Afton's Worst Ultimate custom night 作:Rat man
またもや厄介な敵が現れてしまった。今度の機械?人形は霧状に浮かび上がって実体化する
タイプであり、予測不可能な上に猶予も対処も分からない状態に陥っている。さっきは幻覚
の一種だと思っていたのも束の間、いきなり目の前に現れて秒も掛からず制裁を喰らった。
「一体どうなってんだよ・・・。」
困惑するほかなかった。悩みの種が増えるのはいつもの通りだがこうまでトリッキーなやり方
で攻められたらほぼお手上げ状態。しかし、考えさせる余裕も許してくれないのがこの場所の
特有でもう一度悪夢のような夜を迎えなければならなく、時間はもう午前十二時前である。
なのでさっさと準備しなければならない。
「奴の対処が分からない以上ダメもとでも手あたり次第、策を打たないと・・・。」
兎に角当たって砕けろ精神で続行するしかない。・・ほぼ自殺行為だが。無論根拠もない策で
上手くいくはずもなく文字通り悪夢のような夜を過ごす羽目になる。
AM 12:45
「畜生が、コインが集まらねぇ。」
膨大な数のコインを集めなければならずに今勤しんでいるがカメラの画面上に中々コインが
現れずおまけに見ている隙に"Witred Bonnie"と"Nightmare Freddy"の子分、両サイド廊下
にいる奴らが侵入・襲撃の構えをしてくるので効率的に集められないのだ。前夜と比べて急
に侵入速度も上がりだしよりハードルな作業となってしまう。漸く10枚集めたころにノイズ
音が鳴りだしたのでカメラを下してマスクを被る。・・・"Witred Bonnie"が退散をしたのを
確認してマスクを外した時、あの時と同じように白黒の霧状のものが現れ始めた。
「くそぅ!まだ対処も分からねーのに!」
だが、ここで何とかしないと痛いレベルを超えた恐ろしい審判を喰らう羽目になるので取り
合えず机に置いてあるフラッシュライトを手に取りそいつに向けて照らし出した。・・が、
何の効果もなくみるみる実体化していき、遂には俺が所有しているライトを弾き飛ばして
体を持ち上げられた。また失敗かよ!!・・・そして先程と同じような制裁を喰らうことに
なった。
・・・・・・・
AM 12:51
「駄目だ。全く集められねぇ・・・。」
作業の速度が著しく低下し、ペースを掴めずにもうすぐ一時を迎える段階でのコインの枚数
はたったの5枚。絶望的すぎて絶句するレベルだ。唯でさえ侵入してくる奴らの対処で精一杯
なのにコインを集める余裕がない。てかさせてくれない。今"Molten Freddy"の笑い声が聞こ
えたので急いでカメラを下して正面ダクトドアを閉める。・・・立ち去ったのでドアを開けて
時間を確認すると、午前一時を過ぎており、電力の残量は残り70%を切っていた。カメラを
長時間起動させていたのと部屋に侵入する機械人形を追い出すため頻繁にドア開閉したことが
原因で消費を早めてしまったのだ。発電機を起動させたいが騒音による機械人形の襲撃を招い
てしまうので苦しい状態だ。
「やべぇ・・・コインも碌に集まっていないしそろそろ人形を買わねーと俺の命が・・・。」
カメラを立ち上げて右廊下に切り替えると、そこに"Nightmare Bonnie"が立っている様子を
映し出されたが一瞬砂嵐状態になり再び元の画面に戻ると・・・そこに奴の姿が映ってい
なかった。
「あ・・・」
この時点で危機を察知し無駄だと思うけど、苦肉の策として右ドアを閉めようとボタンに手を伸ば
そうとしたが手遅れだった。・・・先に奴がこの部屋に侵入していたので今更締め出しても何の
意味もない事となる。"ズカズカ"と鈍い機械音を立てながら一直線に俺の方向へ歩き出し目の前
まで来た時には両手を伸ばして俺の顔を鷲掴みにする。そして少しずつ力を掛けて俺の頭を横に
向かせる。その時、首にも負担がかかり徐々に痛みだした時にはもう曲がれないところまで来て
いるのにもかかわらず、奴の両手は離そうともせず寧ろこれ以上に傾けるようにする。ここまで
くればもうこいつがやろうとしている事にも気付く。・・・まぁ、気付いたときには俺の頭は鈍い
音と共に有り得ない方向に曲がりだしたんだがな。
・・・・・・・
AM 1:14
三度目の挑戦だ。今回は運がいいのか、カメラを見ている間にも頻繁に侵入されることもなく直ぐ
に20枚のコインを集めることが出来たので"Bonnie"の人形を買うことに成功した。今度はもう一体
の人形を買うためにコイン集めをしている最中だ。左の小部屋に黒い熊の機械人形が静かに座り
こんでいたが特に動きが見られないので他の部屋をチェックする。・・・この時に部屋の両出入口
からくぐもった笑い声が聞こえたので一旦カメラを下して・・・見覚えのあるやつが右端に出現
していた。
「こいつ他の機械人形を呼び起こす野郎じゃねーか!よりにもよって此処で出るくるのかよ!!」
また厄介な奴が現れて頭を抱えることになる。・・両サイドの奴らの対処は忘れずににして。少し
時間がたった後に物凄い音とカメラに新たの挑戦者が出現したという文字を確認して奴は消えて
いった。その直後異常を感知した。俺の視界に上下から鋭い歯がゆっくりと降りてきて飲み込もう
としている。
「こんな光景見た事ねーぞ!え?ちょっと待て。これどうすればいいんだ!?」
また新たな機械人形が出現したため、全く対処について分からずじまいで戸惑っているうちに
もう視界が鋭い歯で覆った時には完全に手遅れとなった。
"!!!!!!!!!!(噛み千切る音)!!!!!!!!!!!"
音が発したのを聞いた瞬間いきなり体が倒れこみ動けなくなった。何が起こったのか分からず状況
が呑み込めないでいるとある違和感が芽生えてきた。異常なほど体が軽いのだ。いや、軽いなんて
ものじゃない。何も感じなくなっているのだ。幸い目線だけは僅かだが動かすことが出来るので
辺りを見渡してみると
胴体だけが床に転がっいて物凄い勢いで血液が噴出しているのを確認した。
"・・・・・"。唖然としていると背景が動き出し俺の視界全体にオッドアイが特徴で口周りが
赤い鮮血で汚れている"Nightmare Chica"が映りだした。・・・こいつが犯人だったようだ。
どうやら頭と体を分断されて痛みの神経が途切れてしまったみたいなので通りで何も感じなくなって
しまうはずだ。だが、過ぎた事なのでもう手遅れだが。・・・そのまま眠るように意識を失うのにそう
時間は掛からなかった。・・・悪夢から目覚めるのはまだ先のようである。
"さぁ、私と一緒に燃えましょう。この目覚めることのない悪夢の中で。"