東方星神録   作:あんこケース

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活動報告にも書きましたが、次の更新日は4月1日になります。自分の文才の無さを呪います…!大まかな流れはあるのに…!それをすぐ文にできない…!


姉弟ゲンカ(神話級)

魔法の森 VS八咫烏

 

 

八咫烏《 ギャォォォォォォ!!!

 

咲夜「…カッ!また来るわよ!」

 

フラン「おりゃぁぁ!!」

 

神奈子「でぁぁぁ!!」

 

魔理沙「うぉりゃぁぁぁ!!」

 

八咫烏の雄叫びが吹き荒れる炎をまるで龍の群れの如く浴びせてくる。その未来を予知した咲夜が危険を知らせると、火力のあるフランのレーヴァテイン、神奈子のランパートブレイカー、魔理沙のミニ八卦炉からのマスタースパークが炎の龍を迎撃した。

 

八咫烏《 ビャァァァァァァ!!!

 

幽々子「…っ…!何…この炎…!?」

 

映姫「まるで意思を持っているかのように動きますね…!」

 

霊夢「ほらっ!また来たわ!!」

 

八咫烏が操る炎柱がもう一度霊夢達に襲いかかる。大振り過ぎることもありその攻撃は霊夢達に当たることはない…しかし下の森に炎が直撃し、次々と燃え広がっていく。

 

輝夜「…消火が間に合わない…!!」

 

鈴仙「…!師匠…!どうしましょう!?」

 

永琳「……紫!」

 

紫「…マジメな話なら聞いてあげる!」

 

どんどん八咫烏の炎が燃え広がり、鈴仙や妖夢達でもきりがなくなってきた。しかも八咫烏の攻撃をかわしてしまうと地面に炎を灯してしまうので、全員防戦一方になるしかない。

 

そんな中、永琳は近くに後退してきた紫に話しかける。

 

 

永琳「あなた、結界術は得意でしょう?」

 

紫「…!…()()()が合わせるなら良いわよ」

 

永琳「…ふふっ…えぇ!もちろん!」

 

永琳 紫「「秘奥義『天文密葬結界』!!」」

 

 

永琳が矢を空へ向けて放ち、紫が手から妖力を迸らせる。そしてその二つが空で一つになると、八咫烏を中心として辺りの森に透明なカーテンのような膜が降りた。

 

これなら炎がさらに燃え広がることもなく、攻撃に集中できる。

 

紫「今よ!」

 

隠岐奈「…少し身に堪えるが…!秘儀『絶対秘神の威厳』!!」

 

鈴仙『維持『武主怒無羅素多阿(ヴィシュヌブラスター)!!』

 

紫の声に呼応して隠岐奈が八咫烏の周りの重力を増幅させて地面に落とす。そして鈴仙の氷の一撃が八咫烏の足を凍りつかせ、動きを封じ込めた。

 

妹紅「よっしゃ!炎符『豪炎大剣(フレアソード)』!」

 

輝夜「シャイニングクラッシュ!!」

 

飛べない八咫烏めがけて妹紅がアラナミに炎を、仮面ライダーアギトの二刀最強武器『シャイニングカリバー』に光を纏わせて両翼に斬りかかる。炎の一刀と光の二刀が八咫烏をクロスするようにぶったぎった。

 

八咫烏《 ギャァァァァァァ!!!

 

文「あやや…風符『幻舞連爪(カゲロウ)』!!」

 

咲夜「幻世『ザ・ワールド』!!」

 

幽々子「桜符『西行桜吹雪』!!」

 

地面を揺るがほど八咫烏が絶叫をしている間、風になった文がホル=エッジで何度も八咫烏の身体を切り裂いていく。さらに咲夜のナイフと幽々子の桜吹雪弾幕が雨あられと降り注いだ。

 

神奈子「神符『天地鳴動』」

 

幽香「草符『緑振棘鞭(ソーンウィップ)』!!」

 

ダメ押しと神奈子がランパートブレイカーに地震のエネルギーを貯め、八咫烏の脳天に叩きつける。怯んだ八咫烏に地面からはえてきた蔦が頬をビンタして転倒させた。

 

八咫烏《 ギョェェェェェェ!!!

 

霊夢「…落ちた!」

 

魔理沙「よしきた!アリス!合わせろ!」

 

アリス「ハイハイ……はぁぁぁ!!」

 

豪華な巫女服にバチバチと電気を通しながら霊夢はお祓い棒を構える。それに続いて銀色の魔法使いの魔理沙と魔界神モードのアリスが霊夢の両脇に立った。

 

霊夢「星符『雷星封印』!!」

 

魔理沙「星符『グランスパーク』!!」

 

アリス「『グランギニョル座の魔界神』!!」

 

猛烈なラッシュに八咫烏も少し身体をふらつかせる。そこへ霊夢の雷の夢想封印、魔理沙のマスタースパーク、アリスの超強化された人形の群れが八咫烏の胸部をえぐった。

 

ツクヨミ《…!藍!今だ!!》

 

藍「…はい!」

 

陰陽術を組み終えた藍はツクヨミの声に駆られ、霊夢達がえぐった八咫烏の胸元に走り出す。走りながら藍はツクヨミの小太刀を手に陰陽札を詠唱し始めた。

 

藍 ツクヨミ「《『無限回廊結界』!!急急如律令!!》」

 

八咫烏《 キョェェェ!!………》

 

藍がツクヨミとそう叫んで術がかけられた小太刀を八咫烏めがけて突き刺す。その直後八咫烏を青白い光が包み込み、暴走が一時的にだが収まった。

 

ツクヨミ《…!来た…!今のうちに!》

 

藍「了解!ゲートオープン!!界放!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藍「……霊烏地 空…!」

 

お空「…………………」

 

不思議な空間…藍とツクヨミが生み出した精神空間にお空の精神を引きずり込んだのだ。そんな世界のバトルフィールドで藍とお空は向かい合う。

 

お空「…メインステップ…ゴッドシーカー 機巧巫女サルメを召喚。召喚時効果でデッキを四枚オープン…」

 

虚ろな目でお空は機会の巫女を召喚してデッキをサーチする。めくられたのはアマテラスの太陽神殿、機巧武者サイウン、創界神アマテラス、そして防性・天照機巧フトダマ。

 

お空「…創界神アマテラスとフトダマを手札に…ターンエンド…」

 

藍「…アマテラスか…メインステップ!ちょうちんゴースト、十式戦鬼・断蔵、そしてゴッドシーカー おんみょ~フーリンを召喚!三枚めくるぞ!」

 

藍のフィールドにちょうちんの妖怪、鎖に鉄錘をつけた式神、陰陽師のフーリンが立て続けに召喚される。さらにフーリンの召喚時効果は藍のデッキから、十王シンコウ、創界神ツクヨミ、鎧魂をめくった。

 

藍「創界神ツクヨミとシンコウを回収!そのまま創界神ツクヨミを配置!神託でコアを三個ツクヨミへ!」

 

ツクヨミ《…姉上…!》

 

藍はおんみょ~フーリンとツクヨミで一気にトラッシュを肥やす。『妖戒魔影』お得意の速攻は良い感じにはまっていた。

 

藍「アタックステップ!行け!ちょうちんゴースト!」

 

お空「…ライフで受ける…」

 

ちょうちんゴーストがフヨフヨと漂いながらお空のライフに突進し、ライフを一つ砕いた。

 

藍「続けて断蔵でアタック!」

 

お空「…ライフ…」

 

さらに断蔵が鎖を振り回してお空のライフをもう一つ破壊していった。

 

藍「ターンエンドだ」

 

お空「……メインステップ…バーストを張って創界神アマテラスを配置。神託の効果で二個増やす…さらに攻性・天照機巧タジカラオ、防性・天照機巧フトダマを召喚…!」

 

アマテラス《…………カッ…》

 

 

ズズンッッッッ!!!

 

 

お空は機械的にステップを進め、背後に後光の指したアマテラスを配置する。さらに剣と薙刀の機巧兵達がお空を守る盾として立ちふさがったその時、バトルフィールドを大きな衝撃が襲った。

 

藍「…っっ!!?今の衝撃波は…!?」

 

ツクヨミ《姉上の力だ!姉上は一対一(タイマン)なら無敵とされるほど神力が高い!その余波だ!》

 

藍「…さすがは最古の創界神勢力の主神…!」

 

お空「…フトダマをレベル2へ。アタックステップ…!タジカラオでアタック。ボイドからコア一個をタジカラオへ置き、ソウルコアの力で断蔵を手札に戻す」

 

藍がアマテラスの力を再認識していると、アタックしてきたタジカラオが刀で断蔵を斬り捨てて消滅させていた。おまけにフトダマの効果で『機巧』スピリットは全て『重装甲:紫』持ちである。

 

藍「…おんみょ~フーリンでブロック!妖戒を持つおんみょ~フーリンが破壊されたので、手札より召喚!闇夜に光る三日月の刀!魂を斬れ!月魄鬼神スメラギンガ!!」

 

ツクヨミ《…ブツブツブツ…急急如律令!!》

 

タジカラオの刀の一振りがおんみょ~フーリンを切り裂くが、それをトリガーにツクヨミが投げた刀にお札がまとわりつく。そして巨大な鎧武者が刀をキャッチして現れた。

 

お空「…ターンエンド…」

 

ツクヨミ《…藍、フトダマは紫の装甲をばらまく疲労ブロッカーだ。かなり厳しくなったぞ…!》

 

藍「…メインステップ!バーストをセット!十王シンコウを召喚してデッキを一枚オープンする!それが紫/黄のカードなら手札へ」

 

藍は剣に中華風の服を着た十王を召喚してデッキをめくる。それは十王ショコウだったので手札には入るが、BPマイナス効果は不発となった。

 

藍「アタックステップ!スメラギンガでアタックだ!天界放!創界神ツクヨミのコアを二個置いてブロックされなくなる!」

 

ツクヨミ《…本当に『重装甲:紫』が厄介だ…!》

 

スメラギンガが刀を抜いて動き出す。ツクヨミのエネルギーを吸収して放った斬撃はフトダマが展開したバリアに阻まれてしまった。

 

だがアンブロッカブル効果は発動したので、藍もツクヨミも手札のカードを使えば決められる……そう計算していた。

 

お空「……バースト発動。一切を遮る銀の壁…!召喚、天照神機オオヒルメ!!そして天界放を使用。創界神アマテラスのコア二個をオオヒルメに置き、このバトル終了後にアタックステップを終わらせる」

 

藍「バーストから…化神!?だがスメラギンガはブロックできない!ライフに通れば…」

 

お空「…さらに創界神アマテラスのレベル1神域。コアを三個ボイドへ置くことで、ライフは減らない」

 

アマテラスの身体が白く輝くと、豪華な裳型になった光が空へ昇る。そして白い裳が機械のように動き出し、頭に太陽の王冠、肩に砲台を背負った機巧スピリットがフィールドに降り立った。

 

スメラギンガは現れたオオヒルメをスルーしてお空のライフに刀を突き立てるが、アマテラスが懐から取り出した『八咫鏡』がその一撃を弾き返した。

 

藍「…むぅ…ターンエン」

 

お空「…オオヒルメの効果。フィールドに赤シンボルがあるので、BP20000以下のスピリットを一体破壊。スメラギンガを指定」

 

悔しそうに藍がターンを終えようとするも、今度は赤く光ったオオヒルメが両肩の砲台からビームを放つ。二本の光線はスメラギンガの胸を貫き、破壊していった。

 

藍「な…!?」

 

お空「メインステップ。機巧魔神を召喚してオオヒルメに左合体…フトダマに右合体…!」

 

お空は機巧の異魔神をオオヒルメとフトダマに合体させる。これでオオヒルメは『超装甲:紫、黄』を得ることになった。

 

お空「アタックステップ…オオヒルメでアタック…!ちょうちんゴーストを手札へ…!」

 

藍「ライフで受ける!バーストを貰う!妖華吸血爪!二枚ドロー!」

 

オオヒルメが頭の太陽からビームを発射して藍のライフを二つ撃ち抜く。藍もバーストで少なくなった手札を補充した。

 

お空「…フトダマでアタック…!一枚ドローして…シンコウを破壊…!」

 

藍「…シンボルが二つのフトダマがアタックしたので、トラッシュの十式戦鬼・裏武蔵を2コストで召喚する!」

 

お空はフトダマで追撃するが、藍はトラッシュからゾンビと化した二刀流の武蔵を召喚する。裏武蔵の召喚時効果は全て不発だったが、藍の目的はそこではない。

 

藍「フラッシュタイミング!裏武蔵へ煌臨!十王統べる輪廻転生の王!転輪十王ゴドウ!!煌臨時効果で相手のスピリットをマイナス1000!これを十回発揮する!」

 

ツクヨミ《サルメに三回!フトダマに七回発動!ゴドウ!フトダマを防御せよ!》

 

裏武蔵が黄色い光に包まれ、服装が武士から中華風の導師服を着た人形スピリットへと変わる。そして手を合わせて念じると、サルメとフトダマが苦しみだし、サルメはそのまま倒れて破壊された。

 

その後、ゴドウは向かって来たフトダマの薙刀を念動力で受け止める。そのままゴドウは後ろに跳ね返し、フトダマはフィールドの縁に激突して爆発した。

 

お空「…ターンエンド…」

 

藍「メインステップ!陰陽ノ札を創界神ツクヨミにダイレクト合体!アタックステップ!ゴドウでアタック!」

 

ツクヨミ《ゴドウのフラッシュ効果!こい!我が黄色の化神!妖戒帝エンオウ!天界放!タジカラオのブロックを封じる!》

 

ツクヨミがひときわ強い魔力を発するお札を構えてエンオウを呼び出す。ツクヨミの胸の鏡から飛び出したエンオウは剣を振るってタジカラオに膝をつかせた。

 

お空「…ライフで受ける…」

 

ゴドウが再び念動力でお空のライフを一つ砕いていく。

 

藍「続けてエンオウ!アタックだ!フラッシュタイミング!陰陽ノ札のネクサス合体時効果!破壊されたスメラギンガ!再び戻れ!!」

 

お空「…ライフ…!」

 

エンオウがブロックできないタジカラオと疲労しているオオヒルメをくぐり抜け、剣をライフに刺す。さらにツクヨミが札を構えて呪文を唱えると、再び無数のお札が集まってスメラギンガが復活した。

 

藍「決めろ!スメラギンガ!!」

 

お空「……!!」

 

アマテラス《…ぁ…!ぅぅ…!!》

 

スメラギンガが刀に紫色のエネルギーを纏わせておもいっきり振り下ろした!!

 

 

 

 

 

 


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