東方星神録   作:あんこケース

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公式の背景世界ではアマテラスはいつも引きこもっているそうです……ツクヨミ…大変そうだなぁ…


もう一体の化神

 

妖夢「は!」

 

 

 

依姫「何の!」

 

 

 

今日の永遠亭には剣がぶつかる音が響いていた。月最強の剣士である依姫に妖夢が真剣勝負を挑んでいたのだ。縁側では豊姫が応援している。平和な日々である……

 

 

 

 

 

輝夜!!!!

 

 

 

 

…平和崩壊……突如…永遠亭に響き渡った声にトレーニング中の二人や豊姫は驚いた。すると奥から……

 

 

 

 

輝夜「いいじゃない!少し夜更かしするぐらい!!」

 

 

 

永琳「ほとんど徹夜状態じゃない!!」

 

 

 

どうやら、最近ネットゲームにはまっている輝夜を永琳が叱っているようである………え?幻想郷に何でネットが通じてるかって?…幻想郷では常識にとらわれてはいけません!……普通の家庭であるような光景…ちなみに鈴仙とてゐは奥に引っ込んでいる。

 

 

 

 

依姫「し、師匠……その辺にしては…?」

 

 

 

豊姫「姫様も落ち着いて……」

 

 

 

 

二人の声も空しく、言い争いはヒートアップしていく……

 

 

 

 

 

輝夜「分かったわ!ならバトルよ!!私が勝ったら好きなだけゲームするわ!!」

 

 

 

永琳「……仕方ないわね…それなら……本気を出すしかないわ……いいわよ…私が勝ったらゲームは没収!」

 

 

 

 

一触即発のその時!!

 

 

 

 

 

 

妹紅「急患だ!」

 

 

 

スサノヲ《永琳!いるか!?》

 

 

 

永遠亭に入ってきたスサノヲと妹紅。永琳はおぶさっている影狼を見るとすぐに気を取り直して妹紅にこう言った。

 

 

 

永琳「この子の治療は任せて……輝夜のバトルと引き換えに……!」

 

 

 

妹紅「……え…?」

 

 

 

……さすがは賢者…面倒なことを押し付けてすぐに中に引っ込んでしまった。輝夜は因縁のバトルを何度も繰り広げてきた妹紅の前に立ちはだかる。

 

 

 

輝夜「残念ね!私のゲームのためにやられて貰うわ!!」

 

 

 

妹紅「はぁ!?何であたしが!?」

 

 

 

スサノヲ《はははは!!まあいいじゃないか!行くぞ!》

 

 

 

 

 

妹紅 輝夜「「ゲートオープン!界放!!」」

 

 

 

 

 

第1ターン 妹紅はゴッドシーカー カミムスビハイドラを召喚して三枚オープン。この中の創界神スサノヲと恐竜武神ムラクモレックスを回収した。

 

 

 

第2ターン 輝夜は朱に染まる薔薇園を配置してバーストをセット。

 

 

 

第3ターン 妹紅は創界神スサノヲを配置して三枚をトラッシュへ。対象カード二枚と護国ノ威光の効果で計三コアを置いた。さらにネクサス、スサノヲの轟天神殿を配置。最後に護国ノ威光を使って三枚ドローの後、手札のパラサノカンナギを棄てた。

 

 

 

そして第4ターンに突入する。

 

 

 

 

輝夜「やっと私の番よ!メインステップ!舞い踊れ!黄色のエンターテイナー!!子の十二神皇マウチュー!召喚時効果で封印!さらにハーピーガールをレベル2で召喚!」

 

 

 

フィールドにスポットライトがさして、マウチューが現れる。さらに隣には黄色のハーピーが降り立った。

 

 

 

輝夜「アタックステップ!ハーピーガールでアタック!連鎖の効果でカミムスビハイドラを破壊!」

 

 

 

妹紅「ライフで受ける!」

 

 

 

ハーピーガールの光線がライフを砕くと、そのエネルギーが輝夜のライフを増やした。

 

 

 

輝夜「ハーピーガールの聖命よ。さらにライフが増えたのでネクサスの効果でドロー!ターンエンド。」

 

 

 

妹紅「メインステップ!燃え上がる剣!大地を砕き凪ぎ払え!恐竜武神ムラクモレックス!!レベル2で召喚!!」

 

 

 

スサノヲ《…フム…まずはこいつで……》

 

 

 

地面からムラクモレックスが現れるが、まだ輝夜のライフは七。決めきれないが、妹紅は攻めていく。

 

 

 

妹紅「バーストをセットしてアタックステップ!ムラクモレックスでアタック!!天界放!スサノヲのコアを二つ置いて、ハーピーガールを破壊!さらに青シンボルの存在によりムラクモレックスは回復!!」

 

 

 

ムラクモレックスの火炎放射がハーピーガールを燃やし尽くす。さらに青いオーラに包まれて回復状態になった。

 

 

 

輝夜「ライフ!」

 

 

 

ムラクモレックスが自身の効果も入れて二つライフを噛み砕いた。

 

 

 

 

妹紅「ターンエンド。」

 

 

 

依姫「これは…かなり姫様には不利ですね。」

 

 

 

 

輝夜「ふん!メインステップ!光の天使ダリエルを二体召喚!マウチューをレベル2に!マウチューでアタック!!」

 

 

 

妹紅「………ライフ!!そしてバーストだ!大凶竜ギガノマガツガミ!マウチューを破壊して効果を発揮させない!そしてこのまま召喚!!」

 

 

 

妹紅はバーストがルナーク・カグヤであることを警戒して、マウチューの攻撃をライフで受けた。そしてバーストの炎がマウチューを破壊すると、大きな刀を構えた巨大な恐竜が現れた。

 

 

 

輝夜「ふーん。ターンエンド。」

 

 

 

妹紅「来ないか…バーストの発動はいいけど……タイミングがなぁ……ドローステップ……ん!?」

 

 

 

妹紅はドローしたカードに驚く。それは何と青の化神スピリットだった。

 

 

 

スサノヲ《…あ…そうだ…いい忘れたな。我らアマハラの創界神は化神を二体持っているのだ。ムラクモレックスは我が赤き半身…もう一体の青き半身がそいつだ!一度に凪ぎ払うのならそいつが適任だぞ!!》

 

 

 

妹紅「へぇ!メインステップ!まずは荒波霊刃アラナミを召喚!青き大波!すべてを飲み込む八つ首の竜!轟海覇神ヤマタハイドラノカミ!!

 

 

 

 

スサノヲの左腕から青いオーラ状の竜が空に上がると、フィールドが海に変わって水がオーラの竜にまとわりつく。そして体が形成されていき、尻尾に剣をつけて八つの首を持った大きな青い竜が現れた。

 

 

輝夜「はぁ!?もう一体!?」

 

 

 

妖夢「…二体の…化神…!」

 

 

 

フィールドに並び立つ二体の巨竜……ムラクモレックスとヤマタハイドラノカミは同時に高々と咆哮した!

 

 

 

妹紅「召喚時効果!天界放!スサノヲのコアを二つ置いて、地竜でも海首でもないスピリットを二体破壊!!ダリエル達を破壊する!!さらにアラナミと合体だ!」

 

 

 

スサノヲの力を受けたヤマタハイドラノカミの首が伸びてダリエル達に噛みつくと、そのまま食いちぎった!さらにアラナミを一つの首が飲み込んだ後、四つの首から同じような剣が出現した!

 

 

 

輝夜「な!?……バースト発動!ルナアーク・カグヤの効果でライフを増やして召喚!!」

 

 

 

妹紅「アタックステップ!ヤマタハイドラノカミでアタック!!天界放!ルナアーク・カグヤを破壊!!さらにアラナミの効果でスサノヲを疲労させて回復だ!!」

 

 

スサノヲ《さらにコアが四つになったのでレベル2の効果が発動だ!マジックもアクセルも使用できないぞ!》

 

 

 

輝夜「ああんもう!!ライフ!!」

 

 

ヤマタハイドラノカミの八つ首がルナアーク・カグヤに迫るが、ルナアーク・カグヤはひらりと避けていく。しかしそれは罠。ヤマタハイドラノカミは首でうまく誘導し、 尻尾の剣で一突き!ルナアーク・カグヤを破壊した!!そして八つ首の頭の輪から青いビームを放ってライフを一気に三つ破壊する。

 

 

 

妹紅「これで終わりだ!ヤマタハイドラノカミ!!」

 

 

 

ヤマタハイドラノカミの合計五本の剣が輝夜のライフを粉々に破壊した!!

 

 

 

 

 

 

 

輝夜「ウワァァァァァァァァ!!」

 

 

 

永琳「喚いても無駄です!」

 

 

 

輝夜が悲痛な声をあげているのを尻目に永琳はゲームを片付けていく。その一方で妹紅はムラクモレックスとヤマタハイドラノカミのカードを手に取りながらスサノヲに尋ねた。

 

 

 

妹紅「……なぁ…どうしてあたしと一緒にバトルしてくれるんだ?あたしなんかに……」

 

 

 

そういう妹紅にスサノヲはあっけらかんとした表情で答えた。

 

 

スサノヲ《何でって…お前は俺を助けてくれた。お前がいなけりゃ、俺は今頃まだ迷子中だっただろうな。だからその恩があるし……お前は昔の俺と似ているからな!》

 

 

 

 

妹紅「……いや…昔…アマテラスとケンカしたあんたに似てるって言われても…正直嬉しくない…」

 

 

 

スサノヲ《ぬぇぇぇ!?そっち!?一応、ヤマタノオロチ倒したよ!!?》

 

 

 

そう言って戸惑うスサノヲに妹紅はクスッと微笑んだ。そこに…………

 

 

 

 

???《やっと見つけた~!!》

 

 

 

 

 




はい。ありがとうございました。

次回はオリジナル創界神の登場です!

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