閃乱カグラ~混沌の世界~   作:麻婆豆腐メンタル

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初めての戦闘描写を綴ります……


喧嘩は建前

 この学院を一言で表すと……城。それ以外に言葉がない程に威圧的且つ荘厳な建造物。それが「市立龍導学院」である。

 

 そんな学院から、ドグシャアアア!バキッ!ゴキャ!ゲシッ!ガッ!と言った、とてつもない破壊音が響き渡った。

 

「オイ!オイ!そんなだったら!依頼された奴等の方がまだ骨があったぜ!?藍玉さんよぉ!」と語るのは、龍導学院2年の学院の恥と蔑まれている「白堊」であった。

 

 依頼された奴等と言うのは、前回彼が「始末」した集団の事であった。

 

 自身は手を汚さずに高みの見物……そう言った輩が嫌いな彼はノリノリで刺客を送って来た藍玉に最大限の暴力を振るっていた。

 

 ボディーブロー、回し蹴り、肘打ち、胴回し回転蹴り、張り手、とさまざまな格闘技を繰り出していった。

 

 そして、遂にダメージが限界に来たのか、藍玉がぐらつき始めた。

 

 (これで、留めだッ!)と心の中で思いながら、正拳突きを放った。

 

しかし、パシッ!「………はっ?」

 

 何と、渾身の一撃をいとも容易く受け止めたのである。

 

(コイツ…!受け止めた?…いやそもそも倒れかけの奴の何処にこんな力が……)

 

「……秘伝忍法、伝われ《垂氷》」パキッ…パキパキと言った音と共に白堊の腕が凍り始めた!

 

「~~~~!!」腕を引こうにも、相手が放してくれないためか、右上腕まで凍りついてしまった。

 

 ドッ!パッ…後蹴りを放った、お陰か上腕で助かったが…

 

(……やべぇ……利き腕が全く動かねぇ……)

 

 凍りついた右腕が、全く動かないのだ。

 

 すると、藍玉が…「どーする?続けるか?その…腕で…?」

 とニヤつきながら聞いて来た。

 

問い質された白堊の答えは「覇ッ!!」と気合いを入れ直し構えた。

 

それを見た藍玉は、「仕方ない、次でその右腕を壊し…この喧嘩を終わらせよう…」

 

 二人は互いに距離を取り、構える。

 

 この状況、圧倒的不利は言わずもがな白堊であった。

 

 藍玉は氷の忍法を得意とした忍である。故に距離を取るといった行為は只の自殺行為であった…「ニヤリ」

 

 藍玉は思わず出てしまった笑みを止められなかった。

(馬鹿が!秘伝忍法の《氷面》で足を凍らせて、砕いてやるぜ…)

 

    バッ!両雄共に駆け出した!!

 

「はっ!突っ込んで来たよ!この馬鹿!秘伝忍法…辿り着け!《氷面》」パキパキ!地面が凄まじい勢いで氷始めた!

 

 しかし、白堊は避けもせずに、凍りついた右腕を振り落とした!

 

 すると……パキッイィィィィン!…凍り始めた地面が砕けた。

 

「………は?」今度は藍玉が呆気に取られた。

 

 凍り付いていた右腕が元に戻っていたのである。

 

「な…何で!?右腕が治って、いやがる!?」

 

 それに、対し白堊は「答える義理はないッ!…クアッ!」と叫び得意の掌底を放った!

 

「ヒッ!」ここにきて、はじめて藍玉は気付いた。

 

(喧嘩ってのは、只の理由…建前で…最初から俺を殺すつもりだったのかッ!)

 

「完敗じゃねぇか……」

 

 掌底を途中で鉤爪状にし、放った一撃…藍玉の身体を貫き勝敗は決まった。

 

「ハァ…ハァ…、勝った《殺した》」

 

 長袖を捲りチャリ、チャリと音を立て右腕に巻き付いていた、チェーンを外す。白堊「運が良かったのかな…」

 

 右腕が動いた理由は長袖のしたのチェーンにより完全には凍っていなかったのだ。(因みに気付いたのは、右腕を振り落とした時)

 

「………しかし、どーするか…コレ…」

 

 

 と言い藍玉の死体を見る。別に殺した事は何とも思っては居ないが、考えているのは後片付けである。

 

 うーん…と悩んでいると。「パチパチ…」と拍手が聞こえて来た。

 

「誰だ!?」白堊が警戒して構えると、暗闇から

 

「嫌だなぁ~、そんなに警戒しないで下さいよ~」

 

 と言いながら、拍手の主が現れた。

 

「…何だ、暁霧さんですか…」「はい、皆大好き!暁霧お兄さんですよ~」

 

とふざけながら、来た男は「龍導学院」OBにして「卍忍」の暁霧(ぎょうむ)であった。

 

 この巫山戯た態度とは裏腹に実力は折り紙付きという侮れない男である。

 

「後片付け、は私がして起きますので……今日はもうお休みなさい」と白堊に語りかる、暁霧

 

それに対して白堊は「え…でも殺したのは…おれですから」と答えるが「明日、貴方重大な事が有るでしょ?」と言われた為、

 

「……分かりました。すいません」と言い、バッ!この場を去って行った。

 

「……さて、テメーも馬鹿だなぁ、あの男に喧嘩売るなんざよぉ…まぁテメーの場合は違反ばかりで成り上がったダニだから、同情はしねぇが…」と語りかながら、死体袋に詰め込み、焼却炉へと向かって行った。

 

(しかし、白堊も藍玉も気付いてなかったみてぇだな、右腕の事。明らかに、秘伝忍法の動物が出ていたな、白堊の奴。一瞬だったが、ありゃあ相当な物だな……「神獣」クラスだ…)

 

「……ヒヒヒヒ、楽しみが増えたな」

 

 と言いながら、藍玉の死亡を修行中のトラブルと偽装し始末書を出し去って行った。

 

~サイド???~

 

 ???「弟の声だ………」

 

 

 




…はい、と言った訳で初めての戦闘描写を綴った、訳ですが…うん!駄文だなッ!と思いますガッ!「わたしは一向かまわんッッ」…嘘です、ごめんなさい!誤字等があったら、コメントの方お願いします。

そして、最後に出たなにやら意味深な台詞を吐いた物の正体とはッ!?続きにご期待ください

あっ、一応ダニ野郎事「藍玉」プロフィールです

名前:藍玉(ランギョク):龍導学院3年:身長177cm:好物は赤身魚(鮪):趣味:弱者いじめ:秘伝忍法はセイウチ:戦闘スタイルは凍らせて、相手をいたぶりながら殺害するという胸糞戦法

暁霧の語ったように、裏で汚い事(依頼者の殺害や情報漏洩による味方全滅し自分のみ行き残る等)をし成り上がった。雑魚しかし、結果的には主人公の秘伝忍法の目覚めに、なったので単なる噛ませでは、ない……はず

 《秘伝忍法》  

垂氷
相手の掴んだ部分を凍らせる秘伝忍法、単純だが強力

氷面
地面を凍らせその氷に触れた相手の足を凍らせる秘伝忍法(これを使い足を砕き、女性相手に強姦をやっていたらしい)

見た目《鋼の錬金術師のグラトニー+戦国BARARAの後島又兵衛》

イメージCV.安井邦彦

因みにこ藍玉の実力は中盤の雪泉になら圧勝できる強さです
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