Afton's Worst Ultimate custom night   作:Rat man

5 / 40
"私はリメイクされた。お前ではなく、お前が殺していけないものによって。"


Bears Attack 3(熊の襲撃その3)

AM 12:43

 

手が休まることはない。部屋の入念なチェックをした後はカメラを急いで立ち上げる。小部屋を

確認し、パソコンの部屋を確認すると・・・

 

「ん?」

 

部屋に一体の機械人形がパソコンを凝視している様子が映し出されている。・・・いや、パソコン

にも変化が現れている。今まで起動していなかったものが、急に鮮やかな鮮明を映し出している

画面に切り替わっていた。そこには、ピザ屋の部屋をモチーフにした部屋が映し出されており、

そこにいる"Toy Freddy"が椅子に座りながら指をキーボードに添えている。一体何しているのか

見当もつかないが、念のために何か出来ないか画面をタップしてみると、パソコンの画面が切り

替わり一体の機械・・?が映し出された。・・・よく見ると小さい緑のボタン?が映し出されて

いる。・・・考えてる暇はない!!試しにそのボタンをタップしてみると、ドアが閉まる音が

聞こえた・・・この部屋ではない、パソコン部屋から聞こえたようだ。

 

「???」

 

仕組みは分からないが一応これでいいのだろうか?ともかく、これ以上カメラを見るのは危険

なので閉じることにした。部屋の状況は・・・特に変化はないようだ。扇風機を起動させ、部屋の

室温を下げる。時間は・・・もう一時を過ぎていたようだ。

 

「何か息が苦しいような・・・」

 

先程から呼吸が少し荒くなっていることに気づいた俺は、換気の状態が悪いのかと思い空気を

入れ替える装置がないか探すことにした。しかし、部屋に設置されている機材では換気が出来ない

みたいだ。

 

「なら、カメラか?」

 

ここで扇風機の電源を切りもう一度部屋を要チェックした後にカメラを起動すると・・・

 

「お、換気システムエラーが出ている。」

 

どうやら、カメラに部屋の空気を換気するボタンが付いていたようだ。それを押すと、速攻で

空気の入れ替えがされたので息が荒くなるのは暫くなくなった。

 

ついでにほかの部屋を見なければならないので一通り見ていると、今度は左の部屋から高笑い

が聞こえてきたようだ。カメラを閉じて左の出入口を見ると、また"目玉だけ"を覗かせている

機械人形が立っていた。無論速攻で閉めるとドアをたたく音が"二回"聞こえてきた。

 

「あ?二回??・・・"Freddy"も来ていたってことか?あっぶな・・・」

 

二体同時に追い出すことができたのでこれは運が良いと言える・・・だろうか?結果オーライだ。

 

AM 1:52

 

"!!!!!!!!!!サアァァプラァァァァーーーーーーイズ♪♪!!!!!!!!!"

 

「があぁ!!相変わらずうるせぇなぁ!(苛立ち)。」

 

こいつの音量何とかならねぇのか・・・まぁ、直ぐに感知できて対処が楽だからいいんだが。

それともうすぐ二時か・・・取り敢えず"Molten Freddy"は完封できるので他の対処を上手く

やらなきゃならない。廊下組の機械人形はどうやら"Nightmare Fredbear"と"Nightmare"らしく

さっきのように高笑いをするときに笑い声をよく聞かなくてはならないので音が重なったときは

カメラを立ち上げる前に左右の出入口をよく見なければならない。"Freddy"は左の廊下から

少しずつやってくるので監視カメラを定期的に見なければならない。"Toy Freddy"とダクトホース

の奴は対処法がイマイチわからないが、未だに襲われていないのでこのままで良いらしい。

あの白い熊が現れたときはぶん殴るように追い払ったら泣きそうな顔をして消えていったよ。

ざまぁみろ!!"Nightmare Freddy"はカメラを立ち上げる時に微かに唸り声が聞こえてくるので

ライトで追い払えばいい。取り敢えずこの流れで対処すれば問題ないだろう。

 

「後は扇風機のスイッチを切り替えるタイミングを掴まないとな・・・これがきついんだよ。」

 

こいつの対処には少し頭を悩ませている。電力削減の為になるべく起動する機会を少なくしたいが

室温が上がると空気の入れ替えを頻繁にしなければならず、その都度必要のないカメラの立ち

上がりが電力消費を助長しているのだ。この問題の解決は少し時間がかかるだろう・・・

 

AM 2:26

 

此処であることに気づいた。

 

「そういや、さっきから""の機械人形しか出現していないよな・・・」

 

不自然なくらい他の種類の機械人形が出現していないので不思議に思ったのだ。一体何で

だろうな?まぁ、そんなことはどうでもいい。今はこの夜を乗り切ることに集中しよう。カメラを

立ち上げ廊下を確認する。"Freddy"が少し遠くに離れたので切り替えて、右の小部屋を確認する。

・・・さっきから映っていないな。壊れているのか・・・映らないんじゃどうにもできないので

他に切り替える。左の小部屋には何もいない。また廊下の様子を見ると"Freddy"が少し近づいて

きた。身構える必要があるな。カメラから目を離すとまた扇風機に白い熊が座っていた。今度は

首ひっつかんで投げ飛ばした。離れたところから半泣きみたいな声が聞こえてきたが全く罪悪感が

湧かない。電力を確認すると、残り60%になっており、ぎり節約できているかどうかである。

このまま電力が持てばいいんだが・・・カメラを立ち上げ廊下を確認すると"Freddy"が近くまで

接近してきた。ドアを閉めるためにカメラから目を離すと、

 

"ふぉっふぉっふぉぉ("!!!!!!!うひゃははあああはははWWWWWW!!!!!!")"

 

・・・左右と正面の侵入口から高笑いが良く聞こえる。

 

「・・・耳が痛てぇ・・・」

 

AM 3:09

 

部屋の監視をしていると突然

 

"5コインをください!"

 

と、声が聞こえてきた。目を離してみると先程から佇んていた"Rockstar Freddy"がいきなり起動

してコインを要求された。

 

「は?コイン?そんなのあったか?」

 

取り敢えずカメラを確認すると、コインを支払う項目が出てきたようだ。そこをタップしてみると

支払うような音と

 

"コインをくれてありがとう!"

 

と声が聞こえてまた動かなくなった・・・こいつの対処はこれでいいのか?ってか、起動しては

金を要求するって唯のカツアゲじゃねーか・・・それに俺、何時コインなんか集めたんだ?

・・・もう何度目かわからないがカメラを立ち上げ、部屋の監視を再開した。

 

AM 5:45

 

「おぉ・・・もうこんな時間か・・・」

 

気づけばクリアまでのタイムリミットが迫ってきたのだ。だが、ここで浮かれるわけにはいかず

より一層警戒して行動を再開した。部屋の隅々までチェックし機械人形の行動を把握して、

カメラを閉じると"Nightmare Freddy"の子分が数を増やしているのでライトですぐに消した。

それといつの間にか部屋に"Phantom Freddy"が出現してたので同時にライトで消してきた。

因みにこいつらの出現頻度が多い所為なのかライトの消費も多くなり、電力がみるみる減っていた

ので残り僅か10%になってしまった。

 

「電力殺しだろこいつら、何とかならねーかなぁ・・・」

 

最早限界を迎えそうになっていた俺は集中力がいつ切れるのか怖くなり、徹底的に監視をするのを

やめて少しでも余裕を持つために深呼吸を繰り返していた。声が聞こえる・・・直ぐドアを

閉める。音が鳴る・・・離れたようだ。

 

「早くチャイム鳴ってくれぇ・・・」

 

最終的には神に祈るかのようになっていた。もう限界だ・・・その時だ!

 

"キーンコーンカーンコーン、カーンコーンキーンコーン"

 

・・・聞き間違いじゃないだろうな・・鳴った・・鳴った!!これでクリアか!!

デジタル時計を見るとそこには朝の時間帯、"6:00"と表記されていた。

 

やったぁ・・いよっしゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

 

勝った。初めてこの夜を乗り越えた。たとえ終わりのないこの先が待ち受けていても俺は、この

夜を乗り切ったんだから。嬉しくないはずがない!!・・・ひとまず休憩をしよう。今までの

疲れが溜まっているので少し仮眠をとることにしよう・・・




Bears Attack CLEAR
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。