東方星神録   作:あんこケース

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ゴッドブレイクやら、オリンのパストやらどんどん情報が発表されてますが……デメテール…!ようやく来たよ…でもこの小説ではバトルできなさそう…


帰って来た彼女

その頃 永遠亭 弾サイドでは…

 

弾「…で…俺は神々の砲台の引き金に」

 

へカーティア《…ふーん…つまり女の一世一代の大博打『告白』をオッケーしたにも関わらず、死にに行ったあげく他の女を侍らせてるのね》

 

弾「そ、そういうことじゃあ」

 

豊姫「……ジトッ……」

 

依姫「……ジィー………」

 

弾「二人も何か言ってくれよ……」

 

へカーティア達にせがまれて弾はまゐとの出会いから神々の砲台のことまで話した。だが三人から返ってきたのはまるでゴミを見るかのような視線だった。

 

本来は病室で労られるはずの弾だったが、ものすごく居心地悪い雰囲気を味わっている。

 

サラ《…なぁーんだ、案外ゲス野郎なのね…》

 

弾「…あはは…否定できないな…」

 

へカーティア《…でもそんな優しいところに…まゐちゃん達は惚れたのよん?》

 

サラ《ブラフマーはそんな無責任なことしないもの》

 

弾のベッドの真正面…誰もいない空きベッドに腰かけていたサラスヴァティーはつっけんどんな口調のまま弾をなじる。そんな会話を続けていると、反対側から声がかかった。

 

霊奈「…おい…お前は世界のために自分を犠牲にしたのか…?」

 

弾「…『世界のために』って…カッコいい感じじゃないけどな」

 

霊奈「………」

 

のっそりとベッドから起き上がり、弾のベッドの方へ歩いてきた女性…博麗 霊奈はじっと弾の紅色の瞳を覗いている。その表情に親しみは無くとも、先程までの嫌悪感は感じられない。

 

弾「…あんただって…幻想郷の人間のため……愛娘のため戦っていたじゃないか?」

 

霊奈「……だが何も守れなかった…外道に堕ちても自分の義娘一人守れない親が何を誇れる…」

 

弾「…なら…あとは()()()で聞くよ……っっ!」

 

自嘲気味に笑う霊奈を弾は相談室(バトルフィールド)に行こうと立ち上がろうとする。しかし思ったより神力の消費が激しく、まだ足取りがおぼつかなかった。

 

依姫「…弾様、まだお身体が万全でないご様子。ここは私がお相手しましょう」

 

弾「…仕方ないか…なら俺のカードも使ってくれ」

 

へカーティア《…弾…あなたある意味病気なんじゃ…?》

 

依姫はへカーティアを降ろしながら弾をベッドへ優しく戻し、霊奈に向き合う。霊奈もデッキを構えてバトルの準備は万端だ。

 

ウカノミタマ《…ちょっと。私もソイツに興味があるのよ》

 

豊姫「…どうします?」

 

弾「良いんじゃないか?もし暴れてもこっちには万全の創界神がいるしな」

 

サラ《…チラッ…》

 

別のベッドからもウカノミタマが鎖をじゃらじゃら鳴らして頼む。弾はサラスヴァティーの同席を理由にバトルさせることに賛成した。

 

霊奈「…今回だけだぞ…」

 

ウカノミタマ《ハイハイ》

 

依姫 霊奈「「ゲートオープン!界放!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

依姫「先行、貰います。メインステップ!三つの世界繋げる女神!創界神リリアを配置!神託でコアを二個創界神リリアへ!」

 

リリア《うーし!》

 

依姫先行で始まったバトル。最初からリリアを呼び出して依姫は下地を作る。

 

依姫「さらに天秤ロボRe-BuLaを召喚して…ターンエンドします」

 

リリア《あー!カワイイ~!》

 

続けて依姫が召喚したのは小さな白いウサギのようなロボットだった。Re-BuLaはキキキと首を傾げてリリアに振り向いた。

 

霊奈「…メインステップ。異牙忍タチカゲを召喚してコアを一つタチカゲへ。さらに創界神ウカノミタマを配置して対象が二枚。よってコアを二個増やす」

 

ウカノミタマ《…ん…んんっ…良い運動にもなるわね…》

 

霊奈も小さないたちの忍者を召喚し、増えたコアでウカノミタマを呼ぶ。背後のウカノミタマは久しぶりに動けるからか、ぐぐっと背筋を伸ばしてリラックスしていた。

 

霊奈「…バーストを伏せて…ターンエンドだ」

 

依姫「…そんな怖い顔をしていてもバトルは好転しませんよ?もっとリラックスしてみては?」

 

霊奈「…お前のターンだ…!」

 

ターンを終えた霊奈に依姫は軽く声をかける。だが固い顔を崩さず霊奈は依姫にバトルを進めさせた。

 

依姫「…メインステップ!星の創界神!創界神ダンを配置!神託でデッキから三枚トラッシュへ置き『光導』を持つカードを全て回収!」

 

弾「…………」

 

リリア《…?…どしたの?》

 

リリアの隣に光の粒子になって弾が現れるが、弾の顔にはかなり深いシワが寄っている。リリアの問いかけにも答えないほど、弾は何かを考え込んでいた。

 

そしてトラッシュに落ちたのは龍星皇メテオヴルムX、光星姫ヴァージニア、そして光龍騎神サジット・アポロドラゴンX。

 

依姫「全て対象内なので手札に。そしてこの回収したヴァージニアを召喚!召喚時効果で三枚オープンします!」

 

リリア《…その中の銀河星剣グランシャリオを回収!残りは下へ戻すわ》

 

依姫「ひとまずこれでターンエンドで」

 

ダンの神託に引っ掛かったヴァージニアが召喚され、さらに依姫の手札は増えていく。

 

霊奈「む…メインステップ。焔三忍 大手裏剣のイザヨイを召喚する。召喚時効果で手札の甲蛾忍トビカゲをコストを支払わずに召喚だ」

 

ウカノミタマ《…トビカゲは召喚時に『忍風』スピリットにコアを一つずつ置くわ》

 

霊奈のターン、フィールドには大きな手裏剣を背負った赤い龍忍者とクナイを構えた蟲忍者が召喚されていた。だがこれで霊奈の手札は一枚に減ってしまうが……

 

霊奈「そしてネクサス、千本槍の古戦場を配置する。以上、ターンエンド」

 

依姫「…なるほど…緑スピリットでコアを確保し、紫ネクサスで手札を補充していく…考えられてますね」

 

最後の一枚を場に出すと、バトルフィールドの周辺が槍が突き刺さった荒れ果てた荒野へと変わる。これで霊奈はドローソースと紫のシンボル二つを確保した。

 

依姫「スタートステッ」

 

弾「…あんたも!絶望したのか?この世界に」

 

霊奈「…!…絶望…そうかもしれないな…」

 

依姫がターンを始めようとした時、後ろの弾が霊奈に話しかける。霊奈は弾の『絶望』の単語に肩をすくめ、どこか遠い目で空を見上げた。

 

 

弾「…いったい何があんたを絶望させたんだ?あんたに紫や幽々子は何をしたんだ?」

 

霊奈「…お前でも…『博麗大結界』の仕組みは知っているか?」

 

弾「ああ…『博麗の巫女』が霊力を込め、紫が境界を弄ることで外の世界と幻想郷は隔てられてる…そうだろ?」

 

弾は以前紫と結界修理に行った際、この仕組みを教えて貰っていた。その答えに霊奈の首は軽く縦に振れたが、同時にその顔には青筋が浮かんでいる…

 

霊奈「…博麗大結界には…寿命があることもか?」

 

弾「…なに…!?」

 

リリア《…弾、結界術ってのは永遠に張られるものじゃないのよ。いつかは張った術式そのものが老朽化してしまうわ》

 

依姫「はい。月の都を隠す結界も、定期的にツクヨミ様が張り直しているそうです」

 

霊奈の一言に弾は驚いていると、魔法の女神の一面も持ち合わせているリリアや少なからず結界術を知る依姫が簡単に結界術を説明してくれた。

 

弾「じゃあ…博麗大結界も…?」

 

霊奈「しかり。だいたい五十年に一度張り替えるそうだ…()()()()()()()()()()()()

 

弾「な!?」

 

ウカノミタマ《…ふぅーん…『生け贄』『人柱』ね。昔から良くあることよ。霊力のある人間は結界を維持させる良い『パーツ』だもの》

 

霊奈が話した『博麗大結界の張り替え』。それは博麗の巫女を都合の良い『パーツ』にすることで、結界を張るというあまりにも人道に反したものだった。

 

その事実に驚いた弾だったが、それよりも驚かせたのは紫達がそれを行ってきたということだった。

 

弾「……すまない依姫、続けてくれ…」

 

依姫「……メインステップ!龍神の弓!天馬の矢!戦いの嵐を静めよ!光龍騎神サジット・アポロドラゴンX!召喚!!」

 

サジット《…すんごく出たくない雰囲気だなおい…》

 

今の心境は分からないが、弾は依姫にバトルを続けるよう頼む。そして依姫達の後ろから炎を纏って一体のケンタウルスのようなドラゴンが走ってきて、フィールドに降り立った。

 

依姫「アタックステップ!サジット・アポロドラゴンでアタック!星界放を使用!まずはトビカゲを破壊し、弾様のコアを二個サジットへ!」

 

サジット《これで俺はレベル2にアップ!さらにライフを一つ貰うぜ!》

 

霊奈「…!だが千本槍の古戦場の効果!相手のスピリットが疲労したので、一枚ドロー!さらにバースト!妖華吸血爪!もう二枚引かせて貰う!」

 

弓を握ったサジットが駆け出して矢をトビカゲめがけて放ち、そのまま射抜く。霊奈もネクサスとバーストを使って切れていた手札を増やした。

 

霊奈「その攻撃はイザヨイでブロック!破壊時にも手札の『忍風』を召喚だ!こい!神聖冥獣フシミイナリ!!

 

ウカノミタマ《…今ので引いた?豪運は博麗の巫女の標準スペックなの?》

 

サジットの口から高熱の火炎放射が放たれ、イザヨイがきれいさっぱり燃やされる。その塵から忍装束の九尾の狐が雄叫びと共に現れた…ものすごい強運にウカノミタマは若干ひいていたが…

 

依姫「ふむ…ターンエンド」

 

霊奈「よし。メインステップ!マジック!式鬼神オブザデッド!トラッシュの『霊獣』を召喚!甦れ!神霊王アメホシノミコト!レベル3!」

 

ウカノミタマ《確かソイツはトラッシュにいる時、コストが4になるんだったわね》

 

霊奈のフィールドに紫色の大穴が開かれ、剣と鏡を持った魔神がフシミイナリの隣に現れる。4軽減されているので、アメホシノミコトはノーコスト召喚である。

 

霊奈「アタックステップ!いけ!フシミイナリ!フシミイナリの天界放!二体疲労とレベルコストアップを指定!ウカノミタマの神域により相手のみにする!」

 

ウカノミタマ《さらに千本槍の古戦場が発動。一枚貰うわ》

 

フシミイナリの波動がフィールドに満ちていき、Re-BuLaとヴァージニアがレベル0で消滅する。しかも霊奈側はウカノミタマのバリアで効果を受けていない。

 

依姫「ライフで受ける!」

 

リリア《…私の効果は…やめといた方が良いわね》

 

フシミイナリが妖しい火の玉を自分の周りに浮かべ、依姫に投げつける。リリアの『光導』踏み倒し効果はレベルコストの上昇により、使わなかった。

 

霊奈「続けてアメホシノミコトでアタック!レベル2からの効果でトラッシュの妖華吸血爪を手札に!そしてウカノミタマの神技!」

 

ウカノミタマ《うふふ…!簡単に言えば…デッドリィバランスよ!さぁ!破壊するスピリットを指定しなさい!》

 

依姫「くっ…!サジット・アポロドラゴンXを指定…!」

 

アメホシノミコトがゴゴゴと動き出すと、ウカノミタマが呪文を唱えて両者のスピリットを呪おうとする。フィールドにスピリットが一体しかいない依姫はサジットを破壊するしかなかった。

 

霊奈「こちらはタチカゲを破壊」

 

サジット《…弾!》

 

弾「…!」

 

サジット《これだけは言っとくぜ!『過去』はどうにもならないが!『未来』は変えられる!歴史は嘘では誤魔化せない!》

 

弾「………未来…」

 

破壊される直前、サジットは弾に振り返ってそう激励する。迷っていた弾は少し目を閉じてフッと自らに気合いを入れると、鋭い目付きで霊奈に向き合った。

 

弾「……確かに…紫達があんたを傷つけたのは間違いない。博麗神社の祭神として…すまなかった…」

 

霊奈「…!?い、いや…お前に何も責任は…」

 

弾「それでも俺の仲間が犯した罪は消えない。でも今!アイツらはこの世界の命のために!戦ってるんだ!」

 

霊奈「…………」

 

弾「頼む!もう一度…!この世界のために…!力を貸してくれ!」

 

そう言って弾は頭を下げて霊奈に頼み込む。霊奈としては何の責任もない弾が頭を下げたので焦ったが、再び上げた覚悟の目にしばらく間をおいて答えた。

 

 

霊奈「…一発!どこぞのスキマ妖怪を殴らせろ。それで全てチャラだ」

 

弾「…!ありがとう…!恩に着る!」

 

 

少し気まずそうに霊奈は遠回しに『許す』と答え、弾も感謝の言葉を述べる。二人ともどこか不器用だが、純粋な優しさを相手に感じ取ったようだ。

 

 

依姫「行きます!フラッシュタイミング!マジック!コズミックリターン!トラッシュの光龍騎神サジット・アポロドラゴンXを手札に戻します!」

 

リリア《そしてアメホシノミコトのアタックはライフで受ける!今回は使うわよ!帰ってきなさい!サジット・アポロドラゴン!》

 

サジット《帰還!》

 

アメホシノミコトが剣を依姫めがけて突き立てる瞬間、依姫はマジックで破壊されたサジット・アポロドラゴンを回収する。そのままアメホシノミコトはライフを砕くが、それはリリアの思うつぼ。

 

フィールドに落ちた雷が地面をえぐり、炎を噴き出させる。そこからついさっき破壊されたサジット・アポロドラゴンが飛び出してきた!

 

ウカノミタマ《…良かったわね、霊奈。あなたの居場所ができて》

 

霊奈「何を言う。お前は逆にツクヨミに殴られてチャラだぞ?」

 

ウカノミタマ《え!?私殴られるの!?》

 

リリア《良いじゃない?それで。なんだかんだでアイツも優しいし》

 

ウカノミタマは霊奈をまさに『女神』といった眼差しで微笑むが、それは霊奈の言葉で水疱に帰した。リリアの言うとおり、彼は結局仲間思いの男。たとえ他の創界神達が反対してもウカノミタマを助けようとしそうである。

 

ウカノミタマ《…ま、まぁ…それで許されるなら良いか…》

 

霊奈「…あ、遅れたがターンエンドだ」

 

依姫「…ふふっ!やっぱりバトスピは楽しんだ方が良いですね!メインステップ!手札から銀河星剣グランシャリオを創界神ダンにダイレクト合体!」

 

弾「…さぁ…決めるぞ!」

 

格段に明るい雰囲気になったバトルフィールドに依姫は喜びながら、グランシャリオを弾に召喚して渡す。弾はグランシャリオを両手に構えて切っ先を霊奈に向けた。

 

依姫「アタックステップ!射ぬけ!サジット・アポロドラゴン!アタック時効果でアメホシノミコトを破壊!さらにライフを二つ砕く!!」

 

霊奈「…ぐぅ…!フラッシュタイミング!手札の風魔イカルガを神速召喚!召喚時にフシミイナリにコアを置き、回復させる!」

 

サジットの放った矢はアメホシノミコトの胴体を射ぬき、そのまま霊奈のライフにも突き刺さる。神速で現れた忍者鳥がフシミイナリを起き上がらせ、サジットをブロックしようと立ちふさがった。

 

リリア《フラッシュタイミング!光導女神グラン・リリアのアクセルを使用!サジット・アポロドラゴンを回復よん!》

 

霊奈「来い!フシミイナリで受ける!!」

 

サジット《勝利の法則は…決まった!》

 

サジットの矢をかわしながらフシミイナリはその前足の鉤爪で切り裂こうとする。だが咄嗟にサジットは弓を剣に持ち変えて受け止めた。

 

弾「グランシャリオの効果!サジット・アポロドラゴンをBPプラス6000!赤のシンボルを一つ追加する!」

 

依姫「越えろ!サジット・アポロドラゴォォォンッッ!!!」

 

サジット《だぁぁぁぁ!!!》

 

弾のグランシャリオがより一層光を放ち、サジット・アポロドラゴンに力を与える。そして剣と鉤爪のつばぜり合いはサジットがフシミイナリを弾き飛ばし、すれ違い様に一閃!

 

腹を真っ二つにされたフシミイナリは悲鳴をあげて爆散した!

 

依姫「回復したサジットで再度アタック!効果でイカルガを破壊!そしてダブルシンボルです!!」

 

霊奈「来い!ライフで受ける!!」

 

サジットが剣を振り上げて霊奈のライフを一刀両断した!!

 

 

 

 

 

 

依姫「ありがとうございました。良いバトルでした」

 

霊奈「…ありがとう…!」

 

バトルを終えた二人はガッチリと握手を交わす。お互いの顔つきは柔らかく、本当に楽しんでいたようだった。

 

サラ《…あんた…マジでこいつを信じるつもり?》

 

霊奈「終わったことにグダグダ言っても仕方ないからな。私は先に進むことにした」

 

サラ《………ふーん…》

 

弾「…そろそろ…かな?」

 

霊奈の決断をサラスヴァティーは面白くなさそうに見ていた。それを尻目にしてベッドに腰かけた弾が呟いたその時……

 

???「…コンコン…失礼するわ」

豊姫「…誰かしら?どうぞ!」

 

弾「…案外遅かったんじゃないか?」

 

???「あのねぇ…私も忙しいのよ」

 

ノックのあと病室の扉が開かれ、入ってきたのは赤いローブに袖を通したロングヘアーの銀髪の女性。その髪の毛は『たくましい』クラスのサイドテールになっている。

 

そう、彼女は魔界の創造主にしてアリス・マーガトロイドの母親『神綺』だった。

 

弾「悪い悪い。それで?()()は?」

 

神綺「もちろん。まだ封印術式が解けてなくて眠ってるけど。夢子ちゃん?」

 

夢子「はっ…」

 

神綺の背後に控えていたメイド、夢子が背負っていた人物を空いたベッドに寝かせる。神綺とは正反対の金に紫のグラデーションが入った髪の毛が一段と目をひいた。

 

 

豊姫「…!!まさか……!」

 

依姫「ど、どうして…!?」

 

ヘカーティア《…弾…!どういうこと…!?》

 

???「…ぅ…んん……ここは……!…弾さ…ん…!?」

 

驚く三人の声で目覚めた女性…彼女は目に入った弾の姿に飛び起きる。黄金色の瞳に白黒のゴスロリ風の服装の彼女をここにいるほとんどが知っていた。

 

弾「…さぁて…そろそろ反撃するぞ。目覚めてすぐな所悪いが、働いてくれよ?

 

 

 

 

 

 

白蓮?」

 

 

 

 

 

 




はい。ありがとうございました。


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