Afton's Worst Ultimate custom night   作:Rat man

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"好機の機会を逃すな"


reconnaissance 2(偵察その2)

 偵察二日目の夜。彼は前夜で狐と兎の行動をほぼ把握した後に追加情報として紙に書き込んだら

前夜と別の機械人形の新たな動きを確かめる為に出現設定を行っている。

 

「今度は・・・Puppetにするか。オルゴールの猶予時間を計りたいしな。」

 

奴の猶予時間は今まで20秒の単位で計ってきたが、まだあやふやな所が窺えるのでじっくりと観察

しなければならない。オルゴールによる電力の消費量も考慮するとなるべく無駄な消費を避けたい

のも一つの理由だ。

 

「レベルは・・・まぁ20でセットするか。いずれ最大レベルで戦わなければいけねーしな。」

 

 設定を終えたらスタートボタンを押して夜を開始する。アラームが鳴りだした直後に発電機を

稼働させて端末の電源を入れ、カメラをキッチン部屋に固定しオルゴールのゲージ棒の減りを確認

するためデジタル時計の秒数で計る。

 

「流石レベル20に設定すると減りが早くなるな。」

 

開始から驚異的なスピードでみるみる減りだすのを確認し、もう無くなる直前まで来たので発電機

からグローバルミュージックボックスに切り替えオルゴールを回している間に消費時間を確認する

と、僅か17秒しか保たないと判断する。それからゲージ棒が完全回復するまでにかかる時間を計る

と20秒で四分の三回復することが分かった。

 

「結構シビアだな。扇風機を抑えてこの工程で行くと、一回当たりの起動率で電力が3~4%も削

 られるって事だ。これを発電機と扇風機を入れ替えながら稼働した状態で朝の時間までの換算

 すると・・・おいおい、電力の約半分も占めちまうじゃねーか!通りで足りなくなるわけだ。」

 

 この状態のまま作業をすれば朝まで持たないことは一目瞭然。なので切り替える時間を決める事

に結論を出す。最初だけは開始17秒後に起動し、20秒経過したら発電機に切り替えて10秒経過し

たらまた20秒間オルゴールを・・・これを繰り返す事にした。

 

「さて、今夜はもうやることないしダラダラとやっていくか。」

 

 電力がもったいないのでグローバルミュージックボックスを停止し、発電機と扇風機をセットで

稼働させてその日の夜は自分がオルゴールを巻くだけで朝を迎えた。

 

・・・・・・・・

 

 偵察三日目の夜。その日は直接姿を視認できなかった機械人形をピックアップすることにした。

選考はChica、仮面を被せた内骨格、それと何故か俺が入ったとされる両立型アニマトロニクスの

兎と別の兎の機械人形が画面にリストアップされていたのでそいつらの姿も確認できなかったのも

あり、ついでに入れることにした。

 

「この二体がかつての俺なのに、何で襲撃組に加わっているんだよ。これこそ自分の敵ってか?

 やかましいわ。・・・何独り言に対して突っ込んでんだ俺?」

 

 変な空気が流れるのを感じ少し気恥しくなったのでさっさと始めることにする。アラームが鳴り

だしたらお馴染みの作業で始めていく。端末を起動し各部屋をチェックして先ずはChicaの居場所

から探し出す。・・・直ぐ見つかった。キッチンから物音が聞こえだしたので恐らく物音をだして

いたのは彼女で間違いないだろう、姿は映っていないがな。次に通気口内センサーシステムに切り

替えると一体の機械人形が映っていた。スプリングロックスーツじゃない方の兎の機械人形だ。

進行速度も早い状態でこちらに接近し、侵入口の目の前まで来たのを確認して端末を下げると正面

ダクトに見覚えのある二つの目玉だけ覗かせている状態で待機していた。

 

「あんときの目玉はこいつのだったか・・。」

 

 直ぐにドアを閉じて奴を退散させる。再び立ち上げて確認するとあのボロボロ兎が所定の位置

まで戻っていた。こいつの対処はこれで間違いないだろうと思っていると今度は床が軋むような音

が正面から聞こえてきた。・・・が、音を鳴らした主犯の姿がセンサーに映っていない。だけど音

を鳴らした以上、何かがいる事だけは分かっているので即ドアを閉じる。・・・音が鳴りだした

ので退散していったみたいだ。

 

「・・・もしかして、センサーに映らないタイプの奴かこれ。おいおい、カメラに引き続いてまた

 姿を映さない面倒な奴が現れたのかよ。・・・待て、今のがあの内骨格の奴か?だとしたらあの

 巨体でよく音も鳴らさずに此処まで来たもんだな。兎も一緒だが。」

 

 兎も角音を鳴らした主犯が分かったのでこれで良しとしよう。後はスプリングロックスーツの兎

だけ確認が取れない状況だ。それとキッチンから物音が消えそうになっているから音楽を変えなけ

ればいけないので端末を起動し、彼女の動向を窺うことにした。

 ・・・しばらく時間が経つと急に物凄い音と共に右ダクトから誰か接近する気配を読み取り、

ほぼ無意識の状態で右ダクトドアを閉めた。・・・今のよく対応できたな。

 

「ちょっと待て、さっきの奴・・・あの兎か!?何処からあんなスピードが出せるんだよ・・。」

 

 まさかのあいつが新たな盗塁だと断定して見た目とのギャップに悩まされるというどうでもいい

思いをして朝を迎えた。一応存在は明らかにしたからまぁ、これでいい。




"おい、何でかつての俺自身が敵になってんだよ。"

"ん?あぁ、Springtrapの事かい?確かに君が入っていたねぇ。・・え?理由?・・・
何だか面白そうだったし概念という形で蘇らせてあげたよ。

"余計なことするなぁぁぁぁ!!"(怒
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