東方星神録   作:あんこケース

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何か銀魂みたいなタイトルになりました…


やっぱり原作キャラは強い

マスク「先行を宣言。メインステップ。冥闘士バラムを召喚。ターンエンド。」

 

 

マスク人間のフィールドに拳が炎の拳闘士が現れる。

 

 

メガネコ「メインステップ。バーストをセットしてマジック!マジックブックを使用!手札のマジックを好きなだけオープンしてその分、ドロー!これでターンエンドです!」

 

 

メガネコのマジックブックの効果で手札にあるマジック……セイムタイアードとスイートシンフォニー、ライフチャージをオープンして三枚ドローした。

 

 

マスク「メインステップ。ネクサス、冥府の深淵を配置。」

 

 

マスク人間の背後に月夜の古城がそびえ立った。これで無魔スピリットが全て呪撃を持つことになる。

 

 

マスク「アタックステップ。バラムでアタック。」

 

 

メガネコ「ライフで受けます!」

 

 

バラムの右ストレートがライフを一つ破壊した。

 

 

マスク「ターンエンド。」

 

 

メガネコ「メインステップ!エイプウィップを召喚!召喚時効果でリザーブに一つ、トラッシュに二つコアを置きます!さらにマジック、ライフチャージを手元からエイプウィップに使ってコアを三つ追加します!」

 

 

メガネコのフィールドに現れた四腕の猿が緑の光に包まれて消滅する。そして、その分、リザーブにコアが補充された。

 

 

メガネコ「そしてネクサス、開かれし魔導書を配置してターンエンド!」

 

 

フィールドにページがめくられた魔導書が現れる。メガネコはここまでスピリットを出していないが、動じた様子はなかった。

 

 

 

マスク「メインステップ。冥闘士バラムをもう一体召喚。アタックステップ。バラムでアタック。」

 

 

もう一体バラムがフィールドに現れると、再度走り出す。

 

 

メガネコ「ライフで受けます!そしてバーストです!魅惑の覇王クレオパトラス!召喚時の効果でトラッシュのマジックブックを回収します!」

 

 

バラムのパンチがメガネコのライフを砕いたが、バーストからクレオパトラのような美しいスピリットが登場した。

 

 

マスク「ターンエンド。」

 

 

 

メガネコ「メインステップ!私の大天使!大天使ヴァリエルを召喚!召喚時の効果でトラッシュのライフチャージを回収!そしてクレオパトラスをレベル2にアップします!」

 

 

フィールドに回転しながら剣と盾を持った天使が降り立つ。そして、クレオパトラスが攻撃体制を整えた。

 

 

 

メガネコ「アタックステップ!クレオパトラスでアタックです!フラッシュでマジック、エンジェルストライク!バラムを破壊します!さらに魔光芒の効果でこの効果をもう一回使用!もう一体のバラムも破壊です!」

 

 

 

飛び出したクレオパトラスが、メガネコの手札から放たれた黄色のビームを受けて再度効果を発揮する。そして、クレオパトラスが竪琴を構えて音楽を奏でるとバラム二体が黄色い光に包まれて破壊された。

 

 

マスク「ライフで受ける。」

 

 

そしてクレオパトラスの光線はマスク人間のライフも破壊した。

 

 

メガネコ「魔光芒の効果でエンジェルストライクを回収!そしてヴァリエルもアタックさせます!」

 

 

マスク「ライフで受ける。」

 

ヴァリエルが剣先から光を放ってさらにライフを砕いた。

 

 

 

メガネコ「ターンエンドです!」

 

 

マスク「メインステップ。魔界七将ベルゼビートを召喚。召喚時効果でトラッシュからバラムを二体召喚。アタックステップ。ベルゼビートでアタック!」

 

 

 

黒い球体を突き破って中からハエの頭をした悪魔が現れると、バラム達が地獄から蘇った。そしてバラムが三度攻撃する。

 

 

 

メガネコ「フラッシュタイミング!マジック、セイムタイアードを使用!もう一体のバラムを疲労状態にします!そのアタックはライフです!」

 

メガネコの手元からセイムタイアードの波動がフィールドに注がれる。セイムタイアードはお互い疲労しているスピリットの総数を同じにするマジック。メガネコの疲労状態のスピリットは二体。よってもう一体のバラムが疲労したのである。

 

しかし、バラムのメインアタックはメガネコのライフを砕き、残りライフを二とした。

 

マスク「ターンエンド。」

 

 

メガネコ「…このターンで決めます!メインステップ!ヴァリエルを転召!駆け抜けろ!幻獣王リーン!!召喚時の効果でネクサス一つにつき相手のスピリットを手札に戻します!ベルゼビート指定!!」

 

 

ヴァリエルが光の粒子になって消えていくと、黄色の炎を纏った四足の獣がフィールドに駆け降りてきた。そして、リーンが嘶くとベルゼビートがその衝撃で手札に帰っていった。

 

 

 

メガネコ「アタックステップ!クレオパトラスでアタック!」

 

 

マスク「ライフで受ける。」

 

 

クレオパトラスの竪琴から放たれた音符がライフを破壊する。

 

 

メガネコ「とどめです!リーンでアタック!!」

 

 

エネルギーに身を包んだリーンが正面から激突してライフを二つ粉砕した!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キョーカ「うちから行きます!メインステップ。ネクサス、海底に眠りし古代都市を配置。ターンエンド。」

 

 

キョーカは初手から制限カードの海底に眠りし古代都市を配置した。これは大きいアドバンテージである。

 

 

 

マスク「メインステップ。バーストをセットし、マッハジーを召喚。そしてネクサス、賢者の木の実を配置。ターンエンド。」

 

 

フィールドに小さな緑の虫が、背後に金色の実をつけた大樹が現れた。

 

 

キョーカ「コアブースト狙いかしら…?メインステップ。イノツチブタを召喚。古代都市の効果でコアブースト!そして召喚時効果で二枚ドローした後に二枚を破棄!さらにキメライオンを召喚!二枚ドローして一枚破棄!」

 

 

キョーカのフィールドにイノシシのようなスピリットとコウモリの翼と牛の角を持ったライオンが現れた。海底に眠りし古代都市のコアブースト&青シンボル追加の効果で一気にスピリットを展開したキョーカは攻撃に移る。

 

 

キョーカ「アタックステップ!キメライオンでアタック!!」

 

 

マスク「ライフで受ける。賢者の木の実の効果でコアを追加。そしてバーストを発動。絶甲氷盾の効果でボイドからコアを一つライフに。」

 

 

キメライオンが前足でライフを破壊したが、氷がライフを回復させ、賢者の木の実が一つコアに変わってリザーブに置かれた。

 

 

キョーカ「…まぁ…防御札を消費できたから良しとするわ。ターンエンド。」

 

 

マスク「メインステップ。ガブノハシを召喚。そして剣王獣ビャク・ガロウを召喚。アタックステップ。ビャク・ガロウで攻撃。」

 

 

マスク人間のフィールドに大きな口をしたスピリットと七本の尻尾に剣を構えた白い虎が出現した。

 

 

 

キョーカ「レベル1なら問題あらへん!ライフで受ける!」

 

 

 

ビャク・ガロウが剣を突き立ててライフを砕く。ビャク・ガロウにはレベル2からリザーブのコアをトラッシュに置くことで、スピリットを二体バウンスすることができるが、今のレベルは1だったので問題はなかったのである。

 

 

 

マスク「ターンエンド。」

 

 

キョーカ「メインステップ。獣殻人マキシムスと異界双竜ハスタークを召喚!レベル2に!」

 

 

 

キョーカのフィールドに盾と薙刀を持った昆虫型のスピリットと後ろの海底都市から泳いできた二頭の海竜が現れた。

 

 

 

キョーカ「ハスタークの効果で異合スピリットは全てダブルシンボルに!アタックステップ!ハスタークでアタック!」

 

 

マスク「ライフで受ける。」

 

 

ハスタークの二頭からビームが放たれ、ライフを一気に二つ破壊した。ハスタークのレベル1からの効果でマスク人間は手札を一枚破棄しなければブロックが出来ない状態になっている。現在、マスク人間の手札は一枚なのでブロックすると手札がゼロになってしまうのだ。

 

 

キョーカ「さらにマキシムスでアタック!」

 

 

マスク「フラッシュタイミング。マジック、ハイプレッシャー。コスト5以下のスピリットを二体疲労。イノツチブタとキメライオンを疲労状態に。マキシムスはライフで受ける。」

 

 

ハスタークによって強化されたマキシムスの薙刀がライフを二つ破壊したが、緑の風が追撃するスピリットを疲労させてしまった。

 

 

キョーカ「ん~…ターンエンド。」

 

 

マスク「メインステップ。ビャク・ガロウをレベル2に。そして天帝ホウオウガを召喚。アタックステップ。ビャク・ガロウでアタック!」

 

 

天に緑のシンボルが昇っていくと、そこから大きな極楽鳥が羽ばたきながら降りてきた。そして、ビャク・ガロウが剣を構えて飛び出す。

 

 

マスク「ビャク・ガロウの効果でマキシムスとハスタークを手札に。」

 

 

キョーカ「ええよ。ライフで受ける!そしてバースト発動や!千獣の王者ドス・ダイモス!」

 

 

ビャク・ガロウの斬撃がさらにライフを斬って、二体を手札に返したがバーストが開いてキメライオンを大きく筋肉質にした獣が現れた。

 

 

 

マスク「ターンエンド。」

 

 

キョーカ「ここで決める!メインステップ!マキシムスを再召喚して転召!青き獣の王者!超獣王ベヒードス!!レベル2に!召喚時の効果で相手のトラッシュのマジック一色につき、相手のスピリットを破壊する!絶甲氷盾とハイプレッシャーで二色!よって二体破壊や!」

 

 

再び現れたマキシムスが光になる。そして青いオーラを纏い、剣と斧をかまえたミノタウロスのようなスピリットがフィールドに姿が見せた。さらにベヒードスが剣と斧を振るうと、ガブノハシとマッハジーが吹っ飛んだ!

 

 

キョーカ「アタックステップ!ベヒードスでアタック!」

 

 

マスク「ホウオウガでブロック。」

 

 

ベヒードスが剣を突き出すがホウオウガはその剣を足で捕まえると、そのまま空中に飛び上がる。ベヒードスはそのままぶら下がっていたが、隙を見て斧を首もとに叩きつけて振り払う。そして、落っこちるスピードも入れてホウオウガを剣で斬り裂いた!

 

 

キョーカ「ドス・ダイモスでアタック!これでおわりや!!」

 

 

ドス・ダイモスの強烈な突進が最後のライフを粉々に破壊した!

 

 

 

 

 

 

アリス「一応、縛っとく?」

 

 

隠岐奈「そうだねぇ…縛っとくか。」

 

 

二人はそんなテンションで気絶したマスク人間達を糸で縛り上げていく。それをそばで見ていたメガネコが口を開いた。

 

 

メガネコ「あの…バシン君と霊夢さんの後を追わなくていいんですか?」

 

 

隠岐奈「………もう終わっているさ…」

 

 

隠岐奈が鋭い目付きで工場の奥を見て言った言葉にキョーカとメガネコは何も言えなかった。

 

 

 

 

トト《…隠岐奈……目付きが怖いよ…》

 

 

ヘラ《…全く……生粋の京都弁の娘を…》

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい。ありがとうございました。

本当にエイプウィップと海底に眠りし古代都市には感謝します。こいつらがないとコアが足りない足りない……でもベヒードスとリーン書けたからよかった♪(ドス・ダイモスなんて久しぶりに名前聞いたな……)

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