後、創界神ダン再録!!……公式………どうした!?最近、太っ腹過ぎるぞ!!
あらすじ ポセイドンを味方につけて、月からの刺客、サグメを倒した依姫。しかし、彼女は禍々しいアルティメットに操られていた。
霧の湖 近くの森
???「キャハハ!」
???「うふふふふ!」
???「アタイ!さいきょー!」
ポセイドンが言っていた辺りに到着した一向。そこでは花が咲き誇っていて、たくさんの妖精達が遊んでいた。すると、その真ん中で座っている明らかに普通の人間にはない神力を持った女性がいた。
???《あら、ポセイドンにアポローン……どうしたの?》
アルテミス《ちょっと!私をシカトすんじゃないわよ!!》
そう言って怒るアルテミスに薄いピンクの髪をした女性は笑いながら返事した。
???《ふふふ………冗談よ……んで………あなたもいるってことはナンパじゃないわね……………隣の子と関係あることかしら?》
依姫「…………こちらが先ほどポセイドンさまがおっしゃった………?」
ポセイドン《ウム!彼女がオリンの愛と美、恋愛の創界神、アプロディーテだ。神世界で1,2を争う程の美貌を持つ女神だ。》
アポローン《………でも気まぐれで何人もの男が捨てられたか…………協力もしてくれるかわからないし………………》
その言葉に依姫は納得する。アルテミスは純潔を大事にする女神。アプロディーテのような恋愛ごとや愛は穢れたものに感じるだろう。だから仲が悪そうなのか…………依姫はアプロディーテにこれまでの経緯を話した。すると………
アプロディーテ《いいわよ。私もあなたとこの世界のために力を貸すわ。》
アルテミス《はいはい、確かにめんどくさいけどって………えええ!!?》
アポローン《…………お前……本当にアプロディーテか………?》
ポセイドン《これは意外…………》
ありえないといった顔で見つめる創界神達。それにアプロディーテはため息をつきながらしゃべり始めた。
アプロディーテ《全く…………私もね………あの時のアレックス達の奮闘をただボーっと見てたんじゃないのよ………彼女の姿が………自分の美しさを捨てて努力するその姿こそ美しいものだって気づいたのよ………その子も……依姫も同じ……………だから私は真に美しい彼女とこの世界を守りたいのよ。》
アルテミス《………見直したわ……あと……同僚なのに気づかなくてゴメン………》
アプロディーテ《いいのよ。何十億年の仲でも気づかないことぐらいあるわ………私も昔、あなたが惚れた男を眠らせてたなんて知らなかったし………………》
アルテミス《ちょちょちょ!!!ななななんであんた知ってんのよ」!!!》
ポセイドン《…………みんな知っとるぞ。》
アルテミス《うえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!?忘れろ!!!忘れろ!!!イイイイヤアァァァァァァ!!!》
アルテミスが羞恥心に悶えていた時…………
ドッカァァァァァァァァァン!!!!!
突然の爆発音。遊んでいた妖精達も驚いて飛び去って行く。全員、爆発音の方向を見た。そこには………
アプロディーテ《………エタニティラルバちゃん?》
ラルバ《……………………》
そこには蝶の妖精のエタニティラルバがいた。しかし、その目は明らかに正気を失っている。
依姫「…まさか、この子も……?」
ポセイドン《…確かに……あの妖精と懐から先程と同じ禍々しいオーラを感じるぞ……》
依姫「…よし!アプロディーテさま!」
アプロディーテ《ええ……華麗にいくわよ……!》
依姫「ゲートオープン!界放!!」
依姫「イェーイ!!レッツゴー!」
アポローン《……今時の若い子だな……》
第1ターン 依姫はゴッドシーカー神華の妖精プリムラを召喚して三枚オープン。その中の神華の妖精アザレアと創界神アプロディーテを手札に加えた。
第2ターン ラルバは鉄砲犬ザッシュを召喚してバーストをセット。そしてアタック。依姫のライフを一つ砕いた。
そして第3ターンである。
依姫「いたっ~い!全く!メインステップ!美しく舞え!創界神アプロディーテ!配置したから三枚トラッシュへ送って、対象カードが三つあったからコアを三つ追加しま~す!
そして神華の妖精アザレアを召喚~召喚時効果で手札のクローバーフィールドをフィールドに置いて、二枚ドロー!」
アプロディーテ《うふふ、あなた面白いわね…》
依姫の後ろにアプロディーテが現れ、さらにフィールドに赤髪の妖精が現れた。
依姫「アタックステップ!プリムラでアタックよ!」
ラルバ「…ライフで受ける。」
プリムラの攻撃がラルバのライフを砕いた。
依姫「ターンエンドよ♪」
ラルバ「……メインステップ……側近衆ホムラマンドリルを召喚……そしてネクサス……灼熱の谷を配置……ザッシュでアタック……」
ラルバのフィールドに一匹のマンドリルと燃えている谷が現れ、ザッシュが走り出した。
依姫「ウッソ、マジ!?また来んの!?ライフで受けるわ!!」
ザッシュの鉄砲が依姫のライフを撃ち抜いた。
ラルバ「……ターンエンド……」
依姫「メインステップ……よっし!幻獣神姫エキドゥナをレベル2で召喚!アタックステップ!エキドゥナでアタックよ♪」
アプロディーテ《エキドゥナ、美しく舞いなさい》
ラルバ「……ライフで受ける。」
フィールドに現れたエキドゥナがラルバのライフを砕くと依姫のライフが回復した。
依姫「エキドゥナの効果で神聖命!ライフを増やすわ!美しく!ターンエンド!」
アプロディーテ《決まったわね♪》
ラルバ《……灼熱の谷の効果でドロー数を+1して一枚破棄……メインステップ…ザッシュのスピリットソウルを発揮…地獄の業火…断罪の槍…戦国六武将レオンランサー!》
フィールドに炎の火柱が上がり、天から一匹の大きな獣が降り立った。
依姫「…やっぱり…きも~い……」
アプロディーテ《……同感……》
ラルバ《アタックステップ…レオンランサーでアタック…ソウルドライブ……発揮!ソウルコアを除外してBP20000以下のスピリットを全破壊……》
レオンランサーから炎が放たれ、依姫のフィールドをやきつくした。
依姫「ええ~!!マジアリエナイ~!!ライフで受ける!」
レオンランサーの槍が依姫のライフを貫いた。
ラルバ「…ザッシュでアタック…」
依姫「…フラッシュタイミング!舞華ドロー!ホムラマンドリルを破壊してワンドロー!ザッシュのアタックはライフで受けるわ!」
依姫の手から黄色い光が伸びてホムラマンドリルを破壊した。ザッシュはそのまま依姫のライフを壊した。
ラルバ「…ターンエンド…」
依姫「メインステップ。イェイ!来た! 踊れ!美しき妖精の神!神華聖霊アプロ・ウラニアー!!召喚時効果でザッシュをBP-8000して破壊!!」
アプロディーテ《私の化神は神の華………舞え!アプロ・ウラニアー!》
アプロディーテがふっと息を吹き掛けると花びらが舞いあがり、そこに大きな杖を持った妖精が現れた。
依姫「アタックステップ!アプロ・ウラニアーでアタック!!アタック時効果でレオンランサーをBP-8000!!さらにフィールドのマジックを疲労させてアプロ・ウラニアーを回復よ!!おまけに界放発揮!コアを二個おくわ!!」
アプロ・ウラニアーがレオンランサーの力を奪う。そして、依姫はまたカードを構える。
依姫「フラッシュタイミング!マジック!クローバーフィールド!レオンランサーをBP-5000して破壊!!さらに界放の効果でシンボルを一つ追加!!」
ラルバ「…ライフで受ける。」
破壊されたレオンランサーの爆煙の中から黄色のオーラを纏ったアプロ・ウラニアーが出て来てラルバのライフを二つ砕いた。
依姫「フィニッシュ!!アプロ・ウラニアー!!」
アプロディーテ《フィナーレよ!!》
アプロ・ウラウニアーが杖でライフを撃ち抜いた!!
依姫「この子も永遠亭に連れていきましょう!」
アポローン《そうだな。日も傾き始めたし。》
ポセイドン《…会うのが楽しみだ……馬神 弾!》
アプロディーテ《…イケメンかしら……?》
アルテミス《……たぶん、会ったら驚くわよ…》
一同は永遠亭に戻る…………そこでまた波乱が起こることを依姫はまだ知らない……………
…………そうだ………戦え…………戦え…………!
はい。ありがとうございました。
アプロディーテさま登場です。彼女はちょっと綺麗以外には興味ないという感じでしたが、今作ではまじめに世界を考えている方にしました。
アプロディーテ
オリン所属の楽族の創界神。美しさでは神世界一の女神で(これはヘラやアテナは否定している)数々の男を虜にしてきた。以前は自分の美しさ以外には興味がなかったが、アレックスの戦い(超煌臨編の物語)を見て、真の美しさを悟り、世界の安定に力を尽くすようになった。実はオリン神の中で一番、年上。
次回予告 女王来訪! 鬼の母親!!