あらすじ フードを一緒に撃退した幽香とイシス。弾に報告に行くため二人は永遠亭を目指す。一方、アルテミスの協力を手に入れた依姫は………
人里 寺子屋前
アポローン《ここか?》
依姫「はい、ここにはまだ私と同じ初心者がいっぱいいるはずです。」
アルテミス《でも子供相手じゃあねぇ……》
人里に着いた三人は少し散策した後、寺子屋を訪れていた。理由は今、依姫が言った通りである。ノックした後少し待つと人が出てきた。
???「おや、君は………永琳先生の……」
そう扉を開けて出てきたのはこの寺子屋を経営している『上白沢慧音』だった。どうやら永琳が以前依姫のことを話していたようである。依姫は事情を説明すると、人里の警備の強化を指示した後、こう言った。
慧音「さて……君の相手だが………ちょうど、いいバトラーがいるぞ。」
依姫「そうですか!一体、誰なんですか?」
依姫が聞いたが、慧音はニコニコ笑っているだけだった。
アルテミス《……あ、わかった………まさか……あなた?》
慧音「そうだ。ちょうどさっき、デッキ調整が終わってな。な~に私は永琳先生や四天王よりかは強くない。安心しな。」
依姫「………分かりました。八意さまにも子供相手は認められないと思いますし、その勝負受けます!アルテミスさま!」
アルテミス《あいよ!!》
依姫はアルテミスを降ろしてデッキを構えた。その目は白く染まっていた。
依姫 慧音 「「ゲートオープン!界放!!」」
依姫「ウフフフフ、どうぞよろしく………」
慧音「…あ、ああ。」
《少し雰囲気が変わったな……》
第1ターン 依姫はゴッドシーカーネガズボックを召喚。効果で六枚オープンしてその中の創界神アルテミスとスプレッド・トータス、そして効果でアルテミスの大樹神殿を手札に加えた。
第2ターン 慧音はバーストをセットして犬将クーシーを召喚。そしてアタックして依姫のライフを砕き、聖命の効果でライフを増やした。
依姫「フフフ、メインステップ。月の光よ照らせ!創界神アルテミスを配置。効果で三枚をトラッシュに。対象のカードが二枚。よってコアを二個追加。」
アルテミス《さあ~て、狩りのスタートよ!》
依姫の後ろに弓を構えてヤル気満々のアルテミスが現れた。
依姫「さらにスプレッド・トータスを召喚。コアを増やして……ターンエンド。」
アルテミス《ガクッ、攻めないのね……》
アポローン《アルテミスが降りると清楚になるんだな……妹とは間反対だが……》
慧音「メインステップ。シンリューを召喚。さらにクーシーをレベル2に。もう一度アタックだ!」
依姫「フフフ、ネガズボック、お願いします。」
ネガズボックがクーシーに弾き飛ばされた。
慧音「ターンエンド。」
依姫「メインステップ。あらあら……バーストセット。そしてポラーナイトガルムを召喚してコアを追加。アタックステップ、お願いします、ポラーナイトガルム。アタック時効果、コアを増やして回復します。」
アルテミス《いってこ~い!!ポラーちゃん!!》
慧音「ライフで受けよう。」
ポラーナイトガルムが爪でライフを砕いた。
依姫「…フフフ、ターンエンドです……」
アルテミス《……依姫……もうちょい攻めてみない?》
依姫「フフフ、急がば回れとも言いますよ?」
慧音「ドローステップ……さて、行くぞ。シンリューのスピリットソウルを発揮!究極の麒麟!アルティメットリーン!!レベル4で召喚する!」
慧音のフィールドに黄色と金の麒麟が現れた。
依姫「あら、なんてきれいな麒麟。少し失礼。お茶を…………」
アルテミス《飲んどる場合か~!!!!来るわよ!!》
慧音「アタックステップ。Uリーンでアタック!WUトリガー、ロックオン。」
依姫「今度は二枚ですね……リーディングオリックスとアルテミックシールド、コスト3と4です。」
慧音「Wヒットだ。ポーラーナイトガルムとスプレッド・トータスを指定してブロックを不可能に。」
Uリーンから放たれた雷が二体を痺れさせてブロック不能にする。
依姫「成る程、ライフです。しかし………バースト発動です。巨砲母艦マザー・パイア。まず召喚、そして、三枚オープン。その中の機獣を一コストで召喚します…
ディストスプレッドトータスと………あら、アルテミス?これあなたの化神じゃありませんか?」
アルテミス《ん?……あ、そうそう!この子よ!》
依姫「ならこの子も召喚しましょう。月下に嘶け!白き獣よ!月天神獣ファナテック・エルク!!召喚!!召喚時効果で三体をデッキボトムに!」
アルテミス《ぼーん!!!!》
Uリーンが角でライフを貫いたが、巨大な猪が現れて吠えた。するとアルテミスの矢が月へと伸びて、そこから一匹の鹿が降りてきた。そしてファナテック・エルクが光ると慧音のスピリットがデッキに戻っていった。
慧音「まさか……私のターンでここまでやるとは……ターンエンド。」
依姫「メインステップはそのまま。アタックステップ、アルテミスの神域によりファナティクエルクを指定。このターンの間、ファナテック・エルクはWシンボルになります。マザー・パイアでアタック!」
慧音「ライフだ!」
マザー・パイアの牙がライフを砕く。
依姫「ポラーナイトガルムとスプレッド・トータスでアタック。」
慧音「ライフ!」
二体が爪と大砲でライフを打ち砕く。
依姫「これでおしまい、ファナテック・エルク!」
アルテミス《エルクちゃん!ぶっとばしなさい!》
慧音「フフフ、ライフで受けよう!!」
アルテミスの力を纏ったファナテック・エルクがライフを破壊した!
アポローン《なかなかよかったぞ、依姫。後二人だ》
依姫「はい!慧音さん、ありがとうございました!」
慧音「いいさ。成長こそが教師の本望だ。さて、私は授業があるから戻る。幸運を祈っているよ。」
バトルの後、慧音にお礼を言った依姫だったが、何故かアルテミスがうかない顔をしていた。
依姫「……アルテミスさま、どうされました?」
アルテミス《………何か来るわよ……ってあいつか……》
???《いやぁ~!やっと見つけた!お二人さん!!》
慧音が中に戻った後、そう言って空から降りてきたのは、帽子を被った青年だった。しかし、もの凄い神力に依姫は一瞬で創界神だとわかる。
依姫「あの、アルテミスさま、アポローンさま、こちらの創界神さまは?」
アルテミス《ああ、ヘルメスよ、剣獣の創界神でオリンの伝令係。》
アポローン《どうした?お前も観光か?》
ヘルメス《いや、半分は仕事だ。お二人さんに伝言さ。
ゼウスからね。》
はい、ありがとうございました。
ヘルメスが来ました。彼の設定です。
ヘルメス
オリンの剣獣の創界神。神世界一のスピードを誇る伝令の神。産まれてまもなく、アポローンから牛を盗んだ天才。口も上手く、頭の固いやつもヘルメスの言葉は一応、聞く。実は仕事上、かなりストレスを抱えており、同じく苦労人のトトとよく飲んでいるそう。
次回予告 大空の支配者!二人の緑の神!!