Afton's Worst Ultimate custom night 作:Rat man
AM 1:31
この時間帯から機械人形が増えてくるだろうと予想していたが思ったよりも進行が早く感じるのは
気のせいだろうか?扇風機で室内温度を一先ず下げていき、その間にここの部屋に侵入する人形達
を出来るだけ早く対処をする。左から接近する"Toy Chica"はマスクを被れば良いのでこいつは楽
だが他が難しい。通気口内センサーに映る"Mangle"と"Withrd Chica"は進行する方向を予め予測
してベントネアを閉める必要があるが二体の侵入経路がバラバラで予測による締め出しが不可能
だと思い、カメラを立ち上げる前に正面ダクトを閉める作戦に変更した。幾らベントネアを掻い
潜っても、ドアが締め出されていれば侵入は不可能だから。それに"BB"のようなダクトに待機する
タイプは、"俺がカメラを見ない限り侵入はしてこない"とはっきりわかったのでその性質を利用
すれば一々カメラで様子を確認する必要がない。・・・唯、カメラを見る間にドアを締め出すこと
による電力の消費が半端じゃないので、発電機を稼働させる必要がある。その時に"Ballola"の接近
する音と被る可能性も出てくるので音による感知がより難しくなるだろう・・・。
「さて、そろそろカメラを起動させるか。」
換気の時間も来たことだし扇風機を止めた後に、発電機を作動させ正面ダクトを閉じてカメラを
立ち上げた。電量消費を抑えるため急いで部屋の様子を見る。・・・右の廊下に新しい機械人形
が立っている。その見た目は"Chica"に似た容姿だったが両手にマラカスと口紅をつける奴は
見たことがなかった。
「ん?こんな派手な容姿をした"Chica"なんか見たことがないぞ・・・新種か?」
奴はこの廊下からある程度離れた距離に映っており、少しずつだが接近する様子が窺える。やばく
なったらドアを閉めるかと思い、他の部屋に切り替える。・・・今のところ映っていないな。
ダクトホースに切り替える。・・・三角の形をしたものが表示されていた・・・が、今度は前とは
違う色を纏っていた。
「あれ、以前は茶色だったのに緑に変わってる。別の奴か?」
不審に思ったものの恐らく対処は一緒だと思うので表示されている奴の上にタップし、丸い形を
したものを出現させ覆うようにする。それが終わったら部屋の様子に切り替える。・・・廊下に
いる奴はまだこちらに近づいていないのでカメラを下す。電力を確認すると残り85%と表示
されていた。少し消費が早くなったが、大幅に減るというわけではなさそうだ。っとここで正面
ダクトを開くことを忘れかけていたので直ぐ開ける。こういう作業もなるべく早くしないとな。
部屋の様子を確認、換気はさっきしておいたので息苦しさは軽減されていた。・・・右の進路
からメロディーが流れだしたので急いでドアを閉める。・・・音が鳴るのを確認しドアを開ける。
扇風機を作動させ温度を下げていると照明器具が点滅してきたのでマスクを被る。・・・良し!
やっぱ鳥頭なのか簡単に騙されて直ぐに退散してくれる。下げ終わったら扇風機を切り、また
正面ダクトを閉じてからカメラを起動する。この時も発電機を作動させるのを忘れずに。
・・・廊下にいる奴は先程よりも少し近づいてきたようで警戒心を煽ってくる。しかし、まだ
距離は遠いほうなので焦らず他の部屋に切り替える。・・・相変わらず右の小部屋から物音が
聞こえているがこいつの対処法が全く思いつかないので放っておくしかない。両ステージを確認
してカメラを人形売り場に切り替える。・・・特に変化はないのでさっきの廊下に切り替える。
・・・まだ大丈夫だな。意外と侵入速度は遅いみたいだな。様子を見終わったらカメラを閉じて
正面ダクトを開けようとしたら、
「うおぁ!!何時から!?」
・・・目の前の机と対象に"ボロボロの容姿になったBaby"がそこに鎮座していた。音もなく・・
「嘘だろ・・失敗か!?」
侵入された以上"制裁"が下されると思い身構えた。・・・が、襲撃する動きが見られなかった。
いや、そもそも動いているのか?・・・その様子ではどうやら失敗したわけではないようだ。
なら何故此処にいるのか?
「???。何かする必要があるのか?襲撃の予兆も見えないし。うーん・・」
また頭を悩ませる奴が来てしまったが襲われない以上、これ以上考えるのは時間の無駄なので
放置していた正面ダクトを開けて、扇風機を作動させた。耳を澄ませて何かの音が聞こえないか
確認する。・・・何も聞こえないな。時間を見ると、
AM 2:21
と表示されていた。まだまだ油断できないな・・・。扇風機を停止させ正面ダクトを閉じ、カメラ
を起動させる。・・・今度はだいぶ近づいてきたようで差が縮まってきた。そろそろドアを閉める
準備を心がけておき他の部屋を監視する。・・・さっきより物音が小さくなっているのは気のせい
だろうか?まぁ、気にせずカーテンステージを確認した。・・・又こいつかよ。右のステージに
かつて俺をなぶり殺した一体の機械人形、"Funtime Foxy"が映し出されていた。
「こいつか・・・いい思い出のない奴が又来ちまったよ。」
愚痴りたくなったがそれどころではないので近くに設置されている看板を確認する。
"Show Time At AM 4:00"と表示されている。この時間帯に確認しなきゃいけないな。確認した
後は廊下の監視に戻る。・・・まだ動きはない。それを確認しカメラを下して扇風機を作動させ
温度を下げる。・・・目の前にいる奴の動きはない。このまま動いてくれなければいいのだが。
「おっと、またメロディーが流れてきたか。」
左の進路から再び接近してきたのでドアを閉める。・・・退散したことを確認して正面ドアを
開ける。若干こいつの操作に慣れてないから忘れがちになるんだよな。もう一度部屋に変化が
ないかを確認し発電機を作動させる。電力はこの段階で60%になっていた。・・・少し電力を
無駄遣いしているなと思い節電を心掛ける。ここで扇風機を停止させ正面ダクトを閉じてから
カメラを立ち上げる。・・・廊下側の変化はなし。次に右小部屋を確認する。・・・今度は
完全に物音が消えたようだ。
「ん?何か"Cheange Music"のテロップが表示されたな。物音が消えた時に現れるのかこれ?
取り敢えず押してみるか。」
試しにそのテロップを押すと、急に音楽が聞こえだしたのと同時に物音が聞こえてきた。
・・・どういう仕組み?これ、音が鳴りやんだら音楽を変えろというのか?・・・あまり
実感は湧かないがこれで此処にいる機械人形を対処しているという認識でいいのかな。
詳しく確認はできないので他の部屋を確認しておく。・・・"ゴン!!!"
「お!?正面から音が聞こえたな。どちらかが侵入口まで来たのか。」
どうやらこの作戦は上手く通用したようだ。カメラを見ている間にこうしておけば襲われる
心配がないとさっきの音で証明されたようなものだから。気を取り直して廊下にいる奴の
監視に戻ると、
「うわ!もうこの部屋まで目と鼻の先じゃねーか。急いで閉めねーと」
そう自分に告げるとカメラを素早く下して右のドアを閉めた。これで奴が入ってくることは
ないので音が鳴るまで待つだけだ。ついでに閉めっぱなしになっている正面ダクトのドアを
開けて扇風機を起動させる。・・・また照明器具が点滅してきたのでマスクを被る。この時
少し余裕があるので震えながら接近する奴の顔を見てみると、顔の表情に疑問を覚えた。
「・・・"Toy Chica"の顔・・・何か不自然なくらい笑顔になっていたな。」
奴が直ぐに立ち去ったのを確認してマスクを取り外す。・・・さっきの顔を思い出すと何か
不穏な空気を感じ取った。奴に表情筋の概念があるかは分からないが確かにあの顔は口元を
吊り上げて"ニヤリ"と笑っていた感じがした。まるで相手を出し抜くような・・・いやいや、
気のせいだ。多分そうだ。・・・そういえばさっきから退散するときの音が鳴らねーな。
右のドアを閉めてから多少時間が経過しているのでもうなっててもおかしくないはずだが。
と、その時、
"!!!ドンドンドン!!!"
俺の声で合図したかのように勢いよくドアが叩かれ始めた。
「やっとか。・・・いや、音でかくなってね?てか、退散するの長くね?」
ひとしきりにドアを叩き続けていたので疑問に思ってしまったのだ。この時、時間帯を確認すると
AM 3:45
と表示されていた。
「やべーな。この調子で退散するのに時間が掛かるなら奴のショーを見れなくなっちまう。」
流石に音が鳴り続けている間にカメラを見るのは危険だと思い、この音が鳴りやむまで待機し
ようと考えると、
"・・・・・・・・・・"
「お?音が鳴りやんだか。退散したみたいだな。全くあk)"!!!!ドゴオォォォォォン!!!!"
・・・・・状況が呑み込めなかった。諦め悪いと言いかけてた瞬間にものすごい音と目の前を
横切る物体を確認して唖然とした。・・・右ドアが吹っ飛ぶ光景を見て。
「・・ぜぇ・・ぜぇ・・全く・・手こずらせやがって・・・」
右の進路から怒気のこもった声と共に入ってきたのは先程廊下側に映っていた新種の"Chica"と
そいつに労うみたいな声で話しかけていた"Toy Chica"であった。
「はいお疲れ様~!にしてもよくこんな馬鹿げた事やり遂げたわねぇ。びっくりしちゃった。」
「あんたがやれって言ったからやったんでしょうが!!自分でもびっくりだわ!あそこまで
ドアが吹っ飛ぶなんて。」
「それについてはごめんね~。でもあなたはドア関係なく強引に入れちゃうんでしょ。締め出して
も兎に角ガンガン壊すから。」
・・・は? ド ア 関 係 な く ?。
「HA-i!警備員さん。どう?この状況下での今の心境は?」
・・・訳が分からねーよ。
"私の嘴は何処?・・それはね、貴方の・・・"