三体目の龍【黒龍王】   作:龍狐

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金髪の聖女

昨日のことから翌日、俺は朝早くに起きて、買い出しに出かける。

今日は火曜日なので学校を休む日である。

 

ちなみに買い出しの内容は主にコーヒー豆である。

他にもフルーツだったりもする。

 

 

「さてと…これくらいでいいか」

 

 

俺は買い出しを済ませた後、家に帰ろうとしたが…

 

 

「はうぅ!!」

 

 

目の前で金髪のシスターが転んだ。

大丈夫か!?取りあえず俺はその子に近寄った

 

 

「大丈夫か!?」

 

「あぅ…すみません、ありがとうございます」

 

 

英語で会話してきている…まぁ俺は英語分かるし喋れるから問題ないんだけどね

 

 

「dont 'worry(気にするな)」

 

「え、私の言葉が分かるんですか!?」

 

(ここからは日本語でやります)「まぁね。それで、どうしたの?」

 

「はい、実は私今日からこの街の教会に赴任することになったんです。もしよかったら教会までの道を教えていただけませんか?」

 

「ああ、別にいいよ」

 

「ありがとうございます!!あ、申し遅れました。私の名前は【アーシア】、【アーシア・アルジェント】と申します」

 

「俺の名前は【塔銀 龍】、よろしくね」

 

「はい!」

 

 

そうして俺達は話しながらこの街の教会にまで行こうとすると…

 

 

「ウワアァアアアアアアン!」

 

 

膝をすりむいて泣いている男の子がいた

アーシアはそれを見て男の子に駆け寄った

 

 

「大丈夫ですか?男の子がこれくらいで泣いてはいけませんよ?」

 

 

そう言い、アーシアが手をかざすと緑色に光がみるみる男の子の傷を治って行く。あり得ない。もしかして…神器か?

 

 

「お姉ちゃんありがとう!!」

 

「…あの子、アーシアにありがとうって言ってたよ?」

 

「エヘへ…ありがとうございます」

 

「それで、さっきのはどうやったんだ?」

 

「この力は神様から授けて貰った大切な物なんです」

 

「そっか、なら大切にしろよ」

 

「はい!」

 

 

そうしてしばらく歩くと教会についた。

なんだろうか…この教会、すごく危ない気がするが…気のせいか?

 

 

「ありがとうございました!」

 

「はいよ。またね」

 

 

そうして俺達は別れた。

 

 

 

あの教会…やっぱり変だったな…

なんと言うか……普通じゃないところ。考えられるとしたら教会だし、天使側か?それとも…

 

 

「あ、龍さん!!」

 

 

俺が考えていると、聞き慣れた声が聞こえた

まぁ聞き慣れているので誰かはすぐに分かったが…

 

 

「龍さぁ~ん!」

 

 

やっぱり毎度おなじみシンフォギア勢でした。

もちろん、駒王学園の制服を着てのね

 

 

「やぁ、響たちじゃないか。そっか、もう登校の時間か」

 

「そうですよ。龍さんは今日は仕事ですよね?」

 

「まあね。取りあえず、俺はこの辺で」

 

「じゃあねぇ~!」

 

「ばいならデェス~!」

 

 

とまぁこんな感じで早く別れた

 

 

…数日中にあの教会を調べてみるか…?

俺は家に帰った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくして、俺が家に帰ると、女神から電話がかかってきた

 

 

『龍くん!今日金髪のシスターと出会ったでしょ!?』

 

「そうだけど…なんでわかんの?」

 

『だって、あの子は原作キャラのヒロインの一人だよ?』

 

「……まじで?」

 

『まじまじ、本来は主人公が今の龍くんと同じことをやってたはずだからね。今頃クズは必至になって探してるんじゃない?じゃないとこの後の物語にかなりの影響が出るからね』

 

「そうか…なら、こっちにもそれは好都合なんじゃないか?」

 

『そうそう、それでさらぁ~に原作ブレイクを起こすためにあの子をこちらで保護しちゃおう!』

 

「なるほどな。大体分かった。それで、その後はどうすればいい?」

 

『教会にいる奴ら全員ミラーモンスターの餌にして』

 

「了解」

 

 

そうして俺はこの後の展開を聞いてから電話を切る。なるほどな…道理であの教会が不自然だと思った…

だがここで原作ブレイクを起こしてもクズがなんとかしてリアス眷属たちを動かすだろう。

 

 

「とにかく、今日は仕事仕事…」

 

 

聞いた話だとまだ数日ある。それまでに対策を考えておかないとな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~おまけ~

 

 

ここは駒王町。

この町では一人の男が走っていた。

 

 

「はぁはぁはぁ…」

 

 

彼の名は【兵藤成司】。この世界に転生してきた転生者である

 

 

 

「(クソォ!アーシアが見つからない!!どこにいるんだアーシア!!俺が見つけないと原作がぁ~!!!)」

 

 

ちなみに彼、かれこれ一時間は休まず走っているので顔がめちゃくちゃやばいことになって周りの人たちからはどん引きされている。

 

 

「(俺が主人公だ!!俺がオリ主だ!!だから俺が思うとおりに進むはずなんだよ!!早く、アーシアを見つけて俺のハーレムを!!)」

 

 

そうして走り続けたが、結局のところアーシアは見つからず、途中でバテて病院に搬送されていった

 

 

「俺が…オリ主だ…」

 

「班長!患者さんが訳の分からないことを言っています!!かなりの重傷です!」

 

「なんだと!!早急に戻って治療しなければ!!大丈夫ですか!?すぐによくなりますからね!!」

 

下ろせ…俺の…ハーレムが…

 

 

 


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