東方星神録   作:あんこケース

23 / 159
はい!!今回!!あの!!スピリットが満を持して登場です!!

そして今回、紫の設定を大大大大改変しております。皆様を驚かせるためにわざと、そう言う空気を一切出しませんでした。それは紫がなぜそこまで弾を排除しようとするのか?とも繋がります。絶対皆さん驚きます。(原作無視と言われたらそれで終わりですが……たぶんサーガブレイヴとは繋がらないです……)


あらすじ 定例会が終わり、帰ろうとした弾を紫が襲った。弾は紫にバトルを申し込む。しかし状況は劣勢で……


紫の闇 孤独貫く矢

 

 

 

アイツと出会ったのは……偶然だった………外の世界で人間を食べた時、そいつの力も得た私は異世界への招待を受けた。

 

 

その世界で………アイツにあった………それが始まりだった…………

 

 

数日前、弾が紅魔館に向かっている最中……

 

 

八雲 紫の家 紫の自室

 

 

 

藍「…紫さま、馬神 弾の居場所が割れました。今、永遠亭のウサギと紅魔館に向かっている最中です……紫さま?」

 

 

藍の言葉にまるで我ここに有らずの顔をしている紫に藍は確認する。

 

 

紫「……ああ……ありがとう、藍。そのまま監視を続けて。音声も録音するのよ。」

 

 

 

藍「…?承知しました。」

 

 

 

そう言って首を傾げながらも藍は紫の部屋を出ていった。

 

 

紫「…………弾…………」

 

 

 

 

 

 

それから、録音したテープから流れてくる懐かしい声。それは紫の心を元気づけた。藍が途中でばれてからは自分が直接見に行った。しかし、それは……アイツだけどアイツじゃないものだった。

 

 

 

「さぁ!オレたちの手をつかめ!いっしょに、外へ出るんだ!破壊衝動なんかぶっ壊して!!」

 

 

 

……うるさい……

 

 

「ただ、主の言いなりになるのは忠義でも信頼でも何でもない!ただの自己満足だ!」

 

 

…………うるさい…………

 

 

「あんたは……優しいんだ……それが風見幽香だ………」

 

 

……………口を開くな……………

 

「幻想郷は……たくさんの困難の先にできたものなんだな………」

 

 

…………余計なお世話よ…………

 

 

「もし本気で人を導くと思うなら、まず自分が彼らの目線に立たないといけない!」

 

 

 

…………あなたがそれを語るな…………

 

 

 

「何度でも立ち上がること……それも一種の才能なんじゃないか?」

 

 

………あなたに何がわかる…………

 

 

「普通の女の子だ………」

 

 

黙れ!!!

 

 

……………もうやめて…………これ以上…………

 

 

 

 

彼を…………アイツを汚さないで…………

 

 

紫は決意する。アイツを守るためにアイツを消す。それが自分の過去を断ち切れる唯一の方法だった。

 

 

 

 

時は戻り…………博麗神社

 

 

 

紫「フフフフフフ、」

 

 

 

弾「!!!」

 

 

 

紫「メインステップ。マジック双翼乱舞、二枚ドロー。ニジノコをレベル2に、よって紫のスピリットが二体に。召喚、打ち破れ、紫の闇。アルティメット・ザンデ・ミリオン。そして……マジック、天魔王降臨。トラッシュからさまよう甲冑を手札に戻して…手札の天魔王ゴッド・ゼクス破ノ型をノーコスト召喚。」

 

 

紫のフィールドに金色のアルティメットとまるで天守閣のようなスピリットが現れた。その衝撃に弾も少し後ずさる。

 

 

 

幽々子「……来たわ……紫の本気の二体………」

 

 

映姫「…あれで私のノヴァ達も葬られました…」

 

 

隠岐奈「あの二体があるから紫は最強なんだ……」

 

 

幽香「私のアルティメットも簡単に突破されたわ……」

 

 

四天王達も怯えた声質で話す。それほどこの二体は紫の強さの象徴なのだ。

 

 

 

紫「アタックステップ。破ノ型でアタック。六天連鎖 破ノ型!発揮。バーストを破壊して、私のフィールドのシンボルと同じ色のスピリットを一体ずつ破壊しますわ。」

 

 

破ノ型が赤と黄色、白のビームを放ち、タウラス、ヴィエルジェ、レオを直撃した!だがレオは踏ん張って残り、後の二体も黄色い粒子になって弾の手札に戻っていった。

 

 

弾「レオは装甲により効かない!さらにヴィエルジェの効果で二体は手札に戻る!ライフで受ける!」

 

 

破ノ型がビームで弾のライフを吹き飛ばす。弾はなんとかその場に踏ん張った。

 

 

紫「Uザンデ・ミリオン、続けて。効果で合体しているスピリットを破壊しなければ、ブロックできません………」

 

 

弾「ライフだ!!」

 

 

紫色のオーラを纏ったUザンデ・ミリオンがライフを拳で打ち砕く。

 

 

 

紫「……ターンエンドですわ。」

 

 

輝夜「……ヤバい……」

 

 

 

慧音「弾………」

 

 

さとり「これで、蠍座と水瓶座を対策してきましたね……」

 

 

早苗「…まだまだですよ……」

 

 

 

そう言う早苗だったが、その声にも勢いがない。

 

 

 

弾「メインステップ!ジェミナイズをレベル2に!マジック、ブレイヴドローを使用、二枚ドローして三枚オープンしてその中の超・炎魔神を手札に。

 

レオをレベル3にしてシンボルを増やす!超・炎魔神を召喚!さらにドラゴニック・タウラスを再召喚!効果でさらにヴィエルジェを召喚する!!ヴィエルジェの効果でライフを増やして、破ノ型を手札に!

 

 

超 炎魔神をレオとドラゴニック・タウラスに合体だ!ダブルドライブ!解放!!」

 

 

弾のフィールドに超・炎魔神、タウラス、ヴィエルジェが現れると、超・炎魔神はレオとタウラスに力を与え、背中の羽を展開した。

 

弾「アタックステップ!!レオでアタック!!超 炎魔神の効果でBPプラス5000!」

 

 

 

赤く染まった身体を震わせ、突進するレオ。しかし……

 

 

紫「フラッシュタイミング。マジック、絶甲氷盾。このバトルが終わり次第、アタックステップは終わる。骨孩児でブロック。」

 

レオが光線で骨孩児を破壊した後、氷が弾のスピリットの行く手を阻む。

 

 

 

弾「オレの効果でライフを貰う…ターンエンド…」

 

 

白蓮「ああ!なんと惜しい!!」

 

 

神子「……これは不味いです……」

 

さとり「…終わりましたね……」

 

 

 

弾は紫を見た。疑問が確信に変わった…そんな目だった。

 

 

弾「……なあ………あんた………アイツだろ?」

 

 

紫「…!………?何のことかしら?」

 

 

 

弾「………やっぱり……怒っているか……」

 

 

 

紫「……………」

 

 

 

レミリア「え?あの二人、知り合い?」

 

 

 

女苑「そりゃないでしょ。さっきはじめましてっていってたじゃん。」

 

 

紫苑「………でも、あれは知り合いって顔……」

 

 

 

萃香「聞いたこともないよ。あたしは……」

 

 

弾「……どうして……あんな管理的なやり方をやったんだ?お前は……そんな奴じゃなかったはずだ……どうしてだ?オレがいない間に何が……「……うるさい……」……!」

 

 

そう言って、紫は叫んだ。いつもの彼女とは似てもにつかない激情……しかし、それは魂の叫びだった。

 

 

紫「あなたに!偽者のあなたに何がわかるのよ!!私はいつも、この幻想郷を良くしようと努めてきた!!

 

 

だからスペルカードルールも作った!!なのに、ここにいる連中は自分勝手!!!幻想郷を我が手に?餓鬼の癖に!!桜を咲かせたい?事情も知らないで!!宴会したい?こっちはごめんだわ!!信仰のために技術革新?それで妖怪は追いやられたのに!!仏教?道教?相手を貶めるのが宗教なの!!?そんな教えなんていらない!!

 

 

アイツが全部支配している?ふざけんじゃないわよ!!!あんた達みんな私に押し付けて!!!自分達の欲望を優先し!!この幻想郷を滅ぼしかけた月の異変も私達がどれ程苦労したか!!それなのに、まだ私に文句があるの!!!?

 

 

今までの定例会もお互い腹の探り合いで何も決まらなかったじゃない!!それをどうにか運営してきたのに!!全員揃いも揃って!!!今回の異変は幻想郷の危機とか言われているけど……あなた達の方よ!!!幻想郷を滅ぼそうとしているのは!!!!」

 

 

 

 

 

紫の言葉に誰も反論できない。当然である。今言ったことは全て真実。自分達の欲望を押し通し、紫に始末を押し付けたことは紛れもない事実だった。

 

 

 

紫「はぁ……はぁ……メインステップ!マジック双翼乱舞で二枚ドロー。土の熾天使ラムディエルをマジックとして使用。ジェミナイズを破壊!そして、召喚。さらに放浪者ロロを召喚!

 

さまよう甲冑を召喚。破ノ型を再度召喚してアタックステップ!!破ノ型でアタック!!効果でタウラスとヴィエルジェを破壊!

 

 

フラッシュ!!…………このスピリットを出すのは初めてね………破ノ型と同じ状態で入れ換える!さぁ……悪霊には丁度いいわ……天魔王ゴッド・ゼクス………終ノ型。」

 

 

 

全員「!!!!!?」

 

 

破ノ型と入れ替わるように死装束のようなものを着たスピリットが現れ、背中の六枚の羽を広げた。

 

 

紫「六天連鎖 終ノ型!!発揮!フィールドに全色のシンボルがある時、スピリット全てのシンボルを六個にする!!さらに終ノ型の効果でスピリットは相手の効果を受けない!」

 

 

弾のフィールドにはエリダヌス・ドラゴンと疲労しているレオしかいなかった。これでは六天連鎖を崩すことができない…

 

 

弾「エリダヌスでブロック。」

 

 

エリダヌス・ドラゴンが敢えなく終ノ型の剣に切り裂かれる。

 

 

紫「ラムディエルでアタック!!」

 

 

 

弾「フラッシュタイミングでオレのコアを四個ボイドにおき、ニジノコとさまよう甲冑を破壊!さらにマジック!デルタバリア!」

 

 

弾の矢が二体を貫いて、前に銀色のバリアが展開される………しかし……

 

 

紫「その前に!アクセル!加速癸鳥エアイレイザーの効果でデルタバリアを無効に!!」

 

 

 

デルタバリアが音をたててくだけ散った………

 

 

 

霊夢「あ!デルタバリアが!!」

 

 

魔理沙「おいおい、これは……もう……」

 

 

咲夜「私……もう見ていられません………!」

 

 

 

紫「さぁ!これで!過去と決別できる!アイツを救える!!」

 

 

 

ラムディエルの光線が弾のライフを直撃した………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし………弾のライフは砕けなかった……

 

 

 

 

紫「何で!!!?確かにデルタバリアは無効化されたはずなのに!!」

 

 

弾「確かにな。でもそれは……一枚目のデルタバリアだろ?」

 

 

そう、弾は最初のデルタバリアが破壊された後、もう一度デルタバリアをうったのである。これではさすがの紫もターンエンドするしかなかった。

 

 

 

紫「………ターンエンド………」

 

 

 

純狐「やった!!凌いだ!」

 

 

 

アリス「……永琳……目を開けてもいいわよ……」

 

 

 

永琳「………え?……弾……たってる……」

 

 

へカーティア「…安心して少し片言になってるわね……」

 

 

 

映姫「しかし、ここからどうやって逆転を狙うのか……」

 

 

 

神奈子「………そう言えば……アイツのキースピリットって何なんだ?」

 

 

幽香「……知らないわ……少なくともジークアポロではないって言ってたけど………」

 

 

 

さとり「…そのカードに命運を託すことになりますね……」

 

 

 

弾「……ドローステップ………!メインステップでアクセル!リボル・コレオン!デッキから三枚オープン!」

 

 

《……来てくれ………そうじゃないと………アイツを………救えない………》

 

 

カードがデッキからオープンされていく。そのカードは…………超・風魔神 ピクシス・リザード そして……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光龍騎神サジット・アポロドラゴン

 

 

 

 

 

 

 

弾「……!!よし!!この二枚を手札に加える!さらにネクサス!黎明をレベル2で配置!さらにリボル・コレオンを召喚!召喚時効果で超・風魔神を召喚する!

 

 

さらにジェミナイズを再び召喚!召喚時効果でこのカードを召喚する!!………確かに………オレはあの時のオレじゃない………人間を逸脱した力も使えるようになった………でも!オレはお前を覚えている!」

 

 

 

紫「やめて!!アイツの姿で!!アイツの声で!!私は過去を断ち切らないといけないのに!!!」

 

 

 

弾の言葉に耳を塞いで踞る紫。しかし弾は話し続ける。

 

 

弾「過去は…断ち切るものじゃない…受け入れるものだ……辛いこと、悲しいこと……それも自分を作ってきた一つなんだ………オレは………お前が辛い時、側に居てやれなかった………なぁ、だからさ………オレにも守らせてくれよ………!!お前の………大切なもの………この世界を……………より良くするために……………」

 

 

 

紫「!!!!!!」

 

 

 

弾「いくぞ!!皆!!これがオレのキースピリットだ!!

 

 

 

銀河を駆け抜ける矢!!二つの力纏う龍神!!光龍騎神サジット・アポロドラゴン!!!!レベル3で召喚!!!

 

 

弾の背後に炎のフィールドが現れ、そこから何か走って来る。下半身は馬。上半身は龍で弓を持ったスピリット。そして、弾のフィールドに降り立ち、大きな声で咆哮した!

 

 

 

慧音「……!!これが……弾のキースピリット!!」

 

 

フラン「すごいすごい!!!カッコいい!!」

 

 

 

早苗「………………」

 

 

 

神子「早苗さん……声になってませんよ……」

 

 

永琳「……まさに………馬の神………彼にピッタリのキースピリットね……………」

 

 

 

 

弾「超 炎魔神!サジット・アポロドラゴンに合体せよ!そして、超 風魔神!ジェミナイズとサジット・アポロドラゴンに合体だ!!」

 

 

 

魔理沙「え!!?もうサジットは合体してるぜ!!?」

 

 

 

弾「サジット・アポロドラゴンは二体の異魔神と合体できる!ダブル!ダブルドライブ!!解放!!!」

 

 

 

 

 

超 炎魔神と超 風魔神がサジットに力を与え、背中の羽を展開する。その時!サジットは背中の翼が緑がかったファンネルになり、身体中に炎と風の鎧を纏っていく…………それが全て終わった時、そこには虹色のオーラ、武装された尾、強く地面を踏みしめる足、緑のオーラを放つファンネル、金色に赤と緑のラインが入った鎧、背中に生えた白い天使のような翼、手には弓が変形した剣、そして……その顔は全てを倒すと言うような顔だった。

 

 

 

さらに!弾のバトルアーマーにも変化が現れる。アーマーは黒く染まり、弾の目付きも鋭くなる。そして身体中から神力を放出して背中からは虹色の翼を広げる。そのまわりには黄道十二星座が現れていた。

 

 

 

へカーティア《!!?まさか………彼は………もう………!!?》

 

 

 

永琳《…………とうとう、完全態になった………》

 

 

 

弾「アタックステップ!!銀河を駆けろ!!光龍騎神!!超 炎魔神の効果でBPプラス5000!!さらに超 風魔神の効果で手札のカードを封じる!!サジット・アポロドラゴンのアタック時効果!!ラムディエルを破壊してライフを削る!!さらに!黎明の効果でゴッド・ゼクス終ノ型に指定アタック!!」

 

 

 

 

サジットが剣でラムディエルを斬り、終ノ型に向かって斬りかかる!終ノ型も翼から剣を出して斬り合いになる。サジットが炎を放ち、終ノ型が白いビームで相殺する。しかし、次第にサジットが押していく。サジットは終ノ型の剣を弾き飛ばし、背中のファンネルから虹色の光線を放って終ノ型の翼を焼ききる!そこに一閃!!大爆発!!!!

 

 

 

 

弾「黎明の効果でライフを三つ貰う!!これで最後だ!!」

 

 

 

紫「…… 弾…やっぱりあなたなのね……」

 

 

紫はもう号泣している。その言葉に………

 

 

 

 

弾「ああ………ただいま…………」

 

 

 

 

紫「……全く………お帰りなさい………」

 

 

 

 

 

 

サジットが虹色の矢を放った!!!!

 

 

 

 

 

 

 

輝夜「…んで!!?あんた達一体どういう関係なのよ!!」

 

 

 

 

バトル後、いまだに泣いている紫を抱き締めて背中を擦っている弾に輝夜が代表して聞いた。

 

 

 

 

 

 

弾「………たぶん………早苗は知ってると思うんだけど………」

 

 

 

早苗「え!!!?」

 

 

 

 

 

弾の言葉に驚く早苗。それを尻目に弾は紫に話しかける。

 

 

 

弾「ほら、何やってんだよ。お前らしくないぞ……自分のことだ。ちゃんと顔をあげてくれよ……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まゐ

 

 

 




はい。ありがとうございました。


紫さま=まゐさま…………

これは前から決めておりました。でも、それを直接思わせるような描写は一切書きませんでした。しかし、良く考えてください。隠岐奈が弾の居場所を特定できたのに紫が出来ない訳はない……なのに襲って来なかった……それは、弾の声を聞きたいというまゐの心が邪魔をしたのでしょう。そして、弾を獄龍隊と同じ悪霊だと信じていたので、弾を排除しようとした………それが真相です。


さぁ!そしてサジット登場!!書いているとき、頭では宇宙を駆ける光龍騎神が流れていました!カッコ良くかけたかな………




次回予告 継承!祝え!!新たな創界神の誕生を!!


 ▲ページの一番上に飛ぶ
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。