Afton's Worst Ultimate custom night   作:Rat man

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"こっちがゲームオーバーになったらお前もゲームオーバーにしてやる!!"


Fazbear Fever 2(ファズベアーフィーバーその2)

「たった5レベル上がっただけなのに一気に難しくなってんだけど・・」

 

 二度目の挑戦、今はコインを集めている最中だが奴らは俺の行動を阻害するように前夜より頻繁

に邪魔してくる。侵入組は勿論、広告などによるモニター画面の妨害や端末を覗き込んだ隙を狙い

襲撃の準備に取り掛かるScrap BabyNightmare BBNightmare Freddyの三人組、更には

音の感知で対処しないといけないNightmareNightmare FredBearMolten Freddy

EnnardBalloraは、音の重複によって感知がより難しくなっているのでしっかり目を光らせて

姿をチェックしないといけないから作業が更に遅れてしまうのだ。しかしもたついてると余計な隙

を与えてしまい、定められた時間内に対処しないと問答無用で襲撃してくるFuntime Foxyや猶予

時間が極端に短いToy Freddyとダクトホース組に瞬殺される羽目となる。

 だからマスクを被りながら聞こえた方向に合わせてドアを閉じ、ライトによる牽制が必要な奴ら

に向けて光を照らしていって音の発生源であるもの全てを断ち切り、尚且つ時間に合わせて発電機

とオルゴールを切り替えて室内温度を基準値を守るようにその都度エアコンを作動させるという鬼

のような作業を繰り返さなければいけないのだ。また、奴らは簡単にミスを誘発させるように同時

に現れ作業量を増やしていく。そうすると他の作業に手を付けられずに・・・例えばオルゴールを

付けようとすると左右の廊下からメロディーが流れだすのと同時に電話のコール音が鳴り響くので

ドアを閉じてからコール音を消す作業に追われ結局付け遅れる、なんてことはざらだ。

 こうされると焦って対処に追い付けずにやられてしまう。同時対処って本当にきついもんだ。今

漸くコインを集め終わりDEAHTCOINを購入しようと端末を起動して覗き込んだ瞬間画面モニター

に風船らしきのがドアップで現れ何故か買えない状態になってしまい、その隙を狙ったのか耳元で

ノイズ音が聞こえてきたので購入を中断せざる負えなかった。マスクを被ってWithered Bonnie

をこの部屋から退出させたらもう一度立ち上げ死のコインを購入してFuntime Foxyを排除する。

 

「どうにか面倒ごとを終わらせることが出来たな・・・」

 

 一通りの作業が終わり換気ボタンを押してから端末の電源を切った。閉じる時Rockstar Chica

が映り込む姿を確認したので白黒の幻影に目を合わせないよう看板を持ち上げて右の出入口付近に

設置して、発電機を稼働させている間に部屋にいる奴らを対処していく。Phantom Freddy

起き上がっているNightmare BBにライトを照らしHelpyを部屋から追い出して顔を若干上げて

いるScrap Babyに電気ショックを与え襲撃をキャンセルさせる。右ダクトから覗いてるJJをドア

で侵入口を遮り退散させる。此処でオルゴールに切り替えて次の換気警告が出るまでそのまま待機

しておく。作業をこなしている内に直ぐ息が上がり汗だくになるも早くなる。こういう所で体力も

持っていかれるので正直きついもんだ。

 

「はぁ・・はぁ・・ほんと勘弁してくれ・・・」

 

 タオルで汗を拭ったら机に置かれている人形をチェックする。

 

「・・・よし、ちゃんと兎になっているな。」

 

 チェックしたら残りの電力と今時間がどれくらい過ぎているのかも確認する。・・・電力は残り

75%と標示されており時刻は午前一時半といったところだ。取り敢えず安定している、って言うに

は厳しい状態だが電力がいい感じに保っているのでこれでもましな方だと思う。兎に角、変なミス

をしないよう心掛けておき、後は・・・奴らの侵入速度と猶予時間によってこの夜を越せるかどう

かが勝敗の道を決定付けるのでやはり実力だけではなく圧倒的な豪運も必要になってくるから余計

に荷が重くなってくる。

 

「結局は運任せになっちまうんだよなぁ・・・」

 

 例えどんな過酷な環境になろうとも奴らは容赦なく襲ってくる。嘆いたって意味がないのだ。

・・・そろそろ換気の時間だしこれ以上他の事を考えるのをよしておこうと決めて引き続き対処の

作業に戻る。

 

・・・・・・・

 

AM 3:45

 

 時刻がもう四時になろうとしている時にある異変を感じ取る。部屋に侵入する機械人形達を対処

するのに忙しかったがそれが終わって一息ついてるときにふと耳を澄ませていると違和感の正体に

気付いた。

 

「そういやキッチンの方から物音が消えたよな。確か・・・Chicaだっけ?さっきまであれほど

 聞こえてきたのに一気に静かに・・・え?物音が消えたって事は・・・・・!!」

 

 そのときになって漸く危機感を覚えるようになる。物音が消失している、つまり彼女は音楽に

飽きてしまい、その部屋から抜け出して俺がいる警備員室に直行するつもりだ。冗談抜きで危険

な状況に陥てしまった。だが、一応救済措置がないわけではない。

 

「いや待て、確かに彼女はもうあの部屋から抜け出している可能性が大きい。だったら何とか

 こちらに来ないよう牽制するしかないから・・・グローバルミュージックボックスを作動させ

 よう」

 

 たとえ飽きてもこのミュージックボックスは何故だか知らないが彼女が飽きていないという判定

を作ることが出来る。しかし、完全に騙されるわけではないので安全という保証はない。が、これ

で最悪乗り越すしかないと思い発電機の作動を後回しにして先に換気をするため端末を起動した。

・・・だけど運がなかったのか猶予時間が切れてしまったのか分からないが彼女に部屋の侵入を許

してしまった。しかも足音も出さずに完全ステルス状態で入ってきて画面を覗いてた俺に向かって

叫び声をあげ持っていた端末を取り上げると地面に叩きつけて完全に破損させられた。

 

「!!!」

 

 彼女の出現に驚愕している俺を両手で鷲掴みにし、机に突っ伏させたら大きな嘴を開けて頭部に

噛り付く。最初は物同士に挟まれている感覚で徐々に痛みが伝わり、体をばたつかせて抵抗する俺

を見る否や思いっきり齧り付く。

 

!!!!!ぎゃぁぁァァァァァァぁ??あkそ:pwh!!!!!

 

 一気に激痛・・・いや激痛なんてもんじゃない。言葉で言い表せないほどの痛みに絶叫をあげる

俺は体の力が抜けていくのを感じながらも想像を絶する程の苦しみに味わってのたうち回る。けど

彼女の腕から逃れることは出来ず最終的には頭部からの出血と頭蓋骨破損によるショック死という

結末を迎えた。数分間の地獄の苦しみと共に・・・・・

 

・・・・・・・

 

 それからというもの、この夜では徹底的に奴らに扱かれることになった。コイン回収に間に合わ

ず二度目のFuntime Foxyによる殺戮ショー、時間的に間に合わなかったのかオルゴールが切れて

Puppetに首を絞め上げられる、ライトによる誤爆でNightmare BBに頭を齧り付かれ、騒音を

断ち切ることが出来ずにMusic Manに首をへし折られる。一番ひどかったのはToy Freddyの猶予

が短すぎてコインを回収する前に何度も八つ当たりを受ける事になった。・・・幾ら何でもゲーム

下手すぎんだろ。

 ・・・そして何度目なのか分からなくなった挑戦で漸く五時まで上り詰める事に成功する。今回

の挑戦では比較的猶予が長かったのか切れやすい熊が襲ってくることもなくFoxyも侵入してない

状態で残り僅かな電力を保ってきた。

 

「・・・・・いい加減クリアさせて・・・」

 

 もう喋る気力もなくなり体も完全に力が抜けて呆然と座り込む。一々マスクを手に取る事さえ

面倒くさいので換気以外はずっと被りっぱなしにし、手にはライトを常に携帯している。後一分

でこの夜を乗り越えることが出来る、もはやここでミスは出来ない。浮かび上がる白黒の幻影を

無視して笑い声が聞こえたので正面ダクトにドアを閉じる。・・・これが最後の作業であるかの

ように朝のチャイムが鳴りだした。

 

"♪キーン、コーン、カーン、コーン、カーン、コーン、キーン、コーン♪

 

「・・・や、やったぁ・・(体が倒れる音)」

 

 もう喜ぶ気力さえなく朝を迎えた瞬間に体が眠りにつくよう促す。そして意識に身をゆだねる

ように眠りについた。




"片道地獄を進んでいけ。ほら、着実にゴールに近づいているだろ?"
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