狂った聖杯戦争。   作:通りすがりの魔術師

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とりあえず思いついたのは投稿しました。
次は自分で自分を召喚したstaynight勢でも書けたらなと。


自分の娘を召喚する(遠坂家の場合)

「ついにこの時が来たか…」

 

 

感慨深そうに呟くのは冬木の地の管理者にして、彼が待ちわびた聖杯戦争の始まりの御三家のうちの1人。遠坂家当主の遠坂時臣。

その人柄は非常に魔術師らしく、由緒正しき魔術師として4度目である聖杯戦争に遠坂家の宿願である根源への到達を目指して鍛錬に明け暮れていた。

 

 

そしてその努力が、汗が……ついに報われる時がやってきたのである。時臣は此度の聖杯戦争に必勝をかけてあらゆる準備をしてきた。

監督役の言峰璃正と通じ、その息子言峰綺礼と手を組んで、さらには巨額を投じて購入した聖遺物で最強と言える英霊を呼び出そうとしていた。

既に綺礼は何故か自分の母親だと名乗るバーサーカーのサーヴァントの召喚を終えており、今宵のサーヴァントの召喚は安全に行われる。

 

 

「では、時臣くん」

 

 

「はい」

 

 

璃正に促されて時臣は召喚サークルの手前に聖遺物を置いた。それは古代バビロニア時代に存在した動物の化石とした。本来なら最初に脱皮した蛇の抜け殻の化石を得るはずだったがそれは叶わず、仕方なく狙いのサーヴァントが召喚できる可能性のある化石を選んだのだ。

正直これをよく手に入れられたものだと少し離れたところで見守っている綺礼は感心していた。

 

 

時臣の狙うサーヴァントは英雄王ギルガメッシュ。それもアーチャークラスでの現界を望んでいる。今のところアーチャーのサーヴァントは召喚されておらず、聖遺物さえ用意すれば時臣は確実だと踏んでいた。

 

 

「素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。祖には我が大師シュバインオーグ……」

 

 

自信満々に詠唱を始めた時臣を言峰親子は静かに見守る。そして詠唱が佳境に差し掛かると共に召喚サークルを魔力の奔流が包む。

 

 

「汝三大の言霊を纏う七天 抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――! 」

 

 

右手を伸ばしたまま最後の口上を言い終えると時臣は大きく脱力した。召喚サークルには窺い知れないが、強い魔力を持った何者かが立っている。その魔力を感じて切嗣は言峰親子に言い放つ。

 

 

「この戦い……我々の勝利だ」

 

 

「決まってるわ。だって私が召喚されたんですもの」

 

 

「ん?」

 

 

言葉を返したのは綺礼や璃正ではなく、その召喚されたサーヴァントであった。時臣からはまだ霧がかかってそのサーヴァントの容貌は知れないが、別の角度から見ている言峰親子は驚きのあまり口を大きく開けた。

黒い髪のツインテールに大きく露出した肌に、しなやかで長い手脚。そして時臣の妻譲りの美しい顔立ちをした女性を2人は知っていた。

 

 

「女神イシュタル、召喚に応じ参上したわ。美の女神にして金星を司るもの。豊穣、戦い、破壊をも司るこの私をせいぜい敬い、恐れながら貢ぎなさい」

 

 

そして、霧が晴れるのと同時にサーヴァントは髪を払いながら目の前で呆ける自分のマスターに対して命令するように言い放った。

しかし、時臣は自分の召喚希望していたサーヴァントが引けなかったショックよりも、そのサーヴァントの容姿に驚愕した。

 

 

「そんな、馬鹿な、な、なぜだ……なぜ、凛が!!」

 

 

齢10歳程の娘が突然急成長し、金星の女神の名を名乗り、あんな露出の多い服を身にまとっているのか。時臣には理解不能で思わず卒倒しそうになるのを、持ち前の「遠坂家たるもの優雅たれ」の精神で耐える。

 

 

「師よ!」

 

 

「大丈夫だ綺礼くん…」

 

 

そう言いつつもわずかに足がふらつく時臣に綺礼は駆け寄ろうとするが父に止められてその場に留まると時臣を混乱させている原因であるサーヴァントを見た。

 

 

「あんたが私のマスターね? 冴えない顔だけど身につけてるものと魔力の質はいいみたいね」

 

 

頑張って耐えていた時臣だったが自分の娘の顔と声で「冴えない顔」呼ばわりされたショックは大きく、時臣はその場に卒倒した。




他陣営
間桐→狂戦士の詠唱を読み忘れてパールヴァティーorカーマを召喚。どちらを召喚してもその際に臓硯は死ぬ。(今回はアサシンが埋まっているためパールヴァティー)

ウェイバー→ケイネスから触媒が奪えず仕方なく、自前で中華系の触媒を用意すると未来の自分か未来の義妹。偶然的に聖槍の欠片やそれにまつわるものを手に入れると未来の弟子を召喚。どれにしても胃に穴があく。
(今回はたまたま聖槍の欠片を手に入れたためグレイ)

ケイネス→イスカンダル、ディルムッドの触媒が用意出来ず、仕方なく中華系の触媒を用意すると義妹が来る。胃に穴があく。
(知り合いの魔術師から借りる形でとある時代の巻物を手に入れ、始皇帝とか呂布をねらったら義妹の姿をした司馬懿が来た)

雨生龍之介→触媒なしの召喚だったので特に変化なし。だが、術がイリヤで埋まってるので剣ジルになる。

言峰綺礼→娘のサーヴァントがないため悩んだ挙句、他のクラスが埋まっていたのでバーサーカーに。そして、自らの母や妻が死んでも何も思わなかった→母親と妻の愛が足りなかったんじゃねぇの?(失礼)ってことで頼光に。ちなみに胃に穴があいてる。



第四次聖杯戦争
剣 ジル (雨生龍之介)
弓 イシュタル (遠坂時臣)
槍 パールヴァティー (間桐雁夜)
騎 司馬懿 (ケイネス)
殺 グレイ (ウェイバー)
術 イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (衛宮切嗣)
狂 源頼光 (言峰綺礼)

第四次聖杯戦争 勝利者は?

  • 切嗣 イリヤ
  • 時臣 イシュタル
  • 雁夜 パールヴァティー
  • 綺礼 源頼光
  • その他
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