東方星神録   作:あんこケース

33 / 246
決着!!!そういえば永琳、紫、ヘカーティアの三人が協力してもこんなに苦戦するのは今までみてきた東方二次創作ではみたことありませんね………龍神、強くしすぎたかな…………?




あらすじ サジットに自分を教えてもらった霊夢はその思いでカードをエグゼシードフォーミュラーに進化させ、勝利した。そして………弾は龍神を倒せるのか………!!?


もう一つの黎明

幻想郷 空中

 

 

 

藍「紫さま!霊夢達が式を倒してエネルギーを注ぐことに成功しました!!」

 

 

 

神々の砲台の術式の展開をしていた三人に朗報が飛び込んできた。

 

 

ヘカーティア「よし!!これで後は!」

 

 

 

永琳「弾が勝つだけね……」

 

 

 

紫「……弾………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弾「メインステップ。ストライク・サジッタをレベル3に!!アタックステップ!リヴライヴァでアタック!!効果で児雷也を破壊!」

 

 

 

龍神「児雷也の効果!煌空蝉!ブレイドラを召喚して身代わりにする!そのまま児雷也でブロック!」

 

 

 

 

リヴライヴァが衝撃波を放つがブレイドラが壁になり破壊された。児雷也は爆煙の中から飛び出してリヴライヴァを切り捨てた。

 

 

弾「ストライクサジッタとキャンザムライでアタック!」

 

 

龍神「ライフで受ける!」

 

 

ストライク・サジッタが炎を放ち、キャンザムライがライフを切り裂く。するとそこへ………

 

 

 

ヘカーティア「弾!生きてる!!?」

 

 

永琳「こちらは終わったわ!」

 

 

紫「後はあなたが勝つだけよ!」

 

 

 

弾「…ああ!ターンエンド!次のターンでおわらせる!!」

 

 

三人が弾の近くに現れて、声援を送った。それを見て龍神は………

 

 

龍神「……なぜそいつらを守る………今の幻想郷は自己の欲を優先し、混乱を起こして民を混沌に導いている……私はそれを憂いている………だから私がこの世界を変える!!あの身勝手なやつらなど必要ない!!そして私の幻想郷を取り戻すのだ!!

 

 

 

メインステップ!この世界を創りなおす私の力を見よ!!児雷也に煌臨!創龍神グランジークフリード!!!」

 

 

 

 

児雷也が六色の光を放つと、虹色の翼を持ち、鎧を着た巨大なドラゴンが降臨した。

 

 

 

 

弾「……なんて気圧だ………!」

 

 

 

龍神「グランジークをレベル2に!さらにガーネットドラゴンを召喚!そして砲凰龍フェニック・キャノンを召喚!キャンザムライを破壊!グランジークに合体!

 

 

アタックステップ!!グランジークよ!!滅ぼせ!!フラッシュタイミング!煌龍覇で児雷也を召喚してライフを消し飛ばす!!これでこの世界が浄化される!!私の世界が戻って来る!!」

 

グランジークがエネルギーを口にためた後、弾のライフを砕く。すると弾は静かに言いはなった。

 

 

 

弾「……お前………お前が一番自分の欲を優先してるんじゃないか………?」

 

 

 

龍神「なんだと!!?私は幻想郷を救おうと!!」

 

 

 

弾「お前はただ他人を救うことで自分の欲を満たしているだけに過ぎない!だから必要ないやつを自分独りで判断する!

 

 

そして「私の幻想郷」と言ったが、この世界は誰のものでもない!!それどころか、完全にお前は純粋に救いたいんじゃない!!自分の思い通りになる世界が欲しいだけだ!!見返りを求める救世主がどこにいる!!?」

 

 

 

ヘカーティア「私達はこの世界を愛している!!」

 

 

 

永琳「全てを受け入れてくれるこの世界を!!」

 

 

 

紫「あなたの自己満足のために!!」

 

 

 

 

弾 ヘカーティア 永琳 紫

「「「「滅ぼす真似はさせない!!!!」」」」

 

 

 

 

弾「フラッシュタイミング!

 

天駆ける闇祓う光!!超神光龍サジットヴルムノヴァ!!!

 

 

 

ストライク・サジッタに!煌臨!そして、煌臨時効果で児雷也を破壊!!」

 

 

 

 

弾達の後ろから光のドラゴンが現れ、ストライクサジッタと合体する。そしてフィールドにはサジット・アポロドラゴンとジークヴルム・ノヴァが合体したような巨大なドラゴンが降り立った!!そして矢を放って児雷也を破壊した!

 

 

 

 

ヘカーティア「フラッシュタイミング!星の女神の導き!!!アクセル!光導女神グランリリア!!

 

効果でサジットヴルム・ノヴァを回復!!ブロックよ!!!行ってきなさい!!」

 

 

ヘカーティアの光がサジットヴルム・ノヴァに降り注ぎ、立ち上がらせる。するとサジットヴルム・ノヴァは星のオーラを纏ってグランジークに突撃した。

 

 

 

龍神「だがこちらはBP23000!お前達は20000!こちらが上だ!!!」

 

 

 

サジットヴルム・ノヴァが矢を放つ。グランジークは火炎攻撃で打ち落とす。そしてお互い接近すると剣と鎧がぶつかり合った。サジットヴルム・ノヴァは一度離れて、虹色の光線を放つがグランジークはそれをものともせず突進し、サジットヴルム・ノヴァを掴むと剣を壊して地面に叩きつける。

 

このままやられると思ったその矢先、永琳がカードを手に叫んだ。

 

 

 

永琳「フラッシュタイミング!月の光よ!星の神に力を授けよ!!マジック!クヴェルドヴールヴ!!

 

手札からブレイヴを召喚!!まだ終わらないわ!!!」

 

 

永琳のカードから白い光が伸び、空に銀河が広がった。そこには太陽も月も…星も全てが光輝いていた。そして紫が………まゐがカードを掲げた。

 

 

 

まゐ「大いなる星の導き!悠久刻む魂の瞬き!私の愛の化身!銀河星剣グランシャリオ!!

 

弾の化神に直接合体!!!これが!私達の愛の力よ!!!」

 

 

 

 

星空から六色のシンボルと神シンボルが埋め込まれた剣が降ってくる。サジットヴルム・ノヴァはそれを見ると、手を伸ばしてグランシャリオを掴んだ。

 

そして、弾の化神、永琳の煌臨元、ヘカーティアのアクセル、まゐのブレイヴが一つになったサジットヴルム・ノヴァはとどめをさそうと拳を突き出したグランジークを凪ぎ払い、もう一度接近戦に持ち込む。今度はサジットヴルム・ノヴァがグランジークの鎧を粉砕して吹き飛ばした!!

 

 

 

龍神「クソ!!……だがこちらにはまだガーネットドラゴンがいる!次でお前達は終わりだ………!!?」

 

 

 

龍神は驚いた。弾が不適な笑みを浮かべていたからだ。

 

 

弾「……言っただろ?次のターン、つまりこのターンで倒すと!!フラッシュタイミング!!マジック!!サンブレイカーを使用!!!サジットヴルム・ノヴァがスピリットを破壊した時、相手のライフを砕く!!!」

 

 

 

龍神「なんだと!!!!!?」

 

 

 

………それは昔、弾が得意としていた決め方…メテオストームに酷似していた……弾の手から赤い光が伸びて、サジットヴルム・ノヴァを光らせる。

 

サジットヴルム・ノヴァは飛び上がり、グランジークにむかって十二宮の分身を放った。グランジークは全員の攻撃を浴びた後、顔を上げた。するとそこにはサジットヴルム・ノヴァがグランシャリオを構えていた。そして一閃!!!グランジークは木っ端微塵に爆発した!!!

 

 

弾「サンブレイカーの効果でライフを貰う!!!俺たちの勝ちだ!!!!」

 

 

 

龍神「そんなバカな!!!」

 

 

 

サジットヴルム・ノヴァがグランシャリオで龍神のライフを全て砕き、天子を救出した!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍神「クソ!!覚えていろ!!!」

 

 

バトルフィールドから戻った四人は天子を衣玖に任せて、龍神の後を追った。龍神は元の東洋龍の姿で逃げていた。すると弾はサジットヴルムノヴァをスピリット状態にして、そこに霊夢達がためたエネルギーをサジットヴルム・ノヴァの矢に注ぎ込んだ。

 

 

 

 

弾 永琳 まゐ ヘカーティア

「「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」」」

 

 

 

 

 

四人が全力で矢を放った!!その矢は龍神の眉間に直撃した!!!

 

 

 

 

龍神「…!!まさか……この私が滅びるだと!!?そんなことがあるか………!!!………

 

 

グァァァァァァァァァァァ!!!!!

 

 

 

 

 

龍神はものすごい断末魔をあげて爆散した!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

降りてくる弾達に霊夢達が駆け寄ってくる。

 

 

霊夢「…………終わったのよね………?」

 

 

 

霊夢が代表して尋ねた。

 

 

 

弾「……ああ………………ただいま……………」

 




はい。ありがとうございました。


最後のバトルはずっと頭にありました。さすがにストライクサジッタを煌臨元にするのは途中から付け足しましたが……

ソードアイズの最終回のようにフラッシュでサジノヴァ煌臨→回復→ブロック→マジックで合体してBPを底上げ→そのままライフ貫通は考えておりました。四人の愛の力が一つになって龍神の野望を打ち砕いた………そのような描写にしております。


さて………異変は終わりましたが、もう少し続きます。




追記 すいません!!すごいミスしました!!修正したのでご勘弁!!


次回予告 君が待ってる

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。