Afton's Worst Ultimate custom night 作:Rat man
"ジリリリリリリリリリリリリ!!!"
AM 12:00
六日目の夜を迎える。今回は前回の夜で得た知識を参考にして作業をする事にする。というのも
これまでの動きを思い出して見ると、頻繁にカメラを立ち上げ過ぎたので電力の大幅な消費と
襲撃のリスクを高めてしまったのでこれを反省し、以下のように動く事にした。
・先ず、開始直後に発電機を作動させ扇風機を停止。最初だけドアを閉じずにカメラを立ち上げ
下から順に部屋を見る。この時、最初から機械人形達が出現しているかで今後の対処法が変わ
るので注意深く観察する。例えば左のカーテンステージに"Foxy"が出現したら牽制のために常
にカメラで見る必要があり、右のカーテンステージに"Funtime Foxy"が出現していたら時間帯
に合わせてカメラを立ち上げる必要がある。複数被った場合には対処の優先度をつけてその都度
入れ替わりで見るか、他の方法で牽制するかだ。また、最初からいない場合には高確率で出現
しないケースがあるのでその分リスクを下げることが出来る。なので確認を怠らない。
・それが終わったらダクトホースに切り替えて何も映らないとしてもオーディオ・ルアーを起動
させる。この場合は最初から設置できれば、一々反応が出るまで確認しなくても勝手に引っか
ってくれるので時間を短縮でき余計な電力の消費を抑えてくれるのだ。
・それも終わったらカメラシステムに戻し、必要に応じて起動させるか牽制の必要がある機械人形
が居なければ部屋の換気以外カメラを立ち上げずにそのまま部屋組の奴らを対処するだけ。
無駄な動きを省いた作戦でこの夜を乗り切るつもりだ。そして時計が鳴りだしたのを確認し作業に
移ることにした。迅速な対応もこの作戦に必要不可欠なのだから。
早速部屋のチェックをする。・・・今回は左の小部屋に黒色の熊の機械人形だけが映っていた。
なので奴の対処だけを考えればいい。人形売り場も確認したが人形を購入する表示がされていない
ので人形組も恐らく出てこない。確認したらダクトホースに切り替えてオーディオ・ルアーを設置
し、カメラシステムに戻してここでカメラを下す。室内を確認すると右ダクトに紫色の"BB"が
こちらを覗きこんでいるのでドアを閉じる。・・・立ち去る音を聞きドアを開ける。正面を見ると
"Phantom Freddy"が実体化し始めているのでフラッシュライトを照らす。・・スッと消えた
のでライトを消し扇風機を稼働させる。騒音ゲージを貯めないように発電機を一旦停止させて室温
を下げ終わるまでは放置する。待っている間に正面ダクトから目玉だけを覗かせている機械人形が
現れたのでそのままドアを閉じ、音が鳴り響くのを確認したらドアを開けて室温がいい感じに下が
ったら扇風機を停止させて発電機を稼働させる。今のところ厄介な奴はあの黒い熊ぐらいだろう。
・・・訂正、正面の視界に黒白の霧状が現れ始めたので目線を左にずらす。少し経過した後に目線
を戻すと幻影は消えており、代わりにさっきの熊の幽霊が浮かびあがっている。
「お前さっき追い払ったばっかりだろ・・・。」
光を奴に当てて退散させる。そろそろ換気の時間がやってきたので正面ドアを閉めてからカメラを
立ち上げる。
「おおっと!」
立ち上げた瞬間に画面上に"Phantom BB"の顔が映りだしたので換気ボタンを押した後は直ぐ
他の部屋に切り替える。にしても自己主張が凄すぎだろ、どんだけ見てもらいたいんだよ。ついで
に左の小部屋を確認すると、佇んでいた黒色の熊の機械人形が若干体勢を崩してきたので頭の中に
警鐘が鳴り響いた。
「ちょっと危険だな。こいつの対処については確認が取れてねーから探さねーと。」
何しろ前夜でも一目確認しただけでこいつの情報がない状態だ。取り敢えず"DEATHCOIN"で追い
払えるか試すためにコイン集めに切り替える。特に大きな障害もなく難なく集められたので人形
売り場に切り替えコインを購入し、奴がいる部屋に切り替えてコインを使用してみる。・・・
音を発した後に跡形もなく消え去っていた。こいつにも使えることを確認しカメラを下す。・・・
熊の幽霊が実体化目前まで来ていたので急いでライトを照らす。
「危な!少しでも遅れていたら・・・」
消え去った後正面ダクトを確認すると、目玉を覗かせている奴が現れていたのでドアを閉じる。
・・・少し音が大きく鳴ってから静かになった。ドアを開けて蒸し暑くなってきた室内を扇風機
で室温を下げていき、ある程度まで下げ終わったら停止させる。息苦しさを感じたのでまた部屋
の換気をするためにカメラを立ち上げ換気ボタンを押す。空気を緩和したので負担を取り除く事
に成功したらこれ以上立ち上げる必要はないのでカメラを下す。・・・これを繰り返している内
に三時間が経過した。
AM 3:11
部屋の換気が終わりカメラの電源を切って部屋組の奴らを対処していると左の通路側から一匹の
鳥が鳴き声を発しながら飛ぶのを確認する。
「ん?見かけない奴だな。」
何を思ったのか、俺はそいつに触れてみる。そんな早い速度で飛んでいなかったもんだから。
・・・触れた瞬間にいつの間にか忍び込んだのか、"Rockstar Foxy"が飛び出してきたんだが。
「やぁ!俺の鳥を触った奴は誰だ?」
「うおぁ!!お前何時から居た!?」
流石にこの場合の想定はしていなかったので驚かざる得ない。襲撃か妨害か、こいつがどの配置に
就いているか分からいので身がまえていると、俺の想像をはるかに超える行動を起こしたのだ。
「あぁ、あんたか。俺の鳥を見つけてくれたのは。見つけたお礼に何か手伝ってやるよ。」
「・・・は?」
今なんつったこいつ?手助け?信じがたい言葉を聞いたんだが・・・どういう事だ!?
「え?いや・・、お前俺を裁くためにここに来たんじゃないの?」
「あ?まぁ、そうなっているみたいだがお前は運がいい。今は機嫌がいいからな。それに俺の鳥を
見つけてくれたことには素直に感謝しているからな。さぁ、御託はいいからさっさと選べ。」
そう告げると彼が手にしている看板に四つの選択肢が掲げられていた。
・電力を1%増やす
・室温を60F°(華氏温度)まで下げる
・20秒間室内の音を消音にする
・10枚のFaz-COINを追加する
・・・どれも微妙なものばかりだ。うん、まぁ手助けって言ったってこんなもんだろうと自分に
言い聞かせて取り敢えず電力を足してもらうように頼んでみた。
「電力だな?了解。」
取引が終わったのか奴は俺の視界から消えていきそれっきり現れなくなった。あの話が本当なのか
確認するため残りの電力を確認してみると、確かに1%だけ電力が追加されていた。
「まさか俺を手助けしてくれる奴が現れるとはなぁ。こんなこと予想だにしなかったよ。」
この地獄な環境で唯一手助けしてくれる存在、一瞬あいつが天使に見えて・・・いやそれはない。
さっき奴の態度は機嫌がいいからあの行動をしただけで仮に機嫌が悪いときに鳥を触ったら・・・
不吉な考えを払拭し引き続き機械人形の対処に移った。とは言っても、今回の夜は襲撃組の奴らが
殆どいないのを確認したのでライトを照らすかダクトドアを閉めるて、室内の換気をするために
カメラを立ち上げる事しかやることがなかった。途中アクシデントが起こったのは凄まじい音と
照明器具が勢いよく点滅したので焦ったが難なく対処したり、部屋の隅にゴミで組み合わせた変な
奴らが視界を妨害してきたぐらい。霧状の幻影も視線をずらすだけで対処できたしな。・・・
熊の亡霊と重なったときには流石に危機を感じたが。兎も角楽に対処しているうちに朝のチャイム
が鳴りだしたんだよ、気付いたときに。
"♪キーンコーンカーンコーン、カーンコーンキーンコーン♪"
「今回やけに楽勝に行けたな。数自体少なかったのもそうだが、厄介な機械人形が出現しなかった
のが大きいな。まぁ、でないだけありがてーよ。」
大きく息を吸い込み深呼吸をする。この数日の間は部屋から全く出ていないもんだから体の動きが
訛っており、健康維持の為にも少し仮眠をとってから探索がてら散歩することを決意する。出来る
だけ奴らと会わずにな。
"ねぇ、ねぇ、こっち見てよ。ハロー?話したいことがあるんだ。"