あらすじ アポローンと共にフードの人物を撃退した依姫。永琳に協力を頼み込むと三人のバトラーへの勝利を条件に許可される。早速、飛び出していった依姫だったが………
幻想郷 竹林の外れ
依姫「今回はちゃんと考えがあります。人里の方に誰が強くて、誰が弱いかを聞いてくればいいんです。私がかなわない相手に突っ込んでいくわけにもいきませんし。」
アポローン《何だ、かなり理にかなった考えじゃないか》
永遠亭から人里への道を歩いている二人。その途中、依姫は幻想郷のことをアポローンに話していた。すると………
???《あ……やっと道らしい道に出れたわ!!久しぶりの狩りで腕か鈍ったわね………》
突然、森の方から声が響いた。二人でそちらを見ると、銀髪で弓矢を担いだ女性が草まみれになりながら出てきたところだった。するとアポローンが叫んだ。
アポローン《おお!我が妹アルテミスよ!何だ、お前も来てたのか!そうならそうと言ってくれればよかったのに!》
アルテミス《ウゲゲ!兄貴!何でこんな所に……やっと森から出れたと思ったら………神は死んだのかしら………》
神はあんただ。依姫はアポローンが妹と呼んだ女性を少し見ていたが、思い出したかのようにはっとして尋ねた。
依姫「あの………もしかして……オリンの月の女神のアルテミスさまですか………?」
すると、アルテミスは振り返り、ものの珍しそうな依姫を見た。
アルテミス《あら!いつもバカ兄貴を降ろすのを頑張ってた子じゃない!ごめんね~こんな兄貴で~。いつもベタベタしてくるのよ!いい年にもなって………》
アポローン《失礼な、俺はただ我が愛する妹が心配で…》
アルテミス《黙れシスコン!!》
創界神の兄妹、ケンカ勃発まで後、数秒…………
アルテミス《ふ~ん。なら私も協力するわよ。》
依姫「本当ですか!?」
あの後、アポローンをボコボコにしたアルテミスに依姫は事情を話した。すると快く協力してくれることになった。
アルテミス《あなたが本当に努力家なのは私の別荘から見えていたからね。それにこの世界、すごく過ごしやすいのよ。創界神として気になるわね。》
アポローン《まだ創界神になって三ヶ月しか経ってないとは思えない………統治も凄腕なのか……》
二柱がべた褒めする幻想郷の創界神。依姫は期待に胸を膨らませながら人里への道を歩いた。
同時刻 太陽の花畑 幽香の家
幽香「ふぅ、さて………新しくデッキでも組んでみようかしら……大会もあるし……赤緑はやめて………何色に………」
家でくつろいでいる花妖怪、風見幽香。最恐の妖怪とか言われているが根はただの花好きの女性である。
彼女はバトスピの四天王としても有名で、今は赤緑アルティメットを使っていたが、季節が変わり、気も変わったのか新しくデッキを組もうとしていた。何色にするか考えていた所に向日葵達が話しかけてきた。
幽香「………誰か来た?………変ね、ここには私を訪ねるやつ以外は滅多に来ないのに………」
幽香は首を傾げながら、日傘を広げてその人物の所へと歩き出した。
花畑の中では………
???《まぁ、なんてきれいな花畑。私の神殿にも飾りたいわ………あら、誰か来たわね………管理人かしら?》
幽香《…………強い!!何コイツ!!弾と同じような気配………まさか………》
とんでもない神力を纏い、花達を眺めていた黒髪の女性に幽香はマックスの警戒をしていたが
???《……そんなに警戒しないでも何もしないわよ。それよりきれいな花畑ね。あなたがこの子達を育てているの?私も花は好きだから少しお話しない?》
幽香は驚いた。幻想郷で自分と話せる人妖は少なく、さらに趣味が合うやつはいなかった。そこに同じ種類の趣味を持った人物からお話したいと言われた。
幽香の警戒メーターは一気にマイナスに振りきれた。彼女の心情「花を好きなやつには悪いやつはいない」が発動したからだ。
幽香「ええ!いいわよ。ところで………あなた、創界神かしら?」
???《ええ、そうよ。この世界に新しい創界神が来たから顔を見に来たのよ。ああ、そうそう。自己紹介が遅れたわね。私はイシス。エジットの天使達の創界神よ。よろしく。》
幽香「……ごめんなさい……ちょっと神々のことには疎くて………」
そう続けようとした幽香だったが、何か不穏な気配を感じとり視線を横に向けた。すると………
フード[ギギギギギギ!]
そこにはフードを被った何者かが現れた。
幽香「コイツは……一体……?」
イシス《…不気味ね………不味いわ……コイツは私達を狙っているわね………移動したら花畑が心配よ。ここで蹴りをつけた方がいいわ》
幽香「よく分かるわね。」
イシス《一応、軍神だから相手の観察は得意なのよ………あなた、バトルの腕は?》
幽香「幽香、風見幽香よ。一応、四天王って呼ばれているわ。」
幽香はそう答えるとイシスは不適に笑った。
イシス《へぇ、なら幽香、私と一緒にコイツを消さない?私も花を傷つけようとするやつは大嫌いなのよ。私の眷属も貸すわ。》
そう言うと、イシスは幽香の中に入った。すると幽香から神力が立ち上ぼり、目も黄色に染まる。
幽香「へぇ、良いわ!黄色は初めてだけど、いいハンデよ!
ゲートオープン!界放!!」
第1ターン 幽香はエジットの天使ティティエルを召喚してドロー。
第2ターン フードは極風の探索者カゲロウシーカーを召喚して効果で三枚オープン。その中の甲殻伯メタリフェルを手札に加えてバーストをセットした。
第3ターン 幽香はゴッドシーカーエジットの天使メヘトエルを召喚。召喚時効果で四枚オープンして、その中の創界神イシスとエジットの天使長ネフェリエルを手札に加えた。
するとフードのバーストが発動して甲殻伯メタリフェルがメヘトエルを破壊した。しかし幽香は怯まず…………
幽香「ふん、先に発動させてよかったわ。咲き誇りなさい!創界神イシス!効果で三枚トラッシュに。その中に対象カードが三枚、よってコアを三つ追加。さらにイシスの花園神殿を配置。ターンエンドよ。」
イシス《さて、殺しに行くわよって終わりなの………》
幽香の後ろにイシスが現れたが、ターンエンドしたのでがっかりしていた。
フード[メインステップ。極風の小隊アントマンを召喚。コアブースト。メタリフェルをレベル4に。アタックステップ。メタリフェルでアタック、Uトリガー、ロックオン。]
幽香「コスト4、イシスの力。」
フード[ヒット。ティティエルを疲労させ、次のリフレッシュステップで回復不能に。]
幽香「ライフよ!」
メタリフェルがライフを切り裂いた。
フード[ターンエンド。]
幽香「………何か……体の奥底から……力がみなぎってくる。これが創界神の力………
イシスの花園神殿の効果で三枚オープンしてその中の天霊を手札に!ティティエルを加えるわ!メインステップ!ティティエルとエジットの天使長ネフェリエルをレベル4で召喚!!召喚時効果でデッキ下から計三枚ドロー!
さらにバーストセットして、アタックステップ!ネフェリエルでアタック!!」
イシス《行きなさい、ネフェリエル。あなたはこっちでも頼れるわね。》
ネフェリエルが大きな杖を構えて飛び出す。
幽香「アタック時効果!ライフを増やして回復!」
フード[ライフで受ける。]
ネフェリエルがビームでライフを砕いた。
幽香「ターンエンド。」
フード[メインステップ。メタリフェル達をレベルアップ。ターンエンド。]
イシス《あら、臆したかしら………?》
幽香「なら好都合。花園神殿の効果でオープン………その中の天霊を回収………さて、天霊達の大輪の花!星天使女神イシスター!!レベル4で召喚!!不足コストはティティエル達から。」
イシス《さて…案内しなさい………やつを地獄にね…》
イシスの杖から光が溢れ、フィールドに降り注ぐと巨大な青い翼を持った天使が現れた。
幽香「綺麗………アタックステップ!イシスター!アタックよ!!効果で自分のライフを砕いて、スピリットを二体まで手札に戻してライフをトラッシュに!さらにイシスの効果でもう一発!!イシスターのレベル4効果でライフが減ったので回復!!」
イシス《はぁ!!》
イシスターが幽香が砕いたライフをエネルギーにアントマンを手札に戻して、フードのライフを砕いた。するとイシスが追撃してもう一つライフを砕く。
フード[メタリフェルでブロック。]
幽香「フラッシュタイミング!マジック!エレメンタルバーンを使用してBPマイナス10000!膝まずきなさい!!」
イシスターの杖とメタリフェルの剣がぶつかり合ったがイシスターは翼を広げてメタリフェルの体勢を崩して杖を突き刺して破壊した!
幽香「イシスター!効果でライフを砕いてライフを貰うわ!」
フード[カゲロウシーカーでブロック。]
カゲロウシーカーがイシスターの光線に貫かれる。
幽香「土に返せ!!イシスター!!」
イシス《養分になりなさい!!》
イシスターがライフを叩き割った!
幽香「……いつもの虚勢じゃない……本当に……自信たっぷりにあんなこと………」
イシス《いいじゃない。カッコよかったわよ。》
バトルの後、少し凹んでいた幽香にイシスは褒め言葉をかける。
幽香「……それにしても……やつは一体……?」
イシス《この世界の創界神に伝えた方がいいわ。どこにいるか知ってる?》
幽香「…ちょっと待って……あら、今日は永遠亭にいるのね……」
イシス《あなた……まさか、花と喋れるの?》
幽香「ええ、でも創界神には珍しくないでしょう?」
向日葵と話したことを尋ねたイシスにそう返した幽香だったがイシスは首を振った。
イシス《……私は天霊達のことと基本的な神の力以外は全部戦闘関係の力しかないの。一応、生命は操れるけど話すことはできない。あなたの戦闘には使えないかも知れないけど、生活を豊かにしてくれる能力は羨ましいわ。平和な世界に戦闘能力は要らないもの……》
幽香「……ごめんなさい、気にしていることを………」
イシス《いいのよ。さて幽香、私も乗りかかった舟よ。あいつの親玉探し、手伝うわ。この世界の統治方法にも興味あるしね。》
幽香「あら、ありがとう。でもその前に弾に報告ね。」
こうして二人は永遠亭を目指す……………
はい、ありがとうございました。
アルテミスとイシス登場!!設定は下に書いておきます。原作と違いがあるかもしれませんが、了承ください。
アルテミス
オリン所属の機獣の創界神。狩りと射撃が趣味で、自分の世界でもよく狩りをする。案外、可愛い物好き。兄のシスコンぶりには呆れている。一応、処女神で、恋愛はしないが、惚れた男を永遠に寝かせて時たま会いに行っているのは彼女の秘密である。(実は皆知ってる)
イシス
エジットの天霊の創界神。園芸が好きで幽香と意気投合する。軍神なこともあり、怒ると怖い。夫オシリスや主神ラーでも止められない。だが親バカなので、息子のホルスの声には止まる。ちなみに、ヴィエルジェの元主(彼女曰く、彼女が一番立派になった)
次回予告 アルテミス参戦!ってけーねが言ってた。