†モンスターの行方を探すために図書館に来た友牙とタイガ。
そしてタイガは本を落としたことで、度が過ぎるほどに怒られたガルバードのために、館長の私書とファイトすることになった。
私書のターン
「ドロー!チャージ&ドロー!」
私書は手札に来たカードをすぐに使う。
「キャスト、マジック・タイム!手札の魔法1枚を『魔法図書館』のソウルに入れて、2ゲージ、2ドロー!さらにアイテムの効果で1ゲージ追加。」
マジック・タイム 魔法
君の場に「王都-魔法図書館」があるなら使える。
コスト:君の手札から魔法を1枚、君の場の図書館のソウルに入れる。
・君のデッキの上から2枚をゲージに置き、カードを2枚引く。「マジック・タイム」は1ターンに一回だけ使える。
「さらにキャスト、魔法図書寄贈。デッキから『マジック・アンプ』を『魔法図書館』のソウルに入れて、1ドロー!そしてもう一度、アイテムの効果で1ゲージ追加。これで6枚目。」
さっきから私書は不気味な笑いを繰り返している。
タイガはそれを見て寒気がする。
「もう一度現れろ!我がバディ!デウス・エクス・マキナ!」
「我をもう一度呼ぶか、良かろう!」
もう一度センターに現れたデウスはもう一度、レフトとライトに魔法陣を投げる。
「さらにゲージ1払い、キャスト!ナイスワン!」
「あの私書とかいう男、何をやっているんだ?」
観客席でガルガは友牙の問う。
「どうしたガルガ?」
「いや、あの男はあの図書館のソウルから魔法を使っていない。そして何よりも無理矢理、あの図書館のソウルを貯めているように見える。」
「あまり考えすぎじゃないか?タイガなら大丈夫だって」
「だといいが・・・」
「キャスト!ネバー・セイ・ネバー!ゲージ2だけ追加!手札0枚ならドローできるんだが、残念だなぁ。しかし、これで図書館のソウルは8枚になった。行くぞ、アタックフェイズ!」
「マジカル!モーリィよ!我に続け!」
デウスは手のひらから光の弾を、センターのいないタイガに向かって撃ち込む。
「ダガーの効果でダメージを4減らす!」
しかしタイガはダガーの効果で光の弾を避ける。
「二回目だ、小僧!」
「もう一度ダガーの効果で回避!」
次もタイガは攻撃を避ける。
「やれ!モーリィ!マジカル!」
レフトとライトの魔法使い二人組は、ダガーの効果を気にせず攻撃する。一度はダガーの効果で避けるが、次の攻撃は避けられずに当たってしまう。
「しまった!」
タイガのライフ 10→8
「さぁ、私がなぜ、王都ー魔法図書館のソウルをこんなにも貯めていたのか教えてやろう!ファイナルフェイズ!相手のライフが私のライフ以上のときに発動できる必殺技!」
「何!」
「ななななんと!ここで必殺技宣言!」
「タイガ選手のライフは8、これを削れるでチュウ!?」
「ゲージ3と、王都ー魔法図書館とデウスのソウルを全て捨て!キャスト!究極大魔法 バッド・エンド・ストーリー!」
「物語の終わりに潜む、大きな闇に沈むがいい!」
タイガの目の前に黒い渦が現れ、その中からどす黒い色の大きな手が現れた。
「この必殺技のコストで捨てたソウルの枚数分のダメージだ、喰らえ!」
「魔法図書館のソウルが8、デウスのソウルが2・・・足すと10!」
究極大魔法 バッド・エンド・ストーリー 必殺技
属性:図書館
君の場に「王都ー魔法図書館」と「図書館」のモンスターが3体いて、相手のライフが君のライフ以上なら使える。
コスト:ゲージ3を払い、「王都-魔法図書館」のソウルを好きな枚数捨てる。
・このカードのコストで捨てたソウルの枚数分、相手にダメージ!
「タイガーッ!」
友牙の叫び空しく、闇の手がタイガを握りしめる。
「終わりだ!」
「キャスト!シャイニング † アブソーバー!」
しかし、タイガは諦めていなかった。
黒い大きな手は形崩れ、その中から光輝く三角形が出てきた。
「あれは!」
三つのダガーによって完成した三角形は、周りの闇を吸い、次第に大きくなっていく。
「このターン、俺が3枚以上ダガーを戻しているなら使うことのできるカード!次に受けるダメージを0に減らし、そのダメージを相手が受ける!」
シャイニング † アブソーバー 必殺技
属性:†
このターン、君の場から「シャイニング † ダガー」が3枚以上手札に戻しているなら使える。
コスト:手札の「シャイニング † ダガー」3枚を公開し、ライフを3払う。
[対抗]この効果で公開した「シャイニング † ダガー」全てをコストを払わずに装備する。そして次に受けるダメージを代わりに相手が受ける。
タイガの手のひらで浮く三角形はフリスビーのように飛んでいく。
「く、来るなぁーー!」
アブソーバーは私書の前で方向を変えると、ライフカウンターに刺さった。ライフカウンターは壊れ、0とだけ映し出される。
「ひぃぃぃ!」
タイガはセンターに立つと、ダガーを私書に向けた。
「さ、ガルバードに謝ってもらおうか?今も反省し続けてんだからよ」
私書は観客席のガルバードを見る。ガルバードは友牙の横で頭を下げていた。
「・・・悪かった、図書館はみんなの使う場所だ。みんなが笑顔で、時には感動して貰わないとな」
「うーん、これも書いてないか。」
タイガはファイトが終わってからも本を探し続けていた。友牙やガルガは、お腹が空いたのと文字の見すぎで眠くなっていた。
「もう帰ろうぜ・・・。また明日探そ」
「いや、今日だけでこの棚全ての本は読み終える!」
高い天井に届きそうな大きな本棚の本は下から読み尽くされ、すでにあと2段のところまで来ていた。
「†について・・・†について・・・」
「あの・・・」
後ろから一人の女性がタイガに話しかける。
「・・・何だ?」
ローブにフードを目深に被った女性はタイガが振り向いたのを見ると、フードを脱いだ。
「†について何かお探しですか?」
女性は輝くくらい綺麗な金髪に白い肌、目の下には†マークが刻まれていた。
「お、お前は・・・」
女性は光輝くと、来ていたローブが消え、白いワンピースと白い羽、手にはタイガの持っていたダガーと同じ形のダガーを持っていた。
「私は、光の使者 シャイニング † エンジェル。†属性のモンスターです。」