東方星神録   作:あんこケース

166 / 221
…つい昨日『東方妖々夢』を始めました…一番てこずっているのがくろまくーなのはどして……?


よみがえる記憶

パチュリー「…そちらからどうぞ?」

 

魔理沙「…やっぱりパチュリーらしいな…!メインステップ!世界の創造主!創界神ロロを配置!神託でコアを二個置くぜ!さらにコレオンを召喚する!」

 

ロロ《ひとまず彼女を倒そう》

 

先手を譲ったパチュリーに魔理沙は少し微笑む。そして背後にロロを配置して神皇デッキの軽減役、コレオンを召喚した。

 

魔理沙「ターンエンド!」

 

パチュリー「…じゃ…メインステップ、ネクサス…熾天使の玉座を配置するわ。配置時効果でデッキを四枚オープンして……その中の天霊スピリットを回収…」

 

パチュリーもネクサスとして四つの玉座を配置する。そしてめくられたカードは…天使レムリエル、智天使ヨフィエル、火の熾天使アラフィエル、ミラージュテンペスト。

 

パチュリー「…アラフィエルを手札に。さらにこのカードが熾天使の名を持っているからコレオンをデッキボトムに戻すわ。ターンエンド」

 

熾天使の玉座の追加効果でコレオンが黄色い光に包まれて消えていく。ここでパチュリーはターンエンドした。

 

魔理沙「…ん~…メインステップ!バーストをセットして……よし!行くか!フィールドを彩る多彩なファンタジア!子の十二神皇マウチューを召喚!そして封印だ!」

 

魔理沙のフィールドが暗くなり、スポットライトが眩しく光る。そしてクルクルと回転しながらマウチューがフィールドに降り立つ。その光によって魔理沙のソウルコアがライフに吸い込まれていった。

 

魔理沙「…これで私のバーストが発動だぜ!古の神皇ガルダーラ!召喚時効果でコアを三個増やす!!おまけに大神剣アラマンディーをガルダーラにダイレクトで召喚!」

 

マウチューが『封印』を発揮したので、魔理沙が張ったバーストから緑の怪鳥が現れる。さらに降ってきた赤い剣を嘴で咥えて大きく構えた。

 

魔理沙「アタックステップ!ガルダーラでアタック!!アラマンディーの合体効果で一枚ドロー!!」

 

パチュリー「…ライフよ……うぅ!」

 

ロロ《…む!?…今のは…?》

魔理沙「…なんか頭を押さえたが……?」

 

ガルダーラが巨大な翼を羽ばたかせてパチュリーに接近し、アラマンディーをライフに突き刺してふたつ破壊していった。するとパチュリーは頭に手をやって痛みをこらえた。

 

魔理沙「…まぁ…ひとまずターンエンドだ」

 

パチュリー「…何よ…これ…!?…メインステップ!最初に天使長ソフィアを召喚!召喚時の効果で手札の風の熾天使エアリフェルをコスト無しで召喚する!!」

 

首を振ってパチュリーは純白の着物を着た天使を呼び出すと、吹き荒れた風からも一本の剣を携えた大天使が現れた。だがさらに効果は続く…!

 

パチュリー「…そして召喚したエアリフェルに煌臨!煌天使スィーリエルの煌臨時効果でマウチューをBPマイナス10000して破壊!よって一枚ドローするわ」

 

ソフィアの効果でソウルコアを使わずにエアリフェルが別の剣士の天使に変化する。そしてスィーリエルの斬撃がマウチューを切り裂いて霧散させた。

 

パチュリー「…アタックステップ!スィーリエルでアタック…!ガルダーラをBPマイナス10000!」

 

魔理沙「…さっきパチュリーが手札に加えてたのは…!」

 

パチュリー「ご明察…スィーリエルに煌臨!すべてを焼き払う天罰の炎!火の熾天使アラフィエルを煌臨!煌臨時効果で煌臨元を二枚破棄することで、相手のスピリットをデッキボトムへ!」

 

再び剣を振るってガルダーラのBPを下げたスィーリエルが炎に包まれる。そして白い姿に大きな杖を持った大天使が炎を纏いながら現れた。

 

煌臨したアラフィエルは杖で炎を操るとガルダーラを燃やしてデッキの一番下へ送還させ、アラマンディーはフィールドに突き刺さった。

 

魔理沙「…やっぱりそうだよな!ライフだ!!」

 

アラフィエルが再度杖を構えて炎を魔理沙のライフに浴びせる。猛烈な火力に魔理沙のライフが二個消し飛んだ。

 

パチュリー「…ターンエンドよ…」

 

魔理沙「…へへ!反撃だぜ!メインステップ!アラマンディーをロロに合体させ軽減シンボルを確保!迸る赤き炎!!吹き荒れる緑の風!!真・十二神皇エグゼ・ゲイル・シードを召喚!!」

 

アラマンディーがロロの手に収まると、フィールドに炎が燃え盛り、風が吹き荒れる。そして炎と風が一つになってゲイル・フェニックスの翼を持ったエグゼシードが現れた。

 

魔理沙「もっかいアラマンディーをエグゼ・ゲイル・シードに!アタックステップ!合体アタックだぜ!!真・走破の効果でアラフィエルを指定アタックする!!」

 

ロロ《さらにアラマンディーの効果でソフィアを破壊してドロー!》

 

アラマンディーを咥えたエグゼ・ゲイル・シードがソフィアを切り裂くとアラフィエルめがけて突進する。アラフィエルは杖から炎を放つがエグゼ・ゲイル・シードは翼で風を起こして相殺させる…

 

パチュリー「ウソよ…!まさか絶好調の私を破るなんて…!」

 

魔理沙「パチュリー!忘れちまったんならもっかい教えてやるぜ!私は霧雨 魔理沙!本を死ぬまで借りてくただの魔法使いだ!!」

 

魔理沙の声に呼応してエグゼ・ゲイル・シードはアラマンディーに熱風を纏わせてすれ違い様にアラフィエルを切り裂いて破壊した!!

 

魔理沙「真・走破の効果でライフを三つぶち壊す!!いっけぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

その勢いのままエグゼ・ゲイル・シードは炎の流星になって突っ込み、パチュリーのライフをすべて砕ききった!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜「……お嬢様に…手出しはさせない…!」

 

霊夢「…あのかりちゅま吸血鬼を本当に思うなら…私に倒されていなさい!メインステップ!天駆ける雷神!創界神ゼウスを配置!神託でコアをひとつ追加するわ!」

 

ゼウス《…ペルセポネは無事なのか……?》

 

感情を表に出している咲夜とは対照的に気だるげ…しかし心は熱く滾っている霊夢の背後にゼウスが現れる。だが彼の呟きも霊夢は気にしていた……幻想郷に来ている創界神達は幻想郷の人妖神と契約している…何か影響がないわけがなかった…

 

咲夜「メインステップ!冥府の姫君!創界神ペルセポネを配置!神託によってコアを三つ置くわ!」

 

ペルセポネ《…………》

 

残念ながら二人の不安は現実のものになってしまう。咲夜の後ろに現れたのはたった今話していたペルセポネだった。だがその目にハイライトはなく、無表情で言葉も発しない。

 

霊夢「……嫌な予感が当たったわね……」

 

ゼウス《…ぐぅ…ペルセポネ!儂だ!》

 

ペルセポネ《…………》

 

ゼウスの言葉すら今のペルセポネには届かなかった。主神として、父親としてゼウスは唇を噛みしめて自らの無力を呪った。

 

咲夜「…続けるわよ?堕天騎士タムズを召喚してワンドロー、バーストもセットしてターンエンド」

 

咲夜のフィールドに毒刃の召喚ドロー要員、タムズが現れる。バーストもセットされて咲夜はターンを終えた。

 

霊夢「……ゼウス、今こそ私達がしっかりしなくちゃいけないわ…!」

 

ゼウス《……あぁ…バシンッ!…よし!覚悟が決まった!儂は主神ぞ!》

 

霊夢「メインステップ!まずはゴッドシーカー サンダー・Z・ウィゼルを召喚して三枚めくる!」

 

ゼウスに活を入れて霊夢は雷を帯びたいたちを召喚する。そしてオープンされたのは…サンダー・Z・ピューマ、紅き雷神皇リボル・ティーガ・Z、光輝鎧サンダー・Z・ブレイヴ…!

 

霊夢「…リボル・ティーガ・Zとサンダー・Z・ブレイヴを手札に!バーストをセットしてターンエンドよ!」

 

咲夜「…赤デッキにしては初動が遅いわね…メインステップ!ネクサス、魂の古都ジュデッカを配置してタムズをもう一体召喚!」

 

咲夜のフィールドが亡霊漂う都へと変わる。さらに二体目のタムズが現れ、着々と咲夜のフィールドは戦闘準備が整っていく。

 

咲夜「アタックステップ!タムズでアタック!毒刃の効果でサンダー・Z・ウィゼルの下にカードを一枚追加!創界神ペルセポネがレベル2なのでプラス三枚!」

 

霊夢「そのアタック貰った!バースト発動!刀の覇王ムサシード・アシュライガー!レベル2でタダ出ししてBPプラス10000!!迎え撃ちなさい!!」

 

タムズを毒を食らったウィゼルのコアも使い、霊夢のフィールドに炎の大車輪が現れる。そこから二本の剣を構えた鎧の獣が飛び出してタムズの剣を受け止めた。

 

霊夢「アシュライガーのアタック/ブロック時効果!ネクサスをひとつ破壊よ!」

 

アシュライガーがタムズを弾き返して破壊すると、その斬撃がジュデッカも切り裂いて破壊した。

 

咲夜「…く…!やられた…だけどもう一体いるわ!タムズでアタック!毒刃よ!」

 

霊夢「ライフで受ける!」

 

別のタムズがアシュライガーに毒を浴びせると、霊夢のライフも削っていった。

 

咲夜「ターンエンド」

 

霊夢「よっしゃ!メインステップ!皇獣王Zを召喚!アタックステップ!皇獣王Zの効果でトラッシュのコア全部回収して…!神の雷纏う神皇!夢守る赤き寅!紅き雷神皇リボル・ティーガ・Zをレベル2で召喚よ!!」

 

『毒刃』をかわす方法…それは色々とあるが、最も単純明快な方法は…毒を食らったスピリットを切ることである。霊夢は蒼い炎を燃やした獣とアシュライガーを不足コストにして紅い寅を呼び出した。

 

霊夢「そしてリボル・ティーガ・Zでアタック!!まずはタムズを破壊して封印するわ!さぁてお待ちかねの神砲撃!!何がめくれるかしら~?」

 

リボル・ティーガ・Zが背中の砲台から火炎弾を放ってタムズを砕く。そして霊夢のライフに移動したソウルコアの力でデッキが二枚オープンされた…

 

ゼウス《…む…デルタバリアとZフレイムか…儂にコアひとつ、相手のライフもひとつもらおうか!》

 

霊夢「…あー…二発当たってたら神技使えたのにぃ~…」

 

ヒットしたのが一枚だけだったのでゼウスのコアもライフ貫通もひとつだけになった。霊夢は残念がったが……

 

咲夜「…デルタバリア……う…!あ、頭が……!?」

 

ペルセポネ《……!………》

 

霊夢「…!!…ゼウス、今の!!」

 

ゼウス《ああ!儂も分かる!もしかするとバトルでライフを砕けば記憶が戻るのかもしれん!》

 

リボル・ティーガ・Zの砲撃で咲夜のライフがひとつ砕けると、咲夜も頭に一筋の痛みが走った。ペルセポネも少し反応が見てとれる。

 

咲夜「…んん!ライフで受ける!!……ッッ!!」

 

ペルセポネ《……あ、ぐぅ…

 

リボル・ティーガ・Zが前足で咲夜のライフを叩き割る。すると再び咲夜は頭痛を覚え、ペルセポネも反応が強くなってきた。

 

霊夢「…急ぐのは良くないわ。ターンエンド」

 

咲夜「…いっつっ……め、メインステップ、堕天騎士ラミエル…そして堕天騎士達の姫!一撃必殺の猛毒!毒刃冥姫ジャンヌ・プロセルピナ!!

 

咲夜は頭痛に耐えながら新しい堕天騎士、さらに地面を砕いてプロセルピナが飛び出す。

 

咲夜「…アタックステップ!プロセルピナでアタック!!アタック時効果で合計八枚を相手スピリットの下に!そして界放により破壊する!!」

 

プロセルピナが右手に剣を、左手に鞭を構えて走り出す。続けて放った毒の剣の斬撃に鞭の一振りが重なってリボル・ティーガ・Zと皇獣王Zが破壊された。

 

霊夢「やるわね…!ライフで受ける!」

 

プロセルピナの振り下ろした剣が霊夢のライフを砕いた。

 

咲夜「…さらにラミエルでアタック!プロセルピナの効果で下にカードを置けなかったので回復!」

 

霊夢「これもよ!そしてバーストを貰う!アレックスの効果でコアを増やしそのまま召喚!!」

 

続いてラミエルが紫のビームでライフを破壊するが、アレックスが登場してアタックステップを終わらせる。霊夢のスピリットがいなかったので、プロセルピナは自身の力で起き上がった。

 

咲夜「…ターンエンド」

 

霊夢「……ふぅ………さて…ドローステップ!………これがカードが答えてくれたってことかしら?メインステップ!アクセル!ヤシウムを使用!トラッシュのリボル・ティーガ・Zを手札に戻す!」

 

霊夢がたった今引き当てたカード、それはトラッシュのスピリットを戻せる制限カードのヤシウムだった…いつも通りの轟運である。

 

霊夢「地の底から甦り!反撃の砲撃を撃ち鳴らしなさい!紅き雷神皇リボル・ティーガ・Z!召喚!!」

 

霊夢のフィールドに火柱が噴き上がり、リボル・ティーガ・Zが復活する。この召喚でゼウスのコアがレベル2神技を使えるまで貯まった。

 

霊夢「アタックステップ!リボル・ティーガ・Zでアタック!!神砲撃よ!!」

 

ゼウス《儂の神技も使うぞ!》

 

ゼウスの雷がフィールドに降り注ぐとリボル・ティーガ・Zの神砲撃が霊夢のデッキをはじく……イグリディオス・Zとサンダー・Z・ピポクリフ!!

 

霊夢「よってライフをふたつ破壊してゼウスにコアを二個置くわ!そしてぇぇ!!レベル2効果でプロセルピナをぶっ壊す!!」

 

咲夜「……がっ…!ぁぁぁ!……ぐぅ…ふ、フラッシュタイミング…!デルタバリア…!!」

 

プロセルピナは鞭でリボル・ティーガ・Zを縛り付けたが、リボル・ティーガ・Zはその鞭に電撃を流して逆にプロセルピナを痺れさせる。

 

その隙にリボル・ティーガ・Zは鞭に噛みつきプロセルピナを空中に投げておもいっきり地面に叩きつけて破壊した!!

 

だがメインの攻撃は咲夜の前に張られた三角形のバリアに妨害された。

 

霊夢「ターンエンド!でもゼウスの神技でもっかい私のターンよ!アタックステップ!リボル・ティーガ・Z!神砲撃!!」

 

ゼウスの雷がフィールドで放電してターンが再び霊夢に巡ってくる。ターンをまたいだためデルタバリアの効力を切れた時を狙ってリボル・ティーガ・Zが走り出す…!

 

ゼウス《…レーディアとサンダー・Z・レオン!決まった!!》

 

霊夢「咲夜!あんた前に私に語ったこと忘れた!?そのデルタバリアは何のためにデッキに入ってんの!?」

 

咲夜「…うぅ!…あ、……だ、弾…さ…ま…!」

 

霊夢「…ぶち抜け!!」

 

霊夢の言葉に咲夜は震えながら記憶の奥底に沈んでしまった…隠された思い出が沸き上がってくる。そしてリボル・ティーガ・Zの雷が咲夜の目の前を白く染めた………!

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜「…………ごめんなさい…」

 

霊夢「…それはあのかりちゅま吸血鬼を正気に戻したら言いなさい。んで、立てる?」

 

咲夜「……ええ…何とか……」

 

パチュリー「…………チーン………」

 

魔理沙「…パチュリーは気絶したままだな…」

 

どぉぉぉぉぉぉぉぉうぅぅぅぅん!!!!

 

バトル後、思い出した咲夜はよろよろと立ち上がる。魔理沙がパチュリーを背負い、レミリアの部屋へと向かおうとしたその時、紅魔館全体が轟音と共に大きく揺れた。

 

咲夜「…まさか…妹様!!」

 

魔理沙「…弾……!」

 

霊夢「…やられてないわよね……!」

 

 




はい。ありがとうございました。

…さて…書籍登場キャラはどうしよう…

 ▲ページの一番上に飛ぶ
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。