東方星神録   作:あんこケース

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な~んか、ホルスがあいつになった………サジットといい、今回といい………好きだからいいじゃん!(開き直り)


あらすじ アルテミスを使役し、見事慧音に勝利した依姫。すると空から伝令神ヘルメスが降りてきて………



大空の支配者!二人の緑の神!!

幻想郷 上空

 

 

 

???「あ~やっぱり、イライラした時は全力で飛ぶのが一番だわ………」

 

 

 

そう言って、ものすごいスピードで飛んでいるのは射命丸 文だった。どうやら、上司の天狗に何か無理難題を押し付けられたようである。そのスピードには幻想郷の誰にも追い付けないと言われているが…………

 

 

 

 

???《おお!中々のスピードだな!》

 

 

 

文「ええ!!!?」

 

 

 

横から聞こえてくる声………横?そうなら、文と同じスピードで飛んでいることになる。文は驚いて横を見た。そこには腕を組んで簡単に文のスピードについてきている青年がいた。背中には鳥のような翼があるが、烏天狗ではなさそうだった。

 

 

 

 

???《いやぁ~はぇ~、でも俺の方がもっと速いけど!!》

 

 

文「あ!ちょっと!!」

 

 

 

こうして二人は全力で大空を飛び回った。

 

 

 

 

 

 

 

 

文「…ぜぇ……ぜぇ……あなた…ぜぇ…一体………何者…ぜぇ……?」

 

 

 

もう飛べなくなって、地面で息切れしながら尋ねた文。

 

 

 

???《……ふふ……俺はホルス。エジットの鳥の創界神だ。お嬢さん、使うかい?》

 

 

 

 

ホルスはそう言って指をならすと、タオルが現れ、それを投げ渡してくる。文は一応、受け取って汗を拭いた。

 

 

 

文「…創界神………ええ!あの!?………これは大変失礼しました………この射命丸 文、そんなお方と飛び回ったとは………しかもタオルまで………」

 

 

ホルス《ああんも!やめろやめろ!俺はそんなことはされたくないんだ。それに………ハードボイルドな男は女に親切にするものさ。それより………この世界の創界神の居場所を知らないか?会いたいんだか……》

 

 

 

 

その言葉に文はおずおずと答えた。

 

 

 

文「………弾さんですか?それなら………確か、今日は永遠亭に泊まると言っていました………案内しましょうか?」

 

 

 

ホルス《マジ!?サンキュー!》

 

 

 

そう言って喜ぶホルスに文は「ハードボイルドってこんなんだっけ?」と思ったが心にしまっておいた。するとそこに……

 

 

 

 

フード[ギギギギギギ!]

 

 

 

 

案の定、黒いフードが現れた。

 

 

 

 

ホルス《ん!!?何だこいつ!変だぞ!意思を感じない!》

 

 

文「あややや、これは一体……新しい異変でしょうか………」

 

 

ホルス《よっしゃ!おい、文!こいつ倒して、記事にするってのはどうだ!?お前、新聞記者なんだろ?》

 

 

そう言うホルスに少し考えた後、文は答えた。

 

 

 

文「……そうですね………これはいい記事が書けそうです。お力、お借りしてもよろしいですか?」

 

 

ホルス《ああ……ハードボイルドにいくぜ………》

 

 

 

そう言うと、ホルスは文の中に入る。すると、文の目が緑に染まった。

 

 

 

文「ゲートオープン!界放!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人里 団子屋

 

 

 

 

一方、四人は小腹が空いたので、団子を食べていた。

 

 

 

アポローン《……は!?そんなにこの世界に創界神達が集まっているのか!?》

 

 

ヘルメス《ああ、ゼウスはもし万が一、変にヤバいことを企むヤツが現れるかもしれないと思ったそうだが………今のエジットもアマハラもインディーダも戦争する気はないし、まぁ保険でいってこいってクラスだからそんな真面目に受け取らなくてもいいよ。》

 

 

 

アルテミス《そんなにいるのね………まさか、オリン十二神の内、私達を入れて七神が来てるなんて………》

 

 

 

依姫「あの……ヘルメスさま、ヘルメスさまはこの後どうするおつもりで?」

 

 

依姫はおずおずと尋ねた。するとヘルメスは陽気に答えた。

 

 

ヘルメス《そ~だね~もう仕事は終わったし、君についていこうかな。君はこの世界の創界神を探してるんだろ?俺もそうなんだ。ならその間に君を見ている方が面白い。》

 

 

 

依姫「ありがとうございます!」

 

 

ヘルメスにお礼を言った依姫。するとそこに………

 

 

 

???「……やっぱり、依姫さまですか!?」

 

 

依姫はその声に振り返るとそこには団子屋の主人をやっているウサギがいた。

 

 

 

 

依姫「鈴瑚じゃない!この店、あなたのだったの!?凄い偶然ね!」

 

 

 

鈴瑚と呼ばれたウサギに驚く依姫。彼女に神々の事を説明するとやはり気絶しかけた。そして、バトル相手を探してると聞くと鈴瑚は得意そうに言った。

 

 

 

 

 

鈴瑚「なら私が相手になりましょう!ですが手加減はいたしませんよ?」

 

 

 

依姫「いいわ!これも修行みたいなものだもの!ヘルメスさま!」

 

 

 

ヘルメス《へぇ!面白そ!》

 

 

 

ヘルメスが依姫の体に入り、目が緑になる。

 

 

 

 

依姫 鈴瑚「「ゲートオープン!界放!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第1ターン 文は天空勇士セメンバードを召喚。

 

 

 

第2ターン フードは獄土騎士団を召喚してターンエンド。

 

 

第3ターン 文はゴッドシーカー天空鳥キジバトゥーラを召喚して四枚オープン。その中の創界神ホルスと天空勇士ジェト・イーグルを手札に加えた。

 

 

 

文「行きます!大空の支配者!創界神ホルス!効果で三枚破棄して対象のカードが三枚あったので三コア置きます!アタックステップ!セメンバードでアタック!」

 

 

ホルス《さぁ~て、いくか!》

 

 

 

文の後ろにホルスが現れ、セメンバードが飛び出した。

 

 

 

フード[ライフで受ける。]

 

 

 

セメンバードがライフを破壊した。

 

 

 

文「ターンエンドです。」

 

 

 

フード[メインステップ。獄土の騎士レフティスを召喚。ワンドロー。バーストをセット。ターンエンド。]

 

 

 

 

 

 

文「あややや、メインステップ。天空勇士ジェト・イーグルを召喚してコアブースト!そのままアタック!!効果でアンブロッカブルです!」

 

 

ホルス《ジェト・イーグル!天空勇士の力を見せてこい!》

 

 

 

フード[ライフで受ける。]

 

 

 

現れたジェト・イーグルが翼でライフを砕いた。

 

 

文「ターンエンドです!」

 

 

 

 

 

 

フード[メインステップ。獄土の大騎士オルダグラナトスを召喚。ターンエンド。]

 

 

 

 

ホルス《バーストカードをそのまま召喚した……てことは、文!》

 

 

 

文「はい!このターンで決めます!!天に羽ばたけ!金色の鳳凰!召喚!天空鳳凰ホル=アクティ!!

 

 

 

ホルス《いい風だ!このままいくぜ!!》

 

 

 

 

ホルスが翼で竜巻を起こすと、その中に金色の鳳凰が現れた。

 

 

 

文「おおお………アタックステップ!ホルアクティでアタックです!効果で三枚オープン!その中の天空の双璧イネブヴァルチャーを召喚!効果でグラナトスと獄土騎士団を重疲労!さらにホルアクティの効果でライフを削ります!」

 

 

 

ホルス《んでもって、俺のコアをホルアクティにおいて回復!ジェト・イーグルの効果でアンブロッカブルのおまけつきだ!》

 

 

 

ホルアクティの竜巻からまた金色の鳥が現れ、フードのスピリット達が風に怯んで動けなくなる。

 

 

 

フード[ライフで受ける。]

 

 

 

ホルアクティが尾羽でライフを砕く。

 

 

 

文「さあ!止め!ホルアクティ!!」

 

 

 

ホルス《マキシマムパワーだ!!》

 

 

 

 

ホルアクティが風を纏い突撃した!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文「どうしますか?」

 

 

 

ホルス《当たり前だ!ヤツの親玉を見つけ出す!この平和でのどかな世界を泣かすヤツは許さねえ!文!お前は記事を書きに戻れ!後は俺に任せろ!》

 

 

 

バトルの後、そう啖呵を切ったホルスに文は返事した。

 

 

文「………ここは私達の世界です。私も守りたいんです。新聞なんて後でいくらでも書けます!」

 

 

ホルス《!………わかった!……ゴソゴソ……ピポパポ…》

 

 

 

すると、ホルスはどこかに電話をかけた。

 

 

 

???《もしもし?ホルス?どうした?》

 

 

ホルス《よう、相棒。ちょいと調べ物だ。キーワードは「獄土」「幻想郷」「黒いフード」だ。頼めるか?トト?》

 

 

 

トト《全く……また厄介事に首を突っ込んだんだね?………わかったよ、調べとくよ……ハーフボイルドさん。》

 

 

 

ホルス《ハーフじゃねえ!ハードだ!ともかくサンキュー!!………ガチャ……よし、まずこの世界の創界神の所に案内してくれ!》

 

 

 

文「わかりました!ハーフボイルドさま!」

 

 

 

ホルス《だから違ぇって!ハードボイルドだ!!!》

 

 

 

 

 

こうして二人は永遠亭を目指して飛びたった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい。ありがとうございました。


………鈴瑚が登場しました……いや、それより……「風」「守りたい世界」「相棒」………ホルスが左君にしか見えなくなりました。


ホルス

エジット所属の爪鳥の創界神。飛ぶのが好きで、エジットの世界を「自分の庭」と呼ぶ。庭と呼ぶだけあって、よくお忍びで世界に降りてくる。トトは相棒のような絆で結ばれている。ハードボイルドを心情としているが、頭より体が動くので、よくハーフボイルドと言われる。


次回予告 破壊と破壊! 全てを振り切る剣獣!!

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