凄まじく、『鍛練』や『努力』を得意とする
彼の並々ならぬ成長に同調して、操縦技術のみならずここぞという時の
爆発力も伸びしろが凄い。
容姿は冥王計画ゼオライマーの木原マサキ。因みに彼の両眼は
オーディンの瞳になっており、右眼は透き通るようなオレンジ色。
左眼は少し濁った青色になっている。
設定:一人称は特に無し(本人が社交的な為)。前世の世界では輝刃の兄にあたる人物であり、
転生した世界でも同様の立場である。輝刃が事故死した数十年後に病死したが、
数奇な運命を辿り、輝刃と多少誤差があるものの同時期に
同じ世界に転生することとなる。しかも神の悪戯なのか死後、マサキの
転生に携わった神は輝刃を転生させた神と同一人物だったのだ。
神はうっかり口を滑らせ、弟の転生先を喋ってしまった為、
即決で転生先を決めある目的を企て、少し時間を置いた後
転生した。
ある目的とは『戦争の道具になるISに前の世界では、一般人だった
弟を乗せる訳にはいかない。然るべき“手順”を踏んだ後、
普通の仲の良い兄弟として生きる。もしこの目的を邪魔する者が
立ち塞がるのならば、殺人も辞さない。』という事である。
決して殺人を好んだり、欲しているわけではなく、”目的”
に対し不必要な“犠牲”はマサキの本意ではなく可能な限り
機体を無力化させたり、強力な衝撃を叩きつけて気絶させている。
まさに“神の偶然”で転生することとなり“望んで“特殊能力を
手に入れた輝刃とは違い、前世からこの性格だったマサキは
”あらがえない死”として受け入れ“同じように“元の
自分のままで生きる事を選んだ。特殊能力を授けられる事を
頑なに拒んだ。
しかし、当の輝刃本人は特殊能力と与えられた才能だけではなく、
原作開始約5年前(当時15歳)から
素戔嗚が最高司令官を務めるZEUTHで新型ISの
テストパイロットだけでなく一般教養から多岐にわたる専門知識
を会得しつつ、サバイバル、体術も学んでいる為、戦闘では
前述の性格も相まってまともに攻撃を当てる事が出来ないでいる。
それに輝刃は現在の転生したISの世界の『八神輝刃』という
一人の人間として自己完結する事を望んでおり、彼からすれば
態々過去の世界から(自分にとって)筋違いな事情を持ち込む
マサキに迷惑している。
オリジナル機体:
機体名:パルヴァライザー[Code-No・hope]
機体設定:ZEUTHの極秘開発計画『メイク・アライブ』
の開発競争で採用されず自分を認めてくれなかった
素戔嗚に対し、憎しみを持ったある研究者がZEUTHを
見限り亡国企業に寝返った際に自分の持てる技術の全てを
注ぎ込み、完成させた球体のIS。
正しくは、『球体のIS』ではなく『ISコアの形を
しているIS』であり物体そのものはゴーレムⅢのコアと
同じ様なサイズである。
このISは創世者とほぼ同じで専用武装及び、
基本武装を一切持たない。
しかしこのISは創世者の”創りだす”機能と
対になる云わば”破壊する”機能を備えている。
それは研究者が寝返った際にその時点でZEUTHに
蓄積されていた全機密データをレベル順に管理する
スーパーコンピューター『インターネサインΩ』から
理論上篠ノ之束でさえファイヤーウォールを
突破するのに55分掛かる防御網を10分で突破し
ISに関わるデータのみを全てコピーしてそのデータ
を直接インプットしたのだ。
研究者曰く『生まれながらにして完成されたIS』。
コアのあるISをコアごと融合させるか、コアの抜かれたIS
に埋め込む事によって”IS自身が操縦者の特性を理解する”
という常識を大きく覆し、”勝つべくしてかつ機体と装備を作る”という
独自の設計思想を持ち、”パイロットの精神状態やコンディション
に関わらず常に限界性能を維持し続ける事が出来る”という
VTシステム以上に危険な機能を搭載し、此れに
よって将来的に無差別・無価値に増える犠牲を危惧した
素戔嗚は輝刃に当研究者を捜索中に発見次第捕縛、
抵抗するのならば排除を許可している。
補足:パルヴァライザーは常に勝つために考え続けている為
“待機状態”と呼べるものが存在しない。
作者「次こそはもっと早く改定版第一話を投稿して見せる!!」
輝刃「無理だな。」
玉藻「今度は半年後になるかもしれないわね……」
素戔嗚「笑える冗談だ。」
作者「どういう…事だ…」