家に帰る途中、サクラという女にファイトを申し込まれる友牙。
サクラのデッキは友牙のデッキに相性の悪い、神を滅ぼす滅神というデッキだった。
「覚悟!」
サクラはレフトから跳び、友牙に切りかかる。
「二回攻撃!」
友牙のライフ10→7
「三回攻撃!」
「キャスト!ジャンケンシールド 気合いの盾!」
「またジャンケンか。」
ジャンケンシールド 気合いの盾 魔法
属性:防御/盾
・相手のターン中、君が攻撃されているなら使える。
コスト:ゲージを1払う。
[対抗]その攻撃を無効にし、相手のジャンケンをする。君がジャンケンに勝ったなら、次に受けるダメージを0にし、君はカードを1枚引く。
サクラは攻撃を無効化されて友牙のセンターに降りる。
「ジャンケン・・・」
『ポン!』
友牙はパー、サクラはグーで友牙がジャンケンに勝った。
「これで次のダメージは0だ!」
「なら、虎!」
サクラの指示で、滅神の虎が友牙の前にできた盾を破壊する。
「続けて龍!」
「ゲージ1払い、キャスト!シャルサーナの加護!」
友牙のライフ 7→8
「龍の二回攻撃!」
一度は攻撃を防いだが、次の攻撃に友牙は防ぎ手なく、龍の吐いた炎を間近でくらう。
友牙のライフ8→6
「ターン終了だ。神を滅ぼす力を受けて立っているとは・・・」
「友牙、次のターンは我を」
「わかってる。」
友牙 ライフ6 ゲージ1 手札6
サクラ ライフ9 ゲージ2 手札6
友牙のターン
「ドロー、チャージ&ドロー。」
友牙は悩んでいた。ライトにいる滅神の龍は対抗で友牙の場のモンスターをレストさせる効果を持つ。さらに、場に出すモンスターのほとんどが「神」を属性に持っているため、何を出してもレストされてしまう。
「キャスト!神々のジャンケンドロー!」
神々のジャンケンドロー 魔法
属性:神竜族/ドロー
君の場に「神竜族」があるなら使える。
コスト:ライフを1払う。
・カードを1枚引き、相手のジャンケンする。負けなかったプレイヤーはカードを1枚引く。(あいこならお互い1枚引けるぞ。)
「またジャンケン?」
「ジャンケン・・・」
『ポン!』
二人はグーを出す。二人の手から出た黒い手は両方とも爆発し、中から1枚のカードが出てくる。
「!・・・このカード。」
「友牙、どうした!」
「ガルガ、ごめん。デッキにお守りとして1枚だけ入れておいたんだ。」
「聞いてないぞ・・・」
「まずはゲージ1払い、神・ガルガンチュア・ドラゴンをライトにバディコール!」
友牙のライフ 5→6
「来たか。」
「神滅ぼしの力、超えて見せよう!」
「レフトに、剣使い ガルドッグをコール。」
ライトにはガルガ、レフトにはこれまでとは違う、口に大剣を加えたガルドッグが現れる。
剣使い ガルドッグ モンスター
属性:神竜族/冒険者
サイズ1 6000/2/1000
・君の場に「神竜族」が存在し、このターン、相手とのジャンケンに勝っているなら、このカードの攻撃力+5000し、2回攻撃を得る。
・このカードが攻撃したとき、相手とジャンケンし、君が勝ったなら、君の場の他の「神竜族」をスタンドする。
「あの龍は俺に任せろドッグ!」
「行くぞ!」
「滅神の龍をセンターに移動。そして手札1枚を捨て、神・ガルガンチュア・ドラゴンをレスト。そしてライフ2回復。」
「ッ!動けん!」
サクラ ライフ9→11
「まずはガル・ソードで攻撃!ジャンケン・・・」
『ポン!』
今度は友牙がチョキ、サクラがグーで友牙はジャンケンに負けてしまう。
「ジャンケンには勝てなかった、でも龍は一度破壊する!次はガルドッグだ!」
「俺も攻撃したときジャンケンをするドッグ!ジャンケン・・・」
『ポン!』
友牙はもう一度チョキを出し、サクラはパーを出す。
「負けたか。」
「ガルドッグの効果でジャンケンに勝ったら、他の神竜族をスタンド!ガルガをスタンドする!」
「ガルドッグよ、感謝する!」
「礼には及ばないドッグ!さらに俺は二回攻撃を得たドッグ!」
ガルドッグの剣は、滅神の龍の最後のソウルを剥がす。
「ガルガ!」
「我の力を受けるが良い!」
「ゲージ1払い、キャスト。鬼道 呪い氷鏡。無効にし、破壊。」
ガルガは盾で攻撃を無効にされ、さらにソウルを剥がされる。
「クッ!やるな。だが、我には新たなる姿あり」
「神・ガルガンチュア・ドラゴン!神G-EVO発動!チェンジ!伝説の勇者 ガルガンチュア・ブレイブ・ドラゴン!」
伝説の勇者 ガルガンチュア・ブレイブ・ドラゴン
属性:神竜族/ドラゴッド/冒険者
サイズ2 10000/2/7000
ソウルガード 貫通
コスト:ゲージ2払い、デッキの上からソウルに1枚いれる。
・君がジャンケンに勝ったとき、君の場に他の「神竜族」があれば、相手に1ダメージ。
・君がジャンケンに負けたとき、そのジャンケンに勝ったことになる。この効果は1ターンに一度だけ使える。(この効果を使ったとき、相手はジャンケンに負けたことになるぞ!)
・このカードが攻撃したとき、相手とジャンケンをする。勝ったら、このカードをスタンドし、そのターン中、攻撃力+5000、打撃力+1。
大きな盾と剣を構えたガルガは、剣の切っ先を滅神の龍に向ける。
「この剣、龍を倒し貫く!」
「ガルガの攻撃!ジャンケン・・・」
『ポン!』
友牙はグーを、サクラはパーを出す。
「私の勝ち・・・じゃない?」
破壊されないはずだったサクラの黒い手は、ガルガによって切られ、友牙の出した黒い手がサクラに襲いかかる。
「嘘!私が勝ったはず。」
「我はジャンケンの勝敗を一度だけ逆転することができる。そして友牙がジャンケンに勝つ度に、1ダメージを与えるッ!」
黒い手は滅神の龍によって防がれる。だが、龍は最後に黒い手を守り、ガルガによって倒された。
「貫通!」
サクラ ライフ11→8
「我の次の攻撃を受けるが良い!」
「ジャンケン・・・」
『ポン!』
友牙はパーを、サクラはグーを出し、友牙の黒い手がまたサクラに襲いかかる。そしてガルガもそれに続いて攻撃する。
サクラ ライフ8→3
「次だ!」
『ジャンケン、ポン!』
友牙はグーを、サクラはパーを出し、今度は友牙の手が破壊される。
「やった、私の勝ち!」
「だが、我の攻撃が残っているぞ!」
「それはキャスト!滅神の盾!無効にして、1ドロー、ライフ+1」
滅神の盾 魔法
属性:滅神
相手ターンの攻撃中、君が「滅神」のアイテムを装備しているなら使える。
[対抗]その攻撃を無効にし、次の効果から1つ選び使う。
・君のライフを+1し、カードを1枚引く。
・相手にダメージ1し、君のデッキの上から1枚をゲージに置く。
ガルガの攻撃は目の前に現れた、滅神の刀2つを交差した形の盾に防がれる。
「俺の攻撃を忘れるなドッグ!」
「ガルドッグの効果!」
『ジャンケン、ポン!』
「私の勝ち!2連勝!」
しかし、ガルガの影から走ってきていたガルドッグの二回目の攻撃を、サクラは受ける。
サクラ ライフ4→2
「反撃!」
「やられたドッグ!」
ガルドッグは滅神の刀の反撃で破壊される。
「これで攻撃は終わり。ゲージは1しかないから、必殺技は撃てない!」
友牙は1枚のカードを上に掲げ、レフトにコールする。
「俺のライフが6以下のとき、このカードを手札からコールできる!」
レフトが青く光輝き、その中から一人の男が現れる。
青い髪に、緑と赤の瞳。光輝く剣には電気が帯びている。
「君を助けるために、僕は未来からやってきた!」
「運命の守護者 タスク!」
その男はバディファイターなら誰もが知り、誰もが夢見て憧れた存在。
そして、この少女、サクラも憧れた。
「まさか、あの人の息子さんにも呼ばれることになるとはね」
「タスク長官!」
「長官?僕は運命の守護者 タスクだよ。・・・いくよ!」
タスクは剣を構える。そして宙を舞い、レフトにいた滅神の虎を破壊すると、サクラの前に立つ。
「あまり女の子に攻撃するのは嫌いだけど、ごめんね」
「え?」
タスクは剣を振り、刀を破壊した。
サクラ ライフ2→0
「ありがとう、友牙君。君とまたファイトできる日を、僕は楽しみにしてるよ。」
ファイトが終わり、全てのモンスターがカードへと戻る瞬間、少しだけタスク長官が見えた気がした友牙だった。
最後の部分、ガルガの効果でソウルから出せば倒せたんじゃないか?と書いてて思いましたけど、そこは突っ込まないでください。「運命の守護者 タスク」を無理矢理でも使ってあげたかったのです。