東方星神録   作:あんこケース

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東方の新作が出ましたが、一番気に入ったのは六面ボスの袿姫ですね。なんか紫や隠岐奈と似たような雰囲気なので…

そしてジオウの最終回!良かった…「続きは映画で!」じゃなくて……


踊る会議。されど、迷子になる。

その日の夜 依姫の家

 

 

へカーティア《…つまり…宇佐美 蓮子は今この世界に?》

 

マナカ《うん、見事にすれ違っちゃったんだよ~でもあの世界と通じているのはそこぐらいだからそっちにいると思うよ。》

 

 

椛のお説教が終わり、夕食を楽しんでいた八人の所に突然かかってきた通信。それはマナカからのダイレクト通信で、内容は…今言った通りである…

 

 

 

ヘルメス《わかった。んじゃ俺達も気合い入れて探し出しますか!》

 

 

マナカ《気を付けてね~バイバ~イ!》

 

 

依姫「…あ…私からも話さなければならないことが…」

 

 

マナカからの通信が切れると、依姫が今日王宮で起こった事件のことを報告した。…問題はこの一件に関わるか、否か…

 

 

天子「めんどくさいし…白夜王に任せとけば?」

 

 

妖夢「いやいや…私としては放置することは剣士としてできません…!」

 

 

椛「私も妖夢に賛成です。それにその事件の最中に宇佐美 蓮子を見かけるかもしれませんし。」

 

 

話し合いは[事件解決に協力すべきだ]という意見が多数派で、反対しているのは天子ぐらいである。すると、ヘルメスは持ち前の口八丁で天子を説得しにかかった。

 

 

 

ヘルメス《なぁ天子ちゃん、天子ちゃんは天人なんだろ?あの悟りを開いた人間が神霊化したってやつ。まぁ輪廻転生を離れた徳の高い方々だ…そのお恵みをこの世界の奴らに与えるのはどうかな?》

 

 

天子「そうね!全くこの世界の連中は!」

 

 

……さすがヘルメス…口に関しては女神陣達にひけをとらない……うまく天子を懐柔して、依姫達は協力するという方針でいくことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻 王宮 王の間

 

 

 

ヤイバ「皆の者…夜遅くに呼び出してすまない。つい先ほど元光の黄なるのソードアイズから連絡が入った。」

 

 

 

今、ここにはヤイバの側近の元闇のソードアイズ達が集まっていた。まず一人目、緑の目と髪をしたチャラい青年…元闇の緑のソードアイズ…ゴーディ・ダーイン

 

 

ゴーディ「ほんとだよ~!こ~んな時間にぃ~!勤務外手当てはもらえんのぉ~?」

 

 

そしてその隣、青い目に筋肉質な体に寡黙な印象の青年…元闇の青きソードアイズ…ブラウ・バルム

 

 

ブラウ「その減らず口を閉じろ、ゴーディ。白夜王閣下の御前だぞ。」

 

 

さらにその隣、桃色の髪に黄色の鋭い目をした女性…元闇の黄なるソードアイズ…アマレロ・ベルジェ

 

 

アマレロ「それはもしや…本日グレナダ様を襲った見慣れぬソードブレイヴ使いのことでしょうか?」

 

 

ヤイバ「そうだ。話によると、そいつの仲間と思われる者と交戦したとのことだ。少なくとも無関係ではないと思われる。故に、お前達はそいつを探しだし、ここに連れてこい。この余が自ら判断を下す。」

 

 

ゴーディ「ええ~!それってわざわざ俺達三人がいくこと~?ブラウちゃんだけで良くな~い?」

 

 

あまりにも厳重すぎるヤイバの命令にゴーディがいつもの調子で質問すると、ヤイバが重々しく口を開いた。

 

 

ヤイバ「…そいつは元光の黄にほぼ何もさせずに圧倒したそうだ…もしかするとお前全員が負ける可能性もある。気をつけろ。」

 

 

三人「「「!!!?」」」

 

 

 

ヤイバの言葉を聞いて、顔を引き締めた三人であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日 アトランティア 郊外

 

 

 

この日依姫が王宮へ仕事をしに出掛けたあと、残った三人[全員創界神宿し中]は自警団のバイトのため、アトランティアを見回っていた。

 

 

天子「……暇ね……!」

 

 

妖夢「まぁ…そうですねぇ…でも良いじゃないですか。それだけ平和なんですか…!」

 

 

椛「…空から……!?」

 

 

 

ぶらぶらしていた三人は空中から何かが迫ってくる気配を感じとり、すぐさま抜刀して構えた。すると、空から大きな鳥に乗った何者かが飛んできた。

 

 

 

???「見つけたでござるよ!キザクラが言っていた曲者!この元光の緑のソードアイズ!ハガクレ・シドー様が成敗するでござる!!」

 

 

椛「……忍者…のようですね…曲者とはどういうことですか!?」

 

 

 

地面に降り立った忍者…ハガクレに声を荒げる椛の隣で天子はアッと思い出したかのように手を叩いた。

 

 

天子「キザクラ…それって昨日スイーツ売ってたあのクソ生意気な小娘のこと?その仇討ちって訳ね!上等!相手になるわ!」

 

 

ハガクレ「ニン!拙者は手加減しないでござる!!」

 

 

椛と妖夢は完全に臨戦態勢に入ってしまった天子を見て「終わったら謝ろう…」と楽観的に考えていた…この時までは…

 

 

 

ゴーディ「ああ~!見っけたよ~!ブラウちゃーん!」

 

 

ブラウ「…ほう…仲間と共にいたか…それに光の緑も…」

 

 

ハガクレとは反対側からヤイバの命令で天子を探していたブラウとゴーディが現れた。

 

 

ハガクレ「ぬぅ!?お主らもか!?」

 

ゴーディ「いんやぁ~ヤイバちゃんが連れてこいってね♪アマレロちゃんもこっち側探せば良かったのにぃ~」

 

 

ブラウ「…ということだ…おとなしく同行してもらおう。もしイヤなら…実力行使もやむを得ない。」

 

 

 

こうとなってしまっては椛や妖夢も顔が引き締まり、二人を見る目が鋭くなる。

 

 

椛「…さすがに…笑ってられませんね…妖夢さん…そちら一人お願いします!」

 

 

妖夢「わかったわ!この剣に…斬れぬものなど……ほとんどない!!」

 

 

 

 

六人「ゲートオープン!界放!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天子「さっさと片付けるわ!メインステップ!ぶっ壊せ!創界神セト!トラッシュに置いた対象カードが二枚なのでコアを二つ置くわ!さらにストロングドロー!!三枚ドローして二枚破棄!」

 

 

セト《連戦だぁ!》

 

 

天子の後ろにセトが現れ、天子は手札交換マジックを切って手札を入れ換えた。

 

 

天子「バーストもセットしてターンエンド!」

 

 

ハガクレ「参る!メインステップ!バーストをセットし、ケンゴーキジを二体召喚するでござる!そしてアタックステップ!ケンゴーキジよ!忍んで飛べ!」

 

 

ハガクレのフィールドに刀を背負った緑色の鳥が現れ、一体が抜刀して飛び立った。

 

 

天子「ライフで受ける!」

 

 

 

ケンゴーキジの一太刀が天子のライフを両断した。

 

 

ハガクレ「よし!ターンエンドでござる!」

 

 

天子「メインステップ!砂海賊神官ヒトコブを召喚して自身にコアを追加するわ!さらに砂海戦士イブンをレベル2で召喚よ!」

 

 

天子のフィールドにラクダの獣人神父と曲刀を持った狼の獣人が現れる。この二枚は獣頭デッキのコアブ要員で、さらにイブンはドローもこなせる優れものなのだ。

 

 

天子「アタックステップ!イブンでアタック!!アタック時効果で二枚ドローしたあと一枚破棄!さらにそのカードが獣頭カードだったので、コスト4以下のケンゴーキジを破壊!さらにコアを二つ置いてレベル3に!」

 

 

 

イブンがトラッシュに送ったカードの力をエネルギーに変換し、青い斬撃を放ってケンゴーキジを切り裂いた。さらにイブンのレベル2からの効果で獣頭が相手のスピリットも破壊したとき、コアを二個増やすことができるのだ。

 

 

 

ハガクレ「ライフでござる!」

 

 

イブンの曲刀が回転しながら投げられ、ハガクレのライフに直撃した。

 

 

天子「ターンエンドよ!」

 

 

ハガクレ「むむむ…メインステップ!ネクサス、巻き上がるダンガロ山脈を配置してシノビ・チュウヒを召喚!召喚時効果でコアをリザーブに!」

 

 

ハガクレも負けじと竜巻に巻き上げられた山脈を配置し、忍び姿の鳥を召喚した。ダンガロ山脈の配置は分身を操るハガクレにとって大きなアドバンテージである。

 

 

ハガクレ「…しかし…攻めるに攻めれぬ……ターンエンドでござる。」

 

 

天子「まっ、ここで突っ込んでくる奴はいないわよね。メインステップ。ぶち壊しなさい!打ち砕きなさい!砂海嵐神タイフォーム!!レベル4で召喚よ!!」

 

 

セト《破壊!破壊!破壊!!よろしい。ならば破壊だ!!!》

 

 

セトが拳でフィールドを叩き割り、巻き上がった砂嵐から鎌を構えたケンタウルスが飛び出した。これでセトのレベルは2に上がり、マジック&アクセルが使用不可になる。

 

 

天子「アタックステップ!タイフォーム!あの忍者をぶっとばしてきなさい!アタック時効果でシノビ・チュウヒを破壊!そして相手のデッキを三枚破棄してその中にコスト3/6のカードがあれば回復する!」

 

 

タイフォームが一閃してシノビ・チュウヒを斬ったあと、砂嵐でハガクレのデッキを三枚トラッシュへ吹き飛ばす。その一枚が巻き上がるダンガロ山脈だったので、タイフォームは回復した。

 

 

ハガクレ「ライフで受ける!だがバースト発動!!風魔上忍ケツアールを召喚!でござる!!召喚時効果発揮!分身:4!」

 

 

ハガクレのバーストから忍び装束の緑の鳥が現れて輝くと、エネルギーで形成されたケツアールが四体も現れた。さらにダンガロ山脈の効果で分身スピリットに置くコアはボイドから調達できるので、実質的なコアブーストにもなった。

 

 

天子「ん~…ここでギャンブルするのもね…ターンエンドかしら。」

 

 

ハガクレ「好機到来!メインステップ!音に聞こえし伝説の、緑に輝くその翼! 光牙鳳凰レックウマル!!堂々見参!召喚時効果!分身!」

 

 

どこからか緑の手裏剣のような怪鳥が飛んでくる。そして緑のエネルギーの分身を二体出現させながらフィールドに現れた。

 

 

ハガクレ「目にも止まらぬその速さ! 風を切り裂き現れよ!疾風の双刃カムイ・ハヤテ!!カモンでござる!そして疾風の双刃カムイ・ハヤテを光牙鳳凰レックウマルにヤマビコ流忍者合体!!」

 

 

 

ハガクレのフィールドに緑の竜巻が吹き荒れると、天空からフィールド全体を一回りして地面に両刃の薙刀が突き刺さる。そしてレックウマルが尾羽でカムイ・ハヤテをつかみ、そのまま足へと持ち替えて構えた!

 

 

ハガクレ「拙者のスピリットは合計九体!フルアタックで拙者を勝ち!アタックステップ!ソード合体スピリット!忍んで飛べ!カムイ・ハヤテの効果でスピリット一体を疲労!イブンを疲労させるでござる!」

 

 

 

レックウマルが回転して風を起こし、イブンを疲労させる。しかし、カムイ・ハヤテの効果はスピリット限定なのでヒトコブやタイフォームは疲労しなかった。

 

 

 

天子「タイフォームでブロック!!フラッシュタイミングでマジック、白晶防壁を使うわ!コストはヒトコブやイブン、タイフォームから確保。よって前二体は消滅するけど、ケンゴーキジを手札に戻してソウルコアの力で私のライフは一しか減らないわ!!」

 

 

 

天子の手札から白い衝撃波が放たれケンゴーキジに直撃し、消えていく。そして飛んできたレックウマルのカムイ・ハヤテをタイフォームは鎌で受けとめ、前足で蹴り飛ばす。

レックウマルは態勢を立て直してカムイ・ハヤテを分身させて投げつけるが、タイフォームは逆に分身したカムイ・ハヤテを足場にして駆け上がると鎌でレックウマルを切り裂き、破壊した!!

 

 

 

ハガクレ「うぐぐ…!無念!ターンエンド。」

 

 

天子「メインステップ!まずは新しいヒトコブと砂海王グリセティ一世をどちらもレベル4で召喚!!そしてタイフォームを再度レベル4にアップ!」

 

 

さらに天子はヒトコブと剛拳を構えた青い拳闘士が現れる。この二体はタイフォームの連続攻撃を劇的に安定させるサポートアルティメットでもある。

 

 

天子「アタックステップ!タイフォームでアタック!!アタック時効果でグリセティ一世の効果も入れて合計五枚をトラッシュへ!そして界放の効果でコアを二つ置いてアタックステップを強制終了させない!」

 

 

タイフォームが再び鎌を振り下ろしてデッキを破壊し、この中にケンゴーキジが確認された。ここでヒトコブの効果が発揮して、タイフォームの効果の「コスト3/6」が「コスト2/3/6/9」に書き変わっていたので、これでも回復することができた。

 

 

 

天子「そして今引いてきたこいつ!アクセル!海賊艦隊キャプテン・ウォルラス!!コスト3以下のスピリット全部と5以上のスピリット一体を破壊!全部ぶっ壊れなさい!!」

 

 

 

ハガクレ「ライフで受ける!」

 

 

 

タイフォームの行く手を阻もうとした分身スピリット達に大波が襲いかかり、ケツアールも巻き込まれて全員押し流されてしまった。そして、その大波を飛び越えてタイフォームの鎌がハガクレのライフを切り裂いた。

 

 

 

天子「そしてヒトコブとグリセティ一世でアタック!こいつらも獣頭を持ってるからマジックは使えないわよ!」

 

 

ハガクレ「ライフでござる!」

 

 

ヒトコブの十字架とグリセティの拳がハガクレのライフを打ち砕く。

 

 

天子「食らいなさい!タイフォーム!!」

 

 

タイフォームの鎌が虹色に光ると、地面ごとハガクレのライフを叩き斬った!

 

 

 

 

 

 

 




はい。ありがとうございました。

今回は少し長めになります。ソードアイズとのバトル→星聖剣とのバトルなのであと10バトルぐらいありますね…

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