拝啓妻へ   作:朝人

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某五作目の仮面のゲームやってたらこんなに期間が空いてしまった……申し訳ない。
とりあえずあのゲームの教訓は「浮気なんてしちゃダメだろ」でした。
尚この話は本編とは別の世界線の話なので浮気ではない、いいね?


《寧音》if

「うはははは!」

 

 ある天気が良い、春眠の時期。破軍学園の敷地内に年端もいかぬ少女の声が木霊した。

 何事もなければ十五歳から三年の間学び場として世話になる所にその声はえらく不釣り合いだった。

 純粋で無邪気で、何より幼い。

 在校生の声でないことはすぐに分かった。

 

「あっちか」

 

 その声が一人の少年の耳に入った。

 丁度、探し人と同じくらいの年齢だと推測。流石に同じ日に都合よくあの年代の子が二人もいるはずもないだろう。何よりも、聞き覚えのある声だ。

 妹も探しているはずだが、さてどうしたのか?

 そう、思いつつ少年は声のする方へと歩みを進めた。

 

 

 

 破軍学園の敷地内には湖がある。

 敷地そのものが広い為あっても無駄にはならない。寧ろ四季の彩りを映えさせるのに持ってこいであり、その付近ではよくカップルが校内デートと洒落込んでいることも多い。

 

「うはははは!」

 

「待ちなさい! この悪ガキ!」

 

 その湖に今、二人の少女が『舞っていた』。

 一人はこの学園の生徒なのだろう。銀髪のショートヘアーに小柄な体型、実年齢よりも幼く見えるであろう愛らしい容姿だ。

 彼女は必死の形相でもう一人の少女を追いかけていた。

 その少女は、銀髪の少女よりも更に幼く、どう見ても一桁の年齢だ。高そうな朱色の着物をきっちりと着込み、長い黒髪を靡かせ、楽しそうに笑いながら追われている。

 そんな二人だけの鬼ごっこをしている場所は『湖の上』だった。

 各々、超常的な力である『異能』を使っているから成せることである。

 銀髪の少女――黒鉄珠雫が波紋すら立たせず接近し、捕まえようと腕を伸ばす。

 それを少女はのらりくらりと難なく避ける。珠雫より更に小柄ということもあるが、彼女の動きを見切っているというのが大きい。

 相手が子供で手加減しているとはいえ、それでも普通なら一秒で捕まえれる所が一分以上続いている。

 

「うははー!」

 

 なによりも必死に追いかけている珠雫に対して、少女は完全に遊び気分全開だ。

 満面の笑みで高笑いをし、小さな波紋を立たせ湖の上を駆け回る。

 一見大袈裟な動きに見えるが、その実、水は跳ねるどころか一滴足りとも着物についていない。

 散った水飛沫すらも少女は舞うことで避けている。

 それは一種の舞踊の様でもあった。

 

「まったく!」

 

 埒が明かないと思った珠雫は、自らの異能を使う。

 その瞬間、少女の足下の水が木の蔦のように足を捕らえようとした。

 

「っと、と、と」

 

 寸前、一秒すらなかったはずの刹那で少女はそれに気付き、大きくその身を宙に躍らせた。

 その距離、実に十m(メートル)。子供どころか大人ですら単身では不可能な飛距離を目の前の少女は容易く行った。

 つまりそれは、やはりというべきか、少女も異能を宿していたことを意味している。

 

 

「降りてきなさい、この悪ガキ!」

 

「シズ(ねぇ)ちっちぇ~」

 

 上空で静止した少女は水面から怒声を発する珠雫の姿を見てカラカラと笑う。

 遊び気分は未だ抜けず、むしろエスカレートしている。

 このまま更に異能を使おうものなら、最終手段として珠雫の伐刀者としての師匠に連絡をしなくてはならない。

 ただの幼子であれば、珠雫も加減して捕まえることが出来るのだが、なまじ力を扱える分(たち)が悪く、加減を間違えれば怪我をさせかねない。

 もし、そうなれば良くて呆れられ、悪ければ地獄の特訓を与えられることだろう。

 後々のことまで考慮するのであれば、やはり一時の恥とはいえ師匠に連絡を――

 

「あ、此処にいたんだ」

 

 そう思った時に丁度一人の少年が現れた。

 

「お兄様!」

 

「あ、イッキ(にぃ)!」

 

 少年の名は黒鉄一輝、珠雫の兄である。

 

圭衣(けい)ちゃん。先生……お父さん達話が終わったみたいだから帰るって言ってたよ」

 

「うん! わかったー!」

 

 娘を呼び戻すように頼まれていた一輝が少女――西京圭衣に呼び掛けると彼女は驚く程あっさりと頷き、彼の下……いや、『目掛けて』落ちてきた。

 まだ子供とはいえ、重力加速度に従い落ちてくるのだ。相応の速度と威力で備わっている。

 だが、一輝はそれを苦もなく受け止める。円の力を使い、受け止めた衝撃を逃がすように一回転してから圭衣を地面に下ろした。

 

「ありがとー! イッキ兄!」

 

 そして下ろされた圭衣は礼を告げると走り去っていく。

 異能を使っているからなのか、その速度はおよそ子供が出せるものではない。

 しかし、ぶんぶんと手を振って去っていく姿そのものは正に子供そのものだ。

 その姿を見送りながら、一輝は珠雫に労いの言葉を掛けた。

 

「お疲れ、珠雫」

 

「はい……凄く、疲れましたお兄様」

 

 大きなため息と共にドっと疲れが顔に出た。

 如何に自分が世話になっている人の子守りとはいえ、普段から他人のことに無関心な珠雫にとって、今回のはなかなかにハードな内容だった。

 天真爛漫で無邪気の塊の様な少女の相手は予想以上に体力を使った。その上、あの歳で既に能力の発現までしているのだ。一般的なそれより難易度は断然に上がるだろう。

 心身共に疲れ果てた珠雫に、一輝は苦笑いを浮かべるしかなかった。

 

「流石、あの人達の子供だ」

 

 既に去った少女の方を見て、小さく呟いた。

 

 

 

「やっぱ暫くは帰ってこれないか?」

 

「んー? なによ、うちがいなくなって寂しいん?」

 

 破軍学園の校門前に二人組の男女がいた。

 青い髪のカジュアルな洋服を身に纏った男は相方の女性に話しかける。

 それに対し、どう見ても少女にしか見えない日本人形のような女性は、にやにやと訊き返した。

 

「まあな。騒がしい奴がいなくなると落差が激しいからな」

 

「……テメェちっとは言葉選べよ」

 

 言いたいことは解るし、抱いている気持ちも理解出来るが、もう少しオブラートに包めないものか。

 最愛の女が遠くに行く(ただの単身赴任)のに随分と冷めた物言いだ。

 もっと歯の浮いたようなセリフの一つや二つ言えないものか……。

 

(いや、無理だな)

 

 この男の口からそんなものを出ようものなら、腹を抱えて笑う自信がある。

 ロマンスなぞ似合わない、血生臭い人生を送ってきた奴の口からそんな『気色の悪い』ものが出て堪るか。もしそのようなことをしようものなら力ずくで口を塞ぐことだろう。

 

「……ま、寂しくなるってのは本心だがな」

 

 むろん、心配は杞憂で終わり、代わりにぼそっと呟いた言葉は確かに女の耳に届いた。

 

「……お互い様、か」

 

 同じ様に小声で応えたそれを男が聞き取ることは、しかしなかった。

 

「とーちゃーん!!」

 

 同じタイミングで遠くの方からこちらに向かってくる幼い声が聞こえた。それにより女の小声は掻き消されたのだ。

 見ると、少女――圭衣が父と呼んだ男に向け一目散に駆けてきた。

 子供とは思えない速度に、しかし男――ジンは慌てることなく両腕を広げ迎い入れた。

 

「死ねー♪」

 

 そんなジンに、圭衣は容赦なく突っ込んできた。笑顔で物騒な言葉を放ちながら。

 異能を使っての全速力は優に時速四十kmは超えていた。しかしジンは何食わぬ顔でそれを受け止める。相応の衝撃も有ったはずだが、彼は微動だにしない。

 

「ったく、ホント口の悪さはお前譲りだよな」

 

 最愛の子供(悪ガキ)を抱きかかえ、よしよしと頭を撫でながら女――寧音を睨む。

 

「はははは、うちに行儀の良さなんざ求めんじゃねーよ」

 

 しかし寧音は何処吹く風と言わんばかりにそれをスルー。寧ろ愉快に笑って見せた。

 改めて、これが自分の伴侶であることに頭を抱えそうになった。

 

 

 

 ジンと寧音の関係はそこそこ長い。

 特別運命を感じるロマンチックな出会いではなく、寧ろ一度の接触で雁字搦めになったのでは? と思う程の腐れ縁だ。

 そんな二人が何故付き合い、結婚し、子どもまで儲けたかと言うと、切っ掛けはまだ寧音が学生の頃にまで遡る。

 二人が会う時は総じて戦うことが多い。模擬戦、腕試し、色々な言い方はある。

 元より負けず嫌いな寧音と強さを求め続ける(さが)を持ったジンだ。そういう流れになるのは別段不思議なことでなかった。

 しかしその時は珍しく寧音の方からある提案が出された。

 ――負けた方は勝った方の言う事を何でもきく。

 勝負事においては何かを賭けるというのは珍しくもなく、ジン自身疑問を感じることなくそれを了承してしまった。

 結果。その日の寧音はいつも以上に鬼気迫る力を発揮し、ジンから一本取った。

 ジンとて手を抜いた訳ではないが、その日に限り異常に寧音は強かった。

 そして勝った後はガッツポーズしたり、嬉しそうに笑ったり、童女の様なはしゃぎように小首を傾げたが、その理由はすぐに解った。

 

『じゃ、今日からテメェ、うちの所有物(モン)な』

 

 満面の笑みでとんでもないことを言い放つ寧音。

 あまりのぶっ飛んだ命令に一瞬呆けてしまうが、同時に納得もした。

 わざわざ戦う前にいつもはしない提案をしたのはこの為だったのだろう。

 鈍いが故にジンは気付いていなかったが、 遠回しな告白である。だが残念なことに他人からの好意に疎いこの男は――

 

『俺の所有権は青﨑……牽いては黒鉄家にあるだろうから、そいつら説得しないとお前のモノにはならないぞ?』

 

 と見当違いな返答をした。

 本来であれば年齢的にも元服を済ませており、本人の自由意思というものが尊重されるものだが、彼は特殊な環境下にいた為だろう。

 その言葉に内心ムカついた寧音は、後日師であり黒鉄家とも所縁がある寅次郎に頼むことにした。

 その甲斐もあってか、意外な程あっさりとジンは寧音のモノになった。

 経緯としては他ならぬ寅次郎たっての頼みであることと、寧音とジンという高い素養を持つ伐刀者同士を結ばせることでの将来性を鑑みてのことだ。

 斯くして、ジンは晴れて寧音のモノとなり、関係も現在のものへと変わった。

 そして彼らの思惑通り、十分過ぎる程の素養を持った子供も生まれることとなった。

 

 西京圭衣。僅か五歳にして能力を発現、既にDランク伐刀者に相当する力を持っている。両親は、母は表舞台でも活躍しているAランク伐刀者の《夜叉姫》西京寧音。父は表舞台にこそ出てはいないが、裏の世界の実力者である《千刃》のジン。

 知る者が見れば紛れもないサラブレッドであり、事実周囲の想定を超える力を宿している。

 彼女の異能は『重さ』に関する概念干渉であることが確認された。純粋な重量変化だけでなく、概念にすら干渉できることから、強力で多様性のある能力だ。本来であれば扱いは困難であり、暴走する危険性も視野に入れなければいけないのだが、幸運なことに彼女は両親譲りの才能も秘めていた。能力の発現からものの一週間で自らの制御下に置いたのだ。むろん、独学ではなく指導したジンの功績もあるが、やはりその短期間で終えることが出来たのは才能による所が大きいだろう。

 

 そんな将来有望の天才少女は、しかし今はまだまだ甘えん坊の悪ガキだ。愛しの父に頭を撫でられ猫の様に目を細めている。

 

「圭衣ともしばらくお別れかー、寂しいなー圭衣」

 

「あ、かーちゃんいたの?」

 

 近日には破軍学園に臨時講師として出向くことになっている寧音は、別れを惜しむような事を言う(表情は全然そうは見えない)が、返ってきた言葉は冷たかった。

 

「はっはっは、圭衣ー? それが母親に対する態度かコラ」

 

 圭衣の頭をがしりと掴み、持ち上げた。笑顔を浮かべるものの、肝心の目は笑っていない。

 どういうつもりだ? そう言わんばかりに力を込めていく。

 

「だってかーちゃん家にいるほーが少ないじゃん?」

 

 それに対し、圭衣は何事もないかのように返した。

 頭部に相当な圧力が掛かっているはずなのだが、ケロリとしている。それは偏に彼女の能力故だろう。本来掛かるであろう負荷は、彼女の能力により『軽く』なっており、『触れられてる』程度の感触しかない。

 概念干渉系とはいえ、まだ幼い少女が意図して行うのは極めて難しいことだが、彼女の父は世界レベルの魔力制御の腕だ。彼の指導と、彼女の才能があれば出来てもおかしくはない。

 

(ホント、面倒な能力持ちやがって)

 

 加減しているとはいえ、Aランクの騎士の力に耐える辺り流石の我が子と言ったところか。

 呆れ半分に寧音はため息を吐く。

 同時に、圭衣から言われた言葉が頭の中で反芻された。

 彼女達家族の稼ぎ頭は寧音だ。世界ランク三位という肩書きに相応しく、彼女への仕事の依頼は多い。今までは本人の性格も相成り余程のことがなければ受けることはなかったのだが、子を持った身としては稼ぎは多いに越したことはないと考え、受けるようになった。

 ジンは既に裏の世界との関係を切り、主夫として家にいる。子供が出来たこともあり、彼女の面倒を見る意味でもそういう立ち位置になったらしい。

 その傍ら、旧知の伝手ということで黒鉄家の本家の娘である珠雫の指導も請け負っているが、比較的ジンは家から離れることは少なく、もしそうなっても圭衣を連れて行く場合が多い。

 接する機会が多い為だろうが、圭衣からするとそんな父を嫌う必要はどこにもない。むしろ大好きだ。

 だが、しょっちゅう家を空ける寧音()に関しては別だ。親の愛情というものが必要な時期に傍にいなければどうなるか、寧音はそれを痛く実感することとなった。

 

「圭衣。かーちゃんだって本当はお前の傍にいたいけど我慢して仕事してるんだから、そう冷たくするなって」

 

 そして毎度そのフォローに回るのはジンだった。

 彼の場合、下手に動いて『裏』でのことがバレると世間体的に危なくなる。ジン個人だけであれば、そんな慎重になることもないのだが、今は妻子持ち。寧音に関しては昔からの問題児で悪評もあった為ギリギリだがまだどうとでもなるが、流石にまだ幼い娘がそんな風評のせいで変に見られるのだけは親として我慢ならない。

 だからこそ、下手に動くことが出来ない自分の代わりに頑張ってくれている寧音への擁護は常々行っている。

 ――尚、数年後リトルリーグでジン()のことを悪く言った選手を(幻想形態だったとはいえ)四肢を砕いた上に頭から地面にめり込ませるという、プロですら引くような暴虐っぷりを発揮し、結局悪評が着くことになる事をこの時のジンはまだ知らない。

 

「ぶー……」

 

 未来の悪鬼はせめてもの抗議として頬を膨らませた。

 

「……夕飯、ハンバーグ作ってやるから」

 

「やりぃ!」

 

 しかしそれも一瞬で、好物の影をチラつかせるとすぐに機嫌が良くなった。やはりまだまだ子供だ。

 

「でかした圭衣!」

 

 尚、もう一人子供の様な大人がいた。

 容姿といい好物といい、やはり親子なのだろう。寧音の見た目的に並ぶと親子というより姉妹の様にも見えるが……なんだかんだ言いつつも仲は良い。

 こういう時だけ意気投合する二人を眺めつつ、ジンはため息を一つ吐いた。

 

「なら、さっさと帰るぞ。流石に都合良く冷蔵庫に材料はないからな」

 

「うん!」

 

「愛してるぜージン」

 

「随分安い愛だな」

 

 上機嫌に頷く圭衣と、ニヤニヤしながら茶化す寧音。

 そんな妻と娘(二人)にせがまれ帰路に着く。

 ジンと寧音の間には圭衣がいて、二人を取り持つかのように手を繋いでいる。

 客観的に見て、それは和気藹々(わきあいあい)とした親子のようであり、実際そうなのだろう。

 だが、自分がそんな人間の一人になるとは思ってもいなかったし、それは寧音もきっとそうなのだろう。少なくとも出逢った当初はこんな光景を想像することはなかったはず。

 それがいつの間にか、だ。

 人生何があるかわからないとはいうが、正にその通りだと実感した。

 昔の自分であれば苦笑を禁じえなかっただろう。

 それほどまでにおかしな関係は成立して、今尚続いている。

 そしてそんな現在()を「悪くない」と思っている自分。

 この関係がずっと続くのか、更に良くなるのか、はたまた悪くなるのかは未来を視る術のないジンには分からない。

 しかし『願わくば』、そう思い空を仰ぎ見る。

 赤から黒に変わる最中、三つの星が輝いていた。

 




以下圭衣についてと本編との差異


西京圭衣

人物概要 《夜叉姫》と《千刃》の娘

ジンと寧音の娘。重度のファザコン。
母親譲りの容姿と凶悪な能力、父親仕込みの高い魔力制御を既に身につけた天才少女。
異能は『重さ』に関する概念干渉系、固有霊装は羽衣型の《乙姫》
学生最後の七星剣舞祭で黒乃と決着がつけられなかった寧音が、そのイライラを解消する為だけにジンを呼び寄せ『過ち』を犯した、という経緯によって生まれた。
生まれるまでの経緯はアレだが、両親からの愛情は本物。ジンは元より、寧音もなんだかんだで可愛がっている。
将来的(学生騎士になる頃)には黒髪ロングの和風美人という風貌になるが、ファザコンは治らず。母親の幼児体型も受け継がれない。
基本的に見た目と性格が良く、言葉遣いも丁寧になる(父の教育の賜物)。しかし、何らかの切っ掛けでスイッチが入った場合は言葉は汚くなり、圧倒的な力で暴虐の限りを尽くす。そのあまりの変わり様に《宿儺(すくな)姫》という二つ名がつくこととなる。


本編との相違
ジンが《刄》として当主にならなかった。
その結果エーデルワイスとは遭遇せず、《覚醒》の切っ掛けがなく、《魔人》にはなっていない。
本編と比べるとジンはかなり弱体化している(それでも実力はAランクに届く)。
こっちでは主夫をやっており、その一方で珠雫を鍛えている。一輝に関しては表向きは指導とかではなく、手合わせと称し技を盗ませている。

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