東方星神録   作:あんこケース

161 / 221
…公式ェ…はよダブルノヴァXのカードの詳細教えてくれェ…!この先の話が書けないじゃないか……!

…あ、オリカ注意です。


神も歩けば聖人にあたる

幻想郷 命蓮寺

 

星「……キョロキョロ…(゜゜;)(。。;)…ない…!」

 

ある日の命蓮寺、その一角の庭で草陰や縁の下を覗きこんでいる彼女…毘沙門天の代理人、寅丸 星は大きなため息をついて縁側に座り込んだ。その訳はもちろん………

 

星「…宝塔…落としちゃった……」

 

…はい…知っている人には説明不要かもしれないが、彼女は筋金入りの『ドジっ虎』なのである。そのうっかりたるや、1日に宝塔(毘沙門天が持っている秘宝)を朝落とし、昼に見つけて夜なくすというクラス……

 

星「…どーしよ…またナズーリンに頼む?……イヤイヤ…ぜっっったい白い目で見られる……!」

 

ナズーリン「ご主人、私がどうかしたかい?」

 

ヴィシュヌ《…(すべてを察した瞳)…そこにはないと思うぞ…》

 

星「ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!ェェェェェ!?」

 

宝塔をどうやって見つけるか考えるのに夢中になっていた星は背後からやってくる部下と上司の上司に気づかなかった!その上司に毒薬を……じゃない…ヴィシュヌに話しかけられた星は驚いて悲鳴を上げた。

 

ナズーリン「…そこまで驚くことじゃないだろう…」

 

ヴィシュヌ《…それより…前もって伝えておくべきだと思ってな…お前に話がある》

 

星「…ふへ?は、話…で、ですか?」

 

ヴィシュヌ《…実はな……かくかくしかじか……なんだ》

 

星「…ッヴェ?……ヒィェェェェェェェェェェェェェ!!!!ウソダドンドコドーン!!!?

 

震えながら星はヴィシュヌの伝言を聞いた…その直後、命蓮寺にまた星の叫びが響き渡った……

 

 

 

 

 

 

 

 

幻想郷 神子の家

 

神子「…ブツブツ……」

 

布都「…おお…!太子様が何やら神聖な呪文を…!」

 

屠自古「…私達にはわからんが……」

 

所変わってここは神子達の拠点、めっちゃ豪華な法隆寺っぽい建物の一室で今日は神子が高度な仙術を使おうとしているようだ。お香を焚きながら座り込み、呪文のようなものを唱えているのをこっそり部屋の外から布都と屠自古は覗きこんでいた。

 

すると布都は突然目を鋭くして部屋から天井へと向けた。屠自古も少し遅れて目を向ける……その理由は…!

 

布都「……なにか来る!」

 

屠自古「…!太子様!危ない!」

 

神子「…うるさいですよ、今私は…へ?」

 

ボゴォォォォォォォン!!

 

 

???《…ふぅ…何とかなったな……》

 

天井から落ちてきたのは外の世界で普通に歩いてそうな服を着た青年だった。だがその身体には落下の時の傷はひとつも見当たらない…対する神子は術に使用していた火鉢の灰をおもいっきりかぶってボーゼンとしていた。

 

神子「………………」

 

???《…あ?…お前誰だ…?》

 

神子「…イヤイヤ!それはこっちのセリフです!どうやったらここに落ちてくるんですか!?」

 

???《仕方ねぇだろ!世界を接続しようとしたら何か噛み合わせが悪かったんだから!》

 

そんな言い争いを繰り広げていた青年はふと天井を見上げると訝しげに眉を潜めた。

 

???《…………》

 

神子「…何か?」

 

???《…いや…それより悪いな。何か変な呪文の邪魔しちまって…オレはクベーラ、一応……創界神だ》

 

神子「…創界神!?……」

 

神子は落ちてきた青年が『創界神』ということに心が動いた。もしここで自らの宗教…道教を勧めることができれば人里での人間の信者も増えるだろう…そんな打算的な思考を神子はすぐさま脳内で纏めた。

 

神子「…それならこうして会ったのも何かの縁です…もし良ければ道教の話を聞いていきませんか?お茶も出しますよ?」

 

クベーラ《……まぁ…寄り道するのも良いか…わりぃな》

 

そんな考えを他所にクベーラは少し何かを気にしながらも神子の提案に頷いた。

 

 

 

 

 

 

布都「…粗茶ですが……」

 

神子「布都、ご苦労様です」

 

クベーラ《…………》

 

客間に移動してお互いちゃぶ台を挟んで座った神子とクベーラに布都が湯飲みで緑茶をだす。だがクベーラは目の前に置かれた湯飲みをじぃ~と見つめて口にしなかった。

 

神子「…ど、どうかしましたか?《…まずい…緑茶が嫌いだったか…?》」

 

クベーラ《…いや……いただきます……アチ!》

 

布都「ぬぉぉ!?す、すまぬ!熱すぎたか!?」

 

神子は内心不安げに尋ねるとクベーラは首を振って湯飲みに口をつけるが、やはり熱すぎたようだ。

 

クベーラ《…気にすんな…俺が猫舌なだけだ…それで?その道教の話を聞かせてくれよ》

 

神子「…そうですね…まず道教の『道』とはから話しましょう…」

 

そこから神子の演説が始まった。道教の創始者の話、『道』の説明、道教の核である『老荘思想』…どれもクベーラはウンウンと相づちをうちながら真剣に聴いていた。

 

神子「…というわけです。どうです?神に宗教を勧めるというのもおかしな話ですが……信仰してみません?」

 

クベーラ《…あ~…結局…理想とか人為的なことから遠のいて、その『道』…ありのままに従って生きれば良いんだろ?つまり『道』に従えば何したっていいのか?》

 

神子「…まぁ…おおむねそうかと…」

 

クベーラ《ほぉ~…なら仏教や神道の連中を弾圧しても良いんだな?だって争うのは野生的…『無為自然』的な感覚だろ?》

 

神子「…!……それは………」

 

クベーラの言葉に神子は押し黙ってしまう。隣で聞いていた布都や屠自古も良い反論が出てこない…だが一番焦っているのは神子自身だ。そんな神子の意中を知ってか知らずかさらにクベーラは話し続ける。

 

クベーラ《…それに『理想』を求めず『無為自然』にすがる…ってのも変な考えだな。なら道教ってのは信念に燃えて何かを達成しようとする奴らを悪しき者として断罪するのか…!へぇ~…》

 

神子「…………………」

 

クベーラ《…いい加減気づけよ…!今のお前の道教はこの世界の創界神の信念を汚してることに!》

 

もう神子には反論を考える気力すらなくなっていた。特に「弾の信念を汚す」というフレーズが神子の胸を大きくえぐった。

 

弾の「世界を良くしていきたい」という信念…それに神子は同意したどころかおおいに感動した…それゆえ神子は弾を『幻想郷の主神』として認めたのだ。それを自分が汚している…その事実に神子のメンタルは崩壊寸前だった。

 

クベーラ《…で?どうするんだ?》

 

神子「……どう…とは?

 

クベーラ《…だぁぁもぉぉう!お前の考え…つまり教典の解釈に矛盾があるんだ!なら教典の解釈を変えれば良いじゃねぇか!》

 

神子「……へ……?」

 

クベーラ《…あのな…仏教だってもともとは「自らが修行して自分達だけが輪廻転生を脱すれば良いや!へーい!」って考えだったんだぞ!それを様々な奴らが「そりゃ違うだろ」って思って「皆を救うために自らが修行する」って考えに変わったんだ!それが日本に伝ってきたんだよ!》

 

神子「…………」

 

クベーラ《そんときどーしても教典に書かれてる文と実態が乖離しちまうときだってある!当然だ!時代は変わり続けちまってるんだからな!それを今に合わせて教典の解釈を変えていくってのが宗教家の仕事だろ!》

 

クベーラのマシンガン演説に神子はただ圧倒されるだけだった。そしてその考えに至らなかった自らを恥じた…

 

神子「…ふふふ…まさか敵の仏教に諭されるとは……布都!屠自古!道教の教典をすべてここに!!今から教典の意味の再検討を始めます!!」

 

布都「…おおお!?しょ、承知!」

 

屠自古「…が、ガッテン!」

 

神子の力強い言葉に二人は慌てて部屋を飛び出していく。神子の決意の目を見てクベーラは軽く笑った…それで終わればよかったが…

 

???「太子さま~♪面白いものをお持ちしました~♪」

 

クベーラ《……壁から入室って…それは……!》

 

そんな呑気で、だがどこか甘ったるい声が部屋に響くと神子の後ろの壁からニュッと上半身を突き出して部屋に入ってきた青髪の仙人らしき女性…クベーラは彼女の胡散臭い表情も気になったが…それよりも彼女の手にある物に目がいった。

 

神子「……彼女は霍 青娥…道を踏み外した邪仙で……青娥…!その手に持っている物は……!」

 

青娥「そうです~♪あの毘沙門天の代理人が持っていた宝塔でーす!これがあれば仏教徒どもも手出しできませんわ!これで太子」

 

神子「今すぐ返してきなさい!」

 

青娥のセリフをぶったぎって神子は強く言い返す。それに青娥は驚きの表情を浮かべていた…自分の予想の中で一番外れた返事だったのだろう。

 

青娥「…太子さま…正気ですか?」

 

神子「当たり前です!それより人の物を盗むのは少しいただけませんね……返さぬと言うのなら…!」

 

青娥「…わかりました…ならバトルで…!」

 

クベーラ《おい、神子。俺も手伝うぜ…それは知り合いのもんだからな》

 

神子「…感謝します!」

 

神子 青娥「「ゲートオープン!界放!!」」

 

 

 

 

 

 

神子「…先手を…メインステップ!勝利の幸福を我に!創界神クベーラを配置!神託によりコアをひとつ追加……え?」

 

クベーラ《…どうした?》

 

神子の背後に仏像が着てそうな鎧背中の大きな炎の輪、そして長い杖を携えたクベーラが現れると、神子はとあることに気づいて首をかしげる。

 

神子「…あの…あなたの系統…『アマハラ』と『インディーダ』…両方書かれているのですが…もしかして両方に所属を…?」

 

クベーラ《…ん?…あぁ…一応、俺はインディーダ出身なんだが…一時期アマハラにいたときがあったんだ。でも今じゃアマハラでの名前の方が信仰が集まっから、アマテラスやヴィシュヌの許可貰って両方に所属してる…んだがいつもはインディーダで使ってた「クベーラ」って名乗ってるぜ…アマハラ要素は司る系統が二つってだけだ》

 

神子「…へぇ…神に歴史ありですね…続けてネクサス!マッドティーパーティを配置してターンエンド」

 

クベーラの説明を聞いて納得した神子はさらに背後一帯のドンチャン騒ぎのお茶会会場へと変える。

 

青娥「…こちらも参ります。メインステップ。前鬼を二体召喚します…ふふ…ターンエンド…」

 

対する青娥は小さな紫の鬼を二体連続召喚する。しかしアタックはしないでターンを終えた。

 

神子「…来ませんか…メインステップ!不思議王国アリスを召喚してアクセル!不思議王国パンプティダンディを使用する!前鬼一体をBPマイナス2000してワンドロー!」

 

神子のフィールドに金髪に青いドレスを着た少女が現れる。さらに神子のアクセルが前鬼の力を下げた。

 

神子「まだ続くぞ!巨人王子ラクシュマナ!デッキから二枚ドローして二枚を棄てる!ターンエンド!」

 

最後に神子の青いアクセルが手札を入れ換えてターンを終わりにする。

 

青娥「…『闘神』と『四道』…!?メインステップ…ネクサス、No.3ロックハンドを配置。さらに紫煙獅子を召喚してデッキを三枚トラッシュに送りコストを3軽減します」

 

青娥は呪鬼のドローソース、ロックハンドとトラッシュ肥やし&特殊召喚封じの制限カード、紫煙獅子を召喚する。

 

青娥「…ターンエンドで」

 

神子「…おや…メインステップ。巨人姫シーターを召喚!手元のアクセル二枚につきコアを追加!さらにバーストをセット!」

 

神子は青い巨人の王妃を召喚してコアを増やす。そのコアを使い神子はスピリット達のレベルを上げた。

 

神子「…それでは…アタックステップ!アリスで攻撃!!」

 

青娥「ライフで受けますわ」

 

フィールドを優雅に舞いながらアタックしたアリスが光弾で青娥のライフを撃ち抜いた。

 

神子「ターンエンド」

 

青娥「…うふふ…まずはロックハンドの効果で手札を棄ててドローを増やします…メインステップ!死体を操る黄泉の支配人!陰陽皇リクドウ!

 

青娥のフィールドがまるで墓場のように暗くなると、地面から霊のようなものが一つに集まって一人の陰陽師になった。

 

青娥「アタックステップ!まずは前鬼一体でアタックですわ!」

 

神子「…シーターでブロックし、フラッシュタイミング!巨人王子シャトルグナを使ってアタックしていない前鬼を破壊するぞ!」

 

青娥「ええ、構いませんよ?その代わりリクドウの効果でトラッシュから後鬼が召喚されるだけですから…」

 

神子がアクセルで前鬼を破壊するが、リクドウが破壊された前鬼のチリを使ってさらに大きな呪鬼を呼び出した。しかもアタックしている前鬼のコアも使用してレベル2で召喚されている。

 

青娥「さらに後鬼も攻撃よ!アタック時効果でシーターは消滅!」

 

神子「…ライフで受ける!」

 

紫の剣で後鬼がシーターの命を吸いとると、剣を神子のライフに突き立てて二つ破壊した。

 

青娥「…ここはターンエンドとしましょう」

 

神子「…ぐぅ…!少しまずいか…?…!…このカードは…!」

 

クベーラ《…きたな…!俺の化神…!》

 

神子の引いたカードにクベーラは口元を吊り上げて笑う。神子も振り返ってニヤリと微笑み返した。そしてそのカードを手に取り召喚を宣言する。

 

神子「メインステップ!さぁ!戯れは終わりじゃ!敵を焼く猛き雷!我らに勝利という福をもたらせ!戦福女神セブン・フォーチュネス!!

 

クベーラ《…いけ…!俺たちの進む道を切り開け!》

 

クベーラが背中に着けた火焔を燃え上がらせ、フィールドに投げ入れる。そこからクベーラと同じような甲冑にトランプの紋章の装飾品…さらに羽衣と如意棒を構えた美しい武装した女神が炎を振り払って現れた。

 

神子「アタックステップ!行け!セブン・フォーチュネス!界放の効果でデッキから二枚をオープン!!その合計コストまで相手のスピリット/アルティメットを破壊するぞ!!」

 

セブン・フォーチュネスがグルリと如意棒を振り回して神子のデッキをめくる…維持神ヴィシューテン(コスト8)と不思議王国バンダースナッチ(コスト6)…!

 

神子「よってコスト6の紫煙獅子とコスト8のリクドウを破壊!!」

 

青娥「…ちぃ…!ですがリクドウの効果でトラッシュからスピリットを……あ、あら?」

 

自分のスピリットが破壊されたので、青娥はリクドウの効果を使おうとした。だがリクドウの陰陽術はクベーラから放たれた後光に打ち消されている…!

 

クベーラ《…俺のレベル2神域の効果だよ…こっちのアタックステップ限定だが、相手のフィールドにいるスピリット/アルティメット/ネクサスの効果は一切発揮されなくなる…!さらに転神させてもらうぜ…!》

 

クベーラがフィールドに降り立ち、腕を軽くスナップさせる。そして少し腰を落としていつでも攻撃可能な態勢を整えた。

 

神子「セブン・フォーチュネスレベル2からの効果!手元が系統:四道/闘神を持つカードを3枚除外することで、自身と転神した創界神に神シンボルを一つずつ追加する!」

 

青娥「ら、ライフ!」

 

自身の効果で火力を上げたセブン・フォーチュネスは如意棒を長々と伸ばして青娥のライフを二つ叩き割った。

 

神子「…私達は先へ行く!クベーラ!!」

 

クベーラ《……でぃぁぁぁぁ!》

 

クベーラが走り出して飛び上がると、手に持った杖を青娥のライフに打ち付けた!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神子「…そう言えば…なぜアマハラに身をおいていたんですか?」

 

クベーラ《…ずいぶん唐突だな……》

 

神子「いいじゃないですか。逃げた青娥の代わりに命蓮寺まで行くのも退屈なんです」

 

その後、二人は宝塔を返す&謝罪のために命蓮寺へと足を運んでいた。トコトコと歩く神子にクベーラはポケットに手を突っ込みながら気だるげに答えた。

 

クベーラ《…まず…俺は『トリムルティ』の連中と反りが合わなくてな…家出先のアマハラで弱い神に扮して生活してたんだが……そこにオモイカネ…永琳の親父が訪ねてきたんだ》

 

神子「…あの八意 永琳の…父親…!?」

 

クベーラ《…そりゃ神だって父親と母親ぐらいいるだろ……まぁアマテラスやツクヨミみたいに身体洗ったら生まれたって神もいるが……話を戻すぞ…まずゼウス=ロロとの戦争は知ってるか?》

 

神子「…ええ…確か結局はゼウスとロロは分離して…平和条約が締結された…んですよね?」

 

クベーラ《…分離したあと……問題が残ってた。戦争の最中『アマハラ』の創界神、ツクヨミとスサノヲがアレックスと『インディーダ』を裏切ってゼウス=ロロに荷担した…そのせいで『アマハラ』と『インディーダ』の仲はとてつもなく悪くなっちまったんだ》

 

神子はいつものむすっとした表情のクベーラの話を黙って聞いていた。しかし人の欲望を聴ける神子はクベーラの言葉にどこか『悲しみ』の欲を感じ取っていた…

 

クベーラ《…そんで『インディーダ』出身で『アマハラ』に住んでいた俺に白羽の矢が立ったんだ。俺は最初「もうインディーダとは関係ねぇ」って断ってたんだが……あん人の熱意に負けたぜ……そこから俺たちは2勢力の融和に向けて奔走して……そして何とか二つの勢力の回復に成功した…っていうつまらねぇ話だ》

 

神子「…まるで弾みたいですね…八意 永琳のお父様は…その方は今どちらに?」

 

クベーラ《………………………》

 

神子の質問にクベーラは答えなかった。顔からもすっかり表情が抜け落ちて、神子ですら彼の思考が読めなかったが、少し時間が経ったときボソッとクベーラは口を開……きかけたその時!

 

白蓮「見つけましたよ!やはりあなた方でしたか!!」

 

???「キャプテン・ムラサ!登場!!約160話でようやく出番だ!」

 

???「活躍するぞぉぉ!」

 

神子「…あ、…その…実はですね…」

 

クベーラ《…よりによって……お…?》

 

命蓮寺も近くなっていたからか二人の前に白蓮と二人の妖怪…舟幽霊村沙 水蜜と入道雲のような煙の妖怪雲山と尼の姿の雲居 一輪…彼らも命蓮寺の関係者だ。

 

四人ともかなり気がたっているようで、今にも攻撃してこようかと思うような気圧を受けていた神子だったが、クベーラはチラッと白蓮達の後ろを見ていた。

 

星「…聖!まさか盗まれていたとは…!さぁ!神妙…に……ひ、ヒィェェェェェェェェェ!!!?な、な、ナズェアナタサマガ!?」

 

クベーラ《…おいおい…ちったぁ慣れろよ…もう千年近く経ってんのによ…まぁ…久しぶりだな、星》

 

神子「……お知り合い…ですか?」

 

白蓮「星!どういうことですか!?まさか泥棒の片棒を担いでいたというならお節介ですよ!」

 

水蜜「やい!そこの不良青年!星とどういう関係だ!?」

 

一輪「…返答によっちゃぁ……少し痛い目見てもらうよ!」

 

ナズーリン「待て!聖!お前達!!」

 

腰を抜かしてガタガタ震えている星に詰め寄る白蓮とクベーラを睨み付けながら威嚇する水蜜と一輪、彼女らを止めたのは先ほどクベーラが見ていた方向からやって来たナズーリンだった。隣にはヴィシュヌの姿もある。

 

ヴィシュヌ《…よう……わざとそいつに接触して楽しかったか?》

 

クベーラ《…チゲぇよ…偶然世界を接続したらバグって…》

 

ヴィシュヌ《…インディーダ1の『転神』のスペシャリストが?どうせそいつが心配だったからだろ?》

 

クベーラ《……………ふん…》

 

ナズーリン「申し訳ありません!うちの寺の者が!!ですが皆良い者なのでお許しください……

 

 

 

 

毘沙門天さま!」

 

白蓮「………へ…?」

 

水蜜 一輪「「…………え…?」」

 

神子「………………び、毘沙門天…?」

 

ヴィシュヌの隣で百点満点の土下座をかまして謝り倒しているナズーリンが言い放った言葉に一同固まる。

 

クベーラ《…『アマハラ』じゃ…そう呼ばれてんだよ…》

 

神子「…( ; ゜Д゜)……」

 

その後、白蓮寺でなぜか門弟全員がお堂に閉じ籠ってしまったらしいが……その真実を知るものは……まぁ数人しかいない…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




クベーラ

インディーダ・アマハラ所属の闘神と四道の創界神。アマハラでは毘沙門天と呼ばれている…つまり星やナズーリンの上司で、『転神』の腕前はインディーダ1の福と闘いの神。性格はぶっきらぼうで粗野だが、困ってるやつをほっとけないツンデレ。その昔関係最悪だったアマハラとインディーダの関係改善に努めたこともあってか、他宗教には寛容的。弱点として熱いものが苦手な猫舌。



創界神クベーラ
ネクサス
3(2)/黄青/創界神・インディーダ・アマハラ
<0>Lv1 <3>Lv2
《神託》〔闘神/四道/天渡/化神&コスト3以上〕〔闘神/四道&アクセル〕このネクサスに置けるコアは最大7個
【転神:3】Lv1・Lv2:フラッシュ
〔このネクサスのコア3個をボイドに置く〕このターンの間、このネクサスは、Lv1/Lv2BPが6000のスピリットとしても扱い、創界神ネクサス以外では破壊されない
【神域】Lv2『自分のアタックステップ』
系統:「闘神」/「四道」を持つ自分のスピリットがアタックしているあいだ、相手のスピリット/アルティメット/ネクサスすべての効果を無効にする

戦福女神セブン・フォーチュネス
スピリット
8(青2黄2神1)/白/化神・闘神・四道
<1>Lv1 6000 <3>Lv2 12000 <8>Lv3 25000
【界放:2】Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットのアタック時』
自分のデッキを上から2枚オープンできる。
その中の系統:「闘神」/「四道」を持つスピリットのコスト合計まで、相手のスピリット/アルティメットを好きなだけ破壊する。オープンされたカードは手札に加えられる。

Lv2・Lv3:フラッシュ『このスピリットのアタック時』
ターンに一回、手元の系統:「闘神」/「四道」を持つスピリットカード三枚を除外することで、このスピリットと【転神】している自分の創界神ネクサス1つに神シンボルひとつを追加する

 ▲ページの一番上に飛ぶ
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。