バトルは終盤。弾のライフは残り1、タカミムスビは3で優勢だ。弾の『サジットヴルム・ノヴァ』が地面に降り、召喚されたタカミムスビの『テスモポロス』をにらみつけてグルルと唸る。
スコル《めんどーだな…》
弾「………」
タカミムスビ《メインステップ。マジック『ガーデニアフィールド』を使用して一枚ドロー…バーストもセットだ。さらに『テスモポロス』をレベル3に》
デメテール《もっかいうちの『神技』!二枚破棄して一枚もらうで!》
弾と残った『スコル・スピア』が警戒を高める一方、バトルフィールドに白いバラのような花が咲き誇り、『テスモポロス』が枝の杖を高く頭上へ掲げ攻撃態勢に入る。
タカミムスビ《ゆけっ!『テスモポロス』よ!アタック時効果!手札とトラッシュから一体ずつ『魔導女皇アンブロシウス』を召喚する!》
デメテール《うちもレベル2!この娘達も全員ダブルシンボル&ブロックできひんよ!》
『テスモポロス』の杖の光がバトルフィールドに満ちると、荒れ果てた地面が一面の草原へと一変する。その草原から『テスモポロス』の力を受けた二体の『アンブロシウス』が這い出してきた。
タカミムスビ《さぁ!この一撃は防げまい!》
弾「…バースト発動!『天蠍機動スコルビウム』!『創界神デメテール』のコアを全てボイドへ!その後『サジットヴルム・ノヴァ』のコアを使って召喚!!」
このまま決まってしまうかと思われたが、弾が発動させたバーストが『デメテール』のコアを全て消し去った。これで『テスモポロス』はブロックされない効果を失う。
弾「『スコルビウム』でブロック!レベル3効果でBPプラス5000!」
タカミムスビ《…やるな。ターンエンドだ》
バースト召喚された『スコルビウム』が槍を構えて『テスモポロス』を迎撃する。二体の槍と杖が火花を散らしたが、BPで勝る『スコルビウム』が押し返して態勢を崩した『テスモポロス』を槍で貫いた。
たまらず『テスモポロス』は爆散し、タカミムスビとしてはターンを終える他なかった。
弾「メインステップ!『樹星獣セフィロ・シープ』、『月紅龍ストライク・ジークヴルム・サジッタ』を召喚!!」
絶体絶命な状況を耐えきった弾が小さな緑の羊を召喚してコアを増やす。さらに背後の崖を紅色のストライク・ジークヴルムが登ってきて、『サジットヴルム・ノヴァ』の隣で唸り声をたてた。
これで弾のアタッカーは五体、十分に足りる頭数だが……
弾「アタックステップ!『サジットヴルム・ノヴァ』でアタック!『界放』の効果!俺のコア三個を移動させてライフを砕く!さぁ!教えてもらうぞ!」
タカミムスビ《『ガーデニアフィールド』により相手の効果によってライフを1しか減らせん!だがお前ならこれで分かるだろう!》
『サジットヴルム・ノヴァ』のライフ貫通効果はフィールドに咲き誇る『ガーデニアフィールド』に阻まれ一つしか削れない。しかしライフの減少がまた新たな映像を弾にもたらした。
弾「…次は…墓地か…?」
今回弾が立っていたのは漆黒の御影石の墓石が立ち並ぶ墓らしきところだった。ただの集団墓地のように見えるが、一つ一つが豪華な装飾とまだ萎れたばかりの花が添えられているのを見ると、かなり手入れが行き届いていることがわかる。
弾「…!…あれは…また俺か…?」
弾?《……あれから何年経ったか…みんな、花変えに来たぞ》
弾は墓石群の反対側、墓地の入口から誰かが歩いてくるのを感じ、振り返る。そこには少し年をとった弾らしき男が歩いてきたのが目に入った。
記憶の中の弾らしき人物は手に新しい花束を持って、墓石群に声をかける。花を取り換え、柄杓に水を酌んで墓石にかけた後は腰を落として手を合わせて祈っていた。
弾?《……実はみんな、俺…弟子ができたんだ。また世界に命が満ちて…これからの世界を創る神を育てることになったんだ》
弾「…『また』世界に…?」
弾?《でも…正直不安だらけなんだ。果たして俺はちゃんと弟子を育てられるのかってね…なぁ…慧音先生、コツとか無いのか?》
記憶の弾はまるで知り合いに報告するかのように墓石に言葉をかける。当然答えは返って来ないが、彼はそれで満足しているように話を続けた。
弾?《……やるしかないよな。絶対
???《御師匠様~!どこですか~!?》
弾?《…おっと…ついてきてたのか?》
???《あっ!見つけた!ここにいたんですね!》
また別の声が墓地に響くと、意識の弾らしき男の元へ巫女風の衣装を着た女の子が走ってきた。見たところさっき言っていた『弟子』とは彼女のことらしい。
弾らしき男は視線を彼女に合わせるため、屈んで彼女の目を見て尋ねた。
弾?《どうした?また弟たちがやらかしたのか?》
???《そうなんです!また
弾?《…ハァー…わかった。行こう》
弾「…『ツクヨミ』…!?」
女の子が弾らしき男の服を引っ張って急かす。彼もため息をついて女の子の後を追って歩きだした。
その会話で飛び出した『弟たち』『ツクヨミ』…そして女の子の呼んだ名前が弾の予測を確実なものとした……
???《早く早く!早くしてタカミムスビさま!》
弾?《おいおい…待てってアマテラス》
弾「……え…!?…は…!?」
驚いて弾はバトルフィールドに戻ってきたことに気づくまで、かなりの時間を要した。タカミムスビは『どうだっ!』と言わんばかりに得意気な顔をして……
タカミムスビ《そしてライフ減少がバーストを開く!マジック!『イマジナリーゲート』!》
弾「…!…考えるのはまた後だ…!!」
タカミムスビ《手札の黄色スピリットを…ノーコスト召喚!!……来い…ゴゴゴ…我が『化神』!!》
…バーストを発動させた。弾もブンブンと顔を振って集中する。
そしてタカミムスビが一枚の手札を取って召喚しようとすると、バトルフィールドが地響きをたて始めた……
タカミムスビ《星の海駆ける騎神!限界を越えし輝きを見せよ!『超龍騎神グラン・サジット・ノヴァ』!!レベル3!!》
ゴゴゴゴゴ…ドガァァァンッッ!!!!
スコル《ぐぇ…!なんだこの…気迫…!?》
デメテール《…っ…!出てん…タカミムスビさんの『化神』…!》
タカミムスビ《さらにマジック!『ネイチャーメナス』!『スコル・スピア』よ!手札に戻れ!》
タカミムスビの後ろが広大な銀河へと一変して、天の川を縫って一体のドラゴンが飛んでくる。黄金の鎧を纏い、翼は銀色に光を放ちながらバトルフィールドに二本の足をつけた。
そしてそのドラゴン『超龍騎神グラン・サジット・ノヴァ』の足が地面に触れた瞬間、とんでもない衝撃が辺りを揺るがした。
弾のスピリット達が衝撃に耐える中、『ネイチャーメナス』のフラッシュ効果の光が『スコル・スピア』の身体を透明に照らしてバウンスさせる。
弾「…これが…!…『サジッタ』の効果で一枚ドローして『アンブロシウス』を破壊する!」
タカミムスビ《『サジットヴルム・ノヴァ』はもう一体の『アンブロシウス』でブロックしよう》
『サジットヴルム・ノヴァ』が効果も含めて二体の『アンブロシウス』を剣で薙ぎはらう。それでも弾がこのターンで仕留めることはできないだろう。
弾「…ターンエンド」
タカミムスビ《メインステップ。マジック!『ネイチャーメナス』!『ストライク・ジークヴルム・サジッタ』のブロックを封じる!》
残り少ない手札をきってタカミムスビは弾のブロッカーを削りに来た。黄色の光が今度は『サジッタ』を地面にへばりつかせる。
タカミムスビ《アタックステップ!『グラン・サジット・ノヴァ』でアタック!ターンに一度回復し、『サジットヴルム・ノヴァ』を破壊!》
弾「…『セフィロ・シープ』でブロック!」
『グラン・サジット・ノヴァ』が右手の籠手から剣を伸ばして攻撃のために翼を広げて飛び出す。そしてすれ違い様に『サジットヴルム・ノヴァ』を斬り捨て、『セフィロ・シープ』も足で蹴り飛ばした。
タカミムスビ《再度『グラン・サジット・ノヴァ』でアタック!『スコルビウム』を破壊だ!》
弾「まだだ!フラッシュタイミング!『アドベントスター』!!手札に戻された『天蠍神騎スコル・スピア』を召喚してブロック!!」
スコル《どのみち俺は破壊される運命なのねー!!》
回復した『グラン・サジット・ノヴァ』が火炎放射で『スコルビウム』を焼ききり、弾のライフを切り裂こうとした。しかし弾は先ほど戻された『スコル・スピア』を二枚目の『アドベントスター』で踏み倒し、ブロックを命じる。
『スコル・スピア』が尾の槍を突き出すが、『グラン・サジット・ノヴァ』は再び籠手の剣で防ぐと、反対の拳を『スコル・スピア』の脳天に振り下ろす。蠍座の化神は呆気なく木っ端微塵に破壊された。
タカミムスビ《……二枚あったか…ターンエンド》
弾「……確認だ。さっき見せた映像…あれはあんたの『記憶』だろ?」
タカミムスビ《………》
ターンが弾に回ってきたところで、ついさっきの映像について弾は問いただす。
弾「…俺たちの世界ができる前…そこにも『幻想郷』があって、あんたはそこの住人だった。でもあの男が世界を滅ぼしてしまい、討ち取ったあんた以外の命は絶えてしまった…」
タカミムスビ《……》
弾「唯一生き残ったあんたは奴がまた復活することを危険視して、対抗勢力の神々を育成することに決めた。それがのちの『オリン』『エジット』『アマハラ』『インディーダ』の創界神達だった」
弾はターンを始めずに淡々と自分の推理を述べていく。タカミムスビは一切反論すること無く、静かに話を聞いていた。
弾「…でも一つだけわからないことがある。
タカミムスビ《…お前の推理は80パーセント正しい。だが残り20パーセントが違うゆえ、その疑問が生じたのだ》
弾「…その違いとは?」
タカミムスビ《 お前が私だからだ》
デメテール《…はいぃ!?まるで意味が分かりまへんが!?》
二人の問答に割り込んできたすっとんきょうな声。後ろのデメテールが話についていけず、思わず口を挟んでしまった。
弾「…そうか。あんたは…『滅んだ世界の俺』…というわけか」
タカミムスビ《その通り。だが全てが同じ訳ではない。私が幻想郷に来たのは『西暦2010年8月30日』だ》
弾「…!…あんたは未来世界へ行ってないのか?」
タカミムスビ《代わりに俺はお前より早く幻想郷に来た…いや…『逃げた』という方が正しいか…だから『紅霧異変』や『春雪異変』も経験したのだよ》
もう理解できずにポカーン(゚д゚)としているデメテールを放置して二人の話は進んでいく。
弾「なるほど。だから俺に『継承』を…確かに娘とは言え、他人より自分自身の方が信頼できるからな」
タカミムスビ《…違う。私は『負けた』のだよ。この世界の悪意に。だから逃げるように幻想郷に引きこもり、結局最後は世界
弾「……………」
タカミムスビは自嘲しながら空をあおぐ。やはり彼は弾であっても、今向かい合ってる弾とは違う人間なのだ。まったく同じように生きてきた訳ではない。
タカミムスビ《…だがお前は私より強かった。逃げずに未来へ飛び、たくさんの人、魔族、妖怪、神々を救った。そして今『世界の悪意に打ち勝ち、戦い続けた男』は『世界の悪意に絶望した男』を越えようとしている》
弾「…………」
タカミムスビ《…私は古い時代の残党だ。現に私が守れる『愛と平和』溢れる世界はもうない。だからこそお前に同じ経験を味あわせたくはないのだ》
強く語気を入れてタカミムスビが弾に思いを吐き出す。自らの肉体が滅びようとも、彼の『愛と平和』への思いは消えていなかった。そんな彼に弾は手にしたグランシャリオを眺め、またタカミムスビへ強い意思の目を合わせる。
弾「…わかった。あんたの遺志は俺が受け継ぐ!だから…安心して眠ってくれ。もう疲れただろう…?」
タカミムスビ《…あぁ…そうだな…娘や弟子達はもう大丈夫だろう…感謝してもしきれん…》
デメテール《…御師匠…》
強い弾の決意の宣言の後…優しく添えられた『疲れた』の問いかけにタカミムスビは目頭が熱くなったのか、目に手を当てる。ようやく理解が追いついたデメテールも、一人の弟子として見守っていた。
タカミムスビ《…ならばこのバトル…なおさら負けられなくなったぞ!》
弾「俺もだ!メインステップ!!マジック!『コズミックリターン』!戻れ!『超神光龍サジットヴルム・ノヴァ』!そして龍よ!炎となって降り注げ!『龍星皇メテオヴルムX』!召喚!!」
弾の頭上から幾つもの隕石が降り注ぎ、中から現れたオレンジ色のジークヴルムがストライクと並び立つ。さらに弾の最後の手札が破壊されていた『化神』を手に戻した。
弾「アタックステップ!!『龍星皇メテオヴルム』!!レベル3で『激突』!!」
タカミムスビ《甘い!フラッシュタイミング!『光翼之太刀』!『グラン・サジット・ノヴァ』をBPプラス3000!そして疲労ブロッカーとなる!》
炎に包まれた『メテオヴルム』がタカミムスビに向かっていくが、彼も最後の手札を使って『グラン・サジット・ノヴァ』を起き上がらせる。
弾「さらにフラッシュタイミング!『メテオヴルム』に煌臨せよ!『サジットヴルム・ノヴァ』!!『メテオヴルム』は自身の効果で召喚される」
デメテール《…『サジットヴルム・ノヴァ』はBP30000!『グラン・サジット・ノヴァ』はBP35000!御師匠様の勝ちや!》
タカミムスビ《『グラン・サジット・ノヴァ』でブロック!!これで私の……むっ!?》
『メテオヴルム』に重なって復活した『サジットヴルム』が剣を振りかざすが、起き上がった『グラン』が籠手の剣で防ぎにかかる。デメテールもタカミムスビも勝利を確信した……
…が…その時二人の目に飛び込んできたのは弾がまっすぐ上に掲げた一本の剣の光だった。
弾「…『サジットヴルム・ノヴァ』と『メテオヴルム』の煌臨/召喚によって俺のコアは合計四個に増えた。『銀河星剣グランシャリオ』の『神域』発動!『サジットヴルム・ノヴァ』をBPプラス5000!」
デメテール《…んな、なんやってぇぇぇ!?》
タカミムスビ《…フッ…それがお前だけの力か…》
弾「いや違う!!俺とまゐの愛の力だ!!行け!サジットヴルム・ノヴァァァァ!!!!」
弾の叫びに呼応するかのようにグランシャリオの輝きはより一層増して『サジットヴルム』に力を与える。二体の『サジット』は空中で何度も剣をぶつけ合い、周りの空気を大きく揺らした。
『サジットヴルム』は一旦距離をとると、剣を弓に変えて太い矢を発射する。対する『グラン』も後ろの翼を弓にして炎の矢で迎撃し、再び空中に爆煙が吹き荒れた。
しかし爆煙の中から突進してきた『サジットヴルム』が剣を『グラン』の腹に突き刺す。深々と剣が刺さった『グラン』だが、最後の力でゼロ距離火炎放射を吹き、『サジットヴルム』を道連れに爆発した。
弾「決めるぞ!『ストライク・ジークヴルム・サジッタ』でアタック!!『グランシャリオ』の効果でダブルシンボル!」
デメテール《申し訳ありません…私の実力不足で…》
タカミムスビ《突然標準語になるのはやめろ。お前は関西弁でワイワイしている方が似合う…それに…チラッ》
爆煙を突っ切って『サジッタ』がタカミムスビへ向かって飛ぶ。まさに女神のような丁寧口調で謝罪するデメテールだが、タカミムスビの視線は向かってくる『サジッタ』にあった。
タカミムスビ《…娘の化神でとどめとは…粋な計らいと言うべきかな?》
弾「こっちは俺と永琳の愛の化神だからな」
デメテール《…ハァー…あんた、あんまりそういう表現せえへん方がええよ…》
やはりデメテールが蚊帳の外(今回は彼女が正しいが…)になっている。
それをよそに晴れやかな顔のタカミムスビのライフを『サジッタ』が優しく包み込むように砕いた……
弾「…んんっ…!!」
タカミムスビ《…ふぅ…まぁこんなもんだろう》
弾「…スゴい力だな…!身体が張り裂けるかと思った…!」
デメテール《…普通なら本当に張り裂けるもんやけどね…》
バトル後、弾はタカミムスビから『王』としての力を受け止めていた。彼の膨大な神力は創界神でさえも制御には一苦労するようで、弾は苦しそうに膝をつくが、息を整えて立ち上がる。
モイライ《…タカミムスビ様、お身体が…》
タカミムスビ《わかっていたことだ。『継承』が終わればこの意識が存在する意味はないからな》
何億年も待ち続けた『後継者』に継承を終え、タカミムスビの身体は足先から光になって崩れ始める。だが彼の顔には一ミリの後悔も見せない。
彼の表情はとても晴れやかだった。
弾「…それじゃあ…行くよ。みんな戦ってる」
デメテール《うぅ…御師匠…!》
タカミムスビ《まったく…お前は子供じゃないんだ。ほらっ…早く行け…》
弾「……!…そうだ…!」
後ろ髪を引かれるどころか、引きずられるクラスでタカミムスビとの別れを惜しむデメテールを弾が引っ張って行こうとする。すると弾は『継承』の役目を終えて半分身体が消えているタカミムスビを見て、何かを思いついた。
弾「…あと一つ…まだ『継承』してもらってないものがあるんだが?」
タカミムスビ《…む…?》
そう言うと弾はタカミムスビの胸辺りに手を伸ばす。全て継承したつもりのタカミムスビは首を傾げたが…弾はいたずらっ子のような笑みを浮かべてこう言った。
弾「
タカミムスビ《…は?》
デメテール《…へ?》
その数分後、『百識の書架渓谷』に残ったのはたくさんの本棚とまた『運命』を紡ぎ始めたモイライ三人だけだった。
はい。ありがとうございました。
タカミムスビのモデル?みたいなのは『もし未来へ行かず、世界の悪意から逃げ続けてた弾』です。
自分一人で戦い続けた結果、全てを失ったタカミムスビと、仲間が支えてくれた弾…最後のターンのバトルは、一人では越えられなかった壁を仲間との『愛』の力で越えていく……良くある話ですが、それでもなんか良いっすよね…
…あとロリアマテラス様…ゲフンゲフン…(台無し)