東方星神録   作:あんこケース

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ダブルノヴァXの情報!ダノヴァX…とうとう神話ブレイヴに触れてくるか…ヘファイストスや転神ビートに刺さりそうです。ジノヴァXはリバイバルよりオリジナルに近づきましたが、ジークヴルムに煌臨してもライフ回復できないのが、ちょっっっと不満っすかね


セカイ・リセット

蓮子「…先手はもらうわよ…メインステップ!ネクサス、遺跡草原を配置!バーストをセットしてターンエンド!」

 

蓮子のフィールドが緑の草原へと変化する。その草原にはチラホラ遺跡のような建造物も見受けられる。

 

式神《メインステップ。デストロイア(幼体)を二体召喚。さらにネクサス、灼熱の谷を配置。ターンエンド》

 

式神のフィールドにクモの下半身に胴体が生えた気持ち悪い生物が二体現れ、式神のフィールドの遺跡草原が燃え盛る谷へと変わった。

 

蓮子「ウゲ…変なの…メインステップ!最高最善の魔王!異界王を配置!神託でコアをひとつ置く!」

 

異界王《配置時の効果で俺にコアを二個置いてデストロイア(幼体)を両方破壊する!》

 

蓮子の背後に現れた異界王が手のひらから衝撃波を放ってデストロイア(幼体)を一気に吹き飛ばした。

 

蓮子「…ひとまずターンエンドよ」

 

式神《ネクサス灼熱の谷の効果、ドローステップ時にドロー数をプラス1してその後一枚を破棄。メインステップ。デストロイア(幼体)を召喚し、ソウルドローを使用。ソウルコアをコストに使ったので、三枚ドローする》

 

式神は再びデストロイア(幼体)を召喚するとマジックで手札を三枚補充する。灼熱の谷の効果もあってかなりデッキはめぐっているだろう。

 

式神《そしてもう一体デストロイア(幼体)を召喚。ターンエンド》

 

異界王《…小型を並べるデッキにしては動きが遅いな…》

 

蓮子「…ならこっちから攻める!メインステップ!海の覇者操る三叉槍!三叉神海獣トリアイナを召喚!召喚時効果でデストロイア(幼体)を全部破壊するわ!」

 

異界王《…良い選択だ。デッキ投入制限のないあのカードにトリアイナは確実に刺さる!》

 

異界王が冷静に相手のデッキを分析し、蓮子は殴らせてカウンターを狙う戦法から自分で殴りに行く戦法に作戦変更する。

 

蓮子の遺跡草原が急に大海に変化して深海から三首の海獣が飛び出してきた。そしてトリアイナは左右の口からビームを発射してデストロイア(幼体)を撃ち抜く。

 

蓮子「アタックステップ!トリアイナでアタック!アタック時効果でデッキを五枚破棄し、その中のスピリットカード三枚につき1コアブースト!」

 

式神《ライフで受ける》

 

トリアイナの青い衝撃波がデッキを五枚トラッシュへと吹き飛ばす。その仲にデストロイア達が四枚あったので、トリアイナの追加効果でコアブーストした。

 

そしてトリアイナのメインアタックを式神はライフで受けた。

 

蓮子「…ターンエンド!」

 

式神《メインステップ。完全生命体デストロイアを召喚。自身の効果でトラッシュからデストロイアの名を持つカード七枚を手札に戻すことで、コストを軽減…よってコスト1で召喚》

 

式神のフィールドが突然爆発を起こす。そこから大きな翼、刺々しい鱗、目立つ一本角の大怪獣が不気味な咆哮と共に現れた。さらにトラッシュからデストロイア(幼体)がトリアイナで破棄された物もすべて手札に戻っていった。

 

式神《そしてデストロイア(幼体)を七体すべて召喚。さらにデストロイア(幼体)の効果で幼体を四体破壊して手札のデストロイアをノーコスト召喚…撃ち落とせ…!デストロイア(完全体)!

 

完全生命体の力で蘇生したデストロイア(幼体)がぞろぞろとフィールドに現れる。そのうちの四体が赤い光に包まれて一つに合体していく……光が収まるとそこには完全生命体より禍々しいオーラを放っているデストロイアの姿があった…!!

 

蓮子「…!?…なに…このスピリット…!」

 

異界王《…そうか…!蓮子!あのカードが式神の核を担っている!あのカードを回収できればこいつは機能停止するにちがいない!》

 

蓮子「…うん!わかった!」

 

異界王は禍々しいオーラとは別に何かの気配を感じとり、蓮子にそう助言する。

 

式神《アタックステップ。デストロイア(完全体)でアタック!》

 

蓮子「…ライフで受ける!ここで遺跡草原の効果!ライフが減ったので、減った分ドロー!さらに異界王にコアを追加!」

 

デストロイア(完全体)が尻尾を振り回して蓮子のライフをふたつぶち壊した。

 

式神《続けて完全生命体デストロイアでアタック!フラッシュタイミング!デストロイア(完全体)レベル2の効果…疲労状態の相手スピリットを破壊することで、自身も破壊する》

 

蓮子「え!?自分ごと!?」

 

完全生命体が翼を広げて空に舞い上がる。するとデストロイア(完全体)は腹から巨大な熱線をトリアイナめがけて放ち、トリアイナを焼き尽くした。だがエネルギーが切れたのか、自身も倒れて爆発する。

 

メリットとデメリットの比率があまりにも違いすぎる効果に蓮子は戸惑いを隠せない。だが破壊時の効果がデストロイア(完全体)の見せ場である。

 

式神《デストロイア(完全体)の破壊時効果…トラッシュからデストロイア達を好きなだけ召喚できる!デストロイア(幼体)を四体蘇らせる!》

 

爆発四散したデストロイア(完全体)の破片が再度形を作り始め、幼体のデストロイアが四体出来上がる。

 

蓮子「く!そういうことね…フラッシュタイミング!終焉の騎神ラグナ・ロックのアクセルを使用!相手スピリットをすべて疲労させるわ!完全生命体デストロイアのアタックはライフで受ける!」

 

蓮子の手札から緑の風が吹き荒れて、復活したデストロイア(幼体)を一気に疲労させてしまう。さらに完全生命体デストロイアが角でライフを破壊したが、それも蓮子の計算の内だった。

 

蓮子「ライフ減少によりバースト発動!大甲帝デスタウロス!デストロイア(幼体)を完全生命体デストロイアごと破壊!そしてコアブーストよ!」

 

蓮子は遺跡草原と異界王の効果だけでなくバーストも発動させた。ラグナ・ロックの風で疲労したデストロイア達は紫色の斬擊に切り裂かれて全員爆散した!

 

式神《ターンエンド》

 

蓮子「このターンで決める!メインステップ!最高!最善!最大!最強の王!祝え!魔龍の誕生を!召喚!!幻羅王龍ガイ・アスラ・オーマ!!」

 

異界王《…さて…どうだ…?》

 

蓮子のフィールドにマグマが流れ込み、中から銀色のガイ・アスラが這い出してきた。先程のデスタウロスのバーストでコアが大量に増えたので、コスト10のガイ・アスラ・オーマでも難なく召喚できた。

 

蓮子「デスタウロスをレベルアップしてアタックステップ!まずはデスタウロスでアタック!!」

 

式神《ライフで受ける》

 

デスタウロスが腕の剣でライフをバッサリ斬り捨てる。

 

蓮子「さらにガイ・アスラ・オーマでアタック!!超界放!赤の創界神のコアひとつを使って回復する!」

 

式神《ライフで受ける》

 

ガイ・アスラ・オーマが一番上の右手の剣でライフを切り裂く。

 

蓮子「ぶっぱなせ!オーマ!!」

 

回復したガイ・アスラ・オーマが身体中の武器から虹色のビームを放った!!

 

式神《…ギギギ…!…ガッガ………ピー…》

 

蓮子「……パシッ!…よし!確保!」

 

式神はライフを失った衝撃で機能停止し、元のお札へと戻る。そして使っていたデッキもはじけて、そのうちの一枚…デストロイア(完全体)のカードを蓮子はしっかりとキャッチした。

 

 

 

 

 

 

蓮子「終わったわ!弾様とロロ様は!?」

 

紫「…何とか落ち着いたみたい……」

 

バトルが終わって蓮子が戻ってくると、どうにか二人の容態は落ち着いたようだ。弾は何とか立ち上がると不安な表情でロロに尋ねた。

 

弾「…なぁ…確か俺たち創界神は……自分の世界と一体化しているといっても過言じゃないんだよな…?今俺が苦しんでる理由は…」

 

ロロ《……!!…幻想郷やグラン・ロロに……何かあった!?》

 

まだ完全に痛みが抜けきっていない二人の顔が今度は青くなる。それは紫や蓮子、魔理沙も同じだった。異界王も口を閉ざして重々しい表情を崩さない。

 

弾「…悪い…硯、剣蔵…俺たち…もう行かないと…」

 

硯「僕たちはいいから…早く行かなくちゃいけないんだろ?」

 

剣蔵「でももう少し…無茶をしないでくださいよ?あの時のまゐさんの再来なんてイヤです」

 

弾「…サンキュー……!」

 

弾は二人に詫びを入れるとすぐさま幻想郷へのゲートを開いて幻想郷に帰還した……ものすごいほどのイヤな予感…残念ながらそれは適中してしまうことになる……

 

 

 

 

 

 

 

 

幻想郷 某所

 

???「…失礼します。先程馬神 弾、宇佐見蓮子、八雲 紫らと接触しました…」

 

???《……そうか…うまく幻想郷から離させることに成功したな…よし…これで幻想郷は我が手中…》

 

???「…ですが…馬神 弾の実力は無限…侮ると危険です…」

 

???《…問題ない。コイツらに相手をさせてやる…》

 

とある不気味な空間で先程の女性が膝まづいてイスに座っている男性に報告する。女性の進言にその男性は腕を振って映像を出す……そこには……

 

 

 

???《…さて……今夜の月は紅くなりそうだな…》

 

 

 

 

 

 

 

幻想郷 博麗神社

 

 

弾達は直に博麗神社の境内に降り立ち、すぐさま霊夢の部屋に向かう。するとすぐ部屋から飛び出してきた霊夢と鉢合わせになった。

 

弾「霊夢!無事か!?」

 

紫「何か異変は!?」

 

霊夢「…弾!あんたいったいどこに…じゃないじゃない!それよりも大変なのよ!!こっち来て!!」

 

霊夢は弾達を引っ張って自分の部屋に入れた。弾達としては「なぜ霊夢は彼女の部屋に自分達を入れたのか?」と不思議に思っていたが、霊夢は真剣な目付きで部屋の隅を指差した。

 

霊夢「これよ!」

 

ゼウス《…ぐごー……ぐごー……ん?なんじゃ!?》

 

蓮子「……ゼウス…さま…?」

 

霊夢「違う違う……てか今気づいたわ!何で私の部屋で寝てんのよ!!!!」

 

ゼウス《…い、イヤ…何もやましいことはぶべが!!!?》

 

霊夢が指を指した先には畳の上でグースカいびきを起てていたゼウスだった。しかし霊夢がゼウスを問答無用に蹴っ飛ばした所を見ると、大変だと言っていたこととは違うらしい。

 

霊夢「その後ろの障子のことよ!!見て!おかしすぎる!!」

 

弾「………?…少し破れているけど……それだけじゃ?」

 

霊夢が言ったのは寝っ転がっていたゼウスのさらに奥…いつも弾が見ている障子だったが、そこには所々破けている以外何も変な所は感じ取れなかった。

 

紫「……!!?…待って…!これは…!?」

 

魔理沙「…ちょっと待て!これって……うそだろ!?」

 

蓮子「メリー!魔理沙さん!何か分かったの!?」

 

博麗神社を以前から知っている二人は異変を感じ取れたようだ。後の蓮子や弾達は紫と魔理沙に何がおかしいか尋ねた。

 

紫「ちょっと前に諸事情で神社を修繕したのだけど……この障子の破け具合からして……修繕前に戻ってるわ…」

 

弾「…言われてみれば……オレが住み始めたより全体的に古くさくなっているような……」

 

紫の指摘に弾はぐるりと部屋を見渡す。するとやはり部屋のあちらこちらが汚れていたり、傷んでいる…そして更なる驚きが一同を包み込んだ。

 

異界王「…む!?あれは…!」

 

ロロ《…なんだ…?》

 

霊夢「…これで決定的になったわね……」

 

魔理沙「……ああ…!」

 

紫「…今回は私の裏取引も期待しないでね……たぶん無駄だと思うから……」

 

異界王とロロが外を眺めていると気づいた……空の様子がおかしくなっていること……それにつられて一同全員空を見る。そして東方三人はさっきの疑惑を確信へと昇華させた。

 

 

 

 

 

弾「………紅い……霧…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい。ありがとうございました。

たぶん最終章はかなりの長話になるかと思います。こんな拙い文ですが、最後までお付き合い頂ければ幸いです

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