カラレス・ランズが憑依転生した世界は堕天使や悪魔、天使がいる世界に。 作:桐野 ユウ
夏休みが終わり、一誠たちは学校へと歩いていた。
「イッセー君おはようなの!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ライ君?」
なのはは一誠が反応をしないので前世の時の名前で呼んでみたが彼は無反応をしていた。リアスたちも今日の一誠はいつもと違う気がして声をかけることにした。
「ちょっとイッセー?」
「イッセー君どうしたのかしら?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
歩きながらも一誠は考えながら歩いているには理由があった。この間のアーシアに迫ってきた人物ディオドラのことを考えていた。なぜ彼はアーシアにあそこまで積極的に攻めようとしているのか?そして自分がディオドラから感じた謎の変な力はなんだろうかと考えていたのだ。
「せい!!」
ばしんという音が響いて一誠は頭をふるう。頭部には痛みが発生をしており彼はあたりを見る。
「目を覚ましたかいなイッセー君や。」
「はやて?いつのまにお前いたんだ?」
「いつのまにって最初からおったで!!もしかして合流したの見てなかったん?」
「すまん・・・・・・すこし考え事をしながら歩いていたみたいだな・・・・・・」
彼の右手にはアーシアが左手には祐奈が抱き付いているのを彼は気づかないで歩いていた。
「アーシアに祐奈?いつのまに俺の両手に抱き付いていたんだ?」
「イッセーさんどうしたのですか?」
「そうだね、いつものイッセー君とは少し違う気がするわ・・・・・・悩み事?」
「それに近い感じだ。さて学校へ到着だな・・・・・・」
リアスたちは三年生なので上の方へと上がっていき一誠はアーシアやレイナーレ、さらにはミッテルトたちと一緒にクラスへ入ると何か噂をしている。
「なぁ一誠聞いたか!!」
「どうした元浜・・・・・・相変わらず変態な顔をしているけどな。」
「うるせ!!このクラスに転校生がくるんだってよ!!」
「転校生?」
この時期に転校生など入ってくるんだと思いながら一誠たちは話をしているとチャイムが鳴ったので全員が席についた。
担任がやってきて転校生が来るというと男子たちはテンションが上がっている中一誠は誰がこのクラスに入ってくるのかと思いながら前の方を見ているとツインテールをした女の子が入ってきた。
それにはアーシアやゼノヴィアも驚いている。なにせ入ってきたのは・・・・・・
「紫藤イリナです!!皆さんどうぞよろしくお願いします!!」
そうやってきたのはかつてエクスカリバーの破壊の際にやってきた一誠の幼馴染の紫藤イリナだからだ。
一誠side
まさかイリナが転校をしてくるとはな・・・・・・ってあれ?なんかイリナがこっちに近づいてきた。
「ダーーーーリーーーーン!!」
しかもいきなり抱き付いてきたしっておい!!
「えへへへへへへ。」
「「「「兵藤貴様あああああああああああああああああああ!!」」」
「イリナ!!貴様いきなりイッセーに何を言っているのだ!!」
「そうです!!」
「離れなさい!!」
「いーーやーーよおおおおおおおおおおおお!!」
いきなりカオスになってしまったじゃねーか!!だがイリナから感じるのは俺達みたいな悪魔とは違うものだな・・・・・・さて授業などが終わり俺達は部室のほうへ移動をすることになったのだが・・・・・・
「あのイリナ?」
「なーにダーリン?」
「いい加減離れてくれないか?」
「え・・・ダーリンは私のこと嫌いなの?」
「いや嫌いじゃないが・・・・・・」
「ならいいじゃん!!」
そう移動をするのにイリナが俺の左手に抱き付いたまま離れようとしない・・・・・・後ろのほうではアレイがうふふふふふふと笑っているが切れているのがわかる。
「なんでなのはたちも一緒にこっちに来ているねん。」
そう後ろにはなのはたちまで一緒なのだ。まぁ俺に関わっている人物ということで旧校舎に入れるようになっている。
部室に到着をするとアザゼルたちもおりソーナたちも部室にいた。どうやらイリナはミカエルの騎士としてAという文字が手に刻んでいた。
「えっとね、あの・・・・・・ダーリン。」
「ずっと気になっていたがなんでダーリンなんだ?確か悪魔と天使って相性悪いじゃないっけ?」
「実はミカエルさまにもカラレス殿ならイリナを任せることができますと言っていてね?それに私・・・・・・イッセー君のことずっと好きだったもん!!」
まさかの告白かよ!!いや嬉しいけどさ・・・・・・てかミカエルの野郎・・・・・・子ども作れとか言っているじゃねーよ!!
「ちょっと待ちなさい!!イッセーは私のよ!!」
「リアス!!そればかりは譲れないわ!!イッセー君!!」
何か知らないが突然として全員ががーやがーやが叫んでいると俺を引っ張る人物がいたので俺は引っ張られて部室の外へと出ていく。一体誰が俺をって・・・・・・
「会長?」
生徒会長であるソーナが俺を引っ張っていったみたいだ、てかなんで彼女が俺を引っ張ってまで外に連れてきたんだろうと思いながらもとまった。
「ここなら大丈夫ですね?さて・・・・・・」
「ソーナ会長・・・・・・俺をここに連れてきた理由は?」
「・・・・・・それはですね。」
ソーナ会長は俺を見ながら近づいてきた、まさか・・・・・・会長の口と俺の口がぴとっとくっついた。
キスをしてきたのには驚いてしまい、さすがの俺もテンパってしまう。
「・・・・・・好きです。カラレス・ランズで助けてもらったから好きになったとかではありません。あの時あなたはほかの悪魔人たちにとっては私の夢は馬鹿にされるかもしれません・・・・・・けどあなたは私の夢を応援をしてくれるといってくれました。そして特訓なども一緒にしてくれているうちに・・・・・・私はあなたに惹かれてしまったかもしれません。リアスが羨ましいです・・・・・・私にも勇気とかあればってどれだけ思ったことか・・・・・・」
会長の言葉を聞きながらも俺はぞっとしていた。
「ソーナ・・・・・・これはどういうことかしら?」
「あらリアスいたのかしら?」
「えぇあなたがイッセーにキスをするところからずっとね!!」
マジかよ、てかあの騒動から抜けだしてきたって全員かい!!アザゼルはニヤニヤしているしアレイたちに関しては目からハイライト消えているし・・・・・・シグナムたちはその用を見て震えている。
『相棒骨は拾ってやるからな?』
ドライグよそれは何のフラグを立てているのかな?勘弁をしてくれ・・・・・・俺は苦笑いをして外へ行く。誰にも気づかないでと思っていた自分がいた。
「はぁ・・・・・・・・・」
「大変ね一誠。」
「いやヴァ―リお前もこの状態で何しに来たんだよ。」
「あなたたちの次の相手がディオドラが相手なのよね?」
「そうらしいな。」
俺はそういいながら奴との戦いを考えることにした、おそらく俺は参加ができないはず・・・・・・そして奴の狙いは・・・・・・
「「アーシア」」
「ならあなたがすることは決まっているじゃないのかしら?」
「そうだな、ありがとうなヴァ―リ。」
「気にしないでほしいわ。さーてアザゼルがうるさいし私も帰るわ。じゃあねイッセー?」
彼女は俺の頬にキスをして空を飛んで行く。
「・・・・・・・・・・・・まさかあの魔法を再び使うことになるとはな・・・・・・ドライグ、アオナ、アギト、ライノスにフェニックス・・・・・・今回ばかりは暴れてやろうぜ?」
『ほほーう相棒がそんなことを言うとはな・・・・・・』
『一体何をするのですか?』
「なーにただのゲームだよ・・・・・・」
俺は黒い笑みをする。
次回 一誠たちは部室で色んなレーティングゲームのを見ていた。サイラオーグの戦いを見て一誠とアレイは苦笑いをすると転移魔法が発生をした
次回「現れたあいつ。」
「やぁアーシア会いに来たよ。」
「・・・・・・・・・・・・」