EX1-1
これは勇者ヨシヒコの冒険ではなく別の主人公が織り成す物語
時期的にはヨシヒコがメレブの新たな呪文の効果で何処かへと飛んで行ってしまってからの事。
そんな事が起こっているのも露知らず
勇者ヨシヒコの仲間であり、今は訳あって別行動をとっている
戦士ダンジョーと村の娘ムラサキは、生い茂った林の中を歩き回っていた。
「ううむ匂うぞ、匂う……この俺の研ぎ澄まされた嗅覚が、ヨシヒコに匹敵する新たな勇者がこっちにいるのだと感じている……」
「もう何度目だよそれ……そんな事言って、さっき見つけたのだって犬のウンコじゃねぇか」
「アレはもしや、ヨシヒコに匹敵する逸材の犬が産み出したのかもしれん……」
「どんな犬だ!」
自分の背丈にも匹敵する草葉を両手で押し退けながら先頭を歩くもみあげの似合うダンディな男がダンジョー。
ヨシヒコと共に数々の激戦を繰り広げ、戦士として時には年長者としてパーティーを支え続けて来た人物である。
対してそんな彼の後ろをけだるそうに歩いている男口調で胸の平らな女性はムラサキ。
最初は父の仇(勘違い)としてヨシヒコをつけ狙っていたのだが、その内に自然な流れで仲間になり
職業がただの村の娘なので特筆すべき所も無いのだが、たまに役に立つ特技を覚えたりとんでもない呪文を会得したりと、未だ底が知れない力を秘めた謎多き乙女である。
「ていうかもう諦めた方が良いんじゃね? もう数日こうして人が近づかない様な場所を彷徨ってるけど一向に勇者候補なんて見つからないじゃん」
「いや、絶対にいる……この世界のどこかにきっと、俺の第六感がそう強く囁いている……」
「だからそういう「なんか感じます」的なモンはいいんだよ! どうせただ適当に歩いてるだけなんだろ! 本当の事言えよオッサン!」
「オッサン言うな!」
例え相手が年上であろうと物怖じせずに思った事を叫んで指摘するムラサキに
指摘された事よりもオッサン呼ばわりされた事に敏感に反応して即座に彼女の方へ振り返るダンジョー
「いいかムラサキよ、俺達がどうしてヨシヒコやメレブと別れてこうして新たな勇者候補を探しているのか、お前は当然覚えているな?」
「あ~……いや全然わかんない、もう完全に記憶無いわ私」
「馬鹿者! どうしてそんな大事な事をあっさり忘れるんだお前は!」
「ん~……別に大事な事じゃないからじゃね?」
「大事だ大事! いいか! もう一度一から教えてやるから今度はちゃんと覚えるんだぞ!」
キョトンとした表情で完全に自分達がどうしてこんな事をしているのか忘れてしまっているムラサキに、ダンジョーは一喝しながら事の一部始終を振り返り出した。
「かつて俺達は別の異世界で、魔王にまんまと操られ結果的にヨシヒコ達を殺そうとしてしまった事がある……それは流石に忘れてないよな?」
「うん、覚えてる覚えてる、思いきりヨシヒコ殺そうとした」
「あの時はなんとか助けられて無事に元凶である魔王を倒す事も出来た……しかし俺達は操られていたとはいえ、魔王の部下についてあろう事か世界の救世主たるヨシヒコを倒そうとした罪は非常に重い……」
「ふーん、私は別にもう過ぎた事だから特に気にしてないけど、ヨシヒコもあんま気にしてなかったし」
「故にその事に対し強く反省した俺達は、ヨシヒコと共に冒険する資格は無いと悟り、まずはあの時の汚名を返上する為に、影ながら奴の助力をする事を誓ったのだ」
「うん? いや私、全然そんなの誓った覚え無いんですけど?」
「そう、奴に並ぶ程の器を持つ……正に世界を救う勇者を探して見つけ出し、もう一度奴と共に戦える資格を得る為にな……」
ムラサキのツッコミや疑問をちょいちょいスルーしながら、ダンジョーは話を終えると満足げに笑みを浮かべて
「どうだ? コレを思い出してなおまだお前は……アイツ等の下へ帰りたいと思えるのか?」
「いや普通に思ってるけど、あのさぁ~もういいからマジで一旦ヨシヒコ達の所へ戻ろうぜ」
「なんでそうなる! こんなにも俺が熱く語ったというのに!」
「だって私が元々ダンジョーについていった理由って、オッサン一人で行かせると変な女に引っ掛かりそうで危ないと思ったからってだけだし」
「ムラサキ……お前一体俺をいつもどんな風に思っているんだ……」
「女が現れるとすぐに鼻の下伸ばすスケベ親父」
「……酷いなお前、おじさん結構頑張ってるんだよ?」
嘘偽りなくハッキリと自分の印象を答えるムラサキに、ダンジョーが複雑な表情を浮かべながら前の茂みを手でどけるとそこには……
「む? 何やら怪しい洞窟を発見したぞ」
「怪しいなら入らない方がいいんじゃないですかね~?」
「よし入ってみよう、中に俺達が求む勇者が潜んでいるのかもしれん」
「どこの世界に洞窟に潜む勇者がいるんですかね~!?」
そこにあったのはさほど大きくはないが、ポッカリと穴が開けた薄暗い洞窟であった。
時間もすっかり夕方だという事もあって、入り口からはとても中はハッキリと見えない。
しかしダンジョーはこれしきの事で微塵も恐怖せず、勇敢かつ無謀にその洞窟の中へとズカズカへと入って行ってしまう。
「やっぱ私だけヨシヒコの所に戻ろうかな~?」
勝手に行ってしまうダンジョーにムラサキは不満げな表情でブツブツと呟きつつも、どんどん暗い洞窟の奥深くへと入り込んでいく彼の後を仕方なく追うのであった。
「……」
そんな彼等の背後に、何者かが無言で警戒する様に見つめている事も気づかずに
人気のない場所で偶然見つけた洞窟の中をしばらく進み続けるダンジョーとムラサキ
灯りである松明を持ったダンジョーを先頭に、彼等は何度か暗い内部でつまずきそうになるが
遂に最奥部と思われる少々開けた場所に出れたのだ。
「ここが一番奥か……勇者……いなかったな」
「あのさ、最初に私が言ったからね。こんな所に勇者いる訳ないよって」
「ん? いや待て、足元を見ろムラサキ」
こんな暗くてジメジメした所にもうこれ以上いたくないと帰りたがるムラサキであったが
ふとダンジョーは彼女の足元の方を松明で照らす。
「なにやら見慣れない武器や防具が転がっているぞ、どれもこれも使い古されてボロボロだが」
「うわホントだ、きったねぇ……しかも全く使いモンにならない奴ばっかだし」
よく見るとここには何者が使った形跡のある防具や武器がゴチャゴチャと置かれていた。
それも雑にある訳ではなく、キチンと並べられた状態で
しかしその武器のほとんどが旅の序盤でぐらいしか役に立たない、つまり初心者用のお試し装備品だ。
「こんなモノが置かれているという事は間違いなくここに誰かがいたに違いない、それもこれだけの装備品だ、かなりの人数かもしれんぞ」
「ねぇ待って、この怪しくて人気の無い洞窟にこんなに装備品があるってコレ……」
装備品自体はお粗末な造りではあるが、これらを所持している者達がいるとなると相当な数になる。
そしてそれがこの人目が付かない洞窟にあったとなると……
「まさかここ盗賊のアジトとか、危ない奴が隠れ潜んでいる場所だったりしない?」
「なるほど……勝手に入っちゃったのはやっぱマズイか?」
「当たり前だろうが! おいもう帰ろうぜ! こんなしょぼい装備品なんて拾ってもなんの役にも立たねぇし!」
一人アハハと苦笑するダンジョーにツッコミを入れると、慌てたムラサキはつい衝動的に足元にあった粗末な兜を蹴り飛ばしてしまう。
すると兜は洞窟の壁に当たり、カランカランと音を周りに響かせた。その瞬間……
「……それ以上の我々への侮辱は許されないな」
「「!?」」
真っ暗なその空間の一番奥から、突然男の低い声が聞こえて来た。
今まで自分達以外にここには誰もいないと思い込んでいたダンジョーとムラサキは同時にビクッと反応してそちらに振り返ると
その時、暗かった洞窟の中が一瞬にしてパッと明るくなった。
「ほう、どうやらこの私が物思いに耽っている隙を狙って、金目当ての卑しい賊が入り込んで来たみたいだな」
「うお! コ、コイツは……!」
「おいおいおい! オッサンヤベェってこれ絶対!!」
奥からヌッと現れたそれは、なんと肉も皮も無い完全に骨だけの体であった。
つまり人間ではなく魔物、しかしただの魔物ではないというのは一目見てわかる。
ダンジョーよりも背丈は長く、本来目玉がある部分からは鋭く赤い眼光が怪しく輝き
そして頭の後ろからは黒い後光の様なモノが発せられている。
見るからに禍々しく、邪悪なオーラを醸し出し、身に着けている煌びやかに黒く輝く豪華なローブが、一層威圧感と恐ろしさを体現していた。
長き旅の中で戦ってきたダンジョーやムラサキでさえ、これ程までに恐ろしい魔物を見た事が無い。
「おいムラサキ……まさかコレが……仏の言っていた魔王という奴かもしれんぞ」
「はぁぁ!? じゃあなに!? 私等何の準備もせずに試しに入った洞窟の中で、いきなり魔王と出くわしちゃったって訳!?」
「魔王……? フン、生憎私はそんないかにもって感じの名前で呼ばれるのはいささか不本意だな」
間違いなくこの骨の怪物はボス、それもラスボスクラスに強い筈だと見抜くダンジョーであるが
怪物の方はその場から一歩も動かずに彼等を見下ろしたまましわがれた声で呟く。
「冥土の土産として我が名を黄泉にまで持っていくがいい、私の名は……”アインズ・ウール・ゴウン”」
演出っぽくバッと両手を広げて己の名を名乗る骨の怪物。
しかしどこか、その名を自称する事に躊躇いが感じられる。
「貴様等下等な人間など相手にする事さえ面倒ではある、だが私の大切な……仲間達との思い出が残る装備品を侮辱し、あまつさえ蹴飛ばすなど言語道断、その大罪は万死に値する」
「……なんか怒ってるみたいだからオッサン謝った方が良いんじゃない?」
「謝るのはお前だろムラサキ! 俺はしょぼいだの汚いだの罵った挙句に蹴飛ばしたりしておらん!」
こちらを見下ろしながら明らかに不機嫌になっている御様子の骨男を前にして
ムラサキとダンジョーはどちらが悪いのかと責任を押し付け合う。
しかし間もなくして、骨男はユラリと両手を上げて彼等の方へゆっくりと向ける。
「貴様等には慈悲による一瞬の死など与えん、じわじわとその体に恐怖と苦痛と絶望を味わわせ、時が永遠になったかと錯覚してしまう程に、ゆっくりと嬲り殺しにしてやろう……」
「おいヤベェって! なんかアイツ怖い事言いながら仕掛けようとしてんぞ! ぜってぇこの世界のラスボスだ! もう逃げようぜオッサン!」
「……いや俺は逃げん」
全身全霊の殺意を持って徹底的に痛みつけてやろうと動き出す恐怖の骨男を前にして、ムラサキは逃げようとダンジョーに叫ぶが、彼はその場から一歩も動かないどころか、腰に差す剣を抜いて
「コイツはここで、俺が斬る……!」
「え?」
「……え?」
真っ向から対峙し、戦ってやろうと腹をくくるダンジョー
それに口をポカンと開けて固まるムラサキ、同時に骨男の方から彼女と同じ反応する声が聞こえた様な気がした。
「いいかムラサキ、この様な恐ろしく凶悪な魔物など今まで俺は見た事が無い……きっといずれはヨシヒコの脅威に成り得る存在だ、ここでコイツを生かしておいては奴が危ない」
「……貴様、もしやこの私を倒せるとでも本気で思っているのか? 私はあの……アレだぞ? アインズ・ウール・ゴウンであっていずれはこの世界を征服する程の力を……持っている可能性もある恐ろしい存在なんだぞ」
「そんな名前など知らん! 世界を征服する野望があるならなおの事! ここでこの戦士・ダンジョーが成敗してやる!」
「いや待て、落ち着け、一旦冷静になれ、頭を冷やしてよく考えて私を改めて見てみろ」
既に剣を抜いて斬りかかる気満々のダンジョーを前にして、急に歯切れ悪そうに警告し始める骨男。
何やら段々きな臭くなってきた。
「私の見た目を見てどう思う? 恐怖とか感じるだろ? 命の危機を感じてすぐにでもこの場から立ち去りたいと本当は思っているんじゃないのか? そんな虚勢を張ってこの私に挑もうとするなど無駄にその命を散らすだけだぞ」
「これは虚勢や下らんハッタリなどではない……俺はかつて犯した罪を償う為に、いずれ魔王討伐の妨げになるであろうお前をこの場で倒す事こそ使命だと考えている」
「いやだから! 罪を償うだとかコレが己の使命だとか! そういう一時のテンションに身を任せる真似は良くないと思うんだ私!」
キリッとした表情で全く決意が揺るがないダンジョーにしびれを切らしたのか、骨男は声を荒げていき。
「人間ってそういう所あるよねホント! 絶対に死ぬから! 私に挑んだら絶対に殺されるから! 物凄く痛いよきっと!」
「それしきの事で恐れて勇者の仲間が務まるかぁ! 行くぞぉ! 怪人骨男ぉ!」
「変なあだ名で呼ぶな私の名はアインズ……! ちょ、ちょっと! こっち! こっち来るな!」
剣を振り上げたダンジョーは問答無用と、まだゴニョゴニョ言って来る骨男に雄叫びを上げながら突っこんで行く。
それに対し骨男はかなりテンパった様子で慌て始め
「もういいわかった! 今回は特別に見逃してやるからもう帰れ! ここでの事は一切他言無用だぞ!」
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
「いやホント! マジで! 戦いでは何も生まれないんだって! こんな争いただの無意味だから! 心を豊かにするのが何よりの大事だから!」
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
「じゃ、じゃあこうしよう! 素直に帰ってくれたら今ならタオルと洗剤を……!」
何を言っても一向に退かず、逆にどんどん駆け寄って来るダンジョーに、どんどん必死になって行き最終的にはモノを上げて帰らせようとする骨男。
しかしダンジョーの振り上げた剣は容赦なく彼に襲い掛かり
「どっせいぃ!」
「ぐはぁ!!」
「え、一撃でやられた!」
ズバッとダンジョーに斬られたその瞬間、説得による抵抗虚しくあっさりとその場に沈んで倒れる骨男。
その凶悪な見た目とは裏腹に、あまりにも呆気ないとムラサキが驚いていると
「待って、いや本当に待って下さい……なんか知らないけど今視界が真っ赤になってて……これ次斬られたら、絶対私死……」
「よぉしわかった! じゃあトドメだ! えいやー!」
「あ~~~~!!! もう待てって言ってるだろうが!!」
遠慮なくトドメを刺そうと再び剣を振り上げるダンジョーに対し、倒れた骨男がさっきまでの強気な態度はどこへ行ったのやら、急に弱々しく情けない声を出し始めた。
これにはムラサキも「え?」と怪訝な様子で彼の方へ歩み寄り
「なあオッサン、コイツもしかして……強そうなのは見た目だけで本当は滅茶苦茶弱いんじゃね?」
「う~む、確かに全く手ごたえが感じられん……どういう事だコレは?」
彼女に言われてダンジョーも剣を一旦構えるのを止めて疑問に思い始めていると
ゼェゼェと息を荒げながら瀕死になっている骨男はガバッと顔を上げて
「み、見た目にビビッて逃げてくれると思ったのに……どうして逃げない! 空気を読め!」
「いやそう言われてもねぇ~……私は素直に逃げようとしたんだけど」
「あ~……なんというか、すまん、つい斬りかかってしまって」
弱ってる状態で怒鳴り出す骨男に思わず罪悪感を覚えるムラサキとダンジョー
どうやら彼の目的はここで自分達を始末する、のではなく、この場から遠ざける為に驚かせて逃がすという作戦だったみたいだ。
するとそこへタイミング良く、彼等の背後から突然……
「はぁぁぁぁぁぁん!! 私めがうっかり目を離してる隙に大ハプニィィィィィング!!!!」
「うるさ! 今度はなんだよ!」
後ろから聞こえた絶叫の様な奇声にビックリしてムラサキが振り返ると
そこに立っていたのは軍服を着たピンクの卵と言うべきか……
ペンで簡単に丸く塗りつぶしたかのような黒い穴が3つ付いてるだけの
なんとも形容しがたい奇怪な見た目をした魔物が派手なリアクションを取りながら現れたのだ。
「おの~れ~!!! よくも私の偉大なる創造主であられる御父上を! 愚かな賊共め! この私が……ん~~~~~ジェノサイド!!」
「「うわぁ~……」」
目の前で華麗なステップを踏みながらダンスしてにじり寄って来るおかしな卵男に
ムラサキだけでなく何故か骨男もドン引きした様子。
そしてダンジョーは怪しむように自ら彼に近づいて行って剣を構え
「ほい」
「あぁぁぁぁぁ!!!! 今の一撃で私の! 私の命の炎が消えて行くぅぅ!!!」
軽くサクッと斬り付けてみた途端、卵男はその場で悶絶するとクルクルと回転し
やがてそのまま骨男の方へ回り込むと、ドサッと彼の膝の上に頭を預けて
「願わくば……御父上のお膝元で眠らせて頂きたいと思います……ガクッ」
「おい! 私を助けに来たんじゃなかったのかお前!? なに私より先に満足げに死のうとしてるんだ!」
勝手な事言って自分の膝で倒れる卵男に骸骨男が叫んでいると、ムラサキが顔をしかめながら彼等の方へ近づいていき
「……で? お前等はなにモンなの?」
「……」
彼女の問いかけにしばし間を置いた後、骸骨男は観念したかのようにため息を突いてゆっくりと顔を上げた。
「私の名はアインズ……いや、もはやその名を名乗る資格など俺には無いか……」
そう言ってため息を突くと、ムラサキとダンジョーに向かって彼は改めてもう一度名乗り出した。
「私はモモンガ、……かつて仲間達が築き上げた想いの結晶が消えゆくのを、ただ指をくわえて見ている事しか出来なかった、ただの愚かな……」
「私はナザリック地下大墳墓 宝物殿領域守護者!! パンドラズ・アクターどぅえす!!!!」
「お前は黙ってろ!」
しんみりした様子で語り出そうとしていた骨男、もといモモンガだが
そんな彼の膝元で倒れていたのに急にガバッと起き上がって復活したと思いきや空気も読まずにビシッと敬礼して自己紹介する卵男、もといパンドラズ・アクター。
ダンジョーとムラサキが彼等に出会った事で
また別の物語が始まろうとしていた。