閃乱カグラ~混沌の世界~   作:麻婆豆腐メンタル

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激しい、キャラ崩壊があるのでご注意を!

ダーク・リベリオン様!ダーク・リベリオン様のファンの皆様!誠に申し訳ございません!


蛇の筆頭vs龍の筆頭:後編

「……貴様!何故生きている!」

 

 

「……この姿には、突っ込まないか……で、何故生きているか?だったけ?何故も何も私……"最初から闘っていない"けど?」

 

 と、衝撃的な一言を発した。

 

「…何?…いや待て!では俺は今まで何と闘っていた事になっている!?」

 

「……貴方が闘っていたのは、コレさ」シュルシュル

 

 輪廻が語りながら、糸で自身とそっくりな人形を造り出した。

 

「……俺は最初から、お前の人形と…いや、お前に遊ばれていただけだったのか……クソッ!」

 

 光牙は悔しそうに、表情を歪ませる。

 

「……あぁ、やっぱり、良い、苦渋を含んだその顔……もっと色んなひ「ギロッ」んん!何でもない、その腕すまないね、今から治すから」

 

 斬り落とした腕を広い上げ、くっ付けた。

 

「…そのような工程で、接合する訳無いだろ!」

 

 鈴音が地面に這いつくばりながら、怒鳴るが。

 

ピクピク「なっ!?くっ付いたぞ!しかも動かせる!」

 

「は?」

 

 光牙は驚愕し、鈴音は呆けた声を上げた。

 

「はは、凄いだろ?私の糸術」ワキワキ

 

 輪廻は両腕を動かしながら、自慢して来た。

 

「それはともかく、俺と鈴音の拘束を解いてくれないか?」

 

 スン…そう言われた途端に今まで笑顔だった表情を一気に無表情に変えた。

 

「……私の、願いを一つ…いや二つ聞いてくれたら、良いぞ」

 

「……わかった、俺の出来る範囲でならその要望に答えよう」

 

 深い溜め息を吐きながら、光牙は答えた。

 

 すると、輪廻は嬉しそうに……

 

「本当か!?ぃやったぁぁぁ!」

 

 子供のように跳び跳ねた。プルンプルン

 

「……まず、服を着てくれ」

 

~30分後~

 

「よし、こんな所か」

 

 輪廻は得意の糸術を使い簡易ではあるが服を造りそれを着ていた。

 

「じゃあ、一つ目の願いからだ!」

 

「あぁ、早く言え」

 

 鈴音だけは拘束を解かれていた。光牙がその事を問うと輪廻曰く、《想い人が居るから》とよく分からない理由で解放したらしい……

 

「うん、じゃあ《キス》して良いか?」

 

「………………………は?いや、それは…え?」

 

 光牙は珍しく狼狽した状態になった。

 

「駄目なのか?」

「いや、待て!何故、キスを求める!?」

「したいからだ!」

「だから、何故だ!」

「理由がいるのか?」

「いや、いるだろ?普通!」

「アメリカだと、普通だぞ?」

「ここは、日本だ!」

「いや、なら拘束を解かんぞ!」

「グッ!」

「さぁ!さぁ!さぁ!」

 

 ジリジリと口を3にしながら近付いて来る輪廻。

 

「おい!鈴音!何とかしろ!」

 

 光牙は鈴音に助けを求めるが、当の鈴音は……

 

「くっ……フフ、すまん、糸の拘束で身体を痛めてしまって、フ!思うように、動かん!ブフ!」

 

「クソッ!貴様覚えていろ!」

 

ガシッ!「フフフ!さぁ!観念しろ」

 

 光牙の頭を掴み、口を近づけ後1cmまで近づいた所で……

 

「やめんか!ど阿呆ォ!」ドカッ!

 

「ベフ!?」

 

 突如、一人の男が輪廻を蹴飛ばした!

 

 シャン…更に光牙の拘束を解いた。

 

「……大丈夫ですか?……ん?君は……まぁいいか…」

 

 光牙は一目でただ者ではないと判断し、いつでも攻撃体制が取れる様に粒子を集め始めた。

 

「そんなに警戒しないで下さいよ……それよりは何故にあの様な状況になっていたのか……説明しろォ、輪廻ェ!」

 

「ヒェッ!暁霧さん、驚かせないで!」

 

~龍導筆頭説明中~

 

 暁霧と呼ばれた男は龍導学院のOBであり、母校の選抜メンバーである「白堊」と自身が修行を付けた「灰怒」に用があって探している際、訓練所から邪な気配を感知し駆けつけて来た、との事らしい。

 

「……全く相変わらずの面食いだな、君は……と言うか、余計な一言で争い事を起こすな……しかし龍導学院はこれで1勝目と言う訳ですか」

 

 暁霧がそう言うと、光牙と輪廻が反応した。

 

「「どうゆう事だ?『ですか?』」」

 

「ん?いや、龍導学院と蛇女子学院が戦って確か勝った方が何でも言うことを聞くとか言う内容で競っていたのでは?確か、第2訓練所で……」

 

 暁霧は、そうじゃないの?といった表情で聞いている。

 

「いや……私はそれ初耳なんですが……」

 

 輪廻は困惑した表情で答える、コレに対して光牙は

 

「……大方、家のメンバーの焔が吹っ掛けて来たんだろう……全く傍迷惑な奴だ……」

 

 と、面倒な奴だ……と呟きながら語った。

 

「あ、それなら大丈夫ですよー。喧嘩を吹っ掛けたのは白堊みたいですし」

 

 暁霧は笑顔で答えた。

 

 輪廻は思わず、ずっこけてしまいそうになった

 

「あの、バカ者が…!いや、しかし何故他のメンバーは止めなかったのだ?灰怒や白銅なら普通止めると思うんだが……」

 

 輪廻はブツブツと呟きながら愚痴を溢していた。暁霧は輪廻に対して、溜め息を吐きながら

 

「いや、お前のせいだろ?『相手の筆頭と今後の打ち合わせ~』とか言いながら、闘っていたんならな」

 

 輪廻は忘れていた、白銅は小型の偵察衛星を飛ばしている事を……

 

「………」

「………」

 

 鈴音と光牙から、『今までの打ち合わせじゃねーじゃん!』といった視線を受けた輪廻は

 

「……はい、御尤もです…やめさせて来ます…」

 

 トボトボ正にその表現がしっくりとくる、歩き方で第2訓練所へと歩いて行こうとしたがふと疑問に思った事があった為、暁霧に聞いてきた。

 

「そう言えば"何でも言うことを聞く"と言った内容のようですが、それの提案者は誰何ですか?」

 

 "何でも言うことを聞く"その部分に引っ掛かりを感じたので聞いてみた内心で白堊はそんな事は言わないだろ……言わないよな?と思いながら

 

 暁霧はニヤケながら

 

「それなら、蛇女の方」

 

 今度は光牙が

 

「……わかった、オレもやめる様に言って来る」

 

 輪廻にこっちの方が近道になると伝えながら、第2訓練所へと向かって行った。

 

「早く行った方が良いと思われますよー」

 

 暁霧が茶化す様にヤジを飛ばしているが、取り敢えず無視して急ぐ事にした。

 

 そして第1訓練所に残された、鈴音と暁霧はと言うと、鈴音はこれと言って暁霧には要件は無かったので鈴音は訓練所から立ち去っていった。

 

 残された暁霧は、ここから約2.5kmにある山を見ながら

 

「……少し、脅しをかけておくか……」スッ

 

 構えながら、山の茂みを睨み付けた。

 

 

~side???~

 

 暁霧の見ていた山の茂みから話し声が聞こえて来る。

 

「なぁ、あの男こっち見てないか?しかも何か構えているし…攻撃する気じゃあ」

 

 携帯ストラップを大量に付けた少女が望遠鏡を覗きながら呟いた。

 

「そんな訳無いでしょ?見えたにしても、武装は刀だし遠距離があった所で精々数mでしょ?」

 

 胸元に蝶のような紋様を刻んだドレスを着た少女が答えた

 

 声や口調に加え月明かりに照らされた姿で、女性とわかる

 

「まぁ、そうか…だとしたらアイツ相当なバカだな!結構イケメンだが残念な奴だな!ハハハハwww」

 

 携帯ストラップを付けた少女が嗤いながら語る。

 

「…へぇ、そんなに良い顔なの?あら、確かに中々ね…」

 

 ドレス姿の少女も望遠鏡を借りて姿を見ると、同意する。

 

 すると、少女達の背後から……

 

「オイ、下らん与太話はそこまでにして他の選抜メンバーを見に行くぞ……」

 

 と苛立った声音で《益荒男》と言った表現がしっくりとくる男が少女二人に言いはなった。

 

 コレに対して携帯ストラップを付けた少女は

 

「んだよー別にいいじゃねぇか、例の"計画"はまだまだ先何だからよ、多少のおふざけとかは大目に見ろよ脳筋」

 

 そう語った、少女に対し男の怒りのVoltageは限界値にまで迫っていた。

 

「……叩き潰すぞ?貴様…」ゴゴゴ

 

「言い返せないと、すぐ暴力…正に脳ww筋wwいやただのチンピラだなwww」

 

 場にとてつもない緊張感が広がり、正に一触即発となった瞬間……

 

ザシュン!!ズバシャア!!

 

 二人の間に斬撃が走って来た!

 

「何だ!?」「…まさか!」

 

 

 急ぎ、少女は男の居た場所を望遠鏡で確認するがその姿が見当たらない、すると…

 

「キャア!」ドシャ

 

 ドレスの少女が、男によって地面にと抑え付けられてしまった。

 

「……お前の能力は一番厄介そうだからな、抑え付けさせて、もらう………所で"計画"って何だ?私に教えてくれないかな?くれるなら、何もしない………くれないなら………」

 

「力付くか?」

 

 益荒男が敵意に満ちた、声と表情で聞いた。

 

 コレに対し暁霧は一瞬だが「……ホゥ」と感心し

 

「勿論だ」

 

 と、すぐさま無表情になりながら答えた。

 

 益荒男と少女は互いに視線を交わしながら

 

 

 「「お断りだ!!」」ギュオ!!

 

 暁霧に攻撃を仕掛けてきた!

 

「……何分持つかなぁ?…いや、何秒か?」チャキ

 

 バキン!

 

~side筆頭組~

 

 第二訓練所へと、向かっている「輪廻」と「光牙」行きながら光牙は輪廻が自身に接吻を求めて来たのは、実は理由があるのではないかと、問い質していた。

 

「……ふぅん、気付いてたの?それとも勘かなぁ?」

 

 輪廻は舌舐めずりしながら聞いて来たので、光牙は

 

「お前が喋っていた時、一瞬だが口の中に小さな蟲が確認できたからな……」

 

「……へへ、見えてたか」ベロ

 

 輪廻が嗤いながら、舌を出すと……チキチキ、キィキィ…と奇妙な奇声を発する蜘蛛のような蟲が舌に乗っていた。

 

「ふぉのふぉふぁ、わわひの、わらのひほふへ」

 

 舌を出しながら説明する輪廻だったが、喋りにくかったのか

 

「この子は私の技の一つで、《寄生操作・糸蟲》って言ってね、相手の体内に送り込んで言葉のまま、相手に寄生して操作する術さ」モゴモゴ

 

 口の中に居た蟲を食べながら光牙に解説した。

 

「その技、敵に成りうる相手に教えて良い技なのか?それに喰うとか……貴様とことん狂っているな?」

 

 前者は呆れ、後者は小馬鹿にしたように輪廻に言うが、輪廻は

 

「いや、別に喰っても人体に害はないぞ?あれ、たんぱく質の塊だからな?なんなら、喰うか?」シュルシュル

 

 掌に先程の蟲を生成し、差し出す輪廻。コレに対して光牙は一言

 

「いらん」 

 

 誰でもそう答えるであろう返し方をした。

 

「えぇ~?結構美味しいのに……〰️」モキュモキュ

 

 またもや、食べながら愚痴る輪廻に呆れる光牙だったが、ある事に疑問点を抱いた、それは…そのたんぱく質の元は一体何で"出来ている?"という疑問だ

 

「……その、蟲の材料であるたんぱく質だが、何の動物のたんぱく質だ?自身の身では、無いだろ?」

 

 ある事を抱きながら、光牙は輪廻に聞くと。

 

「ムッフフフ~、貴方が抱いている点は残念ながらハズレだよ。生物的には同じだけどね~」

 

 ニヤニヤしながら、もったいぶる輪廻に

 

「……さっさと、答えろ」

 

 苛立つ光牙

 

「ん、これさ【鹿肉】貴方が抱いてたのは、恐らく私が先程の訓練所で殺害した生徒達の肉だと思ったのでは?でしたら、残念ですね~まぁそもそも私は彼女等を"殺して"いないしね~」

 

 この返答に、光牙は「やはりか」と納得していた。

 

「じゃあ、アイツ等は何処に行ったんだ?」

 

「あぁ、それなら」パチン

 

ドサッ!ドサドサ!ドシン!

 

 輪廻が指を鳴らすと、上空から大量の繭が落ちてきた。

 

「大した怪我ではなかったけど、疲労とか癌細胞や精神ダメージがあった子達がいたからね、治療していたんだよ」

 

 繭の中には輪廻が言った通りに光牙に打ち倒された少女達(ゴリアテ少女含む)が居た。

 

「……貴方の中にも、何か得体の知れない物を飼っているようだけど?……治療してあげようか?」

 

 輪廻が両指から糸を出しながら近付こうとする

 

「結構だ。これはオレの問題だ、貴様が関わる事ではない」

 

 断りを入れると、輪廻は肩を竦めて、すんなりと引き下がった。

 

「……ねぇ、思ったんだけど、怪我しても私が治療するからさぁ……戦わせても良いんじゃない?」

 

 輪廻が光牙に提案すると

 

「奇遇だな、オレもそう思っていた所だ」

 

 意外に光牙も乗り気になっていた。

 

(……治療するとは言ったけど、ミンチとかはアウトだから、やり過ぎないように祈っておくかな)

 

(龍導学院……カグラを多く排出している他の学園とは比較にならない忍育成機関それの選抜メンバーと蛇女の選抜メンバーどちらが強いのか中々に興味深い!……が"何でも言う事を聞く"は無いだろ?)

 

「「ハァ」」

 

 二人同時に溜め息を吐きながら、訓練所へと到着した、そしてその光景を見ながら二人は絶句した。

 

\ワァァァァァァァ/

 

 第二訓練所に蛇女の生徒達がまるでスポーツ観戦でもしに来たかのように集まっていた。

 

「「……何『だ』コレ」」

 

 またしても二人同時に同じ感想を抱いた、すると後ろから

 

「ウフフフ♡すごいでしょ?」

 

 年増……大人の色香を漂わせる蛇女の生徒が現れた。

 

「……春花、これはどういう事だ?」

 

 光牙から春花と呼ばれた少女は1枚のチラシを見せるそのチラシに書かれていた内容は……

 

『龍の名を司る学園が蛇に挑む!勝つのは!生物の王、龍か蛇か!君達は生物の王が沈む姿を目撃する!』

 

 普通の学生達からしたら、厨二病を拗らせた文にしか見えないが、この学園は普通ではない。忍を育成する機関、その中でも悪忍のみを。

 世の理に反した者達を育成する学園。それ故に争い事や闘いに餓えている者で溢れかえっている為か……この競い合いを見学に来ている者達で溢れかえっていた。

 

「……ふぅん、こんなにギャラリーが集まっているんだったら引くわけにはいかないな……」

 

 そう呟くと同時に光牙に近付き耳元で

 

「治療関係無しに競い合いが出来るな」

 

 そう言いながら、自身の選抜メンバーの居る場所へと向かって行った。

 

「(でも、やり過ぎないように…)」

 

 そう心に願いながら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、次号は蛇女vs龍導になります。

そして、ダーク・リベリオン様、誠に申し訳ございませんでした!




 
登場人物の説明と噛み合ってない部分があったと思いますが、あれは表向きの説明のつもりです。

なので閑話として追加説明を入れます。

輪廻の仕様した技

反面鏡糸

名前の通り鏡を造り出し技を跳ね返す術かなり強力ではあるが、欠点は反射可能だが物理に弱い点に加え質量がでかすぎると割れてしまう所である

硬糸・スレッド・アンブレラ

硬度を高めた、糸で傘を造り頭上からの攻撃を防御する技傘を閉じれば簡易な武器にもなるが技量は本人に依存する劇中で光牙が下手すぎると記述したが、人形だった点と治療も相まっていたため雑な攻撃しか出来なかった。本来ならば斑鳩位の剣技である。

SOUL・EARTHE

特殊な糸で造りだした鎌で相手の体力を吸収し自身の体力と武器の強化に繋がる
攻撃する度に鎌は段々と凶悪な形になっていく

糸針的

糸で造りだした、針を相手に突き刺す技名前の通り的としての役割を持つ



糸で造りだした弓であるが柄名は「アリアドネ」弓矢の矢は糸ではなくレーザーを撃つため糸で造り出す必要が無いためお手軽な技である(糸の矢の方が威力が高い)この技は白銅のアドバイスによって生まれた技である。

激雷糸針

対象の身体に突き刺した糸針的目掛けて雷を落とす技威力も高く確定命中だが的頼りなため案外対処は簡単

因みに輪廻の属性は雷と元素です

最後に輪廻の性癖はバイセクシャルです
 
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