三体目の龍【黒龍王】 作:龍狐
~龍side~
あれから数日、俺は正体をバラしても、普通(嘘)の生活を送っていた
まず、アーシアのことについてだけど、俺の店に居候兼働くことになった。
ちゃんと給料も出すし、駒王学園にも通わせている。
年頃だからね。
そのときリアスが俺にしつこく『私の眷属になりなさい』と言っていた時、あのクソ転生者が『こんな奴眷属にするなんて俺は認めません!!なんならアーシアはどうですか!』と言って来た。それでアーシアはこの誘いを断った。理由はみなさんと一緒に居たいから。らしい。とてもいい子だ。
そのときクソが俺に逆恨みして襲いかかって来たが、俺は生身でも充分戦えるので返り討ち。俺実際変身しなくても上級悪魔より強いから。え、それもう人間じゃないって?そんなことはどうでもいいんだよ。
まぁ返り討ちにしたらリアスが逆切れして襲ってきたけどこれも難なく撃破。俺の力は簡単に言えばシンフォギアのOTONAより強いから。まぁ流派は我流だが…。そして返り討ちにした後、リアス眷属の三人が謝ってきたがどうでも良かった。
さて、違う話になるがシンフォギア勢のことについてだ。俺達は自分たちのことについてお互い話した。俺はまず彼女たちを傷つけたことの謝罪。響たちは『もういい』と言ってくれた。優しいな。
まぁさすがに世界融合のことは話さなかったが。
そして余談だが、アーシアが従業員になったことにより、男性客が増えた。まぁ狙いはアーシアだろうが…聖母的な感じがあるからなぁ~アーシアは。
さて、話は変わり、時間は夜。客の人数も少なくなっている。そして客が誰もいなくなると…
「龍さん!!」
響たちシンフォギア勢9人がやってきた。実はあれからここは彼女たちの拠点になっていたりする。
「やぁ響ちゃんに他の皆」
「今日も来たぜ!」
「よろしくお願いします」
「お邪魔しま~す」
「相変わらず、いい雰囲気だ」
「確かにそうね」
「そうだな」
「今日もよろしくデス!!」
「お邪魔します」
「さて、今日はなににする?」
「「「「「「「「「おすすめで!」」」」」」」」」
「はいよ」
そうして龍は厨房に行く。
アーシアは待機である
そして龍は厨房越しで話しをする
「そう言えば、今日はどうしたの?」
「はい、今日は紹介したい人たちが居るんです!」
「たちってことは、複数人?」
「はい!!今入り口で待機してもらっています!!」
「それじゃあ、どうぞ!!」
そうして入り口から複数人の女性と男性が入ってきた。中には幼女もいるが…
「(……幼女がいる……)」
「おい、貴様、今俺のことを幼女と思っただろ?」
「なんで分かった!?」
「やっぱりそう思ってたか!」
「まぁまぁ【キャロル】ちゃん。初めて会ったんだし、仕方ないよ」
「うるさい!!こっちは数百年生きてるんだ!!お前等より年上なんだぞ!!」
とまぁこんな感じで話は進み、自己紹介に入った
「こんばんわ。僕の名前は【緒方慎次】と言います。翼さんと奏さん、そしてマリアさんのマネージャーをやっています」
「へぇ~トリニティウィングの」
「はい」
「緒川さんはこう見えて忍者の末裔なんですよ」
「まじか!!NINJAかよ!!」
そして違う人に話しは変わり…
「こんばんわ。私の名前は【桜井了子】、もしくはフィーネって呼んでね」
外見は金髪の髪の長い女性である
「じゃあ了子と呼ばせてもらうわ」
「そして彼が…」
「ウェル、と呼んでください」
ウェルと名乗った男性だが、何故か龍は変な感じがしてしょうがなかった
「なんか…俺の中で危険信号が鳴り響いてくるんだが…」
「龍さん、それ…正解よ」
マリアが説明してくれた。どうやらウェルは簡単に言えばマッドサイエンティストらしい
「悪魔の研究もいいですが…あなたの使役しているミラーモンスターと言う存在!!ぜひ研究させtグホォ!!!」
ウェルはすべてを言い切る前にマリアに蹴りを入れられた。
「容赦な!!」
「見苦しいところを見せてしまったわね。ごめんなさい」
「あ、ああ…それで、そちらの方々は?」
そうして龍は先ほどの幼女たちを指す
「指をさすな!!まぁいい、俺の名前は【キャロル・マールス・ディーンハイム】だ。キャロルでいい。そしてこっちが【エルフナイン】。俺の作ったホムンクルスだ。他にも四人いるが、今はいない」
「よろしくお願いします。エルフナインです」
「キャロルちゃんとエルフナインちゃんは錬金術師なんですよ」
「錬金術?漫画とかであるあの?」
「漫画に出てくるものと一緒にするな!!」
龍はそのまま無視して女性たちに話をふる
「じゃあ、この人たちは?」
「おい!無視するな!!」
「こちらの人たちは左から【サンジェルマン】さん、【カリオストロ】さん、【プレラーティ】さんです」
「サンジェルマンだ。よろしく」
「あーしはカリオスロトだ!!」
「私の名前はプレラーティなワケダ」
「ん?」
ここで龍は、ある一つの疑問が浮かんだ
「なぁ…確か、カリオストロって言ったか?なんで見た目完全に女なのに声が男なんだ!?」
「実は、カリオストロさんとプレラーティは元男なのだ」
龍の疑問にサンジェルマンが答える
「はぁ!?何がどうなったらそうなるんだよ!?」
「かくかくしかじかだ」
「なるほど……ってわかるか!!」
と、まぁそんな感じで話は続いたとき…
―カランカラン―
店の扉が開いた。その音に全員が反応した。そして店に入ってきたのは赤髪の男性だった
「すみません。今日はもう閉店――――」
龍はすべてを言い切る前に口を閉じた。それは―――
「お前…人間じゃないだろ。何者だ?」
そう言った瞬間に、全員の目が赤髪の男性に向く。そして…
―パチパチパチパチ―
赤髪の男性は拍手をした
「さすがだね。ソーナからの報告に聞いていた通りだよ」
「ソーナ・シトリーから?そして、気になってはいたが、その魔力量…只者じゃないだろ?」
「そうさ、僕の名前は四大魔王の一人、【サーゼクス・ルシファー】というものだ」
赤髪の男性―――サーゼクスの名乗りによって全員が驚愕する
「えぇえええええええ!!?魔王!?」
「なんで魔王がくるんだよ!?」
「ハハハ、驚かせて申し訳ない」
「(…殺意は感じられない。敵対しにきたわけなじゃないな…)それで、何の用?」
「まず、謝罪をしに来た。僕の妹が申し訳ないことをした」
「(妹…赤髪…まさか…)お前の妹って…あのリアス・グレモリーか?」
「ああ、僕も報告を聞いたときにリアスの行動を聞いたときは鳥肌が立った。まさか黒龍王を自分の眷属にしようとするなんて…」
「兄と妹でずいぶんの違うな…」
「魔王様でも鳥肌が立ったんですか!?」
「ああ、黒龍王の存在は三大勢力の存亡に関わるほどだからね」
「まぁ…確かにあの戦争のときはあの赤白のトカゲどもを石に変えてやったが…」
「トカゲ……二天龍をそんな風に言えるのは君だけだと思うけど…」
「まあね。それで、他にはどんな用事があるんだ?魔王なんだから、仕事がたくさんあるんだろ?まさかサボりとか?」
「ハハハ、違うよ。これも立派な仕事さ。黒龍王の出現…それだけで僕たち悪魔は大混乱したんだ。出来るだけこのことは隠していたんだけど、どこから漏れたのかは知らないけど、そのことが世間に漏れてね…」
「ちゃんと仕事しろよ」
「フゥ~ン。それで、これが仕事?」
「ああ、黒龍王がどんな人物なのかを見に来たんだ。でも、問題なさそうだね」
「当たり前デス!!龍さんはそんじょそこらのやつらとは圧倒的に違うのデスから!!」
「同感」
「二人とも…少し静かに」
「ごめんなさい(デス)…」
マリアが二人を軽く説教した後、再び話を戻す龍。
「そして、結局のところどうしたいんだ?」
「そうだね。この話はまた今度しよう。この話は大人数が居る場所で話すようなことじゃないしね。後、リアスとリアスのポーンの成司君にはきつく言っておくよ」
「頼んだよ」
「ああ、それじゃあ僕は帰るよ。また会おう」
そうしてサーゼクスはそのまま帰って行った。
「…まさか、魔王直々に来るとはな…」
「びっくりですね…」
「とにかく、今日はもう遅い。帰ったらどうだ?」
「そうですね。私達も明日は学校あるし…」
「あぁ―――っ!!宿題まだやってなかった!!早くやらないと!」
「あたしもデス!」
「私も!!」
そうして響、切歌、調の順にすぐさま家に帰って行った。
「ハハハ…それじゃあまた明日会いましょう」
「そうだね。それじゃあね」
そうして解散した
―魔王城―
「ただいま」
「お帰りなさいませ」
ここには二人の男女がいた。一人は【サーゼクス】。そしてもう一人は銀髪のメイドにしてサーゼクスの女王、そしてサーゼクスの妻である【グレイフィア】である
「どうでしたか?黒龍王は…」
「ああ、会った瞬間にとてつもない力を感じられたよ。僕でも勝てるかわからないな」
「それほどですか!?」
「ああ、それに、報告の通りリアスとリアスのポーンの成司と言う人が結構やらかしているみたいでね。まさか黒龍王を自分の眷属にしようとするなんてね…」
「あの子を甘やかしすぎたのかもしれませんね」
「黒龍王は僕たち三大勢力の存亡に関わるほどだというのに…あれじゃあ敵対させてしまうよ」
「あの子には私からもきつく言わなければなりませんね」
「そうだね。僕からも言わなければならないね」
「ですが…何故今になって黒龍王が現れたのでしょうか?」
「それはまだわからない。僕の聞きたいことの一つだったけど、他にも人がいて、今度会うときに一対一で聞いてみることにしたんだ」
「黒龍王が復活は、なにか不吉な予感がします…」
「確かにそうだね。僕たちはそうならないようにしなくてはならないね(特にリアスと成司くん。この二人はなんとか説得しないと…。そう言えば、彼の家から悪魔の気配がしたが…もしかして、あそこに悪魔がいるのか?…今度確かめてみるか)」
そうして、話は終わった。
今作でOTONAは【翳り裂く閃光】と同じく武術の達人ではありません