東方星神録   作:あんこケース

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一応、最悪の姉妹とタイトルにありますが、依神姉妹ではありません。


最凶最悪の姉妹登場!!

夢幻館 応接室

 

 

 

幽香「久しぶりねぇ…くるみ…」

 

 

くるみ「はい!それにしても……どうされましたか?突然お帰りになって……」

 

 

???「…暇潰しに来たって訳でも無さそうね。」

 

 

 

天子とセトをぶっ飛ばしたあと、四人は夢幻館の客間でゆったりくつろいでいた。くるみの言葉に追随したのは、これまた夢幻館の門番エリー。彼女も門番としては優秀で、鎌を扱わせれば幻想郷でも上位に食い込むほどである(幻想郷に鎌使いはあんまりいないが)

 

 

映姫「実はですね。幻想郷の統治システムに大きな変更がありましたので、一応連絡しに来ました。」

 

 

イシス《まぁどういう変化かと言えば……かくかくしかじか……って訳なのよ。》

 

 

 

くるみ「私は良いですよ。それに夢幻世界に敵なんて来ませんし。」

 

 

エリー「私も暇してたからね~あの二人もそうだと思うわ。」

 

 

 

エリーの「あの二人」という言葉に映姫達が首を傾げていると客間の扉が開いて二人のメイド服を着た少女が入ってきた。一人は青いメイド服を着て、もう一人は白のメイド服に背中には白い翼が生えていた。

 

 

 

幽香「あら、噂をすれば…この青いのが夢月でこの羽が生えてるのが幻月よ。」

 

 

 

幻月「幽香!全く突然出ていって!!構えなさい!一発ぶっ飛ばさないと気がすまないわ!!!」

 

 

 

夢月「まぁまぁ…姉さん…さっきの話だけど……私達も別に問題はないわ。それはそれとして……私は創界神様の実力に一カードバトラーとして興味が……」

 

幽香「へぇ……良いわよ……格の違いってのを分からせてあげるわ♪」

 

 

映姫「はぁ……夢月と言いましたか……どうせ待っているのも暇ですし、お手合わせを受けましょう。」

 

 

 

怒りながら幽香にデッキを構える幻月と、おずおずと映姫に話しかける夢月。それに二人はバトルを受けると返答する。

 

 

 

 

幽香 映姫 幻月 夢月「「「「ゲートオープン!解放!!」」」」

 

 

 

 

 

 

 

幽香「先行は貰うわ。メインステップ。黄色の戦女神!創界神イシス!トラッシュに置いたカードのうち一枚が対象だったのでコアを一つ追加。バーストをセットしてターンエンド。」

 

イシス《さぁ…いきましょう……》

 

 

 

幽香はイシスを初手で配置した。

 

 

 

幻月「メインステップ!スカルデーモンを二体召喚!!そして一体でアタック!」

 

 

 

幻月は赤い頭部にコウモリのような翼の腕を持った悪魔を二体呼び出して、一体を攻撃させる。

 

 

 

幽香「ライフで受けるわ。そしてバースト発動よ♪エジットの天使モニファーエルのバースト効果でライフを回復させてそのまま召喚。」

 

 

 

 

スカルデーモンの紫の衝撃波が幽香のライフを砕いたが、バーストから褐色の天使が降り立つとライフが一つ回復した。

 

 

 

幻月「ターンエンド!」

 

 

 

幽香「メインステップ。エジットの天使長ネフェリエルを召喚してデッキボトムから二枚ドロー。」

 

 

モニファーエルの隣に十字の杖を構えた天使が現れる。そして幽香はバーストをセットしてアタックステップに入る。

 

 

 

 

幽香「アタックステップ!ネフェリエルでアタック!」

 

 

 

幻月「ライフ!」

 

 

飛び出したネフェリエルが杖でライフを叩き割った。

 

 

 

幽香「ターンエンド。あなた、まだまだやれるでしょ?」

 

 

 

幻月「あったりまえよ!メインステップ!ネクサス!千本槍の古戦場を配置してダークウィッチを召喚!」

 

 

 

幻月の背後に何本もの槍が突き刺さった荒野が広がり、また別の白い悪魔が現れた。ダークウィッチにソウルコアが置かれたので呪鬼スピリットが全てBPプラス5000されることになる。

 

 

 

幻月「アタックステップ!ダークウィッチでアタック!」

 

 

幽香「ライフで」

 

 

 

ダークウィッチが紫のビームで幽香のライフを壊す。

 

 

 

幻月「ターンエンドよ!」

 

 

 

イシス《……どうする…そろそろ仕掛ける頃合いかしら?》

 

 

幽香「そうね。メインステップ!エジットの天使長ハトフェルを召喚!そしてモニファーエルをレベル3に!」

 

 

 

幽香はさらにエジットの天使長を呼び出す。ハトフェルは煌臨を持っているが、幽香は直接呼び出した…ということは……

 

 

 

幽香「アタックステップ!ハトフェルでアタック!アタック時効果でライフを一つボイド送りにして回復!!さらにレベル4の効果!ハトフェルはブロックされない!!」

 

 

幻月「千本槍の古戦場の効果でドロー!ライフで受けてバースト発動!アルティメットウォール!このバトル終了後にアタックステップを終わらせる!」

 

 

 

ハトフェルが飛び出すと幽香のライフを砕いて回復し、幻月のライフを光線で撃ち抜いた。しかし、千本槍の古戦場でドローした幻月のバーストから白いオーラが迸ってアタックステップを強制的に終わらせる。

 

 

 

 

幽香「ま、簡単に終わってもつまらないしね。ターンエンド。」

 

 

 

幻月「今度はこっち!メインステップ!鬼の力纏う悪魔!鬼神バサラ!!コア三個を乗っけて召喚!!召喚時効果でこのスピリットのコア分コアを外すわ!」

 

 

 

幻月のフィールドが歪むと紫のシンボルから鎧を着て大剣を背負った鬼が現れて、その大剣からの波動がハトフェルとネフェリエルを消滅させる。

 

 

 

幽香「ふーん、デスペラードじゃないのね。」

 

 

幻月「あいつの効果はアルティメットに効かないからよ!アタックステップ!まずはスカルデーモンでアタック!バサラの効果で紫のスピリットが披露するたび、相手のスピリットからコアを外す!!」

 

 

 

飛び出したスカルデーモンを援護するかのようにバサラがさらにモニファーエルからコアを外す。スカルデーモンはレベル2から呪撃を持つのでブロックしても破壊されないことは不幸中の幸いだった。

 

 

 

幽香「甘いわよ。フラッシュタイミング!モニファーエルに煌臨!四大熾天使の一角!水の熾天使ミレディエル!!そしてブロック!!効果でライフを三個回復させるわ!」

 

 

 

モニファーエルが黄色く光ると青髪に剣を構えた大天使に変化する。そして剣を突き刺してスカルデーモンを破壊した!

 

 

 

幻月「げ…!ターンエンド…!」

 

 

 

幽香「メインステップ!天使達の大輪の花!星天女神イシスター!!アタックステップ!!イシスターで攻撃!!」

 

 

 

イシス《悪魔には天使よ…!》

 

 

 

イシスが杖からイシスターを召喚して攻撃させる。幽香のライフは六だったのでギリギリ召喚条件を満たしていた。

 

 

 

 

幽香「イシスターの界放でライフを砕いてスカルデーモンとダークウィッチをバウンス&ライフ貫通!!さらにイシスの神域でさらにライフを破壊!!」

 

 

 

幻月「…バサラで…ブロック!!」

 

 

 

バサラの大剣がイシスターの杖を受け止めたが、イシスターは翼から青い光線を放ってバサラの鎧を貫くと杖に光の刃を纏わせ一閃!!

 

 

 

幽香「終わりよ。ミレディエルでアタック!」

 

 

 

ミレディエルの剣が幻月の最後のライフを粉々にした!

 

 

 

 

 

 

夢月「先行で行きます。メインステップ。ビートビートルを召喚してネクサス、命の果実を配置。バーストもセットしてターンエンド。」

 

 

 

フィールドにカブトムシ型のスピリットと黄色の実が出現した。

 

 

 

映姫「メインステップ。冥界の裁判官!創界神オシリス!!トラッシュにカードを三枚送り、対象のカードは三枚全てだったので、コアを三個オシリスに置きます。さらに風切りヘビを召喚してビートビートルのコアを外し、一枚ドロー。」

 

 

 

オシリス《よっこいせと…》

 

 

 

映姫の背後に椅子に座ったオシリスが現れる。そして紫の小さなヘビがビートビートルに噛みついて消滅させる。

 

 

 

 

映姫「アタックステップ。風切りヘビでアタック!」

 

 

夢月「ライフで受けます!命の果実の効果でワンドローしてバーストです!手裏剣大地の効果を使って一つコアをリザーブに!その後、このネクサスを配置します!」

 

 

命の果実が光ってデッキからカードを一枚夢月に渡し、背後に手裏剣の形をした大陸が浮上してくる。これで夢月のシンボルとコアはかなり充実してきた。

 

映姫「ほう…ターンエンドです。」

 

 

 

夢月「メインステップ。命の果実をレベル2でもう一つ配置。そして最初の命の果実もレベル2に!バーストをセットしてターンエンド。」

 

 

 

夢月はさらに命の果実を配置するだけにとどまった。映姫はバーストを睨んでいたが、そのままターンを進める。

 

 

 

映姫「メインステップ。黒龍神ゼオ・デュラムを召喚して二枚ドロー。アタックステップ!ゼオ・デュラムでアタックです!」

 

 

映姫のフィールドに金色の鎧を纏った大きなヘビが現れると、体をくねらせて飛び出す。

 

 

 

夢月「ライフで受けます。命の果実の効果で計二枚ドローして2コア追加!さらにバースト発動!妖華吸血爪!さらに二枚ドロー!」

ゼオ・デュラムの突進が夢月のライフを砕いたが、命の果実やバーストの効果で夢月は計四枚のカードをドローした。

 

 

 

映姫「………ターンエンド。」

 

 

 

夢月「ここから逆転です!メインステップ!ビートビートルとフライングミラージュを二体ずつ、さらにヘラクレス・ジオを召喚!さらに虫達の皇帝!キングタウロス大公を召喚です!召喚時効果でスピリットに一コアずつ追加!」

 

 

夢月のフィールドにビートビートルと小さな白い妖精のようなスピリット、そして白い牛のようなスピリットが現れる。さらに地面が裂かれ、そこから四つ足で右手が剣の昆虫スピリットが登場した。

 

 

 

 

夢月「増えたコアでキングタウロスと手裏剣大地をレベル2に!アタックステップ!キングタウロスでアタックです!」

 

 

 

 

オシリス《…なるほど……命の果実や手裏剣大地でコアと軽減用のシンボルを確保してバーストで手札も補充。なかなか考えられているな。》

 

 

映姫「ライフです!」

 

 

キングタウロスが剣を振って飛び出し、映姫のライフを一気に二つ斬り捨てた。

 

 

 

夢月「フルアタックで私の勝ちです!ヘラクレス・ジオでアタック!」

 

 

映姫「すみませんがそうはさせませんよ?フラッシュタイミングで煌臨を使います!ゼオ・デュラムに煌臨!原初蛇皇アモン・ケマテラ!

 

煌臨時効果で手札/トラッシュの妖蛇スピリットをコスト12まで召喚します!宵闇の蛇王アルベリヒをレベル2で召喚!コストは風切りヘビから確保。」

 

 

 

ゼオ・デュラムがより大きな紫のヘビに変わると、おおきく咆哮して地面から機械のヘビを呼び出した。

 

 

 

映姫「そしてヘラクレス・ジオのアタックはアルベリヒが受けます!レベル2のアルベリヒは疲労ブロックが可能!!」

 

 

 

アルベリヒが尻尾を振るってヘラクレス・ジオを弾き飛ばす。これでアタックするアルベリヒよりBPの低いスピリットはアルベリヒに破壊されるだけになってしまう。

 

 

夢月「く…手裏剣大地の効果でキングタウロスを回復…ターンエンドです。」

 

 

 

映姫「メインステップ!罪人食らうヘビ!判決は黒です!冥界蛇神アウザール!!召喚時効果でコア三個以上のキングタウロスを破壊します!」

 

 

オシリス《悪いが……私のヘビ達は虫が大好物だ…!》

 

 

 

オシリスの玉座からアウザールが這い出てくる。そして鎖でキングタウロスを絡めとると大きく口を開いて噛み砕いた!!

 

 

 

映姫「アタックステップ!アウザールの効果でオシリスのコア三個を置いて妖蛇スピリットにシンボルを追加します!アウザールでアタック!」

 

 

夢月「うう…ビートビートルでブロックです…」

 

 

 

ビートビートルは突進したが、アウザールは易々と噛み砕いた。

 

 

 

映姫「さらにアモン・ケマテラでアタック!フラッシュタイミングでオシリスの神技を連続使用します!コアを合計四つボイドに置いてフライングミラージュ二体を消滅させます!」

 

 

オシリス《この効果…あまり使わんなぁ……》

 

 

 

アモン・ケマテラが滑るように走りだし、後ろからオシリスが紫のビームでフライングミラージュ達のコアを除去した。

 

 

 

夢月「ビートビートルでブロックです!これでフルアタックでも私のライフはまだ残ります!」

 

 

映姫「いえ、このターンで終わりです!ブロック前のフラッシュでアモン・ケマテラに手札のアモン・ケマテラを煌臨!効果で手札からゼオ・デュラムを召喚!!そしてドローし、ビートビートルのコアを除去!!」

 

 

走り出したアモン・ケマテラが再度輝いて咆哮すると、地面からゼオ・デュラムが甦り、ビートビートルのコアを外した。

 

 

 

夢月「ええ!?ら、ライフで受ける!」

 

 

アモン・ケマテラがおおきく体をくねらせてライフを叩き壊す。

 

 

 

映姫「ゼオ・デュラムでアタック!ジャッジメント!」

 

 

 

ゼオ・デュラムが紫色のオーラを纏って突撃した!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幻月「あー!悔し~い!!」

 

 

夢月「さすがは四天王でしたね……」

 

 

 

 

それぞれの反応を見せた夢幻姉妹に、幽香は近づいて改めて尋ねる。

 

 

 

幽香「夢月、幻月。また私に仕えてくれるかしら?」

 

 

 

夢月「私はもちろん良いですよ。それで姉さんはどうするの?」

 

 

幻月「……わ、分かったわよ!私がいないといけないのよね!」

 

 

少し照れながら了承した幻月にイシスとオシリスはほっこりしていた。すると映姫が話し出す。

 

 

 

映姫「早速なのですが、頼みがあります。これは風見 幽香個人を含めた幻想郷に関する一件です。」

 

 

 

くるみ「…それは一体何ですか?」

 

 

くるみが代表して映姫に尋ねると、代わりに幽香が答えを返した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幽香「…数日後ちょっと私達四天王や創界神使いが幻想郷を離れるの…その時の幻想郷防衛部隊に参加してほしいのだけど…」




はい。ありがとうございました。


最後の幽香の発言……それは……また今度……

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