中堅戦のタイトルが酷いのは、気のせいです。
~訓練所(消滅故にクレーター)~
「このまま詠お姉ちゃんに続いて私が勝つわ!アンタ覚悟しておきなさい!」
龍導選抜の中堅メンバーの白銅が訓練所に来るなり、対戦相手である未来と呼ばれた少女がいきなり勝利宣言をして来た。
「……全く蘇芳の奴とんでもない事をしてくれたな」ハァ
白銅は未来の事は無視をしながら(一応聞いてはいるが…)クレーター化した訓練所を見渡しながら溜め息を付いた。
一方の未来は無視されたため身体中から忍気を放出しながら憤怒の表情を顔に浮かべながら、大声で。
「私を無視すんじゃ無いわよ!殺すわよ!!」
"殺す"そう言われた、白銅はまるで菩薩のような柔らかで穏やかな表情と声で
「……あんまり、"殺す"とか言う言葉使わない方が良いよ?」
まるで教師が小学生、または園児に注意する様に優しく指摘して来たこの行為には悪意等は一切無い。親切心でかけた言葉であったが……その指摘をより馬鹿にまたは格下に見られたと思った未来はより一層憤慨しながら
「うるさい!黙れ!アンタは絶対に"殺す"!」
頑なに殺すと言う未来に対して、白銅は最初から蛇女子学生達に抱いていた《口だけ》の印象が一層と強くなり顔には浮かんでは居ないが、手や首にうっすらと青筋が浮かんでいた。
「……はぁ、わかったわかった殺れるもんならやってみな」
互いが臨戦状態に入ったのを確認した鈴音は戦闘開始の合図を出した。それと同時に白銅と未来は互いに距離を取った。理由は単純に双方共に遠距離タイプだからであった。
(さて……あの貧乳の武器は十中八九仕込み銃。タイプはドラムマガジンを見る限りアサルトかマシンガン……その他に火薬の匂いからしてガトリングに……グレネード……戦闘機もあるな……)
白銅は鋭い洞察力と嗅覚で未来の武装を的確に当てて行き自身の武器の確認を行う為にクレーターとなり隠れる場所のなくなった訓練所にその場を作る事にした。
「これが、ベスト
し」カチャカチャ
取り出した弾丸を全て銃に詰め込み周囲に撃ち始める。弾丸が当たった場所に次々と山の様な巨大な岩が形成され始め、それに身を隠し隙を伺う事にした。
「ふん!そんな石ころ私の秘伝忍法で粉砕してやるわ!ヴァルキューレ!!!」ドガガガ!
未来の股下から巨大な対戦車ライフルが伸びて来た………マガジンが二つありそして長い銃身どう見ても……アレにしか見えない………
「う~ん、なんか陰茎みたいだねぇ~」ホワホワ
ワインを飲んでほろ酔い状態となっている輪廻が言ってしまったため、周囲の視線が刺さりまくる。
「……お前……何つう事を言うんだ…」
明らかに淑女でなくとも言わない台詞を言い出した輪廻に対して光牙達はドン引きな眼で見た。
――戻って訓練所――
訓練所ではやたら滅茶苦茶に弾丸を乱射しまくる未来。
「ニャハハハハハ!!どうしたの?全然!攻めて来ないわね!!諦めてとっと降参して殺されなさい!」
隠れてから攻めて来ない白銅に対して怖じけ付いたと思ったらしく、余裕をかましながら白銅の造り出した岩を壊して行ったが実のところ白銅は
「馬鹿みたいに銃を乱射しやがって……こいつで終わりだ……」ポイッ
クレーターの上に移動して下にいた未来が自身の造り出した岩を粉砕しているのを眺めていたのであった。
そして十分に岩が砕け散り、まるで辺りに煙幕の様に粉が充満したのを確認すると、予め輪廻から貰っていたライターを訓練所に投げ込んだ。
……すると……
ードガァァァァァン
凄まじい轟音が鳴り響くと共に大爆発が巻き起こり
「う" にゃあああああ!?」ボヒューン
上空に高く打ち上げられた、未来がボテリと落ち地面に打ち付けられて気絶したのを確認した白銅は鈴音に視線を向けると鈴音は……
「決着!勝者!龍導選抜!白銅!」
……と中堅戦は白銅の圧勝で終わった。
かなり短めで終わりました。未来ファンの方すいません………
仕方ないんです……白銅は輪廻とほぼ互角ではありませんがカグラにほぼ近いんです……
副将戦は長くなりゅ予定です。