東方星神録   作:あんこケース

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風が教えている~♪強さは自分の中に~♪恐れさえ乗りこなせるなら~♪進化し~てく~♪

…………はい、決勝です………


決勝!切り札は自分だけ!!

文「さぁさぁ!!皆さま、大変長らくお待たせしました!!ついに決勝戦です!!優勝の栄冠は果たしてどちらが手にするのか!!?」

 

その言葉を聞いて、バトルフィールドを挟み、純狐と向かい合う依姫の心はドキドキしていた。

 

 

依姫「………よろしくお願いいたします……」

 

 

純狐「…ええ……嫦娥のことは一旦、忘れて………楽しみましょう………」

 

 

 

依姫 純狐「「ゲートオープン!界放!!」」

 

 

 

 

 

 

 

依姫「…こちらから…メインステップ。紫の鬼神!創界神ヘラ!トラッシュにカードを三枚送り、全て対象カードなので三個、コアを置く。さらに創界神ケイさま!こちらも三枚トラッシュへ。対象は二枚なので二つです。以上、ターンエンド。」

 

 

文「おおっと!依姫選手!いきなり、創界神を二人呼び出した!プレッシャーをかけているぞ!!」

 

 

そう言っている文を尻目にヘラは純狐に話しかけた。

 

 

ヘラ《……この前はドタキャンしてすまへんかったなぁ……そろそろ、出てきたらどないどすか?》

 

 

依姫「…?ヘラさま、純狐さんとお知り合いなのですか?」

 

 

ケイ《…いや……彼女に降りているやつのことだ…………》

 

 

 

ヘラの言葉に純狐はなにやらぶつぶつと話すと、雰囲気を変えて、一枚のカードを手に取った。

 

 

純狐「…フフフ、流石はオリンの女王……彼の気は隠せなかったか………弾とのバトルで出す予定だったが……いいだろう!メインステップ!輝け!光の神よ!創界神ラー!!

 

 

ラー《…別に、気にするな。あれはゼウスが悪い…》

 

 

純狐が叫ぶと、後ろに黄色の機械のような鎧に身を包んだ神が現れた。

 

文「なんと!!純狐選手!!創界神使いだった!!!」

 

 

オシリス《……やはりか……》

 

 

イシス《…業務はどうしたのよ…》

 

 

セト《……後で、話し合いしよう…》

 

ホルス《……拳のな……》

 

 

トト《…計算外だ………》

 

 

頭を抱えたエジットの面子を見て、幻想郷メンバーはさっきまでの雰囲気を理解した。幻想郷で言えば、弾が勝手に他の世界に遊びに行っているようなものである。

 

 

純狐「…少し前に、迷子の子フィンクスを拾ってな……その縁で知り合ったのだよ……トラッシュにカードを三枚破棄、カードは二枚なので、二つコアを追加。そして、太陽の守護蟲ケプリを召喚。ターンエンド。」

 

 

ケイ《…依姫…気を付けろ……あいつは主神だ…》

 

 

依姫「…了解…メインステップ!ゴッドシーカー司書ドールレナを召喚!!効果で三枚オープンしてその中の黒嫁ドールザンシアを回収!そのまま召喚してワンドロー!

 

バーストをセットして、アタックステップ!ザンシアでアタック!!」

 

 

依姫のフィールドに紫と黒の人形が現れて、ザンシアがナイフを構えて飛び出した。

 

純狐「…ライフで受ける…」

 

ザンシアのナイフがライフを切り裂いた。

 

依姫「さらにレナでアタック!!」

 

 

純狐「これもライフだ…」

 

 

 

レナの紫の光弾がさらにライフを砕いた。

 

 

依姫「…ターンエンド…」

 

 

 

ラー《…純狐、決めるか?》

 

 

純狐「……これで終わるとは思えないけど……メインステップ。子フィンクスと闇輝石六将キリンクスを召喚。アタックステップ。子フィンクスでアタック!効果で子フィンクスを召喚してワンドロー!!」

 

 

文「さぁ!純狐選手の速攻が始まった!依姫選手どうする!?」

 

 

紫「…さっき、フルアタックしたのはミスだと思うけど……」

 

 

永琳「…今の彼女がそんなミスをするとは思えない……」

 

 

依姫「…来た……!ライフで受ける!!」

 

 

子フィンクスが頭突きでライフを砕いた。

 

 

純狐「さらに子フィンクスでアタック。効果で子フィンクスを召喚してワンドロー!」

 

 

 

純狐のフィールドにまた、子フィンクスが現れる。

 

 

 

 

依姫「…耐えろ……ライフ!!」

 

 

 

子フィンクスが引っ掻いて、ライフを破壊する。

 

 

 

純狐「さあさあ!どうする!子フィンクスでアタック!効果で子フィンクスを召喚してワンドロー!さらにラーのコアが八個になったので神域を発揮!!コスト2と8のスピリットはブロックされない!」

 

 

ラー《…我が軍よ!神の恵みだ!!!》

 

 

ラーの光を浴びて、純狐のスピリット達が活発になった。しかし、純狐はさらにカードを手に取った。

 

 

 

純狐「フラッシュタイミング!神煌臨!ラーのコアをキリンクスに置いてこのスピリットを重ねる!!我が元に顕現せよ!神をも焼き殺す光!!太陽神獣セクメトゥーム!!煌臨時効果で二体のBPをマイナス10000して破壊!!」

 

 

さらにキリンクスがセクメトゥームに変わり、翼からの光弾がレナとザンシアを破壊した。

 

 

 

依姫「…ライフ!!」

 

 

 

子フィンクスがライフを突進して壊す。

 

 

純狐「どうした!?ここで終わるわけではないだろう!!セクメトゥーム!!」

 

 

 

セクメトゥームが爪を構えて飛び出した!

 

 

 

アポローン《…!》

 

 

アルテミス《…依姫!》

 

 

ヘルメス《…流石に終わりか……》

 

 

ポセイドン《…まだ……であろう?》

 

 

アプロディーテ《……ええ……まだ目が死んでないもの…》

 

 

 

依姫「…フラッシュタイミング!ヘラさまの神技を使います!!一枚ドローして手札の鬼神女王ジェラシックドールを破棄!!」

 

 

ヘラ《…そしてジェラシックドールの召喚時効果をうちの無色の神技として発揮!!》

 

 

 

依姫《……お願い…………高コストの………》

 

 

 

ヘラの紫のオーラが依姫のデッキを一枚めくる。そのカードは……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………闇輝石六将砂海賊神ファラオム………

 

……呪鬼のスピリットではないのでコアを外すことができない……

 

 

 

ヘラ《しもうた!!》

 

 

セト《すまん!!》

 

 

 

依姫「まだです!!ジェラシックドールの効果でこのまま召喚!呪いの人形姫!鬼神女王ジェラシックドール!!召喚時効果でもう一回オープン!!」

 

シヴァ《…さて今回はどうだ……?》

 

 

ヘラから糸が伸びてジェラシックドールになると、またデッキがめくれる。そのカードは……………

 

 

 

 

 

 

 

 

…少女ドールジェラ・レディ……コスト3なので微妙……

 

依姫「……ケプリと回復状態の子フィンクスを指定します……」

 

 

純狐「ケプリの効果を見ていなかったのか?それは笑い者だ!ライフを砕いて両者共に残す……そしてセクメトゥームはアタック中だ!!」

 

 

依姫「……フラッシュタイミング!デッドリィバランス!お互いスピリットを一体ずつ選んで破壊!!私はジェラシックドールを指定!!」

 

純狐「…ふん…最後の悪あがきか…疲労している子フィンクスを指定!!」

 

ジェラシックドールと子フィンクスが紫の炎に包まれて消えていく。だが依姫のフィールドにはスピリットは0。対する純狐はアタック中の子フィンクス以外にケプリやセクメトゥームと回復状態の子フィンクスが一体、疲労している子フィンクスが三体いる。

 

 

ブラフマー《………無理だろ……後、何ができるんだよ……》

 

 

アンターク《……あら………?》

 

 

アレックス《……どうしましたか?》

 

 

マナカ《何かおかしいことでもあった?》

 

 

 

アンタークの声に訪ねるアレックスとマナカ。それに対して、アンタークは答えた。

 

 

アンターク《……私が知りたいわ……依姫とヘラさま…それに、ケイさんも大爆笑している…………》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然、笑い出した三人に純狐とラーは面を食らった。気でもおかしくなったと言うのか…

 

 

依姫「あはははは!!」

 

 

ヘラ《うふフフフ!!》

 

 

ケイ《はははははは!!》

 

 

 

純狐「何がおかしい!?」

 

 

ラー《…!しまった!》

 

 

何とか笑いをこらえて、依姫が喋り出す。その目には確かに光が灯っている…!

 

 

依姫「…さっき、ケプリの効果はちゃんと見てましたよ?それより……自分のことを棚にあげて人のことを指摘するのが面白くて…………」

 

 

純狐「……?」

 

 

純狐が一体、何のことだと首を傾げていると、ラーが叫んだ。

 

 

 

 

 

ラー《純狐!バーストだ!!》

 

 

 

 

 

 

依姫「ええ、正解です!フラッシュタイミング!ケイさまの神技を使います!バースト発動!!

 

魔界七将ベルゼビート!トラッシュからジェラシックドールと魔界騎士デストロイデンをノーコスト召喚!!そして二体召喚したので、アタック中の子フィンクスのコアを二つ外します!!」

 

 

ケイ《…お前もこれは見ていただろう!!》

 

 

 

ケイがバーストを無理やり発動させて空中に紫の球を出現させる。そこから球を破って蝿の頭を持ったスピリットが現れた。そしてベルゼビートが手をかざすとジェラシックドールとデストロイデンが紫の人魂から復活し、子フィンクスが消滅した!

 

 

 

 

 

純狐「な!しまった!!」

 

《ライフがもう無くてケプリの効果が使えない……!》

 

 

依姫「まだ、ジェラシックドールの召喚時効果が残ってますよ!オープン!!!」

 

 

 

オープンされたカードは…………鬼刃皇デス・ザイア……このデッキで最高コストの9だった!!

 

 

ヘラ《大当たり~!!!!全員消滅や!!》

 

 

 

ジェラシックドールが無数に糸を出してケプリ、残りの子フィンクス達、そしてセクメトゥームを縛り上げて、全員消滅させた!!

 

 

 

 

文「……………え?な、何か起きているのか……一瞬で戦局がひっくり返りました!」

 

 

レミリア「…なるほど…上手くやったな…」

 

 

神子「…?どういうことですか?」

 

 

観客席で幻想郷メンバーがこのことを話している。

 

 

幽々子「依姫ちゃんはこれを狙ってたのよ♪」

 

 

加奈子「…つまり、先ほどのフルアタックも?」

 

 

さとり「……ケプリの効果を抑制するため…ですね……」

 

 

映姫「…そして、ジェラシックドールの効果を使いたかった……しかも保険をかけて………」

白蓮「そのためのベルゼビート……」

 

 

天子「うわぁ………えげつない……」

 

慧音「…ふふ!成長したじゃないか!」

 

 

 

 

依姫「デストロイデンの効果で二枚ドロー!さぁ!どうしますか!?まだそちらのターンですよ!」

 

 

 

純狐「……ターンエンド………」

 

流石の純狐もこればかりはどうしようもなかった。

 

 

依姫「メインステップはそのまま!アタックステップ!ジェラシックドールでアタック!!」

 

 

 

純狐「……すまない…ラー……」

 

 

 

ラー《いいさ、あいつへのリベンジは次にとっておくよ………》

 

 

 

純狐「…見事だ!綿月 依姫!!ライフで受ける!!」

 

 

 

 

ジェラシックドールの無数の糸が槍になって純狐のライフを貫いた!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文「………は!け、決着!!とんでもない連続コンボで勝利をもぎ取ったのは!!綿月 依姫選手だ!!!!」

 

オリン創界神《やったー!!!!!》

 

 

 

霊夢「……まさか、本当にやるとは……」

 

 

魔理沙「なんだ?信じてなかったのか?」

 

 

 

霊夢「………そんなわけないでしょ………」

 

 

 

永琳「…フフフ…また一つ…成長したわね……依姫…」

 

 

 

永琳がそう言った隣で、紫がスキマを開いてどこかに行こうとした。

 

 

 

永琳「…どこへいくの?」

 

 

 

 

紫「……弾を呼んで来るわ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場 控室

 

 

 

紫「……弾、出番よ…準備できた…?」

 

 

 

弾「勿論……楽しみだ………!!」

 

 

 

 

 




ジレンマに叫ぶ声は~♪不可能を壊して~く~♪……はい…ありがとうございました……

ジェラシックドールの効果は実にアニメとかにピッタリな効果だと思います。いいのが来るのか、こないのか……そのドキドキが雰囲気を非常に盛り上がらせます。リアルのバトルでも「こいこい!!」ってなってアレックス来ると「……おい……」ってなります(笑)


ラー

エジットの主神の想獣の創界神。昔は根っから勢力の拡大を考えていたが、数十億年前の戦争でその考えを改める。それからはエジットの技術を平和に使っている。子フィンクスをペットにしており、いつも膝の上で撫でている。非常に神として責任感溢れる性格で信者あっての我らと言って命を大切にしている。


次回予告 雷霆の主神&鋼鉄の賢神VS光導く神!!!

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