神バディファイト 新たなる挑戦   作:駿駕

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あらすじ
†モンスターが見つかったことで喜ぶタイガ。そのモンスターである †エンジェルはミセリアに助けられたことをノボルやエル・キホーテに話す。

そしてダンジョンワールドには新たな危機が迫っていた。



ダンジョンワールドの世界の宝玉

ダンジョンワールド。

ここはゲームの中に入ったようなファンタジーな世界。

冒険者やモンスターが溢れ、冒険者はモンスターを倒してクエストをクリアする。

今も、ダンジョンに入ろうとする冒険者の少年二人と、モンスター2体がいた。

 

「なんだ、この服は?」

「豪に入れば郷に従えですよ、タイガ」

ゲームの職業でいうシーフのような格好をしたタイガと、僧侶の格好をしたエンジェル。

「おーい、タイガー!」

そこに剣と盾を持つ、勇者のような格好をした友牙と、

「待て、友牙!我はこれで良いのか?」

ファイト時のいつものガルガがいた。

「ここがダンジョンワールドか。で、今から俺達はクエストを達成するために、このダンジョンに入ると」

「タスク長官の話によると、ここがダンジョンワールドの核があるダンジョンだという。」

「行くぞー!」

タイガと友牙とエンジェルはダンジョンに入るが、ガルガだけは入れずに入り口の前で止まる。

「は、入れぬ。」

「小さくなればいいじゃん」

「それがなれないのだ!これでは、友牙の力になれんぞ!」

ガルガは無理矢理入ろうとするが、いつもの鎧が引っ掛かってしまい、動けなくなってしまう。

「すまない、先に行ってくれ。後で向かう」

「わ、わかった。」

 

「あのー、あなたたちもこのダンジョンに用があるのですか?」

 

ダンジョン入ってすぐのところで、一人の女の子に話し掛けられる。

薄いピンク色のツインテールとさくらんぼの飾りが付いたヘアゴムが特徴の女の子。手には弓矢を持っている。

その女の子の横には教会のシスターのような女性が立っていた。

「あぁ、ちょっと用があってな。」

「今、ダンジョンワールドが何者かの支配されそうになっている。それを食い止めるために、俺達はここに来た。」

「へー、そうなんですか。ちえりも付いていってもいいですか?あ、私は佐藤 ちえりっていいます」

「いいよ。俺、未門友牙。こっちは」

「虎堂 タイガだ。よろしくな!」

「よろしくお願いします、友牙さん、タイガさん!・・・あ、こっちは」

「私はみろわーると申します。ちえり様のメイドをしております」

「メイドさんか、よろしくな!」

友牙とちえりとみろわーるは先へ進む。タイガも付いていこうと足を踏み出すと、エンジェルに腕を掴まれて止められた。

「待ってください、タイガ」

「なんだ?」

「あの二人、怪しくありませんか?人間がこの世界にいることといい、あのメイドといい・・・」

「エンジェル、天使やモンスターの世界がどうだか、わからないけど、あまり人を疑ってかかるようなことはしちゃダメだ。」

「ですが・・・」

「さぁ、俺たちも行こうぜ。」

「あ、待ってください!・・・みろわーる、どこかで聞いたような・・・」

 

ダンジョンのなかは危険で、モンスターや罠が多く、険しい道になっていた。

そして友牙達は、最下層の宝の部屋の前に着いた。

「ここが、宝の部屋?」

「・・・開けますよ」

みろわーるが宝の部屋の扉を開ける。

その先には何もない開けた空間に、一本の柱とその中心で浮く、白く輝く宝石があった。

「これがお宝か・・・」

「案外、小さいもんだな。もっと金貨や宝石がたくさんーみたいなのを考えてたが」

 

「・・・思い出しました。」

 

エンジェルは宝石の前に立つ。

「みろわーるさん、あなた、ダンジョンワールドのモンスターですよね?」

エンジェルはみろわーるを指差して、そう言い放った。

「クイーンスイートシスター みろわーる。それがあなたの名前です!」

「エンジェル、まだこの人を疑って」

みろわーるはエンジェルに近づくと、どこからか出した拳銃でエンジェルの頬を殴る。

「きゃあ!」

「エンジェル!・・・お前!」

「そうだよ。みろわーるは、ちえりのメイドであり、バディモンスターである。」

二人の後ろから、ちえりが前に出て、みろわーるの横に立つ。そして台座に浮いている宝石を掴みとった。

「ちえりはハート様の僕!ハート様復活のために、世界の宝玉を奪いに来た!ごめんねー、みんな。」

ちえりはみろわーるに抱えられると、ダンジョンから逃げようとする。

「逃がしません!」

しかし、間一髪のところ、エンジェルがみろわーるの身体を掴み、ちえりを落とした。

「痛たた・・・なにするの!」

「宝玉は渡しません!タイガ!」

「バディファイトだ!ちえり!」

タイガはデッキを出す。

「ファイト?ちえりに勝てると思ってるの?みろわーる!」

「はい!」

みろわーるはバッグの中から、デッキとバディファイト・バーチャル・システムの筒を取り出す。

「そっち側に立ちなさい!」

タイガはちえりの言うとおりに立つ。二人が立つと、その場にバーチャル空間が作られた。

 

・・・

 

その頃のバディポリス本部。

その中でもモンスターの保護を行うチームの医務室。

「おや、君は・・・」

「お久しぶりですなぁ、ヴァリアブル・コード様」

エル・キホーテは絢爛朱雀のいるという話の部屋に入ると、すぐに絢爛朱雀を見つけた。

「もう4、5年は会ってなかったかな。・・・で、今日は何の話で?」

「ダンジョンワールドの角王であるミセリア様の行方を知っているかのぉ?」

「彼か。うーん、そうだなぁ」

「何か知っておるのか?」

絢爛朱雀は扇子の先を額に付け、何かを考えると、何かを思い出したのか扇子の先を額からエル・キホーテへと向けた。

「彼は5年前に起きたダンジョンワールドでの小さな戦争以来見てないねぇ。角王内の風の噂によると、とあるダンジョンに封印されたとかなんとか」

「それは本当か?」

「噂だから断定することはできないよ。・・・今、君の主の息子がダンジョンワールドに行ってるから、一緒に探してみてはどうだい?私が知ってるのはここまでだ、今スタードラゴンワールドが大変なことになってるから、他のワールドどころじゃないんだよね。僕は」

「なぬ!?今すぐ向かわねば」

「そして龍炎寺 タスクの話によると、ダンジョンワールドに不審者が入ったとか聞いたから、気を付けた方がいい。」

 

話を終えて、医務室からエル・キホーテ。ノボルは外でお茶の入ったペットボトルを持って待っていた。

「どうだった?ヴァリアブルコードは」

ノボルはエル・キホーテにペットボトルを渡す。

「大変じゃよ、ノボル。」

「ん、どうした?」

「タイガーボーイがダンジョンワールドに行ったと話を聞いた、今すぐ向かうぞ、ノボルよ。」

「おい、待てって」

 

・・・

 

「バディゾーンにモンスターがいるってのは、こんなに安心できることなのか・・・」

「タイガのために、私は戦う!」

「ちえりは待っている。早くやろ」

「ちえり様、あまり相手を急かしてはいけません。準備というものがあるのです。」

「いくぞ!」

 

13枚の光の翼!今、解き放たれる!ルミナイズ!シャイニング・クロス!

 

甘い香りで相手をメロメロ!ルミナイズ!スイート・ガールズ!

 

『オープン・ザ・フラッグ!』

 

『ダンジョンワールド!』

「お前もダンジョンワールド使いなのか!?」

「ちえりはダンジョンワールド使い!あなたこそ、ダンジョンワールド使いなんだね、バディはクイーンスイートシスター みろわーる!」

「バディは光の使者 シャイニング † エンジェル!」

さっきまでの僧侶の姿から一変、完全な天使の姿になる。

 

「さぁ、タイガ。私達の力を見せましょう」

「ちえり様、いきますよ」

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