東方星神録   作:あんこケース

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ようやく東方の主人公が登場します!

彼女達も物語では重要なポジションにいるので、上手く描いていきたいです。



あらすじ

弾を獄龍隊と勘違いして戦いを挑んできた妹紅。何とか誤解を解くことができたが、何らかの拍子に弾は意識を失ってしまった…。


かぐや姫は実在した! 打ち破れ!光の覇王ともう一つの十二宮!!

暫し時は戻り…

 

弾が妹紅とバトルしている頃……

 

 

 

 

 

 

 

???「あーつっかれったわ~」

 

ここは幻想郷の東の端博麗神社。ここには幻想郷を外界と遮断している結界の維持&妖怪退治を生業としている博麗の巫女が住んでいる。

 

 

???「あの悪霊ども…何よ!一言目にはバトルバトルって!こちとら痛みこらえてやってるのに!!」

 

 

縁側でグダグダしながら愚痴をこぼしている巫女装束の少女。そう彼女こそ、幻想郷のバランスを保っている者の一人。博麗の巫女こと博麗 霊夢 である。

 

 

 

???「おーーーい!れ~い「うっさい!!!」ぎゃぁぁぁぁ!!」

 

 

そう叫んで、空から飛んできた黒い人影を蹴り飛ばす霊夢。吹っ飛ばされたザ・魔法使いの格好をした少女はすぐに霊夢に詰め寄り

 

 

???「おい!霊夢!いきなり蹴ることはないだろ!この霧雨魔理沙様が来てやったのに!」

 

 

霊夢「誰も呼んでないわよ。……お賽銭いれてくれたら別だけど……」

 

魔理沙「おいおい良いのか?あの悪霊どもの情報を掴んできてやったのに?」

 

 

霊夢「……情報ですって?」

 

 

 

霊夢はそれを聞き、首をひねって尋ねた。さすがの霊夢も異変解決に繋がりそうな魔理沙の言葉に耳を傾けようとする。

 

 

 

魔理沙「ああ!あいつらとのバトル中に聞き出したんだ。いや~大変d「そのこと、私たちにも教えてくれるかしら?」!!」

 

 

突然、どこからか声が響く。しかし、二人はお互いため息をついた。あいつらしい登場だと言わんばかりに。

 

 

 

霊夢「はぁ……何よ……妖怪の賢者 八雲 紫様?」

 

 

そう皮肉たっぷりに何もない空中に向かって声をかける霊夢。そうすると、突如空間が割け、中から中国の道士服のような格好をした女性が現れた。

 

 

 

紫「あら、霊夢ったら随分他人行儀ね。でも今回は私だけじゃないのよ?」

 

 

そういった紫にどういう意味か二人が尋ねようとすると、避けた空間の隣に扉が現れた。

 

 

魔理沙「おいおい。まさか、あんたまでか?秘神摩多羅 隠岐奈様?」

 

 

 

隠岐奈「何だ、私を敬う気になったか?これは感心感心。」

 

 

そういって扉からでてきた能の衣装を着こんだ女性。彼女も幻想郷で賢者と呼ばれている秘神摩多羅 隠岐奈である。この二人をはじめとする幻想郷の賢者達はこの人間と妖怪の世界を創設、管理しているいわば管理人である。

 

紫は<境界を操る程度の能力>を隠岐奈は<あらゆるものの背中に扉を作る程度の能力>を持っており、幻想郷どころか外界にも自在に移動できるのだ。だが、二人とも胡散臭いオーラを放ち、大体異変の時は裏でこそこそやっているので、知り合いからはあまりいい印象を持たれていない。

 

 

 

霊夢「んで、かの幻想郷の賢者様達も聞きたがっている情報ってなんなのよ?魔理沙?」

 

 

 

紫「ちょっと霊夢。私たちはこれでスルー?それはちょっと薄情じゃない?」

 

 

隠岐奈「全くだ。私たちは普段、部下以外とはそんな話せないんだからちょっとぐらい世間話でもしようじゃないか」

 

 

そうグダグダ言う賢者達にとうとう霊夢は

 

霊夢「うっさい!このババアども!!!

 

 

 

 

………………言ってしまった…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は戻り………気絶した弾は…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弾「うっ。うーん……ここは……?」

 

弾は目を開けるとそこは病院の病室のようなところだった。弾はなぜここにいるのか確かめるため、気絶する前の記憶を思い出してみた。

 

 

 

弾「そうだ。確か妹紅と話してる途中、突然、地面が抜けて……落とし穴に落っこちたのか……オレ……」

 

???「あ!目が覚めましたか?ししょー!妹紅さ~ん!姫様~!彼の目が覚めました~!!」

 

 

そう叫んだのは、ウサギの耳を着けた少女だった。そう叫んだあと、ドタドタと誰かが走って来る音が聞こえる。その音はだんだん近くなり……ドアが開いた。

 

 

 

妹紅「よかった!目が覚めたみたいだな!」

 

 

???「待ちなさい!妹紅!!私は彼に用があるのよ!!」

 

 

???「コラ、廊下は走らない。あと、うどんげ、大声は禁止って言わなかったかしら?よほど新薬の実験台になりたいみたいね♥️」

 

 

 

入って来たのは、妹紅と十二単のようなドレスを着た黒髪の少女。そして、赤と青の服を着た銀髪の女性だった。その女性の言葉を聞いたうどんげと呼ばれたウサ耳少女はガタガタと震え始め、妹紅は黒髪の少女と何やら言い争いを始めていた。

 

 

 

弾「…………何、この状況…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弾「………なるほど。ここは西暦2019年の幻想郷という存在が否定された妖怪や神の駆け込み寺のような世界で、この建物は月から逃げたかぐや姫とあんた達が住むところで、オレが落ちた落とし穴はあんたの部下の妖怪が掘ったやつだったのか………」

 

 

 

あのあと、お互い自己紹介をし、永琳から幻想郷の説明をされた弾はこの世界について理解した。

 

 

 

永琳「ごめんなさいね。うちのバカが……それより、異世界に来たのに驚かないのね。」

 

弾「……前にも似たようなことを経験してね……さすがにリアルかぐや姫には驚いたけど………」

 

 

 

そういって、どこか遠い目をする弾に永琳達はどこか哀愁を感じとった。少し空気が重くなったので、話題を変えようと鈴仙は口を開いた。

 

 

 

鈴仙「そういえば、姫様は弾さんに何か用事があったのではないですか?」

 

 

 

輝夜「そうよ!あなた、妹紅を簡単に捻り潰したそうじゃない!ならこの私とバトルしなさい!!」

 

 

その言葉に弾は口を吊り上げ返事をしようとしたが、永琳のドクターストップの言葉がその返答を遮った。

 

 

永琳「姫様。まだ彼は怪我をしています。最低でも一晩は安静にしておかないと……」

 

 

輝夜「え~永琳のケチ~!!」

 

 

永琳「じたばた駄々をこねても無駄です!さあ、部屋に戻ってください。……うどんげ、ついて行きなさい。」

 

 

鈴仙「えええええええ~!!!私まだこの前の疲れが………」

 

 

永琳「そういえば、ここにまだ試してない薬が……」

 

 

鈴仙「いってきま~す!!!」

 

 

……哀れ、鈴仙……弾と妹紅は彼女に同情の目を向けた。そして、弾は輝夜達が部屋から出た後永琳と妹紅に尋ねる。彼としてはずうっと聞きたかったこと……新しいカードについてである。

 

 

弾「なあ、この世界のカードを使ってみたいんだ。余ってるカードとかあるか?」

 

 

永琳「あなたって……まあいいわそれで安静にしていられるなら…今、てゐにもって来させるわ。妹紅、カードの解説みたいなのを頼めるかしら?」

 

 

 

妹紅「ああ…でも、あたしはあまり知らないぜ…?」

 

 

 

永琳「いいのよ。最低限がわかれば、彼は勝手に知っていきそうだし。」

 

 

弾「ありがとう。……かぐや姫とのバトルに向けて、デッキ調整できるな……」

 

 

弾はそう言って、永琳や妹紅の心配をそっちのけに明日のバトルに心を踊らせていた。

 

 

 

永琳「……………さすがに私でもこれは治せないわ……」

 

 

 

 

 

 

 

次の朝………永遠亭 裏庭

 

 

弾と輝夜は約束どおり、バトルしようとしていた。近くには、永琳や妹紅 鈴仙もいる。

 

 

輝夜「さあ!!仕切り直して、バトルよ!!」

 

 

弾「ああ、新しいデッキ……早く試したい……!!」

 

 

 

弾 輝夜「「ゲート オープン!解放!!」」

 

 

 

 

第1ターン 弾はエリダヌス・ドラゴンを召喚してターンエンド。

第2ターン 輝夜は光の天使ダリエルを召喚。アタックはせず、ターンエンド。

 

第3ターン 弾はダンデラビットを召喚。召還時効果でコアを増やし、バーストをセットしてターンエンド

 

第4ターン 輝夜はバーストをセットし、ダリエルをもう一体レベル2で召喚。これでターンエンド。

 

第5ターン 弾は甲寅獣リボル・コレオンのアクセルを使用。

デッキから三枚オープンし、その中の神皇 十冠を持つカードと異魔神ブレイヴを一枚ずつ手札に加えられる。オープンされたのは、

 

 

黒翼竜バーン・クロウ ピクシス・リザード 六分儀の祠

 

 

よって、黒翼竜バーンクロウを手札に加え、ダンデラビットをレベル2にしてターンエンド。バトルは第6ターン。輝夜の番である。

 

 

鈴仙「弾さんは今みた限りでは赤と緑の混色デッキみたいですね。」

 

 

妹紅「ここまで見ると、弾の方が上手く立ち回っているように見えるが…永琳、どう思う?」

 

 

 

永琳「……姫様があのカードを引くのがいつかが問題ね……」

 

 

輝夜「ドローステップ……!フフっ、さあこれが私の出す新しい難題よ!!」

 

 

 

弾《!来るか、キースピリット!》

 

 

 

輝夜「舞踊れ!!黄色のエンターテイナー!!子の十二神皇マウチュー!!召喚!!!

 

 

フィールドが暗くなり、スポットライトが輝夜のフィールドを照らす。するとそこには、ピエロのような格好をして杖を持ったネズミのスピリットが現れ、綺麗にお辞儀した。

 

 

 

弾《十二神皇!?………ピスケガレオン達と似たような気を感じる……妹紅が昨日言っていたこの世界の12宮Xレアみたいなスピリットか……》

 

 

 

妹紅「今引いたのかよ……」

 

 

永琳「さて、あのスピリットが出たら……勝負は長引かないわね。」

 

 

輝夜「召喚時効果!封印!!ソウルコアを私のライフに!さらにダリエルをレベル2にアップ!!」

 

弾《!!封印!?ソウルコアをライフに置いた…確か、オレの変化したカードにも似たような効果をもっているのがあったな……やはり何か関係があるのだろうか?》

 

 

輝夜のソウルコアが輝きながらライフに吸収される。そして輝夜は手札のマジックに目をやった。

輝夜「さあ!!ショータイムよ!!アタックステップ!マウチューでアタック!!フラッシュタイミング!マジシャンズポーション!ダリエル達のチャージもいれてエリダヌスドラゴンのBPマイナス4000!!そして、ダリエル達の効果でライフを2つ増やす!さらに封印時効果!マウチューは回復!!」

 

 

 

輝夜のカードとダリエル達から黄色の光が輝き、エリダヌスの力を奪う。さらにダリエル達が杖を一振りすると輝夜のライフが2つ増加する。その後、ライフのソウルコアが光り、マウチューを包み込んだ。

 

 

 

弾《一回でBPダウン ライフ回復 スピリットの回復を同時に行うとは…》「ライフでうける!!」

 

 

……ずぅぅぅぅぅぅぅん……

 

 

マウチューが杖から光線を放ち、弾のライフを砕く。そして妹紅とのバトルで起こった体内の鳴動が起こった。

 

 

 

弾《ぐっはっ このバトルでもか……》

 

 

永琳《!!!今の気は……まさか………!!》

 

 

 

その力を感じ取っていた永琳は驚いた。弾がライフでうけた時に生まれた気の鳴動。それはあの力に似ている……いやそれそのものだった。

 

 

輝夜「さあ、もう一発!!マウチューで「ライフ減少により……バースト発動!」……え!?」

 

 

弾「秘剣二天一龍!BP5000以下のスピリットを二体破壊!そして、メイン効果もいれて3ドロー!」

 

 

赤い二つの斬撃がダリエル達を切り裂き、破壊する。弾はドローと破壊を両立できるバーストであるこのカードを採用していたのだ。

 

 

輝夜「……予定が狂ったけどちょうどいいわ!!スピリットの破壊によりバースト発動!!トラッシュに黄色のカードが三枚あるので、リザーブにコアを追加!さあ来なさい!私の化身!光の覇王!ルナアーク・カグヤ!!」

 

 

月から黄色のシンボルがゆっくりと降りてくる。そして砕けた後には手が羽で十二単を纏ったスピリットがいた。

 

 

輝夜「うふふ自分モチーフのスピリットがいるってすごく幸せ!!ターンエンドよ!!」

 

 

 

弾《相手のライフは残り8…今のうちに削る!》

「メインステップ!!バーストセット。ピクシスリザードをレベル2で召喚。エリダヌスをレベル2に。こんな綺麗なスピリットは久しぶりに見た。オレの親友が見れば、喜びそうだ…お礼に……こちらも見せよう!!!」

 

 

 

輝夜《……何か自分よりも綺麗って言われたみたいで腹立ってきた……いやいや!それはおいといて…向こうも何か出してくる?<こちらも>っていってたから、赤か緑の綺麗な鳥か龍でも出すのかしら?》

 

 

残念ながら、その予想は外れることになる。

 

弾「ピクシスの効果、並びにエリダヌスを疲労させこのスピリットのコストを2に!戦場に咲く美しき大天使!!!その微笑みで戦いに勝利をもたらせ!!!レベル2で咲き誇れ!!戦神乙女ヴィエルジェ!!!

 

弾の前に乙女座が描かれ、その星座からだんだんと姿が現れてくる。最初は手 次は足 体 髪 そして顔が現れその目を開いたその時、彼女の周りに花びらが舞始めた。これを見て、妹紅達は

 

鈴仙「………綺麗………」

 

 

妹紅「今度は乙女座か……にしてもやっぱり私の時と同じように混色デッキだったか…」

 

永琳「まさか……いつも輝夜を見ている私達も綺麗と思わせるなんて……これはもう綺麗で言い表せるのかしら……?」

 

 

 

いつも輝夜の美しさに慣れ親しんだ永遠亭のメンバーですらヴィエルジェの美しさに感動するばかりだった。しかし、一人例外がいる……

 

 

 

輝夜「…………………」

《ありのまま起こったことを話すわ……!私は鳥か龍が出てくると思っていた。でも実際でてきたのは美女だった。何言っているかわからないかもしれないけど、私が一番わからないわよ!!はぁ!!!?何あれ!!?黄色の天使!!?ううう嘘でしょ!!何あの容姿!!月の連中にもあんな綺麗なの私以外いなかったわよ!!?て言うか……彼女…私より胸…あるわね……もうちょい成長してから蓬莱の薬飲むべきだったわね………何か他の連中が私と初めてあった時あんな反応したのがわかった気がするわ……自分に自信がなくなっていく……アハハはハハハ…………わ~輝夜ちゃんは井の中の蛙とふれんずでした~あはハハハhhh……》

 

 

 

 

……姫様ご乱心である。一応、断っておくが、ヴィエルジェは金髪の西洋美女なのに対して輝夜は黒髪の大和撫子である。そもそも美しさのベクトルが違うと思うが、自分より美しい人物をみたことがなく、ましてや人とあまり関わらない輝夜は金髪自体新鮮だった。それにより、一瞬でSAN値チェックの時間に突入してしまったのだ。

 

 

弾「……なぁ 大丈夫か?」

 

 

さすがの弾も目の前で対戦相手が死んだ目でぶつぶつと呟き始めたので、心配し始める。しかし、輝夜は「かぜが~教え~てくれた~みらいのゆくえは~」と上の空状態である。弾もどうしようかと悩んでいると……

 

 

永琳「…………あまり使いたくないけど…はぁぁ……」

 

 

そう言うと永琳から何か光が上り、なんとバトルフィールドにいる輝夜の前に永琳が立体映像のように現れた。

 

 

 

弾 鈴仙 妹紅 「「「な!!!!?」」」

 

輝夜「わぁ~えーりんだぁ~。ねーnー、えーりん、うち yっぱr…」

 

 

そう言葉(言葉になっているかどうかは別にして)を続けようとした輝夜であったが永琳は顔に青筋を浮かべながら輝夜に手のひらを向けた。

 

 

 

 

永琳「真面目にやりなさい!!!

 

 

 

輝夜「きゃぁぁぁぁぁぁ!!!?」

 

その言葉と同時に永琳の手から波動が放たれる。それを浴びた輝夜は悲鳴を上げたが、少し時間が経って顔をバトルフィールドに戻すと…

 

 

 

輝夜「……あれ?私…確かあのスピリットを見て…あれ?そこから覚えてない……って永琳何でいるの!?」

 

 

 

弾《あれは……魔族の女王が使っていた力……?いや、彼女でもバトルフィールドにいる人物に何かする事はできなかったはず…》

 

 

永琳「あら、ごめんなさい。邪魔しちゃったかしら?失礼♥️」

 

 

そう言うと、バトルフィールドの映像の永琳は光の粒子になって消えていった。

 

 

 

弾「……続けていいか?」

 

 

輝夜「え、ええ……」

 

 

 

鈴仙「……し、師匠…さっきのはいったい…?」

 

 

永琳「うふふ。内緒♥️」

バトルフィールドの二人は気を取り直してバトルに戻る。バトルフィールド外では鈴仙がおそるおそる永琳に問いかけたが、軽く流されてしまった。

 

 

 

弾「ヴィエルジェの召喚時効果!ライフを一つ回復し、ルナアーク・カグヤを手札に戻す!」

 

 

 

ヴィエルジェが腕をかざすと、花びらがルナアーク・カグヤにまとわりつき手札に返す。

 

 

弾「エリダヌスのコアをダンデラビットにおいてレベル2に!アタックステップ!!ヴィエルジェでアタック!!」

 

輝夜「ライフ!」

 

 

ヴィエルジェが懐から杖を出して光線を放ち、ライフを砕く。

 

弾「さらにピクシスとダンデラビットでアタック!!」

 

 

輝夜「これもライフよ!!」

 

ピクシス・リザードとダンデラビットが突進し、輝夜のライフをさらに2つ砕いた。

 

 

 

弾「ターンエンド」

 

 

 

輝夜「やるわね。まさか、もうライフ差を戻すなんて。でもこのターンで決めるわ!メインステップ!来なさい!ルナアーク・カグヤ!!さらにマウチューをレベル2に!」

《手札にはまだマジシャンズポーションやイエローリカバーがある!!向こうのスピリットは疲労状態だからBPが低くても問題ない!!》

 

 

再びルナークカグヤがフィールドに現れる。輝夜は勝利を確信し、アタックステップに移る。

 

輝夜「アタックステップ!!マウチューでアタッって何コレ!!!?」

 

 

 

マウチューが走りだそうとした時、ヴィエルジェが微笑んだ。そうすると、マウチューの動きが止まってしまう。それはルナアーク・カグヤも同様であった。

 

 

 

弾「ヴィエルジェの効果だ。コスト2,3,5,7,11,13のスピリットはアタックできない。」

 

輝夜「……ターンエンド…」

《何?私の魅力よりあっちの方があるっての?》

 

 

……そうではない……そんな片翼の月の賢者の声が聞こえた気がするのは気のせいだろうか………?

 

 

 

弾「メインステップ!!手元からリボルコレオンを召喚!召喚時効果で手札の黒翼竜バーンクロウをノーコスト召喚!リボルコレオンと左ブレイヴ!ヴィエルジェと右ブレイヴだ!!」

 

 

弾のフィールドに二丁の拳銃を背中に着けた虎が現れ、砲弾を放つ。この弾丸が天に昇ると、空から紫のワイバーンのようなスピリットが降り立ち、リボルコレオンとヴィエルジェに力を与える。

 

すると、ヴィエルジェの体に変化が起こる。ピンクと白のドレスは黒と黄色になり、髪もほどけ漆黒に染まる。手足には紫のエネルギーが迸り、背中の翼も黒くなる。手に持っている杖は黒い鎌に変わり、目付きも鋭くなる。

 

輝夜《へぇ~さしずめ不老不死の私を狩りに来た死神ってところかしら?》

 

 

弾「アタックステップ!!ヴィエルジェでアタック!!バーンクロウの効果でルナアーク・カグヤのコアをリザーブに!!そして、メインアタック!!」

 

 

 

輝夜「あ!(;゜0゜)」

 

 

ヴィエルジェが鎌を振るい、ルナアーク・カグヤのコアを除去する。ルナアーク・カグヤはコアが一つしかのっていなかったので、消滅する。

 

 

輝夜「マウチューでブロック!!」

 

 

マウチューが杖から光の弾幕を放つ。ヴィエルジェも周りの花びらを放ち相殺する。そして、手に持った鎌で切りつけていくがマウチューはすばしっこく走り回りかわしていく。ヴィエルジェは追うのをやめ、目を閉じて意識を集中する。

 

すると、彼女の髪がまるで意思を持っているかのごとく動きはじめ、マウチューを拘束した!マウチューはそのまま光線を放とうとするがヴィエルジェはさせじとマウチューを地面に叩きつけ一閃!!マウチューを切り裂いた!!!

 

 

弾「さらに、ピクシスリザード、エリダヌスドラゴン 、ダンデラビットそして、リボルコレオンでフルアタック!!これで終わりだ!!」

 

 

輝夜「……フフフッ あなたお強いのね。まさか私の難題をクリアするなんて……ライフよ!!」

 

 

 

弾のスピリットが一斉に攻撃し、輝夜のライフを全て砕ききった。

 

 

 

 

 

 

 

 

輝夜「あ~楽しかった!どうする?私の難題をクリアしたから、結婚でもする?」

 

 

 

弾「勘弁してくれ…………あいつに悪い…………」

 

 

バトルが終わったあと、縁側に腰掛け話す二人。そこに、永琳がお茶をもって現れた。弾と輝夜はお礼を言って受けとる。すると、永琳は口を開いた。

 

永琳「弾さん。一応、怪我の様子を診たいので、少し診察室に来てくれますか?」

 

 

弾「ああ、オレも少し気になることが……」

 

 

 

輝夜「ちょっと!!永琳!!何?まさか弾のことを私に手をだそうとする不埒者だと思ってんの?」

 

 

 

その輝夜の言葉を永琳は無視した。そして、後ろでギャーギャー言っている輝夜を尻目に弾を診察室へ案内する。その目付きは紛れもなく、月の賢者時代の彼女の本気の目であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい。ありがとうございました。

タイトルのもう一つの12宮は十二神皇のことでした。英語で干支のことをチャイニーズゾディアックと呼ぶことを知り、このようなタイトルになりました。

姫様ご乱心でありまする!…いやぁヴィエルジェを輝夜とのバトルで出すことは決めていましたが妄想が進んでこんなキャラ崩壊になりました。あと、えーりん……万能!!もう予想できてる方もいるかもしれませんが、えーりんの力は次回明らかになります。



一応、しばらく弾さんのバトルでは一バトルにつき、一体の12宮が主役を張ることとなります。もちろん、東方キャラのバトルも書く予定です。………書くの頑張ろう………

あと、幻想郷の賢者の隠岐奈さんも登場。自分としては好きなキャラですが、二次創作で出てくる作品がほとんどないので、私は出す!!もちろんバトルもさせます。


次回 八意の診断。世界の理と永琳の正体。

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