急に書きたくなったので投稿しました、2~3話を書き貯めしてから投稿しようと思うので投稿は飛び飛びだと思いますがよろしくお願いします
暇潰しなどに気楽に読んでってください
それはちょっとした事から始まったものだった
家族で行った小学校四年生の夏休み、父親のボーナスでの家族四人で海外旅行の観光地で撮った写真に写った、少年の肩にあった一つの「青い手」
その日を境に写真を撮る度に「青い手」がハッキリと、じょじょに腕の方まで写る
最初は家族に心配され、お祓いや有名な祈祷師、陰陽師など様々な手段を尽くしたが一向に良くなる気配はない
それでも学校での友人関係は友好であった、小学校の卒業写真、そんな大切な写真にも「青い手」が写りこんだ
子供というのはちょっとしたものにも敏感で、少しでも自分と違うと恐がり、否定し結果的にいじめに走る
当然、周りの人間、かつてあだ名で呼びあっていた友人にさえ気持ち悪い者を見るような目をしている
他の小学校の子供達にも噂は広まり「悪霊がとりついている」「近づくと呪われる」など、友人はいなくなりひとりぼっちになっていった
それからの三年間は悪夢の日々であった、悪口やイジメにあい、反抗するとリンチにあい、最後に「呪われた子供」と言われる
それは親も同じであった、近所からは奇怪な目で見られ、話しかけようとすると逃げられる、ゴミを家の庭に投げ捨てられる。
父親も例外ではなく最初は良かったものの、OLから噂が広まったらしく影口を言われるようになり、肩身も狭くなっていく
「忌み子は消えろ」と張り紙をされたのも一回二回だけではない
いじめの対象は妹も同じだった、活発でとてもなついていた妹は表面上はいつもと同じように振る舞っていたが、作り笑顔と空元気なのが痛々しかった
それでも兄のことを励まし、一人で寂しくないようにと色んな話をした
中学二年生から三年生になる春休み、父親から進められた転校先の名前は
「学園都市」
学生が人口の八割を占める、あらゆる教育機関が詰まった学生の町、そして全世界の科学の先端を独走する町であり超能力を科学的に生み出し、扱うところ
そんな現代の10年以上先の科学力を使えばこの「青い手」から開放されるかも知れない、ここにいるよりもイジメにあわなくてすむかも知れない
そしてこの地から離れられる、この家族は悪い意味で有名になりすぎた、ちょうど父の転勤も決まり、両親は離れた土地に住むことになったので「学園都市」に息子を預けようということらしい
「青い手」に悩ませられたが息子のために色々と必死に助けようとした両親に感謝しながら少年は「学園都市」向かうことにした
このときには既に「青い手」は大きくなりただの幽霊とは別物になっていた
それから一年と数ヵ月の月日が流れたところ、高校一年から始まる物語
『流されるように、抗うように』
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