閃乱カグラ~混沌の世界~   作:麻婆豆腐メンタル

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皆さん明けましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願いいたします。



決着!とかいいながらねぇ……?


奴を倒す準備

 冷たい声音と共に自身の腕が落ちた為、傀儡?と春花達は声のした方へ目を向けると…

 

 「お前の相手はオレ・・だろ?」

 

 

 傀儡により吹き飛ばされ離脱していた灰怒が傀儡?の腕を斬り飛ばしていた。

 

 「は、灰怒さん!?───ボォァ?」

 

 転生は吹き飛ばされた後とは思えない彼の行動に驚きの反応を見せると同時に珍妙な声と共に春花達が居る場所へと強制的に退避させられた。

 

 (速すぎる!全く見えなかった!)

 

 

 灰怒の迅速な速さに驚く春花を他所に灰怒を展開して振り向く事なく

 

 「時間稼ぎをする、そのうちに回復と追撃の準備を」

 

君達が最初から本気を出してれば、こうは成らなかったんだけどね…ボソッ

 

 「「!」」

 

 時間を稼ぐと語りながら周囲に氷の壁を展開し傀儡?と自分の一対一の状態を造り出した。

 その際に小さな声でとある二人(転生と千歳)にしか聴こえない程の小さな愚痴を溢した、当人達は多少ばつを悪そうに目を反らした。

 

 ──森の中──

 

 「……こっちか」ダッ

 

 ライフル片手に白銅は得意のチャクラコントロールの応用を利用した探索で転生のチャクラ反応がある場所へと急行していた。

 その理由は転生のチャクラの場に人とは思えないチャクラを持つ何かが接近しつつある事を感知したためであった。

 

 (何だ?このチャクラは…妖魔?いや…これは)

 

 まるで妖魔*1に近い性質のチャクラを持ち合わせている何かを転生達の場に向かわせるのは危険だと判断し走る速度を上げ目標の影を確認し銃剣で刺殺しようとしたが

 

 「蛇女の制服!?」

 

 「!」ガキン!

 

 「ッチイ!」カチャ

 

 対象の纏っていた服が蛇女子学園だった為に狙いがずれ対象であった少女の黒刀により銃剣を弾き飛ばされてしまった為、距離を取りながら銃を構え牽制した。

 

 「何者ですか?」スッ

 

 黒刀を構えながら同じように牽制する少女、その構えを見るに相当な実力だと判断した白銅は刺激しない用に銃口を降ろしながら

 

 「私は龍導学院の白銅だ」

 

 自身の名と所属する学校を言うと黒刀を構えていた少女は構えを止め少し警戒を薄めながら自身の名と役職を名乗り始めた。

 

 「私は蛇女子学園2年の監督生、蒼鬼です……早速ですが何故いきなり私を攻撃してきたのか訪ねても宜しいでしょうか?」

 

 名と役職を語った後にご尤もな質問をしてきた為に白銅は素直に答える事にした。

 

 「分かった、私の学院の生徒が迷惑をかけていたから、注意しようと向かった際におおよそ人とは思えないチャクラを……如何した?」

 

 「……いいえ、構わずにどうぞ…」

 

 「………」

 

 白銅は会話の途中に蒼鬼の表情に影がかかったため、自分は何かしら彼女の地雷を踏んでしまったと思って少し沈黙したが

 

 「……強力なチャクラな為に警戒を含めて攻撃を仕掛けてしまった訳だ、申し訳ない」

 

 取り敢えず地雷源だと思われる場所を言い替え攻撃した理由を話し終えた。

 対する蒼鬼は「そうですか」と言い何とも言えない空気が漂う中、二人はそれぞれに

 

 「悪いけど、アンタはこの森の(龍導)の学校と蛇女組の居る場所に行ってくれ……」ガチャン

 

 「分かりました、では……此方は頼みますね」サッ

 

 何やら意味深に語り白銅はこの場に残り、此方を頼むと言った蒼鬼は引き続き自身の学校の方面へと向かって行った。

 

 「行ったね、さてと……出てきなよ」カチャ

 

 蒼鬼が立ち去った後に声を出すと、地面から蟹から人が生えた用な化物や棍棒を手にした鬼の様な怪物が数十体現れ白銅を取り囲んだ。

 

 「妖魔が10体ね……さっさと片付けますか」

 

   \キシャアアア!!/

 

      \パン!/

 

 白銅の挑発と銃声により闘いの火蓋が切り落とされた。

 

 ──龍導&蛇女組──

 

 灰怒の造り出したドーム状の氷を前にそれぞれ傷やチャクラの回復を行っていた。

 そんな中で未来は先程聞いた灰怒の豹変ぶりに

 

 「もう、アイツ一人で良いんじゃないの?」

 

 「「……」」コクコク

 

 灰怒一人で片付くのでは無いかとそれに同意するかのように芭蕉と芦屋も頷くが

 

 「どうかしら?彼の状──」

 

 「な訳無いだろ」

 

 「胸だけじゃなくて、頭も足りナインですか?」

 

 春花が疑問を上げるよりも早く転生が未来に対して触れては行けない所と一緒に否定して来た。

 

 「何ですって?」ギヌロォッ

 

 「「………」」プルプル

 

 (転生君、未来にとってその事()は禁句よ……けど)

 

 春花が心の中でも語る様に未来はとてつもない憤怒の表情とチャクラを発しながら転生を睨み付けていた。同い年とは思えない気迫に芭蕉と芦屋は幾ら容姿が幼くとも選抜に選ばれただけは有ると震えながら未来を見ていた。

 が、転生はそんな未来を鼻で嗤いながら否定した理由を語った。

 

 「はん!…考えてみろよさっき吹き飛ばされた奴がいきなり強くなった所で身体には相当な不可がかかっているに決まってるだろ?」

 

 「ムグッ…」

 

 「………」

 

 転生の理由に口を紡ぐ未来に転生は言い返してみろ!と言わんばかりのどや顔を披露するがそれを見ていた春花から

 

「でも、灰怒くんが勝つと思っているでしょ?」

 

 「うん」コクリ

     

「お前も考え一緒じゃねぇか!」

 

 転生も未来達と同様な考えをしていると春花に看破されており、指摘された転生はアッサリと認めた。

 それに未来は女の子を忘れたかのような言葉でツッコミを入れた。

 

 ──灰怒vs傀儡?──

 

 一方の灰怒vs傀儡?の戦況は未来と転生の予想通り、灰怒が圧倒的に優勢だった。

 傀儡も傀儡で刀を持った灰怒に抵抗するために血肉を元に作成した大剣を振るうが地力の差がまるで違う為に全く太刀打ち出来ていなかった。

 

 「どうした?その程度か?」

 

 「ギギギ……」

 

 そんな傀儡に対して挑発する灰怒だったが、その眼には油断は一切無く僅かな動きすら見逃さないと言う確固たる意思を感じさせていた。

 微塵の隙すらない灰怒の姿に傀儡はただ歯軋りをする事しか出来なかったが、よくよく灰怒の様子を見ていると脂汗を流し呼吸も荒くなっていた。

 この姿を見た傀儡は醜悪な笑みを浮かべながら灰怒に

 

 「ククヒヒヒ、どうやら限界が来たみたいだなぁ……だが、安心しろ今すぐ楽にしてやるからよぉ!!!」

 

 その掛け声と共に手にした大剣を振る─わずに正面に向けた。すると剣先が枝分かれし、まるで蛸の触手の様に不規則に灰怒を取り囲む用に伸びて来た。

 

「(物量で畳み掛けるつもりか?)嘗めるな!!」

 

 灰怒を押し潰す様に怒濤に迫り来る肉の触手を灰怒は精密かつ的確に弾き返して行く。数百目にて何故か攻撃が止んだ為に一旦距離を起き様子を伺うと傀儡の居た場所に巨大な肉塊が有り不気味に胎動していた。

 

 「何だ?アレは……嫌な予感がするんだが?」

 

 『奇遇ね私もよ』

 

 肉塊は胎動したまま微動だにしないにも関わらず、嫌な予感がすると感じた灰怒にルリムも同意する。

 すると……

 

 ボシュッ!!

 

 「フッ!」ガキン!

 

 突如謎の物体が肉塊から自分を目掛け飛んで来た為、刀を振り物体を弾き正体を確認するとそれは先ほどまで戦っていた傀儡であった。何故こんな物が肉塊から?と考え肉塊に近づき中身に目を一通り写すと傀儡が飛び出してきた部位はぽっかりと穴が開き中は空で会った。

 

 「……空?……死んだのか?なら、戻るか…」チン

 

 中身は空だった為に苦し紛れの自滅の技だと判断し刀を鞘にしまい肉塊から踵を返し振り替えると

 

 「判断が甘すぎだな?」

 

 「ガッ!?」

 

 ガリュッ!!プシュッ!!プシュッ!!

 

 突如目の前に上半身裸の山伏の姿をした男が現れ、背中から生やした八つの蛸の様な触手から針を生成し灰怒を突き刺してきた。

 咄嗟ではあったが、ギリギリの回避でなんとか4つに抑えた。

 

 「へぇ~、とっくに強化解除されてんのに…逃げるのは上手いんだな?……だ・け・どぉ~」

 

 「!、?(身体がっ!動かない!?目眩も…)」

 

 山伏男は攻撃を回避した灰怒を上から目線で誉めたが、食らった灰怒本人は身体が動かず、更には目眩まで起きた為に地面に伏せてしまった。

 

 「さて、このままお前を本部に連れて行くかね──痛ッ!」ツー

 

 「……チッ、外したか《暗矢(あんし)》」

 

 「……ガキが!舐めやがって!お仕置きだッ!」

 

 不意を突かれた灰怒の攻撃を掠ったとはいえ、弱った者から攻撃を受けるのは屈辱だったのか青筋を立てながら触手を一つにまとめ巨大な槍を造り突き刺そうとしていた。

 

 「……(お仕置きってLvじゃねぇ…)」

 

 『(え?ちょっとヤバない?ねぇ?)』

 

 口も動かなくなった灰怒は心の中でツッコミを入れ、ルリムは灰怒を心配したが

 

 「死ねぇぇぇぇ!!!」

 

「(おいおい)」『(おいおい)』

 

 「『((死ねって…!!))』」

 

 殺意を隠さない山伏男の言動と行動に灰怒とルリムは互いに焦りを見せるが行動出来ない為に目を瞑るが

 

 「風雷の鉄球(ふうらいのてっきゅう)!」

 

   ドクジャア!! 

 

 「ねぇぇ!───ヌゥゥゥ!?」バキ!

 

 「!?」『!?』

 

 突如飛んで来た鉄球に山伏男は吹き飛ばされた。

 

 「大丈夫ですか?」

 

 「え?…あっと、はい何とか…(目眩もしないし身体の麻痺も消えた?)…所で貴女は?」

 

 「私は蒼鬼と言い──」

 

   ボガァン

 

「やってくれたな!!貴様ァ…!」シュウゥゥ

 

 「っと、取り敢えず相手を倒しましょう!」

 

 山伏男は鉄球により砕かれていた顎を再生させ憤怒の形相で此方に向かって来ていた事と蒼鬼の支持に応戦体制を取り山伏男の力を簡単に蒼鬼の脳内に流し作戦のやり取りを行う事にした。

 

 「ちょこまかと!!避けやがって!!」

 

 蒼鬼は山伏男の背から繰り出される触手による攻撃を武器を手にしながら避けていた。

 何故反撃しないのか?と言うと先程灰怒から脳内に流された山伏男の力と作戦の際に彼から陽動し意識を自分から蒼鬼に集中させる用に頼まれたからであった。何でも相手に有効な隠し技を持っている、しかし準備が必要……要は囮に成ってくれと言っているものである

 

「(まずい…そろそろ相手も訝しみます…)」チラ

 

 蒼鬼は攻撃を回避しながら、僅かに焦りが生まれ余所見をしてしまい

 

 

「余所見してんじゃねぇぞ!!クソ餓鬼が!」

 

 「うぐ!?」

 

 触手の先端から蛇の顔を発現させ、その口から蛇行剣をはやし8つ全てを蒼鬼の小柄な身体に突き刺した。

*1
妖魔とは忍の戦いにより発生した怪物




全く持って、成長しない私です。

為に!次回は決着にしたいと思います!あわよくば!その次の日の話の伏線までは行きたいですね

では、また次回に……あ、次回は確かにオリジナル設定出ます。
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