ダンジョンワールドの脅威に、友牙とタイガはバディモンスターと共にダンジョンワールドへ向かう。
そこであった佐藤 ちえりは、ダンジョンワールドの世界の宝玉を奪いにダンジョンワールドに来ていた。
タイガはちえりの企みを知るとファイトを申し込む。
タイガ ライフ5 ゲージ6 手札5
ちえり ライフ11 ゲージ3 手札2
ちえりのターン
「ちえりのターン、ドロー!チャージ&ドロー!ゲージ1とライフ1を払い、スイートシスター ふろまーじゅをライトにコール!効果で、ちえりの場にスイートシスターが3体いるから2ドロー!」
スイートシスター ふろまーじゅ
属性:スイートシスター
サイズ1 7000/2/5000
2回攻撃
コスト:ゲージを1、ライフを1払う。
・このカードが登場したとき、君の場の「スイートシスター」のモンスターが3体いるなら、君はデッキからカードを2枚引く。
・このカードが攻撃したとき、君の場の「スイートシスター」のモンスター全てに「このカードが相手モンスターを破壊したときか、相手にダメージを与えたとき、君はカードを1枚引く。」を得る。「スイートシスター ふろまーじゅ」の効果は重複しない。
「次に見習いスイートシスター わっふるをレフトにコール!」
「頑張りますー!」
見習いスイートシスター わっふる
属性:スイートシスター
サイズ0 5000/1/1000
[対抗]甘い弾丸:君の場のこのカードをドロップゾーンに置いてよい。そうした場合、デッキの上から2枚を公開し、その中から「スイートシスター」のモンスターを1体コールコストを払ってコールする。その後、残りのカードをドロップゾーンに置く。「甘い弾丸」は1ターンに一度だけ使える。
「いきますよ!ちえり様のために!」
「はい!」「わかりましたー」
「みんな、アタックフェイズ!まずは、ふろまーじゅから!あの天使を倒して!」
「私の効果で、シスター達に効果を付与!くらえ!」
「エンジェルの効果!手札に戻して、攻撃を無効!そして手札からダガーを装備!」
「2回攻撃!」
「ダガー1枚を手札に戻して、無効!」
タイガはふろまーじゅの攻撃を避ける。ふろまーじゅはタイガの前から後ろに大きく跳ぶ。
「わっふる!」
ふろまーじゅのスカートの影から現れたわっふるは、既にタイガに銃口を向けていた。
「わかりましたー!えいっ!」
「ダガー効果!」
銃口から放たれた弾丸はダガー効果終了後を狙うが、次のダガーの効果でもう一度、攻撃を無効化した。
「みろわーるも続いて!」
「わかりました。」
みろわーるは正々堂々と、タイガに剣で攻撃する。
タイガはこれまでと同様、ダガーで無効にした。そしてみろわーるの二回目の攻撃もダガー効果で確実に避けていく。
「いっけー!スイート・アロー!」
「この矢を避ければ、攻撃は・・・終わる!」
タイガはそう言い、矢も避けきった。
「スイートアローの効果で5枚見て、わっふるの効果!」
「援軍の甘い弾丸!」
わっふるはちえりに向けて銃弾を撃つ。
「味方に向けて撃った!?」
「タイガ、あれを見てください!」
わっふるはちえりにではなく、ちえりのデッキに向けて撃っていた。
ちえりのデッキの上から捲られた2枚のカードの1枚を、わっふるはさらにもう一度撃ち込む。
「わっふるの効果、わっふるをドロップゾーンに置くことで、デッキの上から2枚を見て、1枚をコールする!私が選ぶのは、しゅとれん!」
「ちえり様、私をお使いください!」
「わかった!みろわーるに重ねてコール!クイーンスイートシスター しゅとれん!」
みろわーるは光に包まれ、その中から大きな砲台を両肩に背負い、両手にガトリングガンを持ったシスターが現れた。
クイーンスイートシスター しゅとれん
属性:スイートシスター
サイズ3 11000/2/8000
ソウルガード 貫通 反撃
コスト:君の場の攻撃力10000以上の「スイートシスター」のモンスターに重ね、ゲージ2を払う。
・このカードがセンターにいるなら、君の場の他の「スイートシスター」全てのサイズは1減り、攻撃力+3000。
・このカードが攻撃したとき、デッキの上から3枚を公開し、その中のサイズ1の「スイートシスター」1枚につき、そのバトル中このカードの攻撃力+5000、打撃力+1。この効果で公開したカードはデッキの下に好きな順番で置く。この効果で公開した3枚が全て「スイートシスター」のモンスターなら、このカードが攻撃で相手に与えるダメージは減らない。
「さぁ、ちえり!誰を撃てばいい!」
「狙いはあの人!」
ちえりはタイガを指差す。
「しゅとれん効果!ちえりのデッキの上、3枚を見せる!そのなかのサイズ1のスイートシスター1枚につき、しゅとれんの攻撃力は5000、打撃力は1追加!」
「さらに3枚捲れれば、ダメージは減らない!さぁ、見せてやりな、ちえり!」
ちえりは3枚のカードを捲る。
「まさか、さっきからデッキの上を見ていた理由って・・・」
「もちろん、このためよ!」
3枚のカードは全て、サイズ1のスイートシスターだった。
「これで終わり・・・!」
タイガの手札は10枚近くあったが、そのほとんどがダガーで、残りはエンジェルと、ダガーをデッキから持ってくるカードだった。
「すまない、エンジェル、友牙・・・」
「スイートフル・バースト!」
「タイガーーー!」
撃たれた砲弾は雨のようになり、タイガに降り注ぐ。
タイガのライフ 5→0
タイガのライフは0になり、倒れたタイガの元にエンジェルが現れ、体を揺らす。
タイガは気絶し、意識が戻ったのはダンジョンワールドから帰還した次の日だった。
・・・
タイガがちえりに敗北したとき、
「なんじゃ、この爆音は!」
ダンジョン内に、しゅとれんの撃った砲弾による爆音が響き渡っていた。
この爆音をノボルとエルキホーテも聞いていた。
爆音は振動になり、ミセリアの氷像を揺らす。
「やばい!エルキホーテ!」
氷像はエルキホーテの方へと倒れてくる。ノボルはエルキホーテに飛び付いて、エルキホーテの身を守る。
「ケガはないか?」
「ワシよりも、あれを見ろ!」
ミセリアの氷像は割れ、その中にあったカードは外へ出ていた。
ノボルはそれを手に取る。
「これは・・・」
裏面は普通のカードだが、表面は十字架のマークしか書かれていないほとんど白紙のカードだった。
「グッ・・・」
「どうした!?・・・やっぱりケガを!」
「違う、力が出ないんじゃ・・・」
ノボルが手を離すと、エルキホーテは一人で立っていられないのか、杖をつくことさえもできずにその場に膝をつく。
「カードに戻れば帰れる!」
「それではお前さんが帰れなくなるじゃろ!」
「そのときはなんとかするさ。俺だって成長したんだ」
「ノボルよ!」
ノボルはエルキホーテをカードに戻し、その部屋から出た。
・・・
「やっとダンジョンワールドの宝ゲット!」
ちえりはダンジョンワールドの世界の宝玉を手に入れ、おおはしゃぎする。
エンジェルは気絶したタイガを抱きかかえ、二人を睨むことしかできなかった。
「お見事でございます。しかし、このままではこのダンジョンは崩壊し、私たちは生き埋めにされてしまいます」
「それもそうね、ちえり満足!みろわーるゲート作って帰りましょ!」
「一度、このダンジョンから出なければ、この世界から出ることはできません。出たら、バディポリスに捕まってしまいます。」
「じゃあどうすればいいの!」
ちえりは地団駄を踏み、みろわーるを指差す。
「困っているなら力を貸すよ」
声と共に吹雪のような雪混じりの冷たい風がダンジョン内を通る。
いつの間にか、ちえりとみろわーるの後ろには水色の髪をした男の子が立っていた。
「あなたは!」
男の子は不思議な力でゲートを作ると、ちえりの手から世界の宝玉を取り返し、ゲートに押し込む。
「その代わり、これは返してもらうよ」
「あー!ちえりのお宝がー!」
「ちえり様!」
みろわーるもちえりを追うようにゲートに入った。
「君たちもこのゲートで帰るといい。僕の作ったゲートならバディポリスに怒られることはないよ」
「君は・・・」
「僕はミセリア。君のお父さんの友達さ。」
その頃、ダンジョンワールドの外では・・・
「ボスだ!このダンジョンのボスが外に出てきてるぞー!」
「我は違う!我はガルガンチュア・ドラゴン!未門 友牙のバディモンスターだ!」
「ドラゴン!?ひぃぃぃ!やっぱりダンジョンのボスキャラじゃないか!」
「違うと言ってるではないか!友牙!助けてくれぇぇぇ!」
その後、ガルガは見事ダンジョンから脱出したノボルとエルキホーテと共にダンジョンワールドから帰ってきた。一週間は友牙と口を聞かなかったという。