特に前者は関わり無いです!まだ
「……ふぅ、足音からしてゴミだと思っていたけど……まさかここまでなんて……拍子抜けも良いとこだよ」ゲシゲシ
中性的な顔立ちの少年……転生は手にしていた手裏剣をしまい地面に倒れ伏せている人物達を見ながらぼやく、幸いか不幸か倒れ伏せている人物達は立ち上がる事は出来なくても彼が蹴っている人物以外は生きていた。
転生は辛うじて生きている人物達を見ながらではなく……自身の背後から刀を持ち鯉口をチャキチャキ鳴らす音が聞こえて来た為に振り向くと、イエスキリトのように壁に張り付けられながらも刀を手放さずに鯉口を鳴らしながら威嚇する
「アハハハ、確かにゴミは言いすぎたかな?お姉さんだけはこんな狭い圧倒的不利な場所なのに壁に引っかける事なく振るってたし……まっ、太刀筋は滅茶苦茶なマジ物のゴミだったけどよ」
最後以外は猫なで声で奏多に語り掛ける転生にイライラを募らせた奏多は
「私は倒れ伏せている奴等とは、無関係ダ!寧ろ敵対関係ダ!だから、この拘束ヲ解け!」ガルルル
拘束を解き次第直ぐにでも斬り掛かって来そうな雰囲気を醸し出している奏多に転生は
「え~刀の鯉口をチャキチャキしながら、威嚇させているような殺意MAXの人は流石に解放出来ないな~…………って、え?て言うかお姉さんとこの生ゴミ達と敵対関係だったの?……じゃあ拘束は解くね」
それを聞いた奏多は呆気に取られた。拘束は解かないと語っていたのにそれが誤解だと分かった瞬間あっさりと拘束を解くと宣言したからだ。
スパ、スパ、スパ
「ほい、拘束解いたよ?」
拘束を解かれた奏多は地面に両手を着けながらにこやかな笑みを浮かべる転生を見ながら、自身の刀に手を添え
「随分とあっさり、拘束を解くんだナ?自分が報復ヲ受ける事は考えてなかったのカ?」チャキ
刀を構え転生を睨み付けながら語る奏多に転生は刀を構えずに、頭の後ろに手を組みながら
「ん~、別にそうゆう考えは無かったって言ったら嘘だけど……それ以前に拘束を解かなかったら、五月蝿そうな奴が居たから解いただけだよ?ほら後ろ」クイッ
転生が奏多の背後を顎で促したので奏多は背後を向くが誰も居なかった。その為、転生に文句を言おうと振り返るが、転生は既に居らず代わりに一枚の封筒が自身の手元に降ってきた。
「……何ダ?」がさがさ
降ってきた封筒の中身の紙を広げて見ると……
『アホが見る~m9(^Д^)』
ご丁寧に顔文字まで書いてあった。これを見た奏多は紙と封筒を
「あ"ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ビリビリビリビリ
けたたましい叫びと共にそれを破り捨てた。すると背後から
「救援要請の信号があったから、駆け付けた訳だが……」
「無駄足だったな」
良く聞き慣れた声が聞こえた為、肩を落としながら地面に落ちていた目隠し用の布を拾い上げ、両目を隠しながら振り返る。
「そう言わないでくれよう、スカイフィーア」
弱気な声で反論する奏多にスカイフィーアと呼ばれた背に機械的な大剣を背負う少女は無表情且つ冷淡に語った。
「まぁ無事で何よりだ……それより何があったんだ?」
「ラーストチカ……実ハ……」
そう聞いて来たのは二本のブレードを持ったラーストチカと呼ばれる二人と比べると小柄な少年がこの場所で起きた出来事を聞いて来た為、奏多は説明に移った。
~奏多説明中~
「フム、なるほど………で、その倒れていた奴等は何処に行ったんだ?」
「何を?そこら中に居るじゃ………えっ?……居ない?…何で?確かに居たのに!どうしテ!?」
先程まで確実に大量に転がっていた死体を含め倒れていた者達が一人残らず消えていた。困惑する奏多をスカイフィーアは冷めたような訝しむような目で奏多を見ながら
「お前……まさか構って欲しくてわざと虚偽の救援要請をしたのか?」
スカイフィーアの発言に奏多は少し頭に来たのか目隠し上からでも分かるくらいに目を吊り上げながら
「何だト?お前ハ私ガわざと虚偽報告しタ……そう言うつもりカ?」チリ
僅かにだが殺気を放ちながらスカイフィーアに返すとスカイフィーアは背の大剣の柄を握りながら
「……何だ?その殺気は?まさか……私と殺り合うつもりか?勝てる訳が無いのに挑むか……」チャキ
「修行、鍛練を怠り、ユウヤさんに色目を使っている奴に負けるつもりは無い」
「あ"?」
この発言に奏多を小馬鹿にしていたスカイフィーアは首と額に血管を浮かび上がらせながら奏多を睨み付ける。奏多も刀に手を添え正に一触即発な空気が流れていたが……傍観していたラーストチカが
「おい、つまんねぇ事すんなよ?」
そう一言だけ言うと一触即発になりそうな雰囲気だった二人は直ぐに矛を納めた……互いに睨み付けてはいたが……そんな二人を見ながらラーストチカは溜め息を吐きながら
「ハァ……取り敢えず、奏多の言った事は本当みたいだ」
「何?どういう事だ?」
怪訝な表情を浮かべるスカイフィーアにラーストチカは手裏剣の破片を投げ渡した後
「その破片から流れる映像を見たが、確かに事実だ」
「…………チッ、確かにそうみたいだな」
苦虫を噛み潰したような表情をしたスカイフィーアは手裏剣の破片を投げ捨てた後
「先に本部に戻る」シュッ
そう小さく吐き捨てると目視できぬ速度でこの場を去った。
「じゃ奏多、俺達も戻るか!」
「ん」コクリ
互いにスカイフィーア同様に目視できない速度で本部へと戻って行った、一瞬だけではあったがラーストチカはとある建物の屋上を睨み付けた。
~建物の屋上~
「いや~危なかった、あの大剣のお姉さんはともかくとして……あのブレードの男……あいつはヤバいな、気配消していたオレに気付くとか……さ~て、あんたらだけど、どうしようかな?」
転生はラーストチカの感知能力に僅かにだが驚きと警戒をした後、自身が運んだ先程まで路地裏にて倒れ付していた人物達へと視線を写した。
「ん?あぁ、そうだったわ……あんたら、何であの紫ばーs…ゲフンゲフン…"幻想郷"の大賢者を狙っていたの?それに感知までしていたみたいだし?そこらへんの事だけど、教えてくれないかな?」
「「「「…………………」」」」
倒れ付している人物達は無言を貫き通していた。これを見た転生はとてつもない程の悪魔の様な、というよりは"鬼"の形相で笑みを作り上げ
「まぁ、答えないよねぇ~普通、キヒヒヒそれじゃ……う"!?……はぁはぁ……!お前はっ!出てくるな!!っぐっ……ふぅ……さて、どうせ喋らない事ぐらい分かっていたし!1.2.3~30人……か…じゃあ、一人残して『
転生が遁術を唱えると同時に背後から蛸と蔦植物が合わさったような君の悪い触手が現れ
にゅる、じゅる、じゅるり、と倒れていた者達に絡み付くと、同時に口の中に侵入すると『心臓』と『脳』だけを器用に抜き取り蔦植物を使い傷つかぬように『心臓』と『脳』に器用に纏わせると霧散させた。
「フフフ、これだけ命の『ストック』が……あれば……って!?オイ!食うなよ!あぁ!もう!いいよ!でも20年分は残しておいてよ?」
先程から、一人芝居をしていた転生に引き気味だった
「ど~こ~に行くの~?おねーさん?」ズズイ
「!?」ビクッ
いきなり目の前に転生の顔が現れた為肩を上げながら驚く少女だったが逆に好機と捉えた少女は手にしたナイフで目の前の"悪魔"の喉、頸動脈を斬る!
その勢いで素早く振るうが…………
パシッ!
「はぁい、残念でした~」
軽く受け止めた転生は持っていたナイフを投げ捨てた後、尻餅をついている少女に対して、自身の左目を撫でながら
「ちょっと、どんな力かおねーさんで確かめても良い?」
「……は?」
少女は転生が何を言っているかが理解出来なかったが、明らかに隙だらけだった為に今度は地面に落ちていた忍者刀で連続で斬り掛かる。
「おっと」ヒョイ
軽く躱された後、またも受け止められそのまま投げ技を決めつけられてしまった。これに転生は少女の動きの酷評ではなく自身の左目を隠しながら
「……チッ!隠しているならどんな力があるかと思ったら只の未来予測かよ!」
今度は独り言を言い始めた為、少女はこの隙に逃げ出そうとしたが
シュルルル!ガシッ!
「逃がさないよ?おねーさんには聞きたい事があるから生かしといたんだからさ?」ニコォ
「ヒッ……イヤァァァァァ!!」
そう言うと同時に転生の背後から無数の触手が現れ少女の身体に纏わり付いてきた。少女はこの後自分の身に起こる悲劇に顔を青ざめながら
悲鳴を上げた。
何処かのホテルの一室
「『幻想郷の大賢者を捕縛し程度能力を奪い人質にし幻想郷の住民達を自分達の手駒にする』これが目的だった……んじゃこの情報を紫さんに伝えといてよ」
「はぁ?分かりましたけど……よりによって何で私に?口に出すのも癪ですが……射命丸に頼めば良いのでは」
そう答えたのは白いショートヘアーの少女であった。少女の返しに転生は
「いや、あの鳥は自分の新聞に載せるでしょ?だからまじめな貴女にしたわけです、頼みますよ
「///まぁ、あり得ますね……分かりました、伝えておきます。それより……彼女は何で全裸に?しかもなんか臭いますし……」
椛の視線の先には産まれたままの姿に目は虚ろになってベッドに横たわっている少女がいた。
「ん?あぁ……色々あってですね」
「……あっ(察し)…………深くは聴きません、では」
目を逸らしながら答える転生に椛は察したのか深くは聞かずにこの場を去った(尚河童により時空間転送装置なる物を貰っていたらしい)
「……さて、次は何して過ごしますかね……」
『オイ、転生よ。学校とやらには行かなくても良いのか?』
転生がけのびしながら言うと転生の内部より声が響いたこの声に転生は
「ん?……あ、ヤバい!そうだった!急がなきゃ!ありがとね!
『ハァ、相変わらず何処か抜けているなぁ……お前は』
黄衣の王……ハスターと呼ばれた内部の声は飽きれつつも出来の悪い弟を見る兄のような雰囲気を漂わせながら
『行く場所のチェックはしてるか?してるならとっとこ行こうぜ』
「分かっているよ!『輪廻ねぇさん』から連絡入っているからね!」シュウン
姿を透明にし、ホテルの窓から別のビルに飛び移り目的の学校『秘立蛇女子学園』へと向かって行った。
ーー七つの彗凶星本部ーー
「ほぉ……忍の中にも候補生とは言え中でもNo.3に勝てる者がいるとはのぉ……」ピコピコ
「まぁ、軽傷で済んで良かったでごさるな」
七つの彗凶星本部へと帰還したラーストチカ達は一連の事をゲーム中の神威と奏多の師匠の武蔵へと報告した。
「取り敢えず、今は治療している……話聞いてますか?神威さん?まぁいいか。ではこれで」
報告を終えたラーストチカは場を去っていった。
「……軽傷……ではないですよ?武蔵さん」
去ったラーストチカと入れ替わりで入室して来たのは七つの彗凶星『最弱』の志藤であった。
「?軽傷では無いとは?」
奏多は大した傷を受けていなかったため軽傷だと判断した武蔵だったが志藤は
「すいません、言葉の綾です。単刀直入に言わせて貰いますと診察の結果ですが奏多の《魔眼》の内の一つ『
「何と!」「マジか?ゲームオーバーじゃ」
「「……………」」
武蔵と神威は驚きの声を上げたもっとも神威は別の事であったが……
「ま、まぁ取り敢えず、奏多はそれに頼らずの修行をしておるから大丈夫であろう!」
「そうですね……一応ラーストチカが何か知ってそうなので聞いてみます」
そう言いながら、部屋を出た志藤その背後に
「フヒヒ、奏多に教えたらどんな顔するかしらねぇ……」
怪しい雰囲気を漂わせる女がいた。
文の扱いが酷かったです……ファンの皆々様申し訳ないです。
次の話は夜天vs光牙+新メンバー揃えての各々の課題です。
次号「極光砕くは激動の雷鳴」
それでは